Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2017年09月

モクモク村〜〜〜マコちゃんガコちゃん

「おはなしコンサート」復活をめざしていつもご紹介している復刊ドットコムですが
「おはなしコンサート」より一足早く
モクモク村のけんちゃん」が復刊したそうです。262票にて。

マコとガコの冒険」シリーズも復刊してたんだ♪
こちらはちょっと絵が変わっているみたい。

「おはなしコンサート」が私の芸術の原点なら

けんちゃんとマコガコは私の英語の原点。

どんだけ聞いたかわかりません。
ちょうど睡眠学習なんていう概念が流行った頃なので布団に入って聞きながら眠っていました。

「モクモク村のけんちゃん」はこのブリタニカ英語学習シリーズの導入の作品で
紙芝居を見ながらテープを聞くというもの。
けんちゃんが旅をしながら「魔法の国のことば」を覚えて出会った人と言葉を交わしていく物語。
子供にとっては勉強でもなんでもない楽しい紙芝居です。
紙芝居なので、親がめくってあげないといけない、つまり小さい子でも楽しめちゃう設定。
というか幼い頃から親しもうっていう設定。
でも
いい話なので大きくなってからも何度も聞き返しました。

その次のステップがマコちゃん(まことくん)とガコちゃん(ガラコちゃん)の冒険物語。
これは絵本とテープ。
子供が自分でページをめくりながらどんどん進めちゃう設定です。

この先に進むともっと難しい内容のテープとテキスト、問題集、英英辞典までそろった英語マスターまでの充実したセットで、当時最先端のテープレコーダーつき。すべてがおさまる本箱までセットで押し入れの下半分にちょうど収まるサイズでした。
あのテープレコーダーのシステムってなんて言うんでしたっけねえ。
自分の声を録音してお手本とコーラスみたいに一緒に聞いて違いを発見できる優れもの。
もちろん自分の声は消すことも録り直すこともできて元の音声は損なわないあれ。

当時の子供としては、そんな機械をいじっているだけでテンションあがるってもんだ。
今の子がタブレット使って英語力アップ、とか言ってんのと一緒だわね。

せっかく押し入れ半分ほども幅も高さもある本棚いっぱいのテキストとテープがありながら、結局使ったのはけんちゃんとマコガコだけだったので、フルセットの価格からするとどうなのよ、っていう感じなんですけどね。
なんせ
英語はわからん。手伝えないけどこんなもんみっけたから勝手にやれ、
って渡されただけの乱暴な話なので、
マコガコ以降の使い方はさっぱりみつけることができなかったんです。

でも、結果としては安い投資だったと思う。

マコちゃんガコちゃんのテープを3本聞いたところで
挨拶くらいしか覚えない。
文法説明なんて皆無。

だから初めて受けた英語のテスト
つまり中学校の1学期の中間テストでは
英語の勉強の仕方がまったくわからないまま臨んだ私は70点代しかとれず、
クラスで下から数えたほうが早いくらいの順位だった。
だってクラスのほとんどの子が塾ですでに小学校から英語を習い始めていたからこの中間テストは異常に平均点が高かったんです。
この時は慌てたなあ。

文法の大切さを知ったのは結局社会に出て「教える」必要ができて最初からやり直した時だったので、これはまたずいぶん遅いです。どれだけぼんやりしていたんでしょうね、私は。

なんでそれなのに安い投資といったかというと、
結果的にはこの英語という道具を嫌いにならずに、
むしろ使っていきたいな、と思えたからです。

勉強と思わずに接し始めた。
純粋に耳から覚えたっていうことが大きかったのではないかと思います。

私は中学に入るまで
ありがとうは英語で「ファンキュー」だと思っていたのだ。
thの発音を知らない耳にはそんなふうに聞こえていて
カタカナの「サンキュー」とは違うんだ〜って満足してた。

