Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2018年10月

ジュリ〜〜〜のついでにミーハーだった話

ジュリーの魅力を再発見した私。

そんな私が今さらヒロシさんの魅力に気づく・・・

私が会社員だった頃。
最初の上司2人が社内でも評判のいい男で・・・

仲人もしてくれた2人目の上司ヨシヒロさんは誰も文句のつけようのないイケメン。
トム・クルーズに似てるって言われるんだよ。
ちょっと前は国広富之って言われてた。もっと前は三浦友和。
なんて本人が言っちゃうんだけどそれがまったく嫌味じゃない。
確かに〜ってなっちゃう。

ちょっと前に対談の企画があって某ホテルのティールームに行ったら隣のテーブルで国広富之がインタビューされていたことがあります。
年月を重ねても相変わらずの美貌でありましたが、絶頂期はともかく年を重ねてからならばヨシヒロさんの方が素敵なくらいでした。
ところがそのヨシヒロさんが
ヒロシいい男
って太鼓判を押していたのです。

新人研修中、配属が決まってからは先輩方が
「よかったな。ヒロシさんの課だぞ。」
「ヒロシさんかっこいいぞお。」
とさんざん言われていてものすごく期待を膨らませていました。
が。
研修が終わってやっと会えた時の私は
「え?」
だったのです。
よさがわかんなかった・・・・・・・・。
ヨシヒロさんタイプの甘口のイケメンしか価値がわかんなかったんです。
本当におぼこかった。

仕事が始まってみると確かにおしゃれだったり仕事ができたり
ヒロシさんのダンディズムを含めたかっこよさは十分に理解して
ヒロシヒロシって騒いだ挙句に
同期からは
「10歳も上のおじさんに熱を上げてないでさあ。もっと足元見ろよ」
みたいなひがみいっぱいの忠告を受けまくりましたけれども
ビジュアル的には評判までの良さがわかんないでいました。

でも.........。今ジュリーを見ていると
目元そっくり。
たしかに今思えば色っぽい。

当時自分はイケメンだと自認していたヒロシさんをへこませたことまでありました。
モテ度で言ったらトム・クルーズばりのヨシヒロさんをしのいでいたヒロシさん。
今思えば私がへこましちゃった時の憂いを帯びた表情は女心をくすぐるものでしたなあ。
ヒロシさんがこのブログを読むことはないと思うけれど
この場を借りてあやまります

こうして振り返ればけっこう身近に眼福が。

そもそもリアルな世界での一目惚れ=初恋がジャニーズ系だし。
その時自分は実はジャニーズ系が好きなんだと気づかされた・・・。
ジャニーズに夢中な同級生たちを横目で眺めていたにもかかわらず
え?私もフツーの女の子なの?
って自覚させられたっけ。

人生でこの初恋が最強のイケメンなんだけれども
かっこよすぎて神格化しすぎて自滅してしまった・・・

今でも芸能人の番組みたいに「もう一度会いたい人は?」みたいな企画があったら迷いなくこの人に会いたい。
あなたです。私にサザンの「ヌードマン」を聞かせてくれたあなた!
(やっぱりこの人がこのブログにたどりつくなんて奇跡でしかないんだけれど・・・)

体格と髪型が高校時代のニッキとほぼ同じだあ。
色白な感じもお肌すべすべな感じも。
私の記憶の中では身長はほぼ同じでもさらに足が長かった。
学ランの詰襟でも首がスッとして苦しくない感じが大好きでした。
思い出すだけでうっとり
全く違う方向に歩いて行った人へのノスタルジーも含めていまさらの少年隊熱なのかなあ。

そういえば去年久しぶりに大学時代の友達と会った時。
彼自身も当時相当にかわゆかったんだけど、
「今少年隊にはまっちゃってさ。やっぱ私美形が好き」
っていう話をしたら
「前からイケメン好きでしょ!」
って意地悪く言われてしまった。
そうでした。彼の先輩が超美形で何かイベントがあるたびに連れてきてもらったんでした。
タハハハハハ。
そうなのよねえ。
初恋で失敗してから反動なのかやけなのか思いっきりミーハーしたんだわ私。

そんなミーハーだった時期が少年隊の全盛期と完全にかぶっている。
(だから少年隊のせいでもう一回ミーハーに戻っちゃってんのかしら?)

それこそその後、
日本を飛び出してから出会った美しい人たちは数え切れませんが、
ずっと思っているのは、たとえ美しくても写真に撮ると全然その魅力が伝わらない人がかなりの確率でいるということです。
この感動を誰かに伝えたい!
と、いさんで写真を撮ってもほとんどが結局使えずじまいに。

いや、これは私がイケメンと言い張っているだけで実はそうでもないから、ということではないんです。
たとえば私のギャラリーにアートフェアや個展会場にいると
女の子たちが来ては
「かっこいい〜!写真撮らせてくださーい」
と撮影会になってしまうスタッフがいます。
この現象は行く国が変わってもやっぱり毎回起きているのですが、彼がよく撮れている写真を見たことがありません。

プロが撮ったところでやっぱりこういうことはある。

アイドルとかを見て
「この程度はけっこう巷にいるよねえ」
なんて悪口を言う人は多いと思うんですけど、その同程度の巷の人たちを写真に撮ってみるときっと違う結果が出るんですよねえ。

いやあ世の中いろいろ難しい。

でもとにかく今になってわかってきた魅力がいっぱいある。
きっとこの先もっとある!
大人になってよかった。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

ジュリ〜〜〜

なんだか日本ではジュリーの話題でもちきりでしたが・・・

つくづく日本って平和なのね。

ドタキャンは悪い!
って正論をいう人がいっぱいいますけれど
7000人も集めておきながら「足んねえ」って言えちゃうのってジュリーだからこそですよね。
こんな大スターをつかまえて
一般人の感覚で物を言う日本ってどうなのよ?

