Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2016年12月

2016年。試練と感謝の年でした。

1月7日に渡航して一年が過ぎようとしています。

ここ10年ほど体質改善に取り組みながら
ぼちぼち生きてきたというのに、
なんてエキサイティングな毎日。
刺激が強すぎて、
ダウンを通り越して無理やり強くなりました。

例えば、10mの作品揮毫パフォーマンスの前後は
ものすごい重労働続き。

精神力でなんとかやってきたけど
今度こそ倒れるか?
っていうくらいのハードな作業。

とうとう全身筋肉痛になって、
腰も心配になってきた・・・

その日、シャンプーをすすいでいたら
突然シャワーが水に。

まだ寒い寒い3月の夜。

全身に電気が走るような冷たさ。。。。。。

神様!

私にどれだけの試練をお与えになるのですか?

そのくらいのショックが全身に。

凍えながらもシャワーから上がり、
震えた手で震えている体の水を拭き取る。

・・・が。

気づくと腰痛がない。全身の筋肉痛も一掃。

この時思った。

人間って、生きるか死ぬかの時には
痛いなんて感じてる余裕ないんだ。って。

一瞬で体は選ぶんだ。


こんな体を張った試練がいくつあったことか。

1月はさっそく激ヤセからスタートしたっけ。
測ってないけど2週間くらいで5kg以上落ちた。

激動の一年って今年のことだな。

つらいことばっかりじゃなくて、
素晴らしい仲間や先輩と
素晴らしいコラボをしたり、
はたまた個展をしたり、
達成感もいっぱいの一年。

何年分の出会いがあったか。

ものすごく素晴らしい出会いがたくさんありました。

本当にたくさんの人に助けてもらいました。
感謝ということの意味を日に日に理解しています。

そして、時差を乗り越えて、
夫婦の絆も深まっている・・・つもり。
たくさんの助けをありがとう。

みなさん来年も
いえ、末永くよろしくお願いします。
よい年をお迎えください。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

外国人と暮らす(5)英語とアメリカ人

なんか英語とか国際語とか熱く語っちゃったけどぉ。。。。。

なんでかって言ったら、悔しい思いもいっぱいしたってことさ!!!

英語ネイティブには腹の立つこと多かったしね。

あああああ・・・ダメ子出現・・・でも吐き出させて〜〜


アメリカ人
スコットランド人
英語圏のカナダ人    
同居人では計6人ね。関係者ではもっといっぱい。
とにかく奴らは多いんだ。

スペイン全体からいうと英語を話す人はとても少ない。
もちろん世界全体でも。

でも、「国際」と名のつくところに彼らはいっぱいいる。

なんでかって?

英語使えるからさ。
観光地にも多いよね。

英語輸出戦略大当たり。

そこは賢かったよ。彼らはすごいビジネスを考えたよね。
ソフトを産業にして。
多くの人が誤解しているけど、今、英語が国際語的に使われているのは英語が優れた言語だからじゃないんだ。
イギリスがしかけたんだよ。

そのせいで、世界中どこにでも英語ネイティブが闊歩してる。
まあいいですよ。私だって外人の立場でいろんなところ行くから。

問題は彼らの横柄さ。その他もろもろ。

日本でもスペインでも英語メニューがないと怒る。
店員が英語を話さないとバカにした態度をとる。
おかしいでしょ!
勝手に他人の国に来てるくせに。

私もバカにされた。
頭悪くて私が言ってることわかんないくせに、
「Sachiyoは英語が苦手だからかわいそうに」
ときたもんだ。


あのォ。
この場にいる他の国の人たちみんなわかってますけど。何か?

そう。ここで感じるのはレベルの差なんだ。
人としての。

英語ネイティブは言葉の壁がないし、文書の作り方とかも自分たちのルールだからハードルが低いんだよね。同じ場に立つための。
だってパソコンひとつとったってアメリカさんの用語ばっかじゃない。
PCそのものがアメリカ人の発想なんだから仕様も何もかも使いやすいでしょうよ。そういうとこ苦労してないからプロジェクトのことだけ考えてればいいわけじゃん。アピールは得意だしさ。
だから他の国から来た人たちとは内容のレベルが違うんだよね。
平均的に見ると。


それなのに、常に上から目線。

裸の王様的な。

こういう悪口を書くと必ず、先入観はいけないよ、って釘を刺してくれる人がいるのだけれども、基本的に私はむしろ先入観なく入る方です。
だって、もったいないじゃない?
いい人かもしれないのに最初からドアを閉ざすのは。
それで思いっきり開け放った挙句に裏切られてんのよ。
だからこれは私の経験に基づく統計なの。

もちろんアメリカ人の友達もいます。
立派な人もいます。
でも
立派でない人も同じ土俵に立てちゃってる現状を憂えているんだ。

いろんな国の人に会っていて、同業者に限って言えば総じて英語が堪能です。
自分の専門の実力にプラスして外国語を職業レベルまで習得している人たちです。
そういう人たちは言葉を操るだけではなくて、
たいていは教養も伴っています。
でも、総じて謙虚。
というより「だから」謙虚。

外国語としての英語を話している同業たちの英語はとってもよくわかるし、私の話も聞こうとしてくれる。
間違えても絶対バカにしない。
なぜなら、英語が勝ち負けの基準じゃないから。
英語がうまいかどうかより、お互いの中身に興味があるんだから。

