Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2004年10月

女は月を見てはいけない

この間、今また流行っている細木数子が言っていました。

女は月を見ると心がグジャグジャになって、感傷的になって後に悲劇が起こるのだとか。

でも、私は月を見るのが大好きで・・・

今日はいろいろ歩き回って、いろいろ考えて頭も体もヘットヘトになって、帰りがけのスーパーではちょっとだからとカゴを持たずに買い物してたら、ボーっとしたまま両手いっぱいに野菜抱えてて。案の定レジで抱えてたマイタケ落としちゃって、拾ったら牛乳1Lパックをバーン!落としちゃって、そしたら後から来たおばちゃんが・・・・・・やっとのことで支払いを終えて外に出た。ああ、今日はこうして終わるのかぁ、と肩を落としていたその時、前の家の屋根からキラリと金の光が。

ちょっと進んで見上げると、そこにはまんまるな月がぽっかり。
雲もなく、本当に明るい美しい月が空の真ん中にあって。

美しさが心を打つ、といいますが、本当に心臓がドキっと動いた気がしました。
真っ黒な空に輝いている光を見ながら、吸い込まれるような気分になって、かぐや姫が月に帰る話を思いついた人も同じように吸い込まれたんだなあ、なんて、家へ向かう足が軽くなりました。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中


つぶやき岩の伝説

はい。またまた少年ドラマシリーズですが
これは「いい」とは聞いていたけど見たことがありませんでした。

もう、やめられない止まらない状態で一気にラストまで。

名作です。

謎を突き止めた後の少年の終止符の打ち方がいい。

本当のミステリーなので、あんまり詳しく言っちゃうのは避けます。

とにかく、少年ドラマシリーズを見返して思うのは「いい大人」の存在。
「最近の子は」と言う前に、いい大人になろう。と思います。

さて、北海道の話ではついつい食の話に終始してしまいましたが
北海道では、もちろん函館で鴎亭記念館を見てきました。
いろんなところに馴染みの書風があってホッとする感じでした。
鴎亭先生の字はやっぱり「やさしさ」があるなと思います。
で、何故また北海道かと言うと「つぶやき岩の伝説」のタイトルが鴎亭先生の字だと思うんですよ。
すごい嬉しかった。
ストーリー中の俳句の文字もそうだと思うんですよね。どなたか知りませんかねえ。

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海の幸

外は大嵐。
怖いよお。あんまりの音に集中できず稽古も中断。
もちろんお教室もお休みでした。サボリじゃなくってよ!

でも、Kinkoはと言えば、ちょっと健康!大豆ペプチドでぐっすり眠れるしぃ。

それにそれに、食の充実のおかげです。

前回の台風の日。
なんとか飛んだ飛行機に揺られながら北海道に。
もちろんずーっと雨で、とっても寒かったけど目的は果たしました。

食べたどー!!

たった2泊3日にも拘らず、ラーメン、とうもろこし、乳製品はもちろん、毛がにの食べ放題で蟹味噌を食べまくり、イカの踊り食いも体験。口の中で吸盤がくっつくしぃ。泳いでるイカを見たこと自体初めてで感動。目玉おいしかったぁ。

お寿司屋さんではカウンターで「お好み」で握ってもらったりして、大人な食事も満喫。
海水ウニがおいしくって3回も握ってもらっちゃって。
特上大トロも初めての食感☆もう、今まで食べてた物ってなんだったのぉ??みたいな。
ホタテも知ってた味と違う〜。

で、一週間がたち・・・届きましたよ、蟹が。生きてるし〜。キャーキャー。
これまた感動。
でもって、昨日と今日はほっけです。
もしかしたら、これが一番のショックだったかも。冷蔵庫にあったのと全然サイズが違うし。味もおんなじくらい違ったー。また注文しなくっちゃぁ。ほっけを薦めてくれた桜庭くん(お店の人)ありがとー!!

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微熱

ずっと体がすっきりしなくて。

学生時代の友人たちも、寄ると触ると同じようなことを言ってます。
嫌でも年齢を受け入れなければならないのかなあ・・・うっ。

なんて書くと、何歳くらいに思われちゃうんでしょうねえ(笑)

ボーっとして集中力がなくなることが多かったんで、もしや?と思って熱を測り始めたら、もう1か月くらい毎日37度を越えていて、さすがに調べに行ってみました。

微熱っていうのは高熱よりもある意味こわいのだそうで、なんと6本も採血されました!!献血も怖くて避けてるのに・・・。
途中からなんだかひじから下に不思議な感覚をおぼえ始め、子供の頃、指を切ったりした時に、輪ゴムで血を止めたのを思い出しました。色も変わってきちゃって、ああ怖かった。

で、一週間後。
―――何もありませんねえ。
ってそんな。
嬉しいけど、どうすればいいのぉ?シンドイじゃん?!

でも、一つだけいいことがあって、ここ数日、寝るのが苦手な私が、パタッと寝られて、朝まで起きないの。寝起きもすっきり。秘密は大豆ペプチド?
さっきも37.4度ありましたが、ちょっと期待しています。偶然じゃないといいなあ。

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虹のかなた(2)

「虹のかなた」での見所のひとつは、ちひろの仇の子、健一くん。

なんてせつないんでしょう。

どっちかっていうと、指きりのお兄さんの涼平のほうがメインで、おまけなのかな、って思ってたんですが、とんでもない。

松田くん、魅せましたね〜。
松田悟志。

後半は、健一くんのせつない瞳を見んがためにチャンネルを合わせてたかも。
やっぱり、恋はせつないのがいいです。
くっつくかどうかより、思うのが大事ですよねえ。

しばらくは、健一くんを思い出して幸せになれそう。
せつない演技で今までに惹かれたのは、「ガラスの仮面」の真澄さん。
俳優としてファンとかではないのだけれども、肩幅の広いスラリとした後ろ姿と、正体を明かせないせつない瞳はたまりませんでした。
これもDVDがありそうですね、おすすめです。

おまけ)岩崎良美の意地悪おばさんぶりにも一本取られました!

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虹のかなた

終わっちゃいましたね〜。

45話ぜ〜んぶ見ましたよぉ。
昨日の最終話は残念ながらビデオでしたが。

「真珠夫人にTBSが挑戦」みたいな前評判もあったし、榎本加奈子だし、かなりドロドロの展開を意識したのですが・・・

なんて、なんていい人ばかりなんでしょう。
毎回いろんなすごい事が起きるのに、後味が悪くない。
わっかりやすい敵の中野を除いて、ちひろの周りにはなんていい人ばかり集まるんでしょう。ふつーありえない。でもって、あんなにいい人ばかりに囲まれて、かたくなに復讐心に燃え続けてるっていうのが、違和感があって仕方がありませんでした。

結局、周りが何を言っても、本人が気がつかなければ変わらないってことですね。

それと、すごい悪者の中野の息子が、グレずに、好青年に育つことができたのは、幼いちひろの健気な明るさだったり、何かと昼ドラにしては深い話だったな、と思います。DVDが出るそうで、おすすめです。

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