でも、そのくらい純粋に音としてとらえて接していたことはとてもよかったんだろうと思う。

だって、最初のテストに大コケしたほどの私でも、発音だけはよくて
その後の人生で何度
「どこで英語を?」
と聞かれたことか。

もちろん歌が好きで、歌と同じ感覚で
聞いては真似る
っていうのが大好きだったから
練習はずいぶんしている。
でも
聞いたままの音を先入観なく受け入れる感覚があったことは
すごく大きかったろうと思う。

日本人には一般に、英語の発音は難しいと思われているけれど、
本当はアクセントのとらえ方の問題のほうが肝だから音楽だと思っちゃったほうが近づきやすいんだしね。

発音がいいと
「こいつできる」と思われて
実力が初級なのに
ネイティブがババババババーっと話しかけてきて困っちゃったことは多いです。
いまだに困る。
でも発音が悪いと最初の段階でそっぽ向かれる。
そりゃそうでしょう。
反対の立場になればどんなに疲れるかわかります。

それに「どこで英語を?」って聞かれるっていうことは
それなりにお金かけて身につけたみたいじゃーん?
勝手に誤解していただけてラッキーじゃないですか。
「そうなの私。お嬢様なの」

そこはどうでもいいかもしれないけれど、
これから子育ての方。
お金は要りませんわよ。
「魔法の国のことば」
が好きになれば
あとは子供が勝手に勉強します。

復刻したのは「モクモク村のけんちゃん」と「マコとガコの冒険」シリーズ。
単品で買えるみたいですしね。

たくさんの人に知ってほしい作品です。

注)テープテープと思い出話を書きましたが、今回の復刻ではディスクになっています。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

おはなしコンサートにも希望が!
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

羽衣と 筆が踊って 風は秋 

羽衣と 筆が踊って 風は秋 河彦 

スペイン在住の書家、金子祥代さん。バレンシアで開かれたビデオ・ダンス・ミーティングに出品したビデオ2本を彼女のブログで見た。「天のはごろも」の「風」編と「涙」編。白い衣装で太い筆を走らせ、画面に墨が飛ぶ。書の常識をはみ出すような、新しい美の創造。

河彦さんの本日のツイッター俳句
です。
ビデオを見てくださった上ご紹介くださりありがとうございました。

新しい美の創造

次なる新しい美は何だろう?

今回も会場で
「次の作品は始めているの?」とか
「次はどんなの作るの?」
とか
聞いて下さる方々がいてうれしかったですが・・・

今日も出発前に手掛けていた途上の作品やら
いろんなものの段取りを
思い出して整理するだけで終わりそうです・・・

いや〜なんせ昨日疲れちゃったから。

すごい重いスーツケース(余裕で30キロ越え)とスーツケースくらいの箱と1mを超える筒とリュックで帰宅。

タクシーの運ちゃんには
「駅から近すぎ!荷物重すぎ!」と文句をたらたら言われてチップをせびられ

建物に入ればエレベーターが故障で動かない。
(私が着く2時間前は動いていたそうだ!!)

汗だくで一段一段荷物を持ち上げ

家に入ればまた冷蔵庫のトラブルだー。

今回は電気は切れていなかったけど
中が水浸しな上ドアを開け閉めする度にに水がじょろじょろ垂れる。
(この水は一晩たってもまだ出ている。
どこから???)

それを大家さんを呼んで見てもらったりしてから
夕食の支度の買い物に出たら店はどこも休んでいる・・・土曜の夜だから・・・
まともな材料はあきらめて冷凍ピザを購入となりました。

またしても細木数子が当たってしまった・・・
23日は要注意って書いてあった。

もっというなら最近続いているメキシコの大地震。

もともと来月メキシコシティで個展予定だったのだ。
来春に変更になったけど
そのままだったら準備のためにもう現地にいたかもしれない・・・
そして細木数子によれば、個展みたいな大事なもんは今年は避けて来年がいいって・・・

怖っ!