理解しあいたいなら、「相手にわかりやすく話す」ことや「相手の話をわかろうとする」ことは当たり前のことでしょう。
わかってなさそうならゆっくり話すとか、
別の言葉に言い換えるとか。

だから、ハリウッド映画を見ていっぱい汚いスラングを知っていたとしたって、そんなものは使わない。品格の問題もあるけど、それよりアメリカのスラングはあくまでもアメリカ内での流行語であって、みんなの標準語じゃないから。

ところがだ。

英語ネイティブは
わざとやってんじゃねーか?っていうほどわかんない英語を話します。

特にアメリカ人。
周りが外国人ばかりだとむしろいつもより早口になってない?
くらいな。

同じことを説明するのにやたらと言葉数を使って、それを短い時間に押し込めるみたいな話し方。
いっぱいしゃべるよりポイント言ってくんない?
って感じ。

ダラダラしゃべったわりにポイント無しで、聞き損ってことも多い。

発音だって聞き取りにくいのにさ。
とにかく言葉数並べることで競ってるような感じ。
しかも、そろいもそろって、相手の作品とかに興味なしだったな〜。
明日どこのレストラン行く?
とかそんなんばっか。
(そのくせパエリア専門店に行ってサラダとステーキでお腹いっぱいになってパエリア残す。みたいな暴挙。一緒に食べに行ってもちっとも楽しくない。バカ舌だし。)
ま、それはいいとして、相手にわかるように話そう。
っていう発想ゼロ。
想像力がなさすぎて驚くことが多い多い。

相手が外国人の時くらいスラング抜きでABCニュースみたいに発音しようと思わないのかね。せめて。
基本的にアメリカ人は田舎出身者ばっかなんだから君たちの英語がなまってんだぜい!
いばれる英語じゃないっていうんだよ。

な・の・に
わかんない方がバカ。みたいな勝ち誇った態度とっちゃってさ。

いいですか。
他の国のみんなはコミュニケーションとれてんですよ〜!

アメリカ人に集中ついでに
あんたたちどこへ行ってもうるさいんだよー!!!
ほんっとにどんだけ田舎もんなんだ。
レストランだろうが道端だろうが、無駄に大声でしゃべってうるさい。
聞きたくなくても聞こえてくる話は恐ろしく内容なくてつまんないし。
品がなくて周りの空気変えちゃうしね。
ほんと環境汚染レベル。
これについては私個人の感想というより、
アメリカ人以外とは盛り上がれるレベルの世界の共通認識です。

他の国の英語ネイティブは声の大きさは人それぞれだったけど、
自己中な点では共通してた・・・

ルール違反はそろって英語ネイティブだった。
ここはスペイン。
でも、スペイン語がわからない人のために英語で注意書きがしてあったり、
レジデンスからの説明や指示もみんな英語。
ほぼ彼らのために。

それなのに!

英語ネイティブに限って読んでない。
じゃあ英訳いらないじゃん。
他の国の人はググってでもわかろうとするからさ。
くらいなレベル。

しかもしかも、台所とか汚す!
夜更かしして五月蠅い。
あああああ。きりがない。。。。。。。

すっかり悪口全開になっちゃったけど、
これが英語ネイティブの現実、ある意味。

英語の上達に励む人を止めたりはしないし、
もっともっと優秀な日本人が世界で戦えるようになったらいいと思うけど、
心の準備のお手伝いになればと思います。
英語の勉強をすることと
アメリカ人に染まることは違うからね。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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外国人と暮らす(4)国際語って2

そう、ここでタイトルに戻るけど、

国際語って英語じゃないです。

英語はひとつの道具だけれども、それを持っていても何でもできる道具じゃありません。

和歌の訳の時にも少し書きましたが、英語はできるのに、本人の経験不足で意味がわからなくて適切な表現が浮かばない、ということだってあるんです。
英語の特性で訳せなかった、みたいなことを書きましたけれども、
たーーーーくさんの英語話者にあたってみれば、マシな訳も出てくるだろうし、実はピンポイントの単語が存在するのかもしれない。

でも、それは英語を使う人が、もとの言葉をきっちり理解できないことには始まらない話なんです。

訳の例をあげると「インクの魔法」のスペイン語訳をしてくれた男の子も、何か所か誤訳をしました。
翻訳力はかなり高いセミプロなんだけど。

その誤訳を指摘してくれたのはアダルト〜なお姉さま。

誤訳を指摘されても彼は最後まで理解できなかった。

つまり、訳する技術の問題ではなくて、
大人の男女の心の機微がまだ理解できてないっていう話だったんです。
もう26歳なんだけど・・・


恋愛経験に限らないですよね。

先日も、賃貸契約書の一部が理解できなかったので、コピー屋さんでプリントして、コピー屋さん(英語が上手なおじさん)にちょっと教えて。ってお願いしたところ、ちょうど私の前にいた「私英語できます」っていう女の子が「どれどれ」と目を通した後ヒステリックに叫びだしました。
「こういう法律のことは弁護士に聞くべきよ!弁護士に聞きなさい弁護士!」

