Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2005年05月

種: 子供はみんな天才です

先月の青山展がきっかけで、前に働いていた会社のTさんと10年ぶりに言葉を交わしました。

現在はTさんも会社を辞め、ボランティアで地元青少年の「よさこい」のグループを率いて在社中よりも(?)いきいき忙しくされているご様子。とても嬉しくなりました。

「子供たちからは元気をもらうよ」という言葉にはとても共感しました。

私も本当に稽古で子供達を見るのが楽しくて仕方ありません。

子供はみんな天才。
キラキラしています。

すべての子供が限りない可能性を持って、それぞれがとてつもない才能を持っています。子供の質に上下はないし、上手にならない子供なんていません。

ただ、一人ひとりが持つ花が違って、芽吹く時期、花咲く時期が違うだけなのです。

いつ芽吹くのか。
それは本人にも誰にもわかりません。

でも、ある時突然、双葉がパカっと開く時があるのです。

その瞬間には、何度会ってもそれぞれに違った色の新しい感動を与えてくれます。

ただ、残念ながら「うちの子には才能がないから」というお母さんの言葉で辞めてしまう子は後を絶ちません。他の子より下手だから、とか、思った程うまくならないから、と。

子供は「やりたい」だけではお金も自由ももらえません。

必ず大人の許可が要ります。
もちろん、悪いことばかりではなく、いい大人に出会えれば、自分ひとりでは出会うことのなかった世界、新しい可能性を引き出してくれることもあります。

「今どきの子だからショウガナイ」になるのか「今どきの子はすごいな」になるのかは、親も含め、「どんな大人と出会えるか」にかかっていると思うのです。

どの種も美しい花を開く前に枯れることのないよう、なんの種なのか探りながら、のどが渇けば水をやり、肥料をやり、時にはビニールではなく、雨にも風にもあてながら、花が咲くのを楽しみに待ちたいものです。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

安全

いやあ〜新しいパソコンは違いますぅ♪

今までWindows Meを使ってたのですが、ウィルスバスターを新しいものにグレードアップしたら、ついていけず、メール一つ受けるのに5分くらいかかったりして、パソコン使うのが便利どころか、生活に支障をきたしてたようなもので・・・犯人がウィルスバスターなのはわかってたのですが、やっぱりウィルス怖いし、安全第一と思ってひたすら我慢しておりました。

安全と言えば、JRの脱線事故について思うことがあり・・・

連日ワイドショーをにぎわしていましたが、ちょっと変じゃないですか?

ミスをした運転士は日勤教育を受けねばならず、いじめのようでプレッシャーがミスをさそったとJR側が責められています。

でも、ちょっと待って。
運転士の仕事はたくさんの人の命をあずかる仕事でしょ?
ミスをすると今回のようなことになるのでしょ?
厳しいのは当たり前じゃないですか?

もちろん、訴訟中の服部さんのように、安全確認で発車が遅れて責められた、とかいうのは論外ですが、基本的にミスには厳しくあたってほしいですよね。

やり方に問題がないとは言わないけど、プレッシャーが事故を招いたと言って結論づけるのは変だよね。
それより、今回の運転士のように短期間に何度もミスをしたような適正のない人に、その仕事をさせていた判断のほうがおかしいのじゃないでしょうか。
人の命をあずかる仕事。何をおいても安全第一。
正しい判断をしてほしいものです。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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脱線事故

阪神方面ということで、全国各地いろんな方からご心配をいただきました。

まずはお礼とご報告を。
まずは、とかいいながら、パソコンが動かず今頃になりましたのはご了承くださぁい。

事故当日は朝から出かけていて、友達と二人でこもって練成会してました。

なので
まーったく事故のことなんか知らずにのん気に帰宅すると、留守電がピコピコ。

「大丈夫でしたか。」と、義母の声・・・え、何のこと?

電話してみると、事故のニュースを見た親戚筋から問い合わせがたくさんあったとか。
「あっちの方に住んでたわよね?」って。

慌ててテレビをつけると、すごいことになっていて驚きました。
この10年、何故か大きな災害が続く兵庫県。

震災のときは夫が被災。
明石の花火の時の陸橋の事故の時は知り合いがお友達親子を亡くした、など
どこかで誰かが繋がっていたりしましたが
今回だけは、全く「知り合いが」という間接的な話もなくホッとしています。
一本後の電車に乗っていて、先行列車(つまり事故ったやつです)のオーバーランで待たされた、という人はいましたが。

後から聞いたら、けが人が多かったので、広範囲の病院に搬送されたため、尼崎からは随分離れた三宮の市内も救急車の音が絶えなかったそうです。
私がいた芦屋は間にあるんだけどなあ、まったく静かだったんですよねえ。

なにはともあれ、Kinko自身は無事なので、心配してくださった多くの皆様ご安心ください。
それにしても、本当に大きな被害。みなさまのご冥福をお祈りします。

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