そらまあ細木数子の信者じゃないし、おんなじ系統の占いなら大まかにはおんなじことを言うだろうと思う。手っ取り早く流れがわかるから細木数子の本を買ったってだけなので変な誤解は避けたいところだけど、何にせよ
占いっていうのは馬鹿にできないなと思う。

河彦さん
ごめんなさい。
せっかくの素敵な俳句のご紹介から始めた記事なのに
またもやトラブルに話が流れてしまいました。

でも!
やっと大家さんが冷蔵庫を新調する決心をしてくれました。
近いうち
新品がやってくる♥

よかったよかった。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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Video Dance Meeting in バレンシア

20170921_video dance meeting

参加してきました〜。
(この写真の席の後ろに映画館らしい客席があります。つまり私はそこから撮影)

ビデオダンスあるいはフィルムダンスというカテゴリーは日本ではあまり馴染みがないですが
今回のミーティングも応募が400以上あったそうで、なかなかの盛況です。

いろいろ応募している参加者に聞くと400なんていうのは「いい大会」からするととても少ないそうですが、今回はパネルディスカッションなので当日列席できるのが条件。
主催者もその縛りがなければもっとずっと応募が来るだろうと言っていましたが
私もそうだろうと思います。

ミーティングは3日に渡って行われ
毎日10人くらいが発表して観客とともにディスカッションしました。だから選ばれたのは1割にも満たない人数です。
しかもクオリティも高くて
CMやテレビドラマを撮影しているプロまで参加。

オーマイガー

なぜ私がここに?

1日目を見終わって2日目の私のセッションに備え
準備していた原稿を完全に書き直して臨みました。
どう書き直したかというと
9割がたカットしたんです。

この際、私が一番経験が浅いのだから
正直に素人として
講釈たれずに作品だけで勝負しよ!
と思い至りまして。

結果。

なんか今日、私が一番人気だった感じ〜♫♪♬。

私たちのセッションが終わったら
やたら皆さんが話しかけてくださって
ほめてくださる。
うっしっし。

私自身は初めて作ったビデオを応募した素人だけれども
見ている側はプロなので
私が作品の中で伝えたかったことを見事に受け取ってくれている。

じーん(涙)

長年日本で感じていたフラストレーションが解消されてゆく〜〜〜。

あ〜来てよかった。

そして表現し続けてよかった。

これからも続けるぞ〜。

今回の作品はもちろん
天のはごろも〜風
天のはごろも〜涙
ご高覧くださいませ・・・

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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Viva O型!  少年隊からのO型考?

さんざん少年隊の話題をしてきたけれど
現在一般的にはヒガシが一番有名ですごいみたいに思われているにもかかわらず
随分ニッキとかっちゃんにかたよった贔屓をしてるじゃないかと感じられた方もいるでしょうね。

しょーがないじゃーん。
感じたままなんだもの。
美形は好き。
ヒガシだってお芝居もダンスも歌もそつなく上手にやってます。

でもね。
この3人を見ているにつけて何がいいのかって言ったら個人技よりなによりグループとしての魅力なんです。
本当に羨ましいと思う。
友達っていうのだって一生の中で本物に何人逢えるかわからない。
でも、友達という意味では人生のいろいろなタイミングで年齢関係なく色んな形で出会うチャンスがある。
それに対して彼らのような同志に何人出会えるだろう。
しかも何十年も高めあいながら同じ作品を作り続ける仲間なんて。
何人どころか会えないほうが普通じゃないだろうか。

それを考えた時にやっぱりね。
ニッキとかっちゃんだからなんだな。
と納得してしまうんです。

一般的に日本では
「A型いい人
他は何かしら問題あり」
みたいに扱われます。

A型がマジョリティだからね〜。仕方ないやね〜。
他の国でA型が圧倒的に多いっていうとむしろ驚かれるんだけど、日本ではA型である方が心地よいようになっている。

A型が悪いとは言わないけれど、
「A型はおだやかで波風をたてないやさしくて害のない人。調和に欠かせない人たち」
というのには異論あり。
確かに普段は静かですが・・・

グループを運営する時、A型さんは意見をなかなか言いません。
それに対してO型はポンポンアイディアを出します。
で、この段階で「自己主張が強い」と烙印を押されるの。