うそ〜。たった数行のために弁護士に何万も払うんかい〜。
はっきし言ってGoogleの珍妙な訳でもだいたいのことはわかってんだぜ、私にだって。

その後、手のあいたコピー屋さんに見せると、
「ああ、ちょっとした法律用語があって君にはわかりにくいと思うけど、一般的な契約書だから心配ないよ。『・・・・・・』って感じのこと言ってる。不法滞在とかしなければなんも関係ない話」

とのこと。
念のため契約当日に大家さんのお嬢さんにも聞いてみると、やはりいたってシンプルな内容でした。
「英語できます」ちゃんは契約書っていうものに触れた経験がなかったので専門用語に過剰反応ってだけのことだったんです。

英語ができるくせに意味がわかんない人の話が続きましたが
逆もしかり。

たとえば、ミュージシャン同士だったら言葉がわからなくてもセッションできちゃうし、スポーツ選手たちが海外で一緒にプレーできちゃうのも、語学以前にルールを知ってるからです。

私の場合にしても、もし私の英語が今より数段うまくても
「ピカソって誰?」
なんて感じだったらおしまいじゃん?もう同業者に相手にされません。

逆に価値がわかる者同士なら、ちょっとくらい拙いいいまわしでも共感しあえるわけです。

国際語っていうのは「教養」なんだ!!

あるいは、そんな専門分野の話じゃなくたって、
こないだ私が鍵があけられなくて締め出された時にはスペイン語しかわからない人たちに助けてもらいました。
その人たちの人柄。人間力のおかげです。

だからねえ。
英語の授業時間増やすくらいなら、

箸がちゃんと持てる子を増やしましょう。

きれいな日本語を話せる子を増やしましょう。

いっくら英語が話せたって、そんなことすらできない日本人には値打ちを感じてもらえないんです。

英語話せる「だけ」の人なんて世界中にごろごろいるんだから。

で、まずは人として受け入れてもらえた上で、共通の話題で盛り上がる。

この順番じゃないんですか?

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外国人と暮らす(3)国際語って

ここまでなんで私が外国人と暮らしたの?って???な人も多いと思いますので説明しますと・・・

あんまり知られていませんが、アーティストインレジデンスっていうのが世界各地にあるんです。奨学金付で、制作、滞在費などすべてサポートしたうえ、デビューのきっかけまで、っていうファーストクラスのものから、滞在を希望しさえすれば有料で、アパートみたいな感覚で住まわせてあげるよっていうのまで様々なんですが、多くの場合、同時期に各国から芸術家が集まって、シェアハウスみたいな共同生活をして、刺激しあいながら創作活動をする。
っていう場所です。

そこで今年5月まで私が生活を共にしたアーティストは入れ替わり立ち替わり

イタリア、アメリカ、カナダ、モロッコ、ウガンダ、スペイン、パレスティナ、トルコ、スーダン、シンガポール
10か国。13名。 

コラボしたのは現地に住んでいるルーマニア、メキシコ、スペイン人
私と同じ視覚芸術のほかに、建築、写真、音楽、パフォーマンス、文学と専門は様々。

作品鑑賞、あるいはワークショップに参加してくれた形で、上記のほかに
中国、台湾、フランス、チリ、ブラジル、エクアドルなどの人たちと出会いました。
普通に日本で生活していると一生会えそうにない国の人たちもたくさん。

だからせっかくスペインに初めて来て、初めて生活できるというのに、
英語ばっか使っててスペイン語はまったく上達してない。

でも、考えてみてください。

これだけいろいろな国の人たちが来ていたけど、自分の国の土着の言語を使っていない人ってメキシコ人とカナダ人だけなんだよ。
他の国の人はみんな自国語の他に英語を使っているんです。
英語ネイティブは少数派なんです。いくら国際語運動していたってさ、
スペイン語圏と中国語圏たしたら足元にも及ばない数の人しか使ってない言語なわけです。

ここ、忘れてる人多くないですか?

なんか、小学生から英語必修とか聞いてるとさ、
時代錯誤を感じちゃうんですよ。まだ言う?って。
だって、日本国内では日本語があれば十分な上、
世界では日本語を学んでいる人がどんどん増えています。
彼らは私たちと会ったらむしろ日本語を話したいのです。

それに、今では海外旅行だって、英語が通じない国にも簡単に行けちゃいます。むしろそういうところに行く人が増えて、この狂乱がおかしいって気づいてほしい。
だからといって、すべての国の言葉を覚える必要ないですよね。
旅行レベルなら、ジェスチャーだけだって大抵のことは通じるでしょ?
人間が根本的に必要としていることはどこの国の人だって同じ。

食べる。寝る。トイレ。

これができれば生きていられるわけ。とりあえず。
この「概念」を持たない「人間」ってあり得ます?
値段は数字かけば会話になるし、
駅や空港だって名前さえ書けばタクシーが連れてってくれます。
もうちょーっと複雑なことでも、ケータイでググるなり、指差し○○語の本使うなりで、なんとかなるじゃないですか。
そういう意味で、1週間程度の旅行をするだけのために国民全員が英語を修得する必要ないんですよ。
翻訳の機械だってどんどん良くなっちゃうんだから。

確かに前回書いたように文学を機械で訳すことはできません。
人間がやっても難しいものです。
だから芸術なんです。
だけど、それを国民全員ができる必要ないでしょう?