ジュリーがどんだけのスターかっていうのは
そのドタキャンにファンが文句言ってないってとこでわかるじゃない?

むしろ「僕の責任です」なんてあやまんない方がかっこよかった。

本当に最近の日本は何でもかんでも「一般人」にすりよらなきゃいけないつまんない国になりました。その「一般人」っていうのも本当に一般の意見なのかしらね?

少年隊の映像を見始めたおかげで当時のスーパースターである秀樹とかジュリーとかも再び目にする機会が増えたこの頃。
そりゃあもちろんリアルタイムで見ていたさ。
子供ながらに反応していたさ。
でも
今見ると本当の価値がわかる。

ジュリーの色気、存在感、歌唱力、独自性 etc.etc.........

特に色気に関しては子供としては全くノーマークでしたが
今見ると

とんでもない!!!

特にサムライのシースルーなんてとてつもなくとんでもないわ♡

そりゃあ記憶にはありますよ。当時の保護者たちが「いやらしい」と非難していたのも知っています。
でも子供にとっちゃなんでもなかった。

シースルーならだれでも色っぽいのかって言ったらそれも違うし。
ジュリーの魅力を知り尽くした人たちだからこそ作り得たシースルーなんでしょうね。

今見てなおさらいいと思うのは、
今流行りのバッキバキボディじゃないところでしょう。
はっきり言って仮面ライダーみたいに割れてるからって色気なんて感じませんもの。
なんで最近はだれでもかれでも割りたがるかねえ。
女性までもがやりだしちゃったし。

その点では何故「君だけに」で前をはだけた少年隊が清潔感があって素敵かといったら
やっぱり
バキバキじゃない。
ってとこなんだろうと思う。
ある種中性的で美しい。

なにかとニッキ、かっちゃんにかたよりがちなコメントをしている私でも
ボディメイクに関してはヒガシは相当センスがあると思っています。
ジャニーズ筋肉番付に限らず話題にのぼるヒガシの鍛えたボディではあるけれど
確かに大人になったヒガシのお腹は割れているけれど
これみよがしじゃないのよね。
バッキバキじゃないの。
絶妙。
だから色白のスムースなお肌と溶け合ってとってもきれい。

Tarzanでヒガシのヌードを見たときは
40代でこの美しさ。
これを見て少しは反省せよ!
と夫につきつけて見せた私ですが
実はその時一番驚いていたのはしまったボディだ筋肉だよりおしりの小ささでありました・・・
この小ささあり得ない!って思った。
ヒガシが細身なのは当然認識していたけれど
脱ぐとさらにここまで細いんですかっっっ!
って。
ああいうのを見るとつくづくフツーの骨格に生まれた我々がダイエットなんかに興じたところで同じにはならないっていう宿命を感じてしまいますが
いくら骨格がよくてもやっぱりヒガシはそれを踏まえた上で上手に筋肉つけてるなあと思います。

本当に最近の風潮は一歩間違うとそれじゃ昔の奴隷だよ。
みたいなまちがった細マッチョとか、引いてしまうレベルのマッチョとか
なんか極端な気がする。

だから今更ジュリーのシースルーを見て幻想的で素敵だなって思うのかな。

とにかくジュリーは特別な人なんだよ。

確かに現在の姿はあの幻想的なジュリーとは違います。

でも20代と70代が同じ姿なわけないじゃん!
70歳だっていうのを前提としてから見れば普通の70歳よりやっぱり魅力的なわけだし、一部の歌手が年をとって声が出なくなっちゃってることを思えば現在も現役バリバリの素敵な歌声を披露しているっていうだけでもものすごいことです。
その人をつかまえてあーだこーだ言ってる日本は本当に残念だ。

こんな先輩を見ると少年隊にもまだまだ希望を感じます。

とにかくみんなボイトレ続けてね!
バック転なんてできなくなったっていっくらでも魅せられるんだもの。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

まだまだ大人買い:少年隊映画「19ナインティーン」

実はEndless SHOCK 2012とともに入手してあった映画「19(ナインティーン)」のビデオ。
これもぐっと我慢して夏合宿を耐えておりました・・・

最近ご褒美ばっかりだけどもね、
言い訳をするとバランスとってるとこあるんです。

スペイン生活を始めてわずか3か月目で
日本語の単語が出なくてつっかえる
という恐ろしいことが始まっていたんです。

最初の6か月はとにもかくにもwifiの環境がよくなくて、そこに加えて私の持っていたスマホもPCも古くてキャッチする力が弱かったようで。
本当に日本と連絡がつきにくかったんです。
時差もあるからどちらかが忙しいと連絡できる時間にかけられないという問題も重なってたまにつながっても主人と安否確認できるだけで満足。
おしゃべりなんてとてもとても。
当然動画を見るなんてこともできませんでした。
まわりは外国人だらけ。
アーティストインレジデンスでは英語しか使えない。
町に出ればスペイン語とカタルーニャ語が聞こえる。
そんな生活をしていたら、
こんなに長く日本語を母語として生きてきたというのに
「日本語の」単語が出なくて言葉がつまる、なんてことになって慌てちゃいました。

