Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2004年12月

脱電脳生活

いやぁ。
とうとう山デビューでございます。
環境もよく、海の夜景を望める山の手は神戸周辺ではとても人気のスポットです。
今までは、この山から吹き降ろされる六甲おろしを全身に浴びていましたが、やっと、洗濯が飛ばされるのを心配せずに暮らせるようになりました!!
(そこかよっ!)
一般的に山の手は物件が高いのですが、中古の掘り出し物に出会って即決してしまいました!!
冷やかしで見に来たのが10月下旬で引越しがなんと12月12日。
売り出し当時の5分の一という価格で「現状有姿」での受け渡し故、なんせ直す所が多く、毎日職人さんがあっちゃこっちゃいじってます。自分でも柱の補修やらなにやら暇があればいじっています。
でも、環境のせいか何をやっても楽しくて。
家も古いのですが、木がふんだんに使われているので、むしろ居心地がよくて。
おかげで、テレビをまだつなげてないのも気にならずに心穏やかな生活をしています。つなげてないといえば、ADSLもうまくつながらず、久々のダイヤルアップ生活。不便ながらもわくわくの新生活を送っております。
お正月には片付けて、軸を飾るぞぉ。

家政婦といえば

気がつけば12月。
今年を振り返ると本をよく読んだ年でした。
その中でとてもよかった本のひとつが

「博士の愛した数式」

です。本屋さんがおすすめする本の1位になって、かなり話題になりました。
3時間しか記憶がもたないおじいちゃん数学者と家政婦さん親子の話で、おだやかで、でも、読み終わったあと余韻がほんわか残る素敵な本です。こういう感動は初めてかも。
そして、こんなに数学を愛している人に教わったら、数学嫌いなんかいなくなるんじゃないか。いや、この本を読んだだけでも変わるよね、っていうシーンも満載です。

爆笑問題が毎週、作家を招いてインタビューする番組がありますが、それに、この本の作者の小川洋子さんが出ていました。その時テレビの前で大きくうなずいてしまった言葉が
「自分のためではなく、他人のために涙が流せるのが大人だと思う」
この人だからこその魅力が産んだ本なんだなあと思いました。
単行本の表紙がとてもあっていて、読後しばらくは飾って見る度に本の世界に戻らせてもらいました。おすすめの一冊です。あ、この家政婦はのぞきません。念のため。
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