プロとして英語を使うには楽しいだけの英語じゃ話になりません。論文読み書きしたりビジネス文書やり取りできなきゃ意味ないんです。
その文書の文法がめちゃくちゃだったら信用してもらえないし。
だから学校はその入口を示さないといけないと思うんです。どの子が将来そういう本物を必要とするかわからないのだから。
だけど、必要がないとわかった人は深める必要はない。今までと一緒。

楽しく英語!とか話せる英語!
とか浮かれて規制の教育を批判している人がたくさんいるけど、
よく見れば、批判してる人って自分が苦手だった人じゃないのかな?
規制の教育で十分身に付けてしまった人なんていくらでもいるんです。
少なくとも私はたくさん会ってきました。
あんたネイティブか?なんでそこまでわかんねん?みたいな同級生ゴロゴロいました。

英語に限らず、苦手な人はどの教科でもいるじゃないですか。
なんで英語だけ騒ぐんだろうな、と思うんです。

英語が苦手でも、韓国語なら得意かもしれない。
同じ時間と労力を、他の言語なり、あるいは専門に向けた方が実り多くないですか?
(つづく)

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外国人と暮らす(2)英語の話

なんだかいまだに国際人=英語。
外国=アメリカ

って思ってますよね。日本人って。
いまだに、というよりも、より一層アメリカにむいちゃってるみたい。
ヒップホップ必修とかも含めて。

確かにいろんなところで英語を共通語としていろんな国の人と話せるのは便利ではある。「説明する」という機能性にはまあ優れている言語とも。

でも、それはあくまでも、手順を説明したり、ざっくり理解するには便利というだけにすぎません。どう考えても情緒面では物足りない言語だと痛感します。

中国語とスペイン語をかじっていますが、こみいったことはまだまだなレベルです。でも、彼らの話す音が耳に心地よいし、人柄にも影響している気がします。人柄が言葉になってる、が本当なのかもしれません。
フランス語圏の人やイタリア人とも同居しましたが、それぞれの言葉に魅力を感じています。
言葉は文化そのものだなあ、ともしみじみ感じます。

バルセロナでは、ある回の書のワークショップで和歌を書きました。
参加者はスペイン人とフランス人。
書く前にまず、和歌の内容を説明しなくてはなりません。
字も知らない初心者に31文字も書く大仕事をさせるモチベーションとしても、しっかり世界観を伝える必要があります。

いくら相手がスペイン人とフランス人でも、私が話せない以上仕方がないので英語メインのレッスンです。私が指導するのを知っていて参加希望した人たちなので、英語はわかる人たち主体なのですけれども、和歌の訳をするとなったら別次元です。だって現代日本語にだって完全には訳せないんだから。
それで、準備の時に、滞在中だったスコットランド人に相談したのです。
・・・が

火のように燃えたぎる恋心。
とか、
絶え間なく流れる水のような静かでも確かな愛
とか
そういう恋心を訳す単語は「う〜ん。ない!」
って言われちゃった・・・
強いて言うなら
I fell in love deeply.とか?とぬかす。
アホか。

これは英語そのものの問題ではなく、彼女という人間の経験不足から来るだけかもしれない。
彼女が来る前に滞在していたアメリカ人小説家ならもう少しはマシなことを言ったかもしれない。
でも、彼に俳句の訳を校正してもらった時も、
ああそうやっていうのか英語では〜。と英語の勉強にはなったけど、文学的な魅力は消えちゃうのね〜。状況説明だけで美しくもなんともない!
と拍子抜けしていたんだよね。

だから、まあ完璧な訳はできないけどしょうがないか。
イメージだけわかるように外側から説明していこう。
と、平安の姫様たちの絵巻の画像を見せながら、その時代の恋愛模様。
文字の、そして和歌の果たした役割。
っていうのを説明して、
いざ、本日作品化に挑戦する和歌の解説へ・・・

そ・し・た・ら〜

まあ簡単だったの。
ラテンのご婦人たちにはバッチリ伝わっちゃったのです。
で、みんな「あーーー英語では言えませんねえ。でも。私たちはわかります。フランス語でもいいますよ。炎のような思いとか。」
スペイン人たちもamorの話題にのりのり。

さすがラテン系。
感情の機微がわかるわかる。で、彼女たちの言葉で言われると、文法がわからない私にも「愛の言葉」の情感が伝わってくるんだな。ロマンチックでした。

で、ここまでコケにすると英語好きの方々は
シェークスピアを知らないのか!
って怒り出すと思います。
そりゃあ、私も津田塾なんで〜。
原語にも触れましたけどぉ。

そりゃまあ哲学的な部分とか、お話のぐいぐいひっぱる感じとか、
評価するところはたくさんあると思いますよ。
でもねえ。
今考えてみるとォ。
明治の先人の訳が素晴らしかったんじゃないのかなあ、と思うんです。
日本人がこれほどまでにシェークスピア文学を評価するようになったのには。
美しい訳だったんですよ。訳自体が芸術だった時代。

