Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2017年02月

深夜の事件? (1)犯人は・・・

なんだか最近不思議な出来事が続く。

こないだは不気味な悲鳴で眠れなかった。

日も暮れて夕飯時も終わり、人々が寝静まろうかという頃。

外が何やら騒がしい。

この家は京都のうなぎの寝床のような造りなので、街の中心部にありながら、
一番奥にある寝室には週末でも喧騒は一切聞こえてこない。
夜これだけ音に悩まされない環境は生まれて初めてと言える。

なのに今日は悲痛な声と、時々男性の怒声のようなものが・・・

はっきりとは聞こえないながら、
声が近いので表とは思えず、恐る恐る中庭を見る。
が、誰もいない。
それどころか、今日はどの階の窓にも電気がなく、開いている窓すらない。

ではこの建物ではなく
表で何か起きているの???

逆に怖くて表の雨戸を開けて外を見る気になれず布団をかぶる。

でも、12時をまわってしばらくたって
また始まった。
女の人の悲鳴のよう。それも耳をつんざくようなのじゃなくて、もっと苦しそうな・・・

それが続く。

ここまで平和な空気しか感じてこなかったマドリッドではあるが、
やっぱりきれいごとだけじゃないのか?
こんな奥まで聞こえてくるとはちょっとやそっとの事件じゃないぞ?

なんだか犯罪の光景しか浮かんでこなくてまんじりともしないまま夜が明けてしまった。

翌日。
大家さんも何も言ってこないし、
街の様子はいたって普通。

とりあえずぐるっと散歩してもどってくると、
3階に住むおじいさんが大荷物を抱えてドアで苦戦していた。
ドアを押さえていたら、すぐエレベーターが来たので私は階段で上がろうとすると、
「ありがとう。」
と荷物を入れ始めた、が、
「あ、そうだ!」
私に言っているとは思わず上がっていると
「ちょっと聞いて!」
と言うので降りてみると
「うちのさ、犬がさ、朝からずっと、くうううううううんって・・・」

と始まる。
くううううん?何、日本によくいるペット溺愛者みたいにペットのろけを聞かされんの?
興味ないんですけど。

あ。

え?

えええええ?!

あれは、くううううん、なんてかわいいもんじゃなかったけどね。
「ああ、おたくの犬?ゆうべの」
と返してみた。

すると
「やっぱ君んとこまで聞こえるくらいかあ。
すまん。でっかい奴なんでねえ。それが走らせても何してもおさまんなくて
うんぬんかんぬん・・・」

というわけで、事件でもなんでもなかったことはわかって安心だったのだけれども。

それまでも、このおじいさんとは玄関ロビーで何度も遭遇していたけどいつも一人だし、
なんせ今まで一回も犬の声なんて聞こえてこなかったので、
どうやら飼い始めたところらしい。

それがはっきりしたのはさらに翌日の朝。

土曜だというのに朝っぱらから女の人がものすごく大きい声で怒鳴っている。
それと前後してドドドドドドっていう足音。

それが何時間も続く。

時々Stop!とか英語が聞こえてきて、どうやら犬のしつけの先生を呼んで
「家の中で」
訓練しているらしいのがわかった。

訓練中は部屋の窓をあっちもこっちも大開放してやってる。
窓は全部中庭に面しているからつつぬけです。

この先生の声だったら悲鳴の方がよかったよお(涙)
なんで犬の指導は英語なんだ?
文句とか命令とかの英語ってどうしてこんなにきつく聞こえるんだろう。
神経に障る。

それからも何日も指導が続いてた。

考えてみると犬はいくら大きくたって
小さい子供みたいにドタドタした足音たてないじゃない?
靴も履いてないしねえ。
ってことは聞こえてきた足音は先生じゃん。
ううう、ひどい。

しかもだ。

こないだ窓をあけたら、
私の部屋の窓の外、窓枠っていうかなんていうか、
窓開けたすぐんとこ、
そこに包装のビニールと網がくっついたままの、
ほぼ齧りおわったサラミのはじっこが落ちてた。

これも、ここまでの流れがなくて突然遭遇したら驚いただろうな。
こんなあり得ない場所にあり得ないものが。

って、
上に犬がいたってあり得ないんだけどさ。

  ?
  ??