その環境に身をまかせれば、英語もスペイン語も早くにもっと上達したのかもしれない。
でも
日本語を失うのが怖かった。

だから何かとタイミングがあってたんだとは思う。
スペイン語を身につけなくちゃと焦りながらも日本語に触れなくちゃっていう焦りがあった。

そこに少年隊との出会いなのよね〜運命運命。
癒しと刺激をもらってるっていうか。

過去の作品でもリアルタイムで見てない作品を発掘しているから単なる回顧趣味ではなく新鮮に感動しているわけだし、同時にわれらが世代を誇らしく思えるっていうおまけつきで申し分ないんだわねえ。

で、この映画「19(ナインティーン)」もその見ていなかった作品のひとつ。
少年隊の代表作である「君だけに」がこの映画のために作られたもので、時空を超えてギリシャ神話を連想するような詩的要素に、少女漫画から抜け出したような3人の無垢なビジュアルがばっちりぴったりマッチして文句なしのヒットとなっているわけですが、
少年隊が切り開いた踊るバラードという新世界とともに
世間をあっと言わせたのが「流星のサドル」でしたねえ。
いやホント。久保田利伸の登場ってなんか日本の音楽シーンを変えちゃったよねくらいの衝撃がありましたよ当時。
彗星のごとく登場ってまさにこれだよね。
みたいな。
「流星のサドル」って。そのものじゃん。
それが少年隊映画のオープニングだったなんて。
いまさら時空を超えての新たな衝撃。

ほかにも映画全体を通して中村あゆみの声だとかボウイだとか時代を感じさせる音楽が満載。
ジャニーズ一辺倒じゃない。
あくまで東宝がちゃんと作った映画で、少年隊のプロモーションビデオじゃないわけです。だからあの時代を象徴するおしゃれな音楽がふんだんにもりこまれてる。
そういう意味でも、少年隊ファンじゃなくてもすごく楽しめる映画になっています。
SFを扱うには当時はまだまだ技術面では試行錯誤の途中。
でも、試行錯誤中ならではの熱がある。
今のCG時代よりよっぽどSF的に楽しめます。
しかも角川映画よりかは少し先に進んでいて、鳴り物入りだった角川の特撮に映画館で
「ぐぐぐぐぐ。そんな・・・」
と失望や苦笑を禁じえなかったことを思えば全くよくできている。

ま、あとは結局ここに戻るけど
3人とも美形
っていうこれがとっても大事な要素で、時代がかった不思議な装束も、未来の景色も自然に受け入れられる。
ほかのグループとすげかえて想像してみると、どんなに無理があるか・・・。
それを計算に入れてのあえてのSFなのかどうかはわからないけど
たのきん映画とは一線を画したSFっていう設定はとても良かったと思う。
私はすごーく楽しめました。

「少年ドラマシリーズ」で育った子供には未来へ行ったり過去へ行ったりっていう夢は大好物だし。
小説もアニメもSFが楽しかった。

映画界もそれこそ1980年代っていうのはスターウォーズ、ネバーエンディングストーリーに始まりET、ターミネーター、エイリアン、そしてバックトゥーザフューチャーとSFの名作&大ヒット繚乱の時代。
映画館も満員ならテレビでの再放送も多かった。
そんなSFどっぷりの時代を過ごした私ではありますが、この中でいうとバックトゥーザフューチャーの次に好きだぞ?!少年隊映画「19(ナインティーン)」。
バックトゥーザフューチャーにも2になら勝てる。

今になって初めて触れる人にはバブル期のドタバタ感あふれるいくつかのシーンに抵抗を持つ人がいるかもしれないけど、全体に明るい空気が感じられるのもバブル期のいいところ。未来に希望を持っている空気が漂っているっていうか。
そういう見方でこの先の若者たちにも触れてもらえたらなあと思う。

残念なのは無理やりお笑い2名のシーンを入れたのが気に入らないかな。当時のお笑いブームを思えば仕方がないところもわかるんだけれども、その下地がない人が見たらそこだけ異質でしかもクオリティを下げるところでもあるのがなんとも惜しいです。この人たちもその後役者としても活躍していくことになったのではありますが・・・。

それから少年隊ファンの方にはまったくどうでもいいことかもしれないけど
刑事役に柳生博が出ていたのも個人的には「わっ!」っていうポイントでした。
数少ない母校(高校)出身のゲーノージン。
役者柳生博って何年見てないかしら。
この当時すでに柳生博は50歳。
今の少年隊とちょうど同じくらい。
今でも元気な少年隊、とくにヒガシはしょっちゅう「まだ動ける」って賞賛の対象になっていますけれども、この映画の中では柳生博50歳のすっきりボディと軽やかな身のこなしも観ることができ「役者さんってすごいなあ」と先輩も尊敬。