すんごい有名なセリフとかも英語の原文を知ると
さっぱりしてんな〜。
って思いません?
まあ昔ながらの正統派のイギリス英語の響きは確かに美しいから、我々が学校英語から想像する音よりははるかに美しかったんでしょうけどね、もともと。でも、シェークスピアみたいな古典的ないいまわし、現代英語ネイティブは使わないじゃん。

ましてや英語を話す人が世界中で増えると同時に下卑た現代アメリカ英語が広がっていくでしょう。
勉強と称してアメリカのテレビや映画を見る人が増えるし。
ほんっと残念だよ。
ま、アメリカ人の悪口はまた今度。

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外国人と暮らす(1)

今年は生まれてから一番外国語を使った。
そんな生易しいものじゃないな。ほぼ外国語のみだ。
しかも普段以上に書類上でもリアルでも今までの生活ではありえないほどたくさんの人とのやりとりが続く毎日。
特に1月から5月まではいつも2人以上は「同居」していて、何も話さないでいられる日なんてなかった。それも一日中。

二月の深夜、字幕つきで上映する(つまり音声は原語)映画館で「海街diary」を見たのが最初の休憩だった。
おだやかでもリアルな日常生活と、ちょっとノスタルジックな日本家屋と景色。
日本語オンリーの2時間。
おどろくほど疲れがとれたのを感じた。
ただ、そこから出た後目に入ったバルセロナの景色に、
居心地いいなあ、と感じたのも事実だった。
不思議とホームシックにはならない。

これは今に至るまで不思議で、
なぜだか何度も考えている。

絵画とか音楽とか、芸術を「鑑賞する」という概念は大人になってから自分で覚えたものだ。
家には何一つなかった。
唯一触れていたのは、ずっとブログでも紹介している「おはなしコンサート」のレコードと絵本。
0歳から世界の文学と素晴らしい絵に触れる機会をくれたのはこれだった。子ども向けの絵本なのに大学生の時ですら時々針を落としていたくらい聞いた。
わかっちゃいるのに絵本もめくってた。
同じ環境にあっても弟はほとんど興味を示さなかったのだから、生まれつき私にだけそういう嗜好があったということで、つくづく生まれながらの個性っていうのはあるものなんだな、なんて今頃思ったりもしている。
世界文学全集みたいなのが大抵の子の家にあったり(逆に私は持っていなくて図書館だったけど)テレビではカルピス劇場とかで世界文学が上質なアニメになっていたり、
むしろ現代よりもアメリカ一辺倒じゃなく世界を意識させてくれる時代だったようにも感じる。
そんな中でも「フランダースの犬」とか「母をたずねて三千里」とかヨーロッパや南米の作品に惹かれたっていうのも、すでに芽生えなのかな。
カルピス劇場ではないけど「アンデス少年ペペロの冒険」もいまだに無意識に口づさんでいたりする。再放送が少なくて話はよく覚えていないのにエル・ドラドの黄金の光景がふとフラッシュバックされることもよくあるし。

それともう一つは壁にかけていたカレンダー。
父の会社がカレンダーを作っていたので、毎年親戚全部の分をバラエティ豊かに持って帰って来た。
よりどりみどりなのに、結局私が毎年選ぶのは「泰西名画」なるシリーズ。
泰西ってなんだ?なんて疑問もないままに。
2か月ごとに1枚ヨーロッパの風景がキャンバス地のような質感の紙に高級印刷されているもの。だから一年に6枚に触れていることになる。
これも理由はなかった。
一回だけ違うのにしてみたら落ち着かなくて翌年からまた戻った。
通すと20年くらいはずっとこの18世紀ヨーロッパの風景画があるのが当たり前だった。
5年くらい前にベルギーの公園で、その絵の中にいるような感覚になって、ふわーっと思い出したっけ。美術館でも18-19世紀頃の風景画の部屋ではホッとする。

スペインの風景は植物が中央〜北ヨーロッパとは違うけれども、冬になって、紅葉して落ち葉になってからの枝ぶりと冷たい空気の感覚がヨーロッパを感じさせてくれるようになった。

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↑でも書いた「おはなしコンサート」↓
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やばい。少年隊がやめられない

やばい。
作品は仕上がったし、
今度は年明けの引っ越しに向けて契約書読んだり大変なんだけど・・・

少年隊がやめられないよ〜。

見ちゃうう。

何だろう、これ。
ファンでもなんでもなかったんだけど、ファンになってしまった?

リアルタイムでの少年隊は思ったほど見ていなかった。

何でかな、と思って考えてみた。
この頑張りを知っていたら自分への刺激にもなっただろうに。
なんて。

でも、考えて少し自信出た。

つまり
彼らが頑張っていた頃、私も頑張っていたんだ。
よかった・・・
意味なく青春時代をやり過ごしちゃったわけじゃないんだ!

で、今さら若い彼らのパフォーマンスを見まくっている。

で、で、見れば見るほどすごいのがわかる。

何より、繰り返し見られるんだわ。

大人が鑑賞するに値する高度なステージを作っていたんだなあ。
特にプレゾンを知れば知るほどすごくて、本当に大人買いしたぞ!!とりあえず9回分!

