Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2019年02月

民謡革命!世界発信

民謡革命ユニット「やゆFish」さんのアルバムがついに世界中からダウンロードできるようになりました。
こちらをクリック!
お好きな媒体を選んで聞いてみてください。

もちろんアルバムを購入してくれる方が増えて〜
ライブ会場がいっぱいになって〜
ゆくゆくは紅白〜
になるといいんですが、
まずはたくさんの人が聞いてくださる機会が増えたのがなによりです。

アルバムのロゴ「百花繚乱」と「やゆfish」は私が書かせていただきましたが、
配信を記念してyoutubeにアップされたPVもどどん!と私のロゴからスタートです。

Kinkoちゃんからブルース・リー
か〜ら〜の〜
やゆfishの演奏

どうですか〜?見たくなるでしょ〜〜〜〜〜?見たくなる〜見たくなる〜。
PVのyoutube動画はこちら

あなたも会場で
あ〜 こりゃこりゃ   に参加したくなるはず!

やっぱり民謡は日本のソウルミュージックだあ。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

英語じゃなーい!

なーい!が続いたので3部作のタイトルにしてみました。。。
なんてタイトルだけではなくて前記事と関係がある話です。続きっていうか。

日韓ワールドカップの頃だから15年以上たちましたが、当時私の教室にドイツから日本とドイツのハーフの高校生が来ていました。

彼はその後アメリカの有名大学に進学して東大の大学院に戻ってきて、アメリカの有名大学の講師になって昨年30代にして教授になりました。

何が言いたいかというと、ハーフな上秀才。つまり日本語ペラペラということです。

日本にいる外国人というのはマスコミの好物で、
教室に来ていた時、芦屋ケーブルテレビは何度も彼を取材していました。そんなわけで教室にも何度もカメラが入りました。なつかしい。

彼が大学院在学中に東京で書道展があったので来てくれたことがあります。

その時の話が印象的というか残念というか・・・。

ちょうど会った直前にNHKの番組収録があったのだそうです。

それは日本に来ている外国の若者を集めての討論番組。

日本の視聴者が対象で、討論の参加者は全員日本語が流暢に話せる人たちです。

テーマは「国際化」。

ここまでは何の問題もないし、むしろ見てみたい気もしました。

し・か・し。

彼は悩んでいたのです。

さんざんみんなが討論した後に、いよいよまとめに入る流れになりました。

「では、日本がもっと国際的な国になるために必要なものは何だと思いますか?」

これが最後に外国人の若者たちに投げかけられる言葉。
そして、そこまでの討論はフリートークなのだけれども
最後の質問と答えには台本がある。そう。答えが決まっているんです。

あの会社ねえ。そうなんですよ。

私の教室が取材されたときにも思い知らされましたが、いろいろ質問してくるけど、答えは想定されているんです。想定外のことを言うと訂正、カット、誘導がある。
私の場合はかなり戦ったので一部不満は残りますが捻じ曲げられずにすみました。取材に来た日が「インクの魔法」の発売日だったにも関わらず、教室にあった本やポスターが見事に避けられた映像になっていますけど(怒)。宣伝しろとは言わないけど本が映ることすら許さないって何なんだろう。だって現場を見た人から見たらすごく不自然な撮り方なんですよ。そこまでする?番組によっては小説や漫画のほぼ宣伝みたいなことやってんのに!!!
失礼しました。話題がそれすぎました。
こちらの放送はYouTube にあげてありますので気になる方は御覧ください。さきほども書いた通り取材の際に相当戦ったので何も知らない方が見れば結構いい作品になっております。おかげで何度も再放送されました。

さて問題は
「では、日本がもっと国際的な国になるために必要なものは何だと思いますか?」
の答えです。

何度も言いますが、この日討論に参加しているのは、日本に興味があって日本に滞在している流暢に日本語を話す外国人ですよ。
日本に興味を持って敬意を持ってがんばって日本語を身に着けた人たちです。

それなのに
「やっぱり英語を話せるようになることじゃないですか」

と言えといわれたというのです。

当然誰もそんなこと思っていません。
全員が「私は言いたくない」と言い出し、あんたやってよ、と押し付けあっているうちに、私の生徒が押し切られそうになって、そこでその日の収録が終わったのだそうです。

「先生。僕言いたくないです。」

と沈痛な顔で言われました。

結局次の収録日に彼がそのセリフを言うことだけはなかったようですが、どんな放送になったのかは知りません。

でも、これってあの会社だけの問題じゃないですよね、きっと。
何かに気づいて「怖い」と思ってくれる人が一人でも増えますように・・・

暗い部分を書きましたがあの会社の番組は相当見ているし受信料も何度引っ越しても払わなかったことはありません!!!いい番組がたくさんあることも踏まえた上で、というか、問題を踏まえた上で今後も機会あれば視聴させていただきます。だからこそ答えありきは変わるといいなと。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

日本人の英語が下手なんじゃなーい!