ドタバタしたわりに、
今日も奴はくううううううん。って続けてる。


書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

もはや少年隊ブログ?スーパーレッスン

はい。少年隊まだはまってます。

毎日Babybabybabyから始まる少年隊の曲でスクワットからのストレッチ!
この1年のお風呂なし生活で凝り固まった体をほぐしております。

ストレッチの時はもちろん曲を聴いているだけなんだけど、若い頃、自分たちの限界に挑戦し続けていた彼らの動きが連想されて、素晴らしいレッスンビデオみたいなことになっている・・・。
つい頑張っちゃってます。

若さあふれる彼らはひとつひとつの動きに全力でぶつかっているように見える。

最近ヒガシが後輩と踊るのがよくあるけど、誰と踊ってもヒガシが一番キレてる。50代の今ですら。それってヒガシが進化というよりも、今、少年隊ほど文字通り指の先まで「一所懸命」に使いこなそうと踊っている人がいないからって思う。
流行りのダンスが変わったのではなくて、少年隊はやっぱり志が高かったんだろう。
世界を視野に入れて選抜されて養成されたメンバーだものね。

特に見れば見るほど驚嘆しちゃうのがニッキ。
そこまでやらなくってもっていうほど一つ一つの動きで上を目指しているのがわかる。
時に体が追いつかないくらいに「もっと大きく」動こうとしている。
そんな不安定はこんだけ繰り返し見ているからこそ気づいたもので、普通に見ていたらわからない程度なんだろうけれど、その昔、つまり初めてリアルタイムで少年である少年隊を見ていた時に何か感じていたニッキのくせのようなものが、実はこの目指すものと現在のギャップだったのかも?と最近気づいた。
もちろんあっという間にどんどん円熟して別次元に進化してしまったけれど。
単に歩幅が広いとかそういう大きいじゃなくて、ジャンプ一つでも美しさとパワーの両方の限界に挑んでいる。「ため」の限界から何から・・・

その姿を見ていて思い出されたのが、NHKでやっていたスーパーレッスンだった。

NHKの教育テレビ(Eテレ)で、初心者向けのてほどきの番組は常に何かしらやっているけれど、このスーパーレッスンは、上級者がさらに上を目指すというもの。

吉田都さんのバレエレッスンがずっと印象に残っていた。
まず、生徒のバレリーナの舞から。
ここだけ見たら

美しいバレリーナが美しく踊った。

と、満足してしまいそうで、この人に何を教えるの?
と感じたほどだ。
ところがところが、ここはこんな風に、と都さんのお手本が始まったら驚きの一言。
それまで、都さんがロイヤルバレエ団のプリンシパルだったことは知っていたけれども、実際を見たことがなかったので、これほど違うものか。と思った。

パッと見の印象は、生徒のバレリーナさんの方が美人でスタイルがよく、さらには女性らしい。踊りもかなり上手な人として選抜されたはず。
にもかかわらず、ひとたび舞えば、都さんほど手足が長くてあでやかで美しい女性がこの世にいようか、と見入ってしまう。別世界だった。お手本で見せるほんのちょっとした仕草でさえ。

都さんが話題になったころ
インタビューだったかドキュメンタリーの一部だったかを見たことがあった。
日本を出て、バレエの本場で西洋人に囲まれて
「生まれながらに骨格に恵まれた苦労知らずのこいつらに負けてたまるかー!!」
と研究に研究を重ねた。
と話していて、やっぱり人一倍努力したんだなあ、と思ったのは覚えている。
それでも
なぜこんな普通な感じの人がロイヤルバレエ団のプリンシパル???という気持ちはぬぐえなかった。

百聞は一見にしかずでした。
この違いは見なくちゃわからんです。想像を超えた違いでした。

それをニッキは彷彿とさせるんです。

体は使い方ひとつでこんなに美しく見せられるんだ!っていう。

だって、ニッキはスタイルが悪いわけじゃないけれども、二人ほど恵まれてないでしょ?
普段着の時にバシッと着こなしてる二人と???なニッキの図
っていうのはニッキの「おしゃれしない」ポリシー(?)の問題だけじゃない気がします。ああいう着こなしって日本人の骨格だとなりがちっていうか。
ヒガシとカッちゃんはかなりスタイルがいいですからね。足が長いっていうだけじゃなくて日本人離れしてる。
それなのに、踊り始めるとダントツに手足が長くて踊りが大きいのがニッキ。

体格も体力も何をとっても人一倍すごいものは天に与えられなかった私だけれど、何か努力のしようがあるんじゃなかろうか。

ニッキの姿を見るにつれ、色々考えさせられているこの頃。

いやいやこれからダンス始めるなんて無謀な話じゃなくって〜(まさか!)
ニッキのように天に与えられたものがたくさんある人と比べる話じゃないですが、
それでも一つの道を究めた人の姿っていうのは違う世界にいても学べることが多いじゃない