普通の歌番組でもこんなレベル・・・大人のステージ(←追記:もともとはここに「EXCUSE」の動画をリンクしてコメントしてました。どうしてもご紹介したくて削除されてもされても違う動画を探してリンクしなおしていましたが・・・あきらめました。興味のある方は自力で探してみてください。大人のファンタジーを歌った少年隊ならではの素敵な曲です。)
平家派もバックというのに今のジュニアとは大違いの完成度だ。美しいです。スタイルもいい人ばっかり
この動画ではかっちゃんが踊ってないけど、
よくネタにされるみたいに踊れないからじゃなくて大やけどの後だからのようです。
でも、歌だけでこの存在感。
口パクじゃない証=歌詞のまちがいもあって、逆に実力がわかるってものだ。
顔もいいなあ、この頃。

少年隊夢ではパパさんになったかっちゃんが、ふっくらしながらも大人のダンスをしているよ〜。
EXILEの年長者がどんどん動きが重くなっちゃって見ている方が恥ずかしくなるようなのと違って
基礎ができている少年隊は大人の魅力が出せるんだなあ。

とクラシックというものの大切さにも思いを馳せてしまったりもして。

たしかに最近踊れる人はいっぱい出てきたけど芸術性が感じられない・・・

後輩ですごいといえば嵐の大野君。
少年隊にあこがれてジャズダンスをやったんですってね。共演もしているし。
基礎がものを言ってるんだ〜。
身体能力があって器用なだけではダメなのね。
でもその大野君がすでに
最近は大変だからジャズダンスは入れてない。
ってとっくの昔に言ってます。
40歳過ぎまでバリバリにプレゾンを3人そろってやってた少年隊って・・・つくづくすごいです。

それと、何度もかっちゃんばっかり話題にしているけど、
そう。
すっかりかっちゃんが気になっちゃって。
思い起こせば少年隊が出てきた時から
3人の中で誰が好き?
といえばかっちゃんでしたけどね。
(なんで娘たちはグループが出てくると誰派ってわかれたがるんだかね。女子だけじゃないか?)

そう、そのかっちゃん
ミュージカルでのお芝居には
かなりびっくりです。
テレビでのお芝居より格段に魅力が発揮されている感じ。

歌だけじゃなくてピアノやギター、はたまた激しいタップダンスと多彩なところを存分に見せているけれど
お芝居のところがすばらしすぎる!
いつか生でお芝居を見てみたい!と本気で思っています。
と同時に、こんなに魅力あるお芝居ができるなら、今後がむしろおもしろいのかも!

でもやっぱり3人そろった舞台を一度見てみたいものだ。

そん時は会場に行けなかったとしてもDVDでるんだろうしなあ。

DVD
・・・そうなのよ。
プレゾンの大人買いしたのはいいんだけどさ、
ほとんどが中古の「ビデオ」なのさ。
今でも魅力的な姿を見ているとそんなに昔な気がしないんだけど。
こんなところで時代を感じさせられてしまったのはちょっとショック。
ダビングしないと見らんないの(涙)
ダビングして私の手元に届くのは1月だ。

それまではネット上で細切れの動画でがまんです。

がまん、とはいえいっぱい見ちゃうぞー。
ハハハハ。
こんなに呆けていていいのか、私?

ま、半世紀に一度のスペシャルウィーク中だからね。
いいのだ、いいのだ。
自分を甘やかすぞ。はっはっは。

さ〜て、この純なかっちゃんの姿をもう一回見て、私も初心に帰ろっと!(追記:このリンクも貼り直し(涙))

初心は違うかな?
私はこんなに素直にかわいい子供ではいられなかったから。
そういう意味では憧れの気持ちも含めて。
これからの人生はどんどん純になっていきたい!

そんな決意もこめて。

カテゴリーの少年隊は記事を書いた順、プレゾンは投稿が新しい順で並べています。

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復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

少年隊に感謝(5)

で、「少年隊に感謝」ってタイトルつけながら何が感謝だよーって話ですが・・・

あらためて3人のすごさがわかった時に、
少年の頃に3人がマイケルジャクソンの振付師に指導されている風景を見たのですよ。
(少年に見えたけど実は20歳前後でした。)

汗だくになってさ。

で、その激しいレッスン風景を見た後に
その後の20代30代の成長した姿を見ると感慨深いものがあって。
何かの番組で昔の映像が流れる時には必ずデビュー当時のものが使われるんだけれども、
その時はまだまだなわけで、
「少年隊夢」の頃の完成度ったらすごいのよ。
ビジュアルもまだ美しいし。
まだっていうより第三のピークっていうくらい美しい。

そんな成長を見ていると、
「同じ時代に私は何をしていたんだろう?」
って思えてきちゃってね〜。

そっか〜。
1日8時間レッスンするとこんだけになるんだ〜。
なんて。

そりゃまあ振り返れば私も没入すると時間を忘れるほうなので、
たしかに何かはやってたんだわよ。

受験勉強もしたし。

書だって中学生の頃には稽古に行けば6時間書いてた。
それこそ休憩なんて考えもしなかった。

一日中歌を歌っていた頃は3年後には初見の楽譜で歌えるようになった。
(伝わりにくいと思いますが楽器ができない人間としてはすごいのです!)