いろんな角度で鑑賞した少年隊映画「19(ナインティーン)」。
自分の同じ頃を思い出しながらの甘酸っぱさもスパイスにわくわく。大いに堪能しました。

買う前はねえ。
そこまで手エ出しちゃう?どうする?
と思っていたんですけどお。
よかったです。おもしろかったもん。

ただ、これは少年隊プレゾンのビデオほどには流通していません。
だから古本屋でなんとかみつけたのだけれども
もうここまでくると卒論でも書こうとしているかのような情熱だわね、我ながら。
古本屋は本業のために一時期かなり利用しましたが、今になってその経験が生かされるとは(汗)

プレゾンの場合はチケットが高いし会場も限られているから、見に行けなかった人がビデオを買ったっていうことも多かったと思うけれど
映画だと全国で見られるし、ティーンのお小遣いで行けちゃうわけなので、たくさんの人が映画館で見ちゃっただろうと思います。
映画館で見られちゃったものをあえてビデオまで買うっていうのは相当筋金入りのファンですからねえ。ビデオを買えるお金があれば10回大スクリーンで見られるんだし。入れ替え制のほうが少ない時代だから気に入ったら同じ日に3回4回と繰り返し見た人もいっぱいいるんじゃない?
だからかどうかプレゾンビデオより探すのが大変でした。とは言え、これからも出てくる可能性はあるのでみつけられたら即購入をおすすめします。
でもビデオデッキがある人に限られちゃいますからね・・・
DVDで復刻したらもっといい。

少年隊ディアゴスティーニって無理なの?
初回は少年隊のフィギュア付きって。

ファンが関連会社で働いてるとかいうことないのかしらねえ。

10行ちょっと話はもどりますが・・・
今の子がみたら「ティーン」って。
てつっこまれそうなんだけれど。。。今なんていうの?
ハイティーンっていう言葉はマッチをきっかけに知ったけど、これから来るものっていう未知なる憧れの言葉として聞いていたっけなあ最初は。
実際にその年になったころにもなんだかキューンってくる言葉だった。
今、青春まっただなかです!みたいな。
今の日本の子ってなんていうの?
もちろんhighteenは英語圏で使われているし、スペイン語にもそれに相当する単語があるんだけど最近日本ではそういうキューンとする言葉ないよね。
ま、死語扱いされようとなんだろうと他にぴったりくる言い方わかんないなあ。

ちなみに映画の見どころは・・・
ヒガシのキスシーン?
きっと当時のティーンにとっては大事件だったことでしょう。
しかもアイドルなのにあんなにしっかり・・・
相手があんだけの美人でよかったね。現実ばなれしてて。
かっちゃんにもあるんだけど・・・
おでこにチュッがほどよくかっちゃんらしくてよかった。
で、ニッキは・・・
ないです。
だってきっとニッキのキスシーンって生生しくなっちゃう気がするから・・・
この映画ではNG。正解だったと思います。

ではここで、少年隊映画「19ナインティーン」 中身をほんのちょっとだけ・・・

ハリウッド映画のような映像からスタート。
砂漠に全身を布で覆った3人の男。
825年。サマルカンド。
一人が言う。
「彼女はどこまで逃げるつもりなんだ」

ところ変わってほんのちょっと未来(1998年)の日本。
パパとママがバカンスにでかけてお留守番中の女子高生ミヤコと弟小学生ヨリトモの家に、偶然出会った不思議な装束の男の子イースト(ヒガシ)を泊めることに。
夜中、家の中に男の子が二人増えているのに気づき慌てるミヤコ。
しかし結局「明日の夜には東京を離れるからそれまで」という3人のお願いを聞き入れる。
だってイケメンなんだもの!
ところがこのイケメンたち。
実は未来(2550年)から来たタイムパトローラー。時間犯罪をとりしまる未来警察官。
発見された新惑星の異生物に同化されてエネルギーのバンバイアと化したカミーラたちをほろぼす任務でやってきた。
少しの間宿を貸すだけのはずが姉と弟も騒動に巻き込まれてゆく。
果たしてイースト、ウエスト(ニッキ)、サウス(かっちゃん)は無事任務を果たして未来へ帰ることができるのか・・・。

映画公開の1987年の少年隊プレゾンもタイトルは「TIME-19」で映画のミュージカル版と紹介されていたりしますが、こちらは未来の3人が恐竜を探しに過去へ向かうという全然違うストーリーになっていて衣装も踊りがちゃんとわかる未来風味の?カジュアルパンツスタイルになっています。つまりは映画では踊らないし歌いません。3人の若いながらもしっかりしたお芝居をお楽しみください。いつもながら個人的には、この時期の役者かっちゃんのかわいさはもちろんのこと、声がたまりません。

テレビで放送とかされないのかなあ?(見られなくても広めたいから)
昔は植木等だって石原裕次郎だってプレスリーもビートルズの映画も土曜の午後や日曜日に放送されていたりしたけどねえ。
朝から晩までどのチャンネルでも似たようなワイドショーを無理やり放送するくらいなら再放送のほうが見たい人が多いのじゃないかと思うけれど・・・。
経費削減。視聴率アップ。
そうやって世代を超えて作品を紹介していくのって大事な気がするけどなあ。
名画座も復活したらいいのにねえ。

ここまで来ると「あいつとララバイ」も見たくなるではないか。。。
探してみたけど今のところAmazonにある超高額のしかみつかっておらず・・・。
だれかアップしないかな〜(悪魔の囁き)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
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「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしらん?