果たして最終的に決を採る時にはA型さんの意見を通してあげてんのにね。

場をあっためてあげてA型さんの意見を引き出してあげて最後に身を引いちゃう。
実はこれがO型。
グループ運営には欠かせない存在なのだ。
かといって本当は群れるのが嫌いなのもO型なんだけど、グループの中に置かれると一生懸命貢献しちゃう健気な人々なんです。

だから何かとA型さんたちに
「おおざっぱのO」
ってだけ言われるのはどうもね。

しかもO型さんたちは照れ屋なので
「私たちのおかげです!」って大声出さないからね。
「えへへへ、O型はおおざっぱだから」
って自分で言っちゃうし
(これっていうものにはものすごくこだわるんだけど本当は)。

少年隊見たってさ
ヒガシ=努力の人
って代名詞みたいだけどニッキとかっちゃんが努力していないのかって言ったらそんなわけないでしょ。
ダンス一つとったって他の追随を許さぬレベルの同じ振付をこなしているのだから。

「努力家ですね」
って言われて
「はい」ってしれっと言えちゃうのがヒガシなだけです。

というわけなので、
ヒガシを目立たせておいてニコニコしていられるニッキとかっちゃんの縁の下の力があってこそのチームワークだと勝手に満足しております。

じゃあヒガシもO型だったら最高なのか。

それも違うんだろうね。

O型ばっかりってすごーーーく心地よいです。
喧嘩とかもない。
なぜならお互いぽんぽん言いたいこと言ってるようでも意見がぶつかるとゆずり合っちゃうからです。
そもそもあんまりぶつからないかな。
むしろなんか決めなきゃいけない時には優柔不断気味の時も?

だからお仕事となるとね。
ちょっとA型さんがいた方が緊張感が出るのかもしれません。

さらには国内での人気商売だとヒガシがいてくれた方がいいんだろうね。
共感してくれるA型さんがいっぱいいるんだから。

ついでに発見!
次なる長寿グループのTOKIOは松岡くんのA以外全員O型。

ここもおおらかじゃないですか。解散、みたいなイメージないし。

息の長いグループってAとOの組み合わせが多いんだわ。

SMAPも長かったじゃん。解散しちゃったのは比率の問題なのか?O型がキムタクと吾郎ちゃんだけ。
でも、この二人が潤滑油だったのはわかる気がする。(ちょっと今キムタクが叩かれ過ぎてるのが本当に気の毒。一番の功労者なのに。でも黙ってるのね。O型さんだから)

で、ジャニーズに残っている最年長たちがニッキ、かっちゃんの他マッチと岡本健一がO型。でTOKIOでキムタクでしょ。

後輩たち居心地いいよねえ。先輩や上司にするにはO型は最高ですよ。

とっくにお気づきと思いますが私はO型です。

あんまり自画自賛しないはずのO型ですが今日は思いっきり主張してみました。
つねづね言いますが、どこにでも例外はあるのです。はっはっは。

なんにしても今はO型がマジョリティの環境にいるのでぬるま湯〜。

ラテン万歳!

(追記:こんな話をしていたのに山口くんがあんなことになってショックです。
こんな問題が起こるたびに高校生だろうが成人だろうが女性が男性の部屋に自分の意志で入っておきながら何かあったら訴えるということについては同性として軽率で卑怯だと思う。
でもねえ。今回の場合そもそも高校生なんか部屋によんじゃだめよねえ・・・。
ましてお酒飲むなんて。
え?酔った上で誘ったのか?
だとしたらなおさらまともな女子高生ならついていかないだろう・・・
それにしても、あたかも強姦したかのような騒ぎには閉口します。
セクハラがあるとものすごいお祭り騒ぎになる最近の日本。なんか怖い。
もちろんセクハラはよくないですよ。そらあ女性の側からしたら自分を守るの大変だし、体の接触がないものですらもものすごく気持ち悪いですよいつまでも。
でもその実感をふまえた上でも、やっぱり今のマスコミの乱痴気騒ぎには怖さを感じます。
TOKIOが連帯責任みたいに反応しているのもなんだかね。
山口くんがみんなに迷惑をかけたことは間違いないけど
みんなのせいで山口くんが罪を犯したわけじゃない。
それでも連帯責任を追及する土壌があるからこんなことになるんだろう。
注目されている人たちだから仕方がない部分もあるけれど
つくづく残ったTOKIOの4人には頑張ってもらいたいです。)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