30代の頃は夜の10時から朝の5時まで書きっぱなしっていうのが当たり前だった。(プラス昼間もやってたから15時間という日も)

そんなことがあるからこそ今スペインにもいられるわけではある。
でも話の最初に出た通り
頭おもーーーーーーーっていう時には落ち込んじゃったりするわけです。
たくさんレッスンしてても彼らのように一流!なんて思えないし、まだまだ。

それに創作となると、ルーティーンではどうしようもない部分もあって、
「やらなくちゃ」でできる話じゃなくて。
降りてくる瞬間っていつだかわかんないのよ
困ったことに。

でもね。
でもです。
降りて来たんです。
体が自然に動いてくれたの。

今年一番の作品ができました。

締め切りが近づくばかりで焦りがありつつも形にできないでいたんだけど
少年隊見まくって現実逃避して
かつ、彼らの努力に触発されて
私の全身が動いてくれたのです。

そう。
だからありがとうなの。
頑張り続けてくれてありがとう。
これからもがんばってね!少年隊。
50代の3人がアダルトな魅力でステージやってくれる日を待ってます。

私もがんばる〜!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートを展開中

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

少年隊に感謝(4)かっちゃん

歌でも評価の高いニッキだけど、
少年隊というグループで考えるとかっちゃんの存在が大きいんだなあ。

昔は誰がどこ歌ってるとか気にしないで耳にしていたから考えたことなかった。
特にデビュー以降は
ラジオとか有線から勝手に耳に入ってくるだけで
動いているのを見るのは紅白だけ
ぐらいだったんだな。
下手すると本物じゃなくて友達に教わって覚えた曲とかもあったくらいだし。

そんな感じで自分の人生も振り返りつつ動画を見続けているから
新鮮でおもしろい。

で、かっちゃんの歌にもどると

最初の頃の曲を聴いていると、
ここぞの決めポイントでかっちゃんがスパーンと決めてるんだ。
ニッキもヒガシもこのパンチ力がないのね。
たとえば→デビュー前の「踊り子

しかもかっちゃんはどの番組でも音をはずさないし。
激しい動きの後でも声が浮かない。
色々見てるとホントとんでもないことやらされてんですよねえ。
ここでこれ歌わす?みたいな。
踊りながら歌ってる歌手はいっぱいいるけどこんな無茶はないよ、っていう場面がいっぱいあるんです かっちゃんには。それでもちゃんと歌ってる。
実はほんとにすごいの、この人。
気づかないくらいちゃんとこなしちゃってんですよ。
それなのに自慢もしない。人としても脱帽。

声がアイドルらしいヘタウマ系で最初の頃の聖子ちゃんみたいに
うまいのにうまいって気づかれにくいタイプって言うのかな?
でも、実は一番いい歌い手かと。

だってそうよね。
「君だけに」だって
いい曲なのは間違いないけど
かっちゃんのあのinnocentな声が一瞬で世界観を作っちゃうのが大ヒットの原動力のような気がする。
無垢で透明な甘い声。
 
ああ めぐりあう ために 
の「ああ」とか
ぼ・く・は
とか あの空気は出そうと思って出せるもんじゃないでしょ???

「ふたり」
もそうだし。
あの「ねえ」がたまんない〜〜〜。

最近になるまで知らないでいた
「愛と沈黙」も「情熱の一夜」も
かっちゃんのソロが見せ場なのね。超素敵!

他の二人もちゃんと発声しているし音もはずさないけど
(初期のヒガシのことは脇に置いとこう。その後がんばったから)
かっちゃんは
歌心があるっていうかね。
声もいいし。
個性も表情もあって。

その辺は当然ジャニーさんもみんなもわかっていて
大事なところはかっちゃんにふっているわけだ。
ニッキとヒガシの声は素直でハモリにはピッタリ。
素直な声のハーモニーだけじゃグループの個性が出ないけど
三人の声が重なるところでもしっかりかっちゃんの声が生きている。
知れば知るほど絶妙なグループだこと。

本当にかっちゃんの価値は今やずいぶん誤解されているんじゃないだろうか。
忘れちゃってるだけ?
わかっている人にとっては当たり前過ぎて声にだしていないだけ???

(だってどう思い返してみても初期の一番人気はかっちゃんだったと思うんだなあ。私はアウトサイダーだったとしても年頃の女子には囲まれていたわけで・・・。
キャンディーズで言ったらスーちゃんでしょ?
でヒガシがランちゃんでニッキはやっぱりミキちゃん。美人で歌がうまいと認められつつ人気はマニアックっていう。大人っぽいおませさんに受けるというか)

かっちゃんは踊りだって若い頃はキレキレで元気いっぱい。
一生懸命な感じも若者らしさ全開で魅力的です。若い時にしか出せない魅力。

それから年相応に変化して
大人っぽくなったかっちゃんのダンスはとても素敵です。

アラフォーからがまた格段にいいんだけど、この時期はもはやテレビでの露出が少なすぎて知られていないわよね・・・私自身も今ごろ発見しているんだし・・・もったいないことだ。


ちょっと前のこと。
ある時期からいろんな番組でヒガシばっかり持ち上げられるようになって
ファンでもないのに
「なんだかな〜」と感じることがあった。
でも
数年前にたしか「徹子の部屋」で、
もう自分が一番って最初から思ってたでしょ?みたいな質問に