少年隊プレゾンファイナル PLAYZONE FINAL 1986-2008 SHOW TIME Hit Series Change

パパさんなかっちゃんが続いたのでお口直しにファイナルを見る。。。

今までファイナルについてはアンダルシアの件でしか触れませんでしたけれども
これ、
すごいいいステージなんですよねえ。

かっちゃんの仕上がりも最高。
見た目がパーフェクトな上
ダンスもとっても優雅で美しい。

かっちゃんのダンスで「優雅」っていうほめ方をしたのを見たことがある人は少ないと思いますけれど、本当に美しいんです。
指先から
要所要所のポーズに至るまでとってもきれい。
この時期は裕太くんとの共演もあったし、背中を見せる意味でもすごくがんばっていたのでは?なんていう想像も膨らんだり。
このステージにかける意気込みってすごかったのじゃないかなあ。

このクオリティを今からでも多くの方に見てほしいです。

この時期にはヒガシもクセがとれてきていて、このファイナルほど3人のダンスがシンクロして美しく見えるステージはない。対してニッキは一人まああああ自由に好き勝手やってるんですけれどもそこは天才。調和とれちゃうんだなあ。見事なシンクロです。
私に言えるのは映像で残されているステージについてだけですけれどもとにかくファイナルは少年隊の真骨頂。一度見始めちゃうと途中でやめられなくなります。
さすがにチビッ子紹介のとことかは飛ばしちゃうけど。
そこは面倒。DVDはいつも2枚組だから入れ替えあるし。これらの手間がなければと見るたび愚痴っちゃう。

Endless SHOCKの時にはちょっとつっこみを入れてしまった声についても、
少年隊においては重要な甘さ。
40過ぎて歌うのがちょっとはずかしくなってきた曲がある
などというニッキのコメントを聞いたこともありますが、
とんでもない!
デカメロンやバラードのように眠れとか、初期の歌もちーーーーっとも変じゃない。
3人のしっかりした歌唱力にかっちゃんの甘さで鬼に金棒。
いつまでも歌い続けていただきたい!
ファイナルの大人のステージを見て改めてそう応援したくなります。

それにはステージがなくてもボイトレしといてね〜っていう希望も入ってますけども。
つくづくひっぱりだこだった時期の声はよく伸びてたよ。ウォーミングアップがいらないくらいあっちこっちで声出してたんだなあって思う。

それとファイナルを見ていて思われるのは
つくづく少年隊プレゾンっていうのは名曲ぞろいだなあ、っていうこと。

少年隊は実はご本人たちが後輩たちに言っているほど時代に恵まれてないじゃないですか。ちょっとタイミング悪かったっていうか。

デビューまで準備に準備を重ねてやっとデビューできたと思ったらすぐ後に光GENJIが大当たりしちゃったしバブルもすぐはじけちゃって歌番組が減り始めちゃったし。今の意味じゃなくて元来の日本の「アイドル」は10代の憧れなんだからアイドルとしてはデビューが遅いのよねえ。あの聖子ちゃんでさえデビューが18歳ってことで危ぶむ声があったくらいですからね。19歳と20歳のデビューとなると同い年が大学生になっちゃった。または社会人。大方のファンは年下の女の子だろうけど同世代だってバカにできないですよ。近所のお姉さんたち、たのきんに夢中だったもん。
でも高校出ちゃうとねえ。
当時は今みたいにいい大人がジャニーズのファンだなんて公言できない時代ですから。
アメリカデビューするには力をつけるほうが大事だったわけですが、結局拠点が日本になったところから歯車がくるっちゃったかな。
つくづく実力の割には不遇だと思う。

でも実力のおかげで名曲は作れたわけですね。
郷ひろみがシングル100枚目、とかトシちゃん71枚、後輩嵐も55枚なんて聞くと少年隊は少ないな、って言われちゃうんだろうけどオリジナル曲を持っているという点ではプレゾンでたっくさん作ってんですよね。

で、ファイナルとか他の年でもプレゾンのダイジェストをやると、前奏が流れてくるだけでパッとそのシーンが思い出される。
これってすごいと思いました。

正直Endless SHOCK見終わって、実は2回繰り返したにも関わらず曲が残ってないんだもん。

少年隊プレゾンに関しては見終わるといつでも

あれは小学校2年の時の〜ことだった〜
 とか
プーリーマーベラ!
 とか
Yes! I'm a Joker!
 とか とか とか(いっぱい出てきて止まらなくなる)

初めて見たものでも終わったとたんに口ずさんじゃってましたからね、毎回。

歌詞がなくても印象に残っている曲は数知れず。

本当になんで突然なくなっちゃたのか。
通算953回。
あと1年あれば1000回だったでしょうに。
なぜ23年で?
あと2年なんとかならなかったのか・・・
ちょうどこのDVD収録の日のニッキの顔があまりにも不自然だから病気だった?なんて勝手な想像もしちゃう。謎 謎 謎。