少年隊プレゾン 2006 Change

とうとうChangeに戻ってきた。
これも最初に見た3枚の一枚。
これがよかったから、途中「う〜ん」と思う作品があっても見続けられた気がする。
だって将来いい作品を作るのがわかっていたから。

いいとは思ったけれど
最初見た時は、ちょっと全体暗いし衣装は地味だし
女優さんは皆無だし「華やかさ」の点で物足りなかった。
若き少年隊がくるくる動き回ってステージごとに変化する楽しさがきっかけで見始めた私としては
踊りも少し物足りなかった。

40代の少年隊の姿ってほとんど見たことがなかったからね。
ニッキの変貌ぶりもちょっと受け入れるのに時間かかっちゃった。

でも。

最初から順番に見てきてもう一回見ると、
年相応にお芝居も踊りも大人になってくるのにペースがついてきて
「ものすごくいい作品だ。」
という感想に落ち着いた。

アラフォー期はやたらとヒガシの2枚目とニッキ、かっちゃんの色物っていう役割分担がはっきりしすぎて「ヒガシ&少年隊」じゃないんだからさ。
っていう感じだったけど
Changeでは初心に帰って3人均等に主役の本来の少年隊スタイルに戻りました。
笑いも狙いすぎず。
あくまでもしっかりしたお芝居とダンス、歌唱がメインで
息抜きにちょっとした笑い。というこれまた本来のスタイルに。

減量したかっちゃんがものすごく素敵な大人男子になって、
見た目だけじゃなくてダンスもシャープに

それが完全に生かされた完成度の高い3人主役のステージになりました。
ちびっこがチョロチョロしない大人の世界なのもいい。

ショータイムはないけれど、お芝居の中で3人一緒に踊るシーンも多いし
それぞれのダンスも素敵だし、最後も全員で幻想的に踊るところは本物のミュージカルな感じでいいです。

あ〜あ〜。
やっと2つ目のトンネル抜けたのに。

この翌年のChange2がDVD発売できなくなっちゃったやつで、
その翌年には最後。
プレゾンファイナルは華やかで素晴らしいショーだけど
きちんとしたミュージカルはこのChangeが最後なんだ。残念すぎ。
なんで急に終わりになっちゃったんでしょう?

どんな大人の事情があったっていうの?

とにかくもったいないとしかいいようがない。

10年なにもなしか・・・

ニッキさん何か演出考えてないのかなあ。
今までに見たことのない大人でフォーマルな舞台。
今演出をつけている後輩たちでは到底出せないものを
そろそろやりたくならないのかなあ。

50代って大事だと思うのよ。
60に入ったら取り返しのつかない変化が現れると思うの。

実際50代の素敵な男性って本当に素敵じゃないですか。
ある意味では人生で一番素敵だよ。
全てを持っている。
そんな素敵な殿方のアラ還での変貌をずいぶん見たよお(涙)
その先にも素敵な生き方はあると思いますよ。
でも。
その壁の前にしか作れない世界があるんだよ。
この壁は人生の中でもかなりおっきい壁だと思う。

急げ!

ん?私は誰に言ってんだ?