とんでもない。
ニシキは自分が入る前から何でもできる伝説の人だったし、
植草の愛くるしさはとびぬけたものがあるでしょ。
いるだけでパッとその場が明るくなる。
だから自分なんて、と思ってた。
みたいなことを言っていてヒガシを見直したことがありました。

(見てなかったって言う割にはこうして要所要所で意識はして見てたのよね。
理由は後日のブログにてコメントしております。)

で、動画を見ていると、本当にかっちゃんがかわいくて
ほんと、愛くるしいという表現がぴったり。

最近の扱いと重ねて見ているとなおさらかっちゃんが愛おしくなってきちゃいました。
かっちゃんの機転で二人を救っているシーンもけっこうあるのに、
どんだけ謙遜するんだろう。たとえば→インタビュー
いくら二人がうまくても少年隊が少年隊っていうアイドルとして世に出るためにはかっちゃんの存在が不可欠だったじゃん。
繰り返しになるけどかっちゃん下手じゃないし。
アクロバットとダンスが混同されすぎよ。

何かの時にヒガシが
「僕たちがネタにするのはいいけど、他の人が言うのは許さない」
って言ってて、お〜。と思ったことがあったっけ。
でも
相当許されちゃってるよ。君たちも言い過ぎたし。

ネタにされすぎて変に定着しちゃったんだよなあ。
3人そろっての漫談の時だけじゃなくて
見たことない人までが思い込んじゃってるってのは罪だわねえ。

判官びいきと言われようがなんだろうが
なんか妙にかっちゃんに感情移入。

・・・だってかわいいんだもん♥
(つづく)

日々あれやこれや思いつくことを書いています。興味あるトピックがありましたら「カテゴリー」をご活用ください。
ちなみに「カテゴリー」の「少年隊」は記事を書いた順、「プレゾン」は投稿が新しい順で並べています。

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注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
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少年隊に感謝(3)ニッキ再発見

で、そんな会話も思い出しつつ
少年隊の動画を探し続けたの。

そしたらいろいろ思い出してきた + 新発見いろいろ。

いや〜おもしろい。

そうなんだよ。
今でこそジャニーズNo.1とか言われているヒガシだけど、
最初は下手だったよね〜。
上体グラングラン。
音もよくはずすし声は悪いし。
顔つきも素人っぽさがいつまでも抜けなかった。

そーだそーだセミヌードで話題になってから火がついたんじゃなかったっけ。お姉さまたちにアピールの走りっていうか(よっちゃんもよく脱いでたけど)。
それからはお醤油顔っていうジャンルを作ってしまうほど人気が出てトントン拍子で今に至るわけですが・・・
(同時代にメンズノンノが生まれて濃い〜〜〜阿部ちゃん(阿部寛)が空前のブームだったっていう運も無視できないけど。そ〜よ〜ソース顔元祖は阿部ちゃんよ〜。ここは「カワサキキッド」の中でヒガシも記憶があやういのよね。あれはジャニーズから生まれたワードじゃないだわさ。そらまあ後付けで少年隊を分類したらニッキがソースでかっちゃんがケチャップなわけだけど)

アイドルとしての知名度も仕上がりも最初はニッキとかっちゃんの方があったんだよねえ。
なんたって「レッツゴーヤング」はとにかくみんなが見ていた番組だったし、
サンデーズは上手じゃないと入れないっていうのもみんな知ってた、そこに抜擢。
それまでと違って無名新人ばかりの時期だったとはいえ、かっちゃんは飛びぬけてた。
ニッキは合格しつつも辞退。ジャニーズ初の大河「峠の群像」出演のためですものね。

そんな思い出にひたりつつ動画を見ていると
当時以上にニッキのダンスのすごさがわかって驚いている。

ニッキがうまいのは当時から言われていたけど
基本的に当時は歌にしか興味がなかったので意識していなかった。

でも、その後の長い人生で、いろんなバレエやミュージカルに足を運んで
関心も広がって目も肥えた今、
少年隊のパフォーマンス全体に目が行くようになった。

そしたらさ。
すごいじゃん。
なんかうれしくなっちゃった。
今さらだけど。

プレイゾーンについては話題としては知っていたけど、実際を見たことがなくて
どのくらいすごいのか知らなかった。
でも
いくつかアップされている動画を見て
あー、見たかったなあ、と思ってます。
DVD大人買いしちゃおうかなあ、と思っているくらい。

その中で、ヒガシが着々と力をつけているのはわかる。
今のヒガシがすごいのも認める。

でもね。
それでもなおニッキがすごいんだ。
もうバレリーナです。プリンシパルです。

3人で同じ動きをしていても、ひときわしなやかで
ものすごい安定感と、
なによりの余裕。
ひとつひとつの動きがものすごく大きくて美しい。

こういうのを天才っていうんだろうな。
もちろん努力もしているだろうけど、努力だけでは得られない感覚を感じてしまう。
身体能力もすごいんだと思うけれども、
この感性は天性なんだろうなあ。

顔もきれいだったねえ。昔。
こんなにすべてのパーツがきれいな人だと思ってなかったなあ。

当初はトシちゃんに似すぎててすごく損してたね。
顔も体も骨格そっくり。
これは結構指摘してる人いたなあ。そういえば。

(つづく)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートを展開中

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

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