だってさ〜。
結局「さよなら青山劇場」までびっくりするほど少年隊をひきずりまくった内容じゃないですか?翼くんも優馬くんも歌も踊りも上手。ビジュアルも高水準。なのにヒガシをなぞっているだけで超えそうな気配がない。。。。これじゃ新しい時代到来じゃなくて少年隊のプレイゾーンを1年に一回おさらいするだけの企画だったではないか。。。ぶつぶつぶつぶつぶつ・・・気になって一通り見てみたら謎が深まってしまいました
キスマイの・・・これだけは新傾向だったけどいろんな意味でちょっと残念。演出家錦織一清の、というよりニッキ個人のかな?思いがあふれてる。でも・・・自分でやればいいじゃん!!!って思わせるところが多かったです。(キスマイちゃんたちは好きなのよ。「ぴんとこな」とかも好きだし俳句も応援しているよ〜)

とにかく今は3人とも元気そうだし
3年とか5年に一回やればいいのにね。
毎年っていう強迫観念。あれって何なんでしょう。

高校のクラス会も毎年やってた時はある時期から難しくなっちゃって中断になったけど復活して3年ごとにしたらけっこうみんな楽しみにするようになったからねえ。
3年ですら「え?もう?」みたいな早さになってきたこの頃です・・・

少年隊オリンピック、みたいなペースでいかがなもんでしょう。
この名曲たちに光を。

見てすぐ書かないでいましたが、
やっぱりこの名盤
「少年隊 PLAYZONE FINAL 1986-2008 SHOW TIME Hit Series Change」
は推薦したい!
少年隊ファンじゃなくても
プレゾンを見たことがなくても
普通に「いいコンサート」として鑑賞可能です。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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少年隊プレゾン番外編 2012Endless SHOCK

先日も書いた通り、動画で新発見もなくなり
プレゾンもさんざ見ちゃったけどまだ他に見られないものかと
とうとう少年隊から飛び出してしまいました・・・

昨年かな?堂本光一くんのEndless SHOCKが1500回公演を記念してサントラを発売した際かっちゃんも録音に参加っていうニュースは目にしていました。でもどのくらいのボリューム参加するのかわからないので二の足を踏んでいて・・・
それならば動くかっちゃんを探してみようと思ってサントラではなくステージのDVDを購入してみました。
さすがに光一くんのEndless SHOCKも興味あったしね。
3月に帰国した際もでっかいポスターをいっぱい見たし。
いつでも即完売でチケット買えないらしいのにこんなにポスター要ります?って思いながら通り過ぎたのを思い出します。
それにしても近いうち少年隊の公演の倍の回数に近づこうかという勢い。
どういうのなんだろ?
興味は高まりました。

かっちゃんが2009年から2012年まで出演して2015年も前田美波里の代役で再び登板。
出演していたのは間違いないらしい。
それでも名前だけのちょい役かもしれないし・・・。
いまひとつわからないので購入に踏み切れずにいましたが、
いよいよ見るものがなくなっちゃったのでイチかバチか購入に踏み切ってみました。

そしたら。
結構出てくるのね、これが

出演者の最後に名前が出てくるのが当然なレベルの存在感なのでした。

しかも2009年から毎年同じパターンだったかどうかはわからないのですが、DVD収録の2012年のステージでは、何か少年隊のアニバーサリーでしたか?っていうくらいプレゾンがらみのシーンが出てくる。
Endless SHOCK自体は名前の通りSHOCKが意識されていて
主題はShow must go on なわけですが
King & Jokerが形を変えて生きている感じもあります。
実際のお芝居としてはMaskを思わせるシーンが多く使われていました。
DVD Disc2のスタートはザックザックっていう音から始まり、
お。これは。
と少年隊プレゾンのファンならすぐ連想するあのシーンも再現されます。
こっちから見るとヒガシ。
こっちから見るとにしきに見える。
はさすがになし・・・ちょっと期待しちゃった。

SHOCKらしきシーンはマスコミの囲み取材のシーンくらいでしょうか。

ほかには
むむ?聞いたことある曲。
って思うとかっちゃんが登場したりして。
5nightsの超かっこいい'bite the LOVE'(「よし、まいろう!」と若様が嫁探しの旅を決めた時の曲)でかっちゃんがタップ。
これはうれしい方多いんじゃないでしょうかねえ。
You can do it  はじけながら You can do it  君は変わる 
唇に触れるだけ Ah〜My baby sweet!


このEndless SHOCKは少年隊のプレゾンと違ってお芝居は控えめでショーがメイン。下手をすると見ていてものすごく疲れそう。
その舞台に緩急をつける要がかっちゃん。
ということでMA町田君米花君をまじえてのおふざけも。
この辺も少年隊プレゾンを髣髴とさせます。

殺虫剤シュー!からのタップとか。

そこまで入れなくてもっていうほど少年隊プレゾンをオマージュ。少年隊ファンへの過剰なくらいのサービス満載です
穴場ながらおすすめのDVDではないでしょうか。新品入手可能です。

10年以上続いている間には、かっちゃんだけではなく、ほかのキャストもずいぶん変わっているようですが、この2012年版、
準主役の沙也加ちゃんと内くんはすごーーーくいいと思いました。
若いもんばっかりでありながらすごい安定感。
内くんの体格もジャニーズばなれしていて舞台を華やかにしてくれますね。
この人のエリザベートが見てみたい!と思いながら鑑賞しました。
トートをやってほしい!