おまけ)changeについては2017年3月1日2日にもちょっと書いてます。


書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)
ついでに説明すると、プレゾンは1985年から2008年まで続いた少年隊ミュージカル’PLAYZONE(プレイゾーン)’の略。

少年隊プレゾン 2005 20th anniversary

2004年はジャニーさん念願のウエストサイドストーリ―で
かっちゃんはわざわざ役づくりのためにかわいいかわいい八重歯を矯正してしまったほど大事な作品なのにDVDは作れなかったそうで・・・
残念。

なので次は20回記念のDVD。

大事そうな回だから満を持して見たかったんだけど
Vacationでがっかりして
お口直しに同じ晩に見てしまった・・・
ほぼ徹夜・・・

これはちゃんと3人絡んでくれました。
お口直しの意味はあったというべきか。

ここから参加の赤坂くんとアツヒロくんはジャニーズ内からの助っ人としては最高傑作。
(後日追記:厳密にはアツヒロくんは2002愛史と2004ウエストサイドにも出演しています。この時はまだ愛史を見ていなかったもので)
文句なくうまい。
お芝居も歌も踊りも何もかも。
ビジュアル面もグレードアップ。
特に赤坂君はかなりのキワモノ感もだせるので
おじさまや綺麗どころといった外からのゲストなしでも
お芝居の幅が広がる。
(実に惜しい人を亡くし、いえ失くしました。が、それはおいといて)

全体的に笑いをねらいすぎているきらいはあるものの20年のお祭りだからいいんでしょう。

第一幕の二人の老人。
めちゃくちゃ素敵なおじいちゃんたち。本当にここまで続けられたらいいのにね。
ニッキは実際はこんな白髪豊かなおじいちゃんにはならないんだろうけど、この人つくづくこういう被り物するといい男。
ずっと何かかぶってればいいのに。まゆげもなんとかしてさ。

第二幕にあたる「裁判コント」はダラダラ長くて
かっちゃんはがなりまくるし
みんなでよってたかってかっちゃんをいじめるし
アドリブぐだぐだ嫌な感じ。
うんざり・・・。
ところが、ここはダメなシーンじゃないといけなかったのね。
こんなダメダメなことしかできない、ってことから3人がぶつかってお芝居の本編が始まるわけだ。
一回目に見た時にはそこまでわかんなくて途中から苦痛だった。
わかった今見ても
やっぱりちょっと散漫すぎて長い。

そこを除けばテンポも流れも何もかもとてもクオリティの高い作品です。

(夫などは裁判コントの場面が一番おもしろいって言っているので除かなくてもいいのかもしれないけど。つくづく人によって見てるポイントって違うもんですねえ)

全体を通して、少年隊さん、ずーっとプレゾン続けてね。
っていう後輩からのメッセージ満載。
DVD視聴者向けの3人のコメントも未来に向けてやる気満々。

これがわずか3年後に終わってしまった事実を知りながら見るとものすごく切ない。

この時は本当にもっとずっとやる気だったんだろうなあ。

ジャニーズっていう看板を背負っていなければ
もっと小さい会場で3人だけでの芝居でだって続けていけたんだろうに。
トシちゃんが今でも新曲を出し続けているようにさ。

3人とも優等生すぎて後輩の面倒みたり色々背負っちゃってる感じがしてすごく残念。
報われると思うけど。
な〜んてこれも外野の気持ちであって、ご本人たちは十分充実&満足かもしれませんけどね。
変にバラエティなんて出ないで本業だけで勝負し続けられているんだから
この方々こそがやっぱり数少ない成功例と言えるのかもしれないのだけれど。

そうはいっても今の姿がもっと見たいですよね。

こんな
金ダライすらシルクハットに見えるような踊りの天才を
前に出さないなんてどうかしてるぜ。

裁判コントが始まったとき、2年前よりぽっちゃりした感じのかっちゃんがオールバックで出てきたのを見て実は
おじさんぽく見えちゃって嫌だなあ
と思ってしまった。
しかーし!
その後、四畳半劇場に金太郎姿でスパッツはいて出てきた姿はちっとも太ってない!世間の39歳からするとむしろかなり上等なのでした。
それでもこんなに太って見えちゃうとは。厳しい世界なのね〜。

翌年大減量して素敵な二枚目にもどったけど、そう考えると並大抵じゃないわよね。
20周年を迎えた後の決意だったんじゃなかろうか。

考えるほどに、せつない(涙)

