Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2006年07月

スタぴか3

夏が近づくと、Kinkoたちの教室ではうちわに字を書いて作品にします。
教室のある会館の中の喫茶店が常設展になっていて、夏の恒例になっています。
これも毎年やっているとレベルが上がってきて、今年は随分見ごたえのある作品ができました。
それぞれが、夏の言葉を選んで表現を考えます。
宗クンもさっそく参加することになりました。
夏がテーマと言ってもわからないので、夏の言葉が並んでいるプリントを見て、気に入った言葉をどんどん書きました。
積乱雲 入道雲 海水浴・・・・
たくさんたくさん書いて、さぁ、次はいよいようちわに本番です。
が、同じ字を何度も書いていくことはまだできない宗クン。
その時、その瞬間ひらめいたものが出てきます。
さあ、なんだろう。
さっきの入道雲だったらいいな・・・
「閑古鳥」
・・・え?
えーーーーーーーーーーーっ?!
すごい味のある作品になったんですよ。
びっくりするくらい。
で、でも喫茶店に飾るのに・・・。
いや、逆説的にでも関連付けることができたのは才能か。
運よく?後半がかすれて見えにくいから、釈文なしで展示と行こう。
記念すべき作品第一号です。

スタぴか2

3歳の宗クンが書いてきた字は実にさまざまです。
闘魂 宇宙銀河系 徳田 郵便局 世界の平和・・・
もちろん、お手本を見てそっくりに書く、なんてことは今は求めません。
ここまでの「書きたい」っていう気持ちは持たせたくてもそうそう生まれないので、お母さんとも相談しながら、大切に小さな芽を見守っています。
2歳までのノートには、もっと見たままのきれいな字を書いていたのに、最近形は気にしなくなった。とのことなのですが、次から次からあふれ出てしまうので、今は思うままに大きかったり長かったりしながら紙におさめてきます。
複雑な漢字ほど燃えるらしいのですが、なんとか紙に入れてきます。
でも、何がすごいかって、筆の握りを教えていないのに、誰よりも自然に扱っていること。
筆ってこうやって使うために作られているんだなあ、と自分の身をふりかえってしまいます。上手く見せようなんていう邪な気持ちがないと、こんなにも自然に筆は動くのかと。
さすがに3歳なので、30分に一回くらいぐずります。
「紙が(袋から)出にくい〜」とキレそうになったり。でも、紙が出て書ける状態になると、にこっと収まりますが。そうこうして2時間くらい教室にいることもあるのも驚きですが、そうしてたくさん書きまくった後、「今日はそろそろ終わりにしようか。片付けようね」というと、最後のぐずりが。
「もっと書きたい〜(叫)!!」
この時は本当に「ただの赤ん坊」の本気のぐずり。お母さんの洋服をひっぱって今にも泣かんばかりの本気を見せます。
で、折れたおかあさんに言われて、先生のもとへ近寄り
「もっと書いてもいいですか」と小さい声ながらきっちりお願い。
「いいですよ。でも、何枚か約束しましょうね」と言うと。
会心の笑みを浮かべて走って戻って書き始めます。
こんなに書きたいって言う気持ちを一生のうちに持つことができるだろうか。
実に大切な出会いをさせてもらったなぁと感謝してしまうこの頃です。
「三つ子の魂百まで」
この子にもきっと何かが残るでしょう。
でも、この三つの子が私に残してくれたものはとても大きい。
宗クンのやりたい気持ちをかなえてくれているお母さんに感謝。右と左を反対にはいても、右と左に違う色の靴を履いても怒らず、稽古中も黒子に徹しているお母さん。
よく私たちの教室をみつけてくれました。(つづく)

スタぴか

最近、Kinkoの教室すごいんですよぉ。
ビジュアルのレベルの高さは前にも書いたとおりなんですが、書でも本格になってきたですよぉ。
個性もたっぷりでみ〜んなかわいいんだけど、み〜んな上手で日々カンドー。
それもこれも、一人ではなくて、友達と共同で、先生が二人常駐体制がとれてるのもとても大きいとは思うんですが、この天才たちをどう育てるか。責任を感じながらも夢がふくらむこの頃です。
そんな中、みんなの注目を集めているのが、3歳の宗クン。
漢字が大好きで、見た漢字見た漢字み〜んな書き出してしまいます。
小学生もびっくり。
「え〜?!こんなの習ってなぁい!」
でも、宗クンに、習ったかどうかなんて関係ないのです。
もちろん3歳ですから意味なんてわかりません。
ただ、書きたくて書きたくて仕方がないのです。
たいてい一回見ただけでほぼ正確に書いてしまいますが、ある日、馬の点が3つしかないことがありました。
「宗クン。お馬さんの足は何本ですか?」
「?」
「足ってどこですか?」
「ここ足(靴を指す)」
「じゃ、ここは?(ひざのまわりを指して)」
「?」
「これも足だね。じゃ、宗クンのこれは何本あるの?」
「う〜ん。一匹と3本や。」
「馬は?一匹と2本。」
☆#$%&・・・?
そう。
いわゆる普通の3歳児。
筆を持っていない時は「ただの3歳児」なのです。眠ければグズるし、ごあいさつも照れるしモジモジってお母さんにすりよっているのです。
が。
筆を握ると仙人になる。
背中はしゃんと伸びてババババババッと頭に浮かんだ漢字をかきつける。
どこの大家かと思うような面差しで書き上げるのです。
「この机(の高さ)書きにくいねん。」とか言いながら。(そこは仙人じゃないのね。しかもしっかりした声で自己主張。)
そして、ひとしきり書き終えて帰るとき、上目遣いで無言で手をバイバイって振る、人見知りの赤ん坊がいるのでした。(つづく)

日本が強くなる日

芦屋においしい「土耳古料理」の店があります。
実はこれ、トルコって読むんです。
ドイツ人のイチローが一緒だったせいもあって、ドイツやらワールドカップの話やらトルコ人のマスターも加わって話がはずみました。
ドイツとトルコって全然関係ないのかと思ったら、ドイツの人口のなんと5パーセントがトルコ人なんですね。
ドイツには色んな国の移民を受け入れてきたそうですが、トルコ人が多いのだそうです。
そんなことから、マスターが
「この先、日本が強くなるには混血を増やさなければダメだよ」

マスターも日本に来て20年くらいになるそうですが、「日本の若者の目は死んでいる。」と。

で、また、混血論の根拠というのがすごくって・・・

マスターはもともと羊飼いをしていて、その後宝石商になって、絨毯も扱うようになって・・・という小説に出てきそうな経歴の持ち主なんですが、その羊の群れが、外の羊と交わることなく、その中でだけ暮らしていると、生まれる羊がどんどんひ弱になるのだそうです。
で、いい羊を作るためにオスはみんな処分して、他の群れからオスを入れると、とても元気な群れになるのだとか。

なるほど〜。

で、日本で結婚したマスターの子供たちは混血。ありがとー!
で、イチローも実はお母さんが日本人で混血。
君たち☆未来の日本を頼んだよ〜。
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