LYNX2015というイタリアのコンテストのFINALISTに選ばれました!
60点のうち、平面作品部門(絵画)は24点。なんと私は一人だけ2点選ばれました。
今回は25カ国から応募があったそうです。

最近の国際コンテストはまず写真で審査ということが多いので、結果が通知されてから作品を現地に送るという段取りになります。

まあこれが大仕事。

そもそも
通過の知らせを読んだのが7日月曜日。
文面には5日に作品を送れ、という英文が。
よく見ると、通知は2日の日付になっている・・・
実はこのメール、来たのは知ってた。
どうせ関係ないから後で一応開けばいいや、と後回しにしていたのだ・・・・・・・・

その日は整体に行って体が重くて頭がふらふらで、なんにもできないからもう寝よう、と思いつつ、
いくらなんでも今日は何にもしてないなあ、とメールを開いたら
予想外の結果でびっくり!
しかも、「作品送れ」の期日をすぎててびっくり!
何かアクションしなきゃ、と思いつつも頭も体も動かない。
ジレンマ
パニック
自分の体を呪いました・・・・

なんとか頭が使えるようになってから連絡をとったら、
「5日まで、ではなくて5日以降に送ってほしいというつもりでした・・・」
とのこと。
この辺はイタリア人が書いている英語ゆえのミステイク。
ともかくよかった・・・

とはいえ、全然期待していなかったので、一点はできていたのだけれども、一点は裏打ちしかしてなかったのを忘れていた!!!!

表具屋さんに無理を言ってあわててパネルに仕立て、
運送会社を表具屋さんに呼んでそこから発送。
でまた、ここで、海外に荷物を送ったことのない表具屋さんに、
相当口酸っぱく
「とにかく手荒に扱われても大丈夫なように梱包」
と言ってあったのに
「まさか、こんな大事なものを乱暴に扱う人なんていないでしょう」
なんて言ってばかりでなかなか手を動かしてくれない。
これまたハードル。

日本を出るまでも大変でした・・・

その日のうちにinvoiceを書き直させられたし。(受け渡しの時にチェックしてよ〜)

で、翌日、荷物追跡を見たら、言ってたより到着が一日遅くなってるし、
そろそろかなあ、と思ってまた見たら「倉庫で留置」なんて書かれている。

いや〜〜〜な予感。

案の定、さっき、眠いけど寝る前にもう一度確認しよう、なんてパソコンに向かったら
現地主催者からURGENT!!なんていうメールが。。。。。
ね、ね、ね、眠いのに。。。。
税関に難癖をつけられたので書類を作って送れとのこと。
なんでこのタイミングなんだよぉおおおおおお。

しかも、あちらも慌てちゃってるみたいでスペルミス連発で、書類の指示がわかんない。

しばらく眠気と英文と格闘しているうちに、あちらから訂正メールが。
よかった、やっとわかった。

でも、手書きの部分が必要だからプリントして書いてからスキャンしなきゃならないのに、
こんな時に限ってプリンタが不機嫌だし。

あああああああああああああああ疲れた。

まあでも、なんとか20日のオープンには間に合うでしょう??????
まだ「荷物受け取ったよ」の連絡がないから完全に楽観はできないけど。

主催者のやる気は感じられたから信じてる。
きっといい展覧会になります。
9月20日からイタリア、トリエステでFinalists展を開催。
その後はスロヴェニア、12月にもう一度イタリアです。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

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