Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2017年04月

ネットで語学学習(2)Duolingo(デュオリンゴ)とVIKI

(つづき)
実際ネットで語学学習のソフトはないわけではないんです。
無料のものも随分みかけます。
でも、ほとんどがスマホのアプリ。ちっちゃい画面嫌だ〜。

それに文法の説明ダラダラされても私がやりたいのはドリルなので違うし。

やっぱり地道にノートで暗記なのか・・・
あきらめそう・・・


なんて折れそうな時に、やっとみつけました。
Duolingo(デュオリンゴ)

これはPCでもできるし、正解するとピンポーン!って鳴るだけでも
単調な語学学習に張りがでるというもの。

それで一気に初日に1000問以上解いてしまった。
1000ポイント獲得したから1500〜2000問くらいかな。
はははは。本当に地道にコツコツが苦手な私・・・
気分が乗った時にどーーーーーーっていうタイプ。

そんな私でも、一応この一週間は休まず続けています。
さすがに進むと少しずつ難しくなるから1000問毎日はあり得ないけど。手も痛いし。

既存の語学学習ソフトの中では秀逸なソフトだと思う。

設定言語も選べるのが便利。私は英語話者に設定して問題を解いているので、
スペイン語→英語。
英語→スペイン語
の繰り返しなのも、今の私にはすごくいい訓練になります。
この言語の切り替えっていうのもひとつの関門だったので。
(英語スイッチになっているときはスラスラ話してるのに、途中に日本人との会話がはさまったとたんに英語がレロレロになっちゃうみたいなことが多くて苦労しました。)

ただ、よくできたソフトではあるけれども、割り切って付き合わないといけないところもたくさんあります。
どなたかのブログに「カオスな例文」
と書いてあって笑っちゃったけど、
たとえば
「私は蜘蛛ではありません。私は少女です。」
みたいな例文とか
「やあ、おさるさん。君はスペイン語を話しますか?」
とか。
なんてファンタジー(笑)

あとは、形容詞vivo=aliveの練習が
「今日父は生きています。」
とか。ブラックな文脈しか浮かばないのは私だけ?ミステリー読みすぎかな。

超初級の練習文に「父は大佐です。」とか「あなたは軍人ですか?」
とか、日常ではまず一生使わないと思われる名詞が出てきたりね。

それから、私がキーッ!!!ってなっちゃうのは、
このスペイン語を英語に、
っていう問題で、うっかりスペイン語の活用に気を取られたりしていると、
解答の英文のほうの不定冠詞anをaのままにしてしまったり、
pensarはthinkだな!なんて喜んでいると、think of のof を入力し忘れたり、
英作文のテストだったら絶対間違えないような初歩的なミスをしてブーって鳴らされる時。
(実際はブーっていう音じゃなくて残念な感じのディンドンっていうサウンドだけど文字ではあらわせない)
あとはタイプミスでthe をthaって打っていて、ブーって鳴っても何が間違いなのかなかなか気づけない時とか。
こういうのは人間の先生と対面でやっていたらスルーしてポイントに集中できるんだけどね。
機械の石頭!

不自然でもガチガチに直訳した解答じゃないと認めない時もあれば意訳を許してくれる時もあって、
解答するときに勝負!っていうときもあるなあ。
きっと日本語に設定していたらもっとストレスがあるんだろうなと思います。

日本語と西洋語との互換性はなかなか・・・

そうそう。
Duolingo発見とほぼ同時期にVIKIという動画サイトもみつけたんだけれど。。。

こちらは違法アップロードじゃなくて無料ながら正規にドラマや映画を見られ、しかも字幕が選べる!っていう素敵なコンセプト。

でも落とし穴は、その字幕が「ボランティア」っていうこと。

最近のドラマにまじって一本だけ木下恵介監督の「不死鳥」っていう映画があったので、
初めて田中絹代の映画を見ました。
スペイン語の字幕つけて。
そしたらひどくてびっくり!
こんな初級の私が気づくくらいひどいスペイン語訳ってどうよ。

戦前戦後の良家の人たちの使う丁寧な日本語がまったくわからない人が訳したみたいで文になってないんですけど。
それどころか、主人公「小夜子」の名前がsayokoになったりryokoになったり、どんだけひどいんだ?

きわめつけは終盤。
恋人の父親が
「わしは嘘を言うのは嫌いだ。」
と言ったところについた字幕が 「Eagle. ...............」

一瞬、目が点になりました・・・

Eagleって・・・・・・もしかして「わし」の訳???