少年隊プレゾンの最終期、後輩に花を持たせすぎてちょっとガチャガチャしたところがありましたが
Endless SHOCK2012は作品の完成度にこだわっているというか、原点に帰っているというか、基本的には重要キャストしかソロを歌ったりしゃべったりしません。
それと沙也加ちゃん内くんの実力がものを言ってかなりハイレベルな仕上がりになっています。
光一くんもうわさにたがわず頑張っています。
その中ではオーナーかっちゃんの歌声が軽過ぎてちょっと惜しい気も。
役作りのための(私はそう信じたい)ぽっちゃりとか
顔とか声とか
大人の抜き加減の(これも演出のはず!)余裕のダンスとか
まだ46歳にしてはなかなかの貫禄を演出しているんだけど、そこにはアイドルかっちゃんじゃなくてもうちょっと太い声がほしかったかも。
発声次第でいけんじゃないかと思うんだけど。だって
与作は木〜を〜切る〜♪ (劇中のおふざけ)
の声はむしろギャグっていうより役柄に合っていたと思います。
Endless SHOCKに限らず可能性が広がる気がする。なんて思いました。
有名なミュージカル見に行ったって舞台は魔物。鳴り物入りの俳優さんの声が出てなくてがっかりすることもあるし、そんなのよりかはちゃんと仕事しているんで誤解を招くと困るんだけど。
かっちゃん見たさにそこだけ飛ばしてDVD見る分には何の問題もないし(笑)
それにフィナーレの合唱ではこの声が明るさを加えて成功しています

舞台をぐっと占める役割の大人が一人しかいない。
なのに主役がキャピっとした若者じゃない。
っていうそもそもの問題があるので難しいところ。

だから今はその「大人〜」な部分を担当しているのが前田美波里さんで安定しているのはすごくよくわかる。

でも、美波里さんだと少年隊のシーンを再現しているわけではないでしょ?
そしたらすごく内容変わってたんですよね。代役指名されてすぐ舞台に立ったかっちゃんの底力はやっぱりすごいんだわね。

今後のかっちゃんに期待しつつも
やっぱり少年隊3人でそろったところが見たくなりました。
ニッキのおふざけはかっちゃんが拾いまくってくれるからこそ生きるんだし・・・。
ニッキとヒガシに「若〜」って見守られるかっちゃんはよりかわいく
一人だと暗くなりがちなヒガシの空気をニッキとかっちゃんが底抜けに明るく吹き飛ばす。

このEndless SHOCKがいいと思うほどに
主役が3人っていう奇跡を思ってしまいます。


おまけ:これを書いている間に「滝沢革命2009」の特典映像を拝見。
ジャニーズミュージカルの次世代スター光一くんとタッキー、そこに少年隊3人そろっての仮面舞踏会。
少年隊のクオリティが圧勝なんですけど。
これってひいきめかなあ?
2009年はまだかっちゃんは少年隊プレゾンファイナルのままの美しい姿で、光一くんとEndless SHOCKの稽古場からかけつけたジャージ姿でも十分にかっこいい。
とにかく先輩方、格が違う。
加えてこうして並べちゃうとやっぱり少年隊はスタイルがいい!
ステージでのパフォーマンスとなるとやっぱり顔だけじゃなあ、と再認識。
んでまたこれを見るとやっぱり2012年のぽっちゃりかっちゃんは役作りなんじゃな〜い?私生活の乱れではない・・・はず。
かっこいいままでは主役との対比が弱いからに違いない。
さすがのプロ根性です。
脇なら脇に徹する。
それができちゃうのも少年隊なのでした。。。
 (滝沢革命の中でのニッキもさすがだもの←実はこれも拝見。
  あの時期かっちゃんとニッキが後輩たちへ背中を見せる
  大事な仕事をしていたんだとわかります)。
この特典映像の5人舞踏会は「少年隊を盛り上げるためにマッチさん登場」の感じと違って後輩を盛り上げる3人の空気がすごくいい。
つくづく優等生すぎてはがゆいくらいです。

さらにおまけ:一歩の差で2015年のかっちゃん代役なかったかもしれなかったのね(驚)海外に行く予定だったのをキャンセルしたんだとか!
タイミングってありますね〜つくづく。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしらん?

スペイン語特訓!多読10歳「プチ・ニコラ」

なんだかこのLoqueleoシリーズとは気が合うみたいで
10歳向けの中にSempe(サンペ)の本を発見。
8歳終了の言い訳よりは、早くこれが読みたかったっていうのが本当のところ。

Sempe(サンペ)はフランスのイラストレーターで、
私が初めて気に入って作品集を買ったイラストレーターです。
初めてなだけではなくてこの人だけだな、イラストの作品集を買ったことがあるのは。

その昔、原宿のランドマークだったモリハナエビルの裏に落合恵子さんが作った絵本専門店「クレヨンハウス」。
当時はそこに行って店を一周するだけでも随分おしゃれな時間を過ごした気になったものです。
  クレヨンハウスは今でもあるけど雰囲気がずいぶん変わってしまいました。  
  モリハナエビルもとっくになくなっちゃったし・・・

そこで偶然作品集をみつけて、ずっと部屋に飾っていました。
その後も何度もクレヨンハウスには通ったけれど、Sempeの作品集は1冊追加することができただけ。

そのずーーーっと後にパリの本屋さんでみつけて絵本を何冊か買いました。
久しぶりのフランス語と格闘しながら読み始めたものの全然すすまなくて今でも中身がわかりません・・・スペイン語もわずか4年でみごとに忘れていましたけれども大学のフランス語はその比ではなく・・・そもそも全く体に入らなかった・・・