過ぎてしまったことだ。
そんなことは忘れて楽しもう。
作品としてはおすすめの一枚です。
笑いたい時には特にいいかも。
あなたも「仮面舞踏会」を朗読したくなると思います・・・


書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)
ついでに説明すると、プレゾンは1985年から2008年まで続いた少年隊ミュージカル’PLAYZONE(プレイゾーン)’の略。

少年隊プレゾン 2003 Vacation

ここまで気持ちよ〜くプレゾンの感想書いてきましたが・・・

せっかくいい作品が続いていたのに2002年の「愛史」っていうのはなんだかものすごく評判が悪いのにDVDだから高くて買ってない・・・

怖いもの見たさもなくはないけど。。。

かつての少年隊ファンには受け入れがたくても作品としてはいいのかもしれないしねえ。

ちょっとこれはまだしばらく様子を見てみようと思っています。
(追記:後日結局購入。感想はこちら

Vacationも賛否両論あるみたいだったけど
タイトルの響きが楽しそうだったから買ってみた。

結果・・・

惨敗。

やだ。やだやだやだ。
楽しくなーい。

だってオムニバスで一人一話なんだもん。
たしかに途中でチラっと他の二人も顔出して笑いをとって、はけていくけど
こんなのじゃ全然やだ。
3人の阿吽の呼吸が見たいんだよお。

諜報部員だFBIだCIAだという設定もあんまり意味をなしていないし、
vacationのウキウキした感じもない。
つまんなくて繰り返して見ていないからか
こうして書いていても
3話目のニッキの話が思い出せないし。

ここに来て斗真くん風間くん長谷川くんといった役者班が登場。
テレビではうまい人たちだったのかな。
でもここはステージ。発声が悪くて叫ぶとうるさかったりする。
とうとうジャニーズ外からのゲストさんも皆無になってMAもセリフをたくさん喋ってる。
とにかく若いもんばっかりでドタバタ落ち着きがない。
あーがっかり。

ジャニーさんたら。
世代交代の準備が前に出ちゃった?
大人の可能性を追求した方が息の長い商売になったと思うけどなあ。

さんざ悪口書きましたが・・・
「ちらっと出てくる他の二人」の部分は実はけっこう笑える。
マフィア1とマフィア2のゆるい感じとか。
ニッキさんのストッキングをかぶった顔にさらに細工をほどこしているのとか。
(ネプチューンのホリケンに見えて仕方なかった)
ヒガシが平成夫婦茶碗の満ちゃんの扮装で出てきたり宝箱から出てきたり。
あとは
かっちゃん扮する工事現場のおじさんの
「ぼっちゃん」っていう言いまわしがみょうにツボ。
あ、それで3話目思い出した。今。

そういう意味では
3人さん、まいりました!
って感じの玄人芸。
若者養成所とわりきって見れば、この玄人さんたちの芸が光っている。

でもやっぱり残念。

ショータイムも
う〜ん・・・。

ホテルのロビーで夜のジャズライブ♪みたいな雰囲気から始まるのよ。
初めてな雰囲気。
大人の世界で方向性としてはすんごく正しいと思う。
今までとは一線を画した感じでさ。

そ・れ・な・の・に〜〜〜

なんで後ろで子供たちがバタバタ体操してんだよ。白いTシャツ・・・絶句。

ここは後ろ要らないです。
ダメ。夜の大人の遊び場に子供連れてきちゃ、って感じ。

3人がしっとり歌って踊れば大正解だったと思う。

この人たちは3人だけで十分空間が持つんだからさあ(ため息)

これだけの大きいホールでそれができるってものすごいことですよ!