以前に英語が世界の標準語みたいに扱われていることについてソフトとしての輸出っていう話をしました。
こんなのは私しか知らない新情報でもなんでもなくて
現代は言葉によって植民地化されている
なんていう意見もけっこう目にします。

たまたま英語が広まったんじゃありません。
語学学校が儲けているっていうだけの話でもありません。

情報操作になっちゃってます。

だって日本人が得る海外情報ってほとんどアメリカ経由でしょ?
だって英語しかわかんないんだもん。

それってアメリカが興味を持っていること
アメリカが考えていること
アメリカが知ってほしいこと
アメリカが・・・・・・・・・・・・

っていう情報です。

それは海外のほんの一部の情報であってそのものではない。

たった一回短い海外旅行をしただけだって

「あれ?聞いてたのと違うな」

って思うじゃないですか?思わない人いるのかな。

まして今こ〜〜〜〜〜〜〜んなにたくさんの日本人が海外に住んでいる。
その人たちから話を聞こうと思えば、もっと正確な且つ日本人に必要な情報が手に入るというのにマスコミも国も直接情報を集めようとしていない。
不思議で仕方がありません。

住んでる人がもっと発信すりゃいいじゃん。
という声もあるかもしれませんが、長く海外に住んでしまうと、

「まさかこんなことくらい今の世の中なら日本にいたって知ってるっしょ」

と感じてしまうところもあるし自分が困っているわけではないからわざわざ発信する必要が生まれません。

私自身が海外通だなんて思っていませんよ、ちっとも。
ほんのちょっと旅行の経験があってほんのちょっと住んだことがあるだけで
今いるところについてもわからないことばかりです。

それでも英米発信以外の本や記事に触れることで

あ〜こういうのは日本では見ることができないなあ。

と思うことが毎日のようにあるのです。

どんなに自分が世界を知らないか思い知らされているんです。

よかったな、楽しいな。
と思う反面、これを知らなかったかもしれないのか。怖い。とも。

いまだに日本人は英語コンプレックスを持って、というか持たされていますが
そろそろ疑問を持ちませんか?

全員英語を使いこなせる必要なんてありません。

もちろん身に着けたい人が頑張ることに水を差す気はありません。

問題は「英語コンプレックス」です。

日本人は英語が下手だと思い込まされすぎています。

そう。
思い込まされている。

だって、日本の教育やメディアってすごいですよ。
どんな田舎にいったって、80歳90歳のおばあちゃんだって、日本全国
サンキュー。
イエース。
なんて解説なしに冗談でいい合えるじゃないですか。
いくら文法がボロボロでも道を聞かれれば右とか左とかGo!とか言える。
ものすごい普及と浸透です。

それなのにいつまでたってもテレビに出てくるアメリカ人や外国通は
日本の問題は英語教育です。
もっと個性を。
もっと楽しく。

なんて言い続けています。

これって「誰かに言わされてない?」

もはやそう感じるようになりました。

日本に行ったことのある外国人にずいぶん会うことが増えましたが、英語が通じないと文句を言われたことはありません。むしろ、東京の真ん中しか体験しなかった人などは
あまりにも立派な英語ばかり返ってくるので驚いた。
と敬意を表されたことまであります。

私自身の実感としても
20年前に某有名英会話学校の講師をちょっとの間やった時のこと。
大学に教えに行ったら、当時の若者たちが自分たちの大学時代よりもはるかに、
少なくとも聞く話すについては力があって発音もよかったのに驚きました。
20年前ですよ!

