七夕をはさんで、関西でお世話になっている会の社中展がありました。いつもは実験的なものばかりだしているのですが、今年は初めてまっとうな仮名作品を軸にしてみました。大会場ではおとなしかったですが、今はわが家の床の間で涼を演出してくれています。
仮名もKinkoには最近になってからの新たな挑戦です。
これはこれでじっくり時間をかけないと・・・
書も、書に限らず芸術全般、いつかいい作品を、なんて夢見たら、やらなければならないことが山ほどあって、今頃思っても時間がたりないや。なんて、悲しくなったこともありました。でも
「そっか。長生きすればいいんだ!」
と気づいてみました。
時間が足りないなら延ばせばいいんだよね〜。
もともとからだがそんなに強いほうではありません。
なんていうと「またまたぁ」と言われることの方が多いですが、そういう人たちが見ているのは瞬発力なので、仕方なく無茶した後は必ず反動がきて、じっくり休むはめになります。だからやっぱり、体が強い人より時間が要るわけです。
昨日、先ほどの展覧会の搬出があり、作業の後、皆さんと食事に行きました。平日ですし、書道ですし・・・Kinkoなんて子供!なメンバーなので、やっぱり健康がらみの話がでました。で、今流行の茂木先生の話なんかもして、「脳は老化しない」なんてことで盛り上がりました。そんな中、N田さんのお話にみんなで驚!!82歳のお母さんの脳の中の血管が新しく生まれた。というのです。使えなくなった血管を補うために、伸びているって。老化しないだけじゃなくて、まだまだ頑張ろうとするんだ。すごい。その話を聞いて、お日様をいっぱい浴びている元気なポトスを連想しました。伸びすぎた枝を切るとある日違う方に向けて新しい葉っぱが顔を出しているそんな姿です。
そういう話を聞くたびに、今まで過ごした時間より、この先に待っている時間の方が、ずっと多く広がって感じられて、楽しみになります。
でも、それには健康だ!栄養とろー。ほんというとおなかすいてきた。だから今日はこれにて。