鳥のワシと間違えたにしてもスペイン語aguilaにもなっていないんだけど。

そんなんで日本を代表する木下恵介監督&名優佐田啓二、田中絹代の作品が評価5.9なんてつけられちゃっています。なんて理不尽。

字幕見ながら単語を覚えるのっていいと思ったんだけどこれじゃあね・・・

めげずにボチボチ勉強しまーす。

Duolingo(デュオリンゴ)体験記、独学で使ったテキスト、読み物、動画など随時追加しています。よろしければカテゴリー「スペイン語」をご覧ください

(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

ネットで語学学習・・・

ようやく今月になって、スペイン語の勉強を再開しました。

いっそ今年は語学の習得に集中しちゃえば?
という夫の言葉で学校を調べてみたりもしたのだけれど、
そこはさすがにヨーロッパ。
なかなかの値段です。

定期的に通うのも面倒な気がして気分が乗らないし、
なんといっても、先生の質やクラスメイトとの相性ってギャンブルみたいなところがあるから
それに賭ける気にもなれず・・・

さすがにここまで指導経験も生徒経験も積んでくると、学校が今の自分に向かないのもわかりすぎる。
向かないっていうより、正確に言うと無駄だらけになるのね。
だって私の現在の弱点は
わからない
じゃなくて
覚えられない
なのだから。
学校に行ったって結局「覚える」の部分は自分の作業だからねえ。

文法の基礎は一通りは目を通しているので、しくみは理解できるのです。
母国語である日本語からかけはなれた英語をこんなに長い間苦労して勉強した日本人は
西洋人のクラスメイトよりはるかに文法を理解するのが得意。
これはよく言われることだけれども本当です。

でもねえ。言葉は道具だから、使えてなんぼ。

なのに動詞の活用でつまづきっぱなしで先にすすめないのです(涙)

英語の不規則動詞は中学の時に全部覚えろと言われた時には驚いたけど、
所詮は過去&過去分詞だけでよくて、一枚の紙に一覧が収まる程度の量なんだよね。今思えば。

スペイン語の活用どんだけ???
不規則動詞どころか規則動詞も無理です。
いつまでたっても現在形すらおぼつかない・・・
困った困った。漫画の外人みたいに「ワタシ タベル」「コレ カウ」って感じに聞こえてるんだろうなあ(恥)。

でもとにかく私の頭は生まれつき暗記と無縁なつくりでして。

欲をかかずに動詞の現在と単純過去(スペイン語教育の用語では点過去)だけでいい。とわりきったのだけれども、それすらも気が遠くなるような作業で。
なんか楽しいドリルとかゲームとかないのかなあ。
と子供の本のコーナーに行ってみたりもしたけどない。

仕方がないから中学時代を思い出して、こつこつ単語ごとに6種類の変化をノートに書き続ける作業を数日続けてみたけど、手ばかり疲れる・・・なんたって楽しくないです。

いまどきネットでゲーム感覚でできたりしないのかい?
と探してみたけど、
ない。

(つづく)

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(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)

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書はダンスだ!国際ダンスフィルムフェスティバル入選

やったー!!

去年カディスで制作したビデオがポルトガルで上映されることになりました。

海外でパフォーマンスすると、私が書いている姿はダンスのようだ。
と言われます。

そう。
リズムがあって、
全身の動きで線を生み出すわけだからダンスのよう、じゃなくてダンスそのものなんだ!
その呼吸と運動から生まれる線が紙に残った
軌道が書。

その信念のもと、パフォーマンスの際も、見せんがために振付のような動きをして不自然に書くのではなく、
あくまでも書本来の動きのみで勝負しようと思っています。

書作の動作そのものの美しさを伝えたい。

そのために作ったビデオです。
https://vimeo.com/182475185

それが、正式にダンスフェスティバルで選ばれました。
BlogPaint
ポルトガルで作品が見られることも初めて。
二重に嬉しいです。

この結果をメールで知ったのが4月1日だったので、
まさかエイプリルフール??
なんて気分になってしまいましたが、
ちゃんと3月のうちに公式発表されていたので一安心。
4月21日と5月27日にポルトガルのBragaで上映されます。
映画館みたいに大画面に映されて大勢が見るっていうこと。
自撮りだから自分の顔をアップにするしかなかったシーンもあるのに・・・きゃーっ!(汗)

そうなんです。
出演だけじゃなくて、撮影も編集も全部一人で手掛けたのです。
初監督作品が個展会場以外でいろんな国の作品と一緒に上映されるなんて!

ここ数か月少年隊にはまってダンスにくぎ付けになっているこの状態も
これを予感してのことだったのかな〜。
見ても見ても飽きない。何回見てんのかな?

とにかく人生、
思って思って思っていれば叶う。
みたいな体験のひとつかもしれないなあ。
(ついでにかっちゃんに会えないかな。ハハハ)

こうしてダンスをいっぱい見て
いろんな呼吸やリズムに触れて
私の線にさらなるふくらみが生まれたら嬉しいなあ。

今年も色んなコンテンポラリーダンスや
時にはクラシックを見に行けたらいいなあ。
ダンスのライブは夏にフラメンコを見て以来だから
そろそろ何か探そうかなあ。

とにかくよかった!

次に向かって頑張るぞ!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

おはなしコンサートも思っていればいつか・・・
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?
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