あー残念。つくづく残念。

ただ、まちがいなくMAファンにはベストな一枚なんでしょうね。
出番も多いし
彼らがショータイムでカバーしている「まいったね今夜」は素敵です。

さらに追記:しばーーーらく時間をおいてもう一回見てみたらTシャツ軍団のところをのぞいては充実したショータイムでした。あまりにもTシャツ軍団の衝撃が強くてそこからは完全に見る気を失っていた模様。
できることなら好きなとこだけ編集して楽しみたい。
コピーガードでできないけど。

あ!書き忘れていましたが、今頃買ったのにDVDにおまけがついてました。
少年隊のロゴ入りネームタグ。スーツケースとかにつけるやつ。Vacationだけに。
ロゴがルイビトン風。
キャッホー!つけちゃおつけちゃお。旅しちゃお。と舞い上がったくせに
結局もったいなくてアトリエに飾っています。
昔からずっと見られているのが苦手でポスターとか切り抜きとか壁に貼ったことが一切なかったんですが(画鋲の穴をあけるのももったいなかったし)
「ふたり」のシングルレコードに引き続いて禁を破っての展示です。
ネームタグのネームのところが蓋になってなくて3人の写真なんです。生写真じゃないけどいい顔ですよ!さあお客さん、買った買った〜。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)
ついでに説明すると、プレゾンは1985年から2008年まで続いた少年隊ミュージカル’PLAYZONE(プレイゾーン)’の略。

少年隊プレゾン 2001 新世紀 Emotion

これは最初の最初に見た3本のうちのひとつ。
まさかここまでの大人買いをするとは思っていなかったので評判のいい中から入手しやすいもの。
ということで購入。
なんせDVDだから。
新品買えるしPCで見られるし。

このミュージカルのテーマ曲はよく頭の中でうたってる。

灼熱の女神はプ〜リマ、ヴェッラ
Amor!

ってスペイン語だからかしら?

ニッキはつい最近までprimaveraは夏だと思っていたらしい。

primaveraは春で
夏はveranoだよ。
さすがにそんくらいは覚えた私。

2000年が現実的な働くおじさんの話だったのに対し
21世紀最初の作品は人類の未来を左右する壮大なお話。
ファンタジーです。
一番ファンタジーな部分はKAREという人間の原型みたいな「可能性」をどう仕上げられるかっていうところで、大野君の役者デビュー作。KAREをいのっちと松岡くんと3人でトリプルキャスト。
大野くんのフレッシュな演技もかなり評判がよかったらしい。
DVDは松岡くんです。

Disc1の最後の方でニッキが
「このまま終わってしまったら
俺はどうしてもこいつの方が主役に思えて仕方がない」
って言ってます。

確かに(笑)
(このセリフは台本通りでどのキャストにも言ってるみたいではありますけれど)

難しそうな役だけど松岡くん素晴らしいです。
そもそも見た目がきれいだし、歌も踊りもすごい。
他の二人のは見てないから何とも言えないけど松岡くん完璧です。
主役に見えちゃうかも。でもいいんじゃない?

トニセンに文句言いながら松岡は目立ってもいいのかよ?
って感じだけど、
松岡をやってるんじゃなくてKAREとしていい芝居してんだからいいの!
それに彼には色気と華がある。
少年隊ワールドにぴったりなの!

それに松岡くんは大吉さんに
錦織一清は歌も踊りも芝居もナンバーワンなんだ。
ジャニーズの宝なんだ。
なのにそれがあまり知られていないのが悔しい!
って言っていたそうで。つい最近の話(「二軒目どうする」にて)

というわけで松岡くん応援します。

DVDに戻ると、21世紀最初ということでショータイムがすごい!
ここまでのプレゾンの名曲がずらり。
しかもそれぞれの曲が実力を増した彼らにグレードアップされてる。
ショータイムだけでも見応え十分。
これを最初に見たのでグロッキー&クッキーが見たくて見たくて。
大人買い第二陣のきっかけになりました

これは評判通りおすすめの作品です。
少年隊三人の阿吽の呼吸から生まれる名シーンもいっぱい!
同じ脚本でもここまで息があったお芝居は再現できないんだろうなあ。


書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)
ついでに説明すると、プレゾンは1985年から2008年まで続いた少年隊ミュージカル’PLAYZONE(プレイゾーン)’の略。
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