ううううう。にしてももっと少年隊のダンスが見たい。
youtube見つくしたぞお。
すっかり知らなかった曲まで歌えるようになっちゃったし。
このままではダンスまで覚えてしまう。。。
違法違法って制限しないでもっと見せてー!!っていうか、合法で見られる方法増やしてくれたらいいのに。せめてビデオの時代のは削除しなくてもよくない?
スペインのテレビなんて局の公式ホームページで日本からでも合法的に見られるというのに(今日の放送から過去のアーカイブまで見放題ですよ!)何で日本のは見らんないのかなあ?作品が死んじゃうよお。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートを展開中

おはなしコンサートももっと大勢思い出してくれたらいいなあ。
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

思いつくままに色々なトピックを一人ごちておりますが興味のある内容がございましたら「カテゴリー」を上手にご活用ください

切手詐欺?

引っ越しから1か月。
ようやく「日常」を取り戻した感じ。

1年ぶりに仮名の臨書をして実感。

まだまだ近所のどこに何があるか完全に把握したわけじゃないけれども、
建物の入口の鍵を開ける時には「ただいま」って思う。

・・・なんてホッしていたら、
昨日は前触れもなく断水・・・

気づいてから1時間半くらいたってからさすがにやばい気がして
大家さんに聞いてみたら、日曜だし、案内もなかったから突然のトラブルだろうとのこと。
「私はさっそく水買ってきたから料理の分くらいなら分けてあげるわよ。
でも、なんだか配ってるみたい。」
とのこと。

ベランダから外を見ると、
たしかに次のブロックの角で工事をしている。
行ってみたら確かにずらっと5Lのペットボトル。
聞いてみたらあと20分で終わるって言われたけれど、
時間に関しては完全に信用できる土地柄ではないので
今後の「まさか」に備えて4本もらってやった。

にしても、大家さんを始め、近所の人たちがちっとも慌ててないし文句も言ってないのがすごいなと思う。

しかも、日本で断水って言ったって水なんて配ってくれないもんね。
この辺の気配りの問題もあるのかな?

で、とりあえずの水は確保したけど、
家にいて無駄に水を使ったり気を揉んだりしていても仕方ないので
散歩に出ることにした。

しばらくうろうろして、そろそろ帰ろうかなあと思った時、
土産物屋さんが目に入ったので立ち寄った。

このところ、きれいな便箋を探していたのだけれどもみつからないので、
いっそ絵葉書買っておこう。
と何枚か購入。

すると、店員さんが
「切手は要らない?」
という。

世界どこでも1.25ユーロ。
と言って、絵葉書と同じようなマドリッドの写真の切手を出してみせるので、
まあついでだし、
と3枚購入。

さっそく今日3枚の絵葉書と切手のない封書を持って郵便局へ行ってきた。

そしたらだよ。

「これだめ。送れない」
と言って、貼っておいた切手のきれいな景色の上に別の切手をベタッと貼るではないか??

マジか・・・

で、あらためて1枚当たり1.35ユーロ支払うはめに。

何これ。

なんか土産物屋で、このポストで送れる、みたいなこと言って
店内のそれこそ土産物みたいな小さいポストを指さしてたけど
普通のポストじゃダメとは言ってなかったし。

そのポストに入れる特別ななんかがあるわけ?メール便みたいな。

う〜ん。怪しい。
そのポストに入れても送ってもらえる気がしない。

これはやられたとしか思えない。

こんな詐欺があんの?

確かに旅人だったらハガキ一枚のために飛行機に乗って文句言いに来ないもんね。

うわああああああ。

大金ではないにしても後味悪い。

スペインではみなさんの親切に心温まることばかりなのに。
なんということだ。

ただね。
この土産物屋はスペイン人の経営じゃないのよ。

そういうわけで、スペイン人に騙されたんじゃない、っていうのだけが救いかな。

たしかに、あのポストに投函すれば送れた特別な切手なのかもしれない可能性は残っているけど、
やっぱ気分悪い出来事でした。

(追記)
この記事を書いてから2か月たちました。
イースターを前ににぎわっている町でまさに観光地のマイヨール広場のあたりを散歩していたら、同じようなポストがお土産物屋さんの前に出ているのをみかけました。
2か所。
そのポストにはinternational postって書いてあった。
・・・だからそういうシステムがあるのかもしれない。本当に。
なんでもかんでも疑ってかかるのはいけないなあ。
とか言って、疑うなら最初の切手をすすめられた時に疑わないとね。
勘がにぶってたなあ。
せめてつっこんだ質問くらいはするのに、まともな時なら。
いかん いかん
気を引き締めねば。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
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