それが、10歳向けの本を探していたらピンとくる表紙の本があって!
作者を見たらSempeの名前があるではないか!!
しかもシリーズで何冊もある。

買ってきたのは
pequeno nicolasのシリーズ。
つまらなかったらどうしよう。という一抹の不安はありましたが
好きなSempeが絵を描いているならきっとセンスが合うに違いない!
5冊まとめ買いしてしまいました。1冊200〜300ページもあるのに(汗)

ちょっと心配になって調べてみたら、
なんと「わんぱく二コラ」というタイトルでずいぶん前に日本でも出版されていたんですねえ。
シリーズで出ている上、最近また違う翻訳が出たらしい。

しかも2009年には映画にもなっている!

って
この映画見たし!
「プチ・二コラ」

お話の作家はSempe(サンペ)じゃなくてGoscinny(ゴシニ)なので気づかなかったんですねえ。Sempeとのつながりが。

それこそロアルド・ダールと反対で
くすっと笑えるところはあるけど、これを見て嫌な気持ちになる人はいないと思う。
楽しい映画でした。
何よりも少年達が来ているセーターの色がきれいで
さすが おフランス〜♡
って今でも記憶に残っています。

これは期待できそう。

探してみたらパリで買った絵本のスペイン語版もみつかるかもしれない。
フランス語からスペイン語なら誤訳も少なそうだし。
考えただけで楽しみ〜。     


9788491220398さてさて読み始めてみました「プチ・二コラ」。

一言。おもしろい!!

英語を含めてよいならば、今までなんだかんだいろんな原書を読んできましたが
こんなおもしろい体験は初めてです!
(厳密にいうと今のは原書じゃなくて訳だけど)

そりゃあ世界的ベストセラーになるわ〜。

内容は「サザエさん」のカツオの生活がフィーチャーされた感じでしょうかね。
少年の生活あるある。
ちょっとやんちゃな少年たちが元気あまって
パパさんや先生に怒鳴られて、おばあちゃんに甘えて・・・
楽しくてかわいい短編が並んでいます。
普遍的な楽しさというのか。

これは再読もあるな、と思って本に書き込むことは一切せずに読むことにしました。

知らない単語はもちろん出てきます。
でも、基本的には基本単語ばかりで構成されている感じで、8歳用を読んでいた時よりも辞書を引く頻度が低い。
仮に知らない単語が出てきても、基本単語っぽく
「きっとまた出てくるに違いない」
そう感じられるので辞書を引くのが苦痛じゃないし
読み続けていったら少なくともこのシリーズを読んでいる限りでは辞書を引く回数が減っていく予感。
背伸びせずに基本単語が定着しそうです。

しかも難しい語彙に邪魔されないから構文に集中できる。

教材用に作られたサイドリーダーより教材に適した本なんじゃないだろうか。

ああ高校の最初のサイドリーダーがこれだったら
宿題の範囲を超えてどんどん読み進んだんじゃないかなあ。
高校のサイドリーダーも大学の時の読み物の授業も私のレベルをはるかに超えたものばかりバカバカ与えられて苦しかった経験しかない。
結局辞書を引きまくった記憶だけ残って力になった実感がないし・・・
(あれはつまんなくてもこなす粘り強さの訓練ですね。学校の勉強の多くはそう考えると無駄はないんですけど)

窓を開けると風がひんやりして暦は10月。
夏は終わって
いろいろ始めなければならないあれやこれやがあるから
もうここまでのような猛烈な勉強はできないけれど、
最後にまるごと1日「Pequeno nicolas プチ・二コラ」に費やしてみたら100ページ以上読めました。
これならペースを落としてもまあまあ進めそう。

しかも先ほども書いた通り短編集なので
忙しい人でも
1日1話
みたいに達成感を感じながら読むことができます。

Sempeといえばその昔、とあるファミレスにポスターがあって
(なんておしゃれなファミレス!)
「うわあ、ポスターまであるんだ〜」
と思ってずいぶん探し回ったことがありました。
もちろん作品集も併せて探し続けていたんですが・・・

ほんっとに一人もSempeを知っている人に会わなかったわよっ!!!
なんで?
なんで私の行動範囲には同じ感性の人がいないの???

どおおおおおしてこんな有名な作品が誰にも知られていなかったんでしょう?
私の周辺では。

それともお話のほうは知ってる人がいたのかなあ???

ともかく 今さらでも作品に会えたので
しっかり味わいたいと思います。
お話もおもしろいけどSempeの絵が期待以上にたくさん入っているのがとってもうれしい。
世界には10歳やそこらでこんな作品に触れて育った子供たちがたくさんいるんだなあ。
そしてこれからも。

希望を感じる事実だ。

フランス語やスペイン語を学ぶ人にもおすすめですが
日本語になっていてもきっと魅力はつたわるはず。
いろんな方におすすめしたい作品に出会いました。
新しい訳のほうはタイトルが「プチ・二コラ」になっています。

追記)その後フランスの本屋さんで見かけた「プチ・ニコラ」フェアIMG_20190429_194222






書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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