日本人にだっていろいろな人がいる。
勉強?きら〜い。
っていう日本語ですらブロークンな人に話しかけて
ボロボロな英語が返って来たとしたって、それは英語の問題ではありません。

今日本のテレビを見る機会はすごく少ない私ですが、たまに何かを見るときに
いまだに「日本の英語教育は」って判を押したようなコメントを見ることがあって情けなくなってきます。

ついでにいうと英語の他にフランス語と中国語とスペイン語のクラスレッスンを受けたことがありますが、日本の学校の英語の授業のほうが劣っていると感じたことはありません。

ここまで来ると、繰り返しますが「誰か」がみんなに英語コンプレックスを植え付けようとしている。
もっと英語に集中させようとしている。
そんな気分になります。
英語を勉強する段階ですでに英語の文章や映画ばっかり見るわけだもの。

みんな!乗っかるなー!!!

その外側にも世界があることを忘れないで!

外のことまで考えるのは大変だとしてもせめてもっと日本の中のことを自分の目で見よう!

ちょっとカッカしちゃいましたね。
ふううう。クールダウン。

疲れたからチョコ食べて〜
まだ残っている積読を消化しようっと。
疲れちゃったから専門書はしばらく置いといて文学とまいろう。
今あるのはイタリアのとフランスのとアルゼンチンの。どれにしようかなあ。

もちろん翻訳の日本語で鑑賞よ!

そう。日本にはたくさん翻訳者の方がいらっしゃるのです。ありがたや!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
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頭が悪いんじゃなーい!

ううううわかんない。
っと頭から湯気を出して数冊読んでは時々ワクワクな本に出会い
そしてまた湯気を出し・・・

あれから10冊ほど積読解消。

そして再認識。っていうかあくまでも私が触れた本の中での統計結果。

ううううううってなる本は
ただ「俺詳しいんだぜ」って言いたい人があーだこーだ外から眺めて解説ごっこしてるんだなっていうこと。趣味の独り言を一方的に聞かされているみたい。みたいというかそのものか。
やたらと情報を並べてあれやこれやと分類することで満足していたりする。

でも帯には書いてある
「・・・をめぐるあらゆる疑問に答える」とか
「・・・とは何か」とか
「・・・を読み解くヒントが」とか。

「で、いつその話が始まるの????」
と思っている間にとうとう最終行っていうパターン・・・。
そろそろ本の帯にも健康食品の広告みたいに過大広告には規制を設けてほしいもんです。

もちろん1か月すべてが無駄になったわけではなくて、数冊はさわやかな気分で読み進み、充実感とともに読了しました。
そういうのはどれも著者が現場に触れている人、何かを実際にやっている人の本でした。
ハウツーものじゃないですよ。テーマは分類マニアの方々と同じ本たちです。
それでも分析も考察も実にクリア〜〜。
やはり人間は手を動かしながら考えないとですね。

うわ!!
そんなこと言ってる時に床を見たらどれかの本から落ちた栞が。
しかもプリントされている言葉が

「知は、現場にある。」

世の中には目の見えない力が存在するみたいですねえ(汗)


私の統計結果とはちょっと違う話ですが
ちょうど頭から湯気を出している時に、知らないカタカナ語が出てきたので(こねくるだけの本に限ってこれが多い!)ネット検索していたら
たまたまとあるブログに出会い、

「たとえ本人が頭がよくて難しいことを理解できたとしても、その人が同時に伝える能力にも長けているとは限らない。多くの人が『哲学書=難しい』と感じちゃうのは、その哲学の内容自体が難解すぎるわけでも読んでいるあなたの頭が悪いわけでもなくて、書いている人の説明が下手だからっていうパターンがあるんだよ。哲学を嫌いにならないで」

みたいなことが書いてあって、まったく当たり前のことではありますが
あらためて書かれると
ちょっとほっとしてがんばれてしまいました。

だからって私の頭がよくなったわけじゃないんですけどね。

ひと月ほどがんばってちょっとだけ新しいことを覚えたけど
私が今抱えている課題の答えはまだ出ません・・・。

本屋さんでパラパラしてから買えれば少しは無駄が省けたのだけど。
必要以上に頭が疲れちゃった。

はやく明日にならないかな♪
おいしそうなチョコ買ってあるんだ〜〜〜。
きれいな一口チョコがいろいろ並んでいるお店をみつけたので
「ここからここまで全部!」
っていう素敵なセリフを言ってみました。お洋服屋さんじゃ言えないから(笑)
バレンタイン前ということですごくゴージャスに包装してくれたので
せっかくだから待っております♡

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少年隊ニッキ!おもしろい大人錦織一清 ダンス映画

2019年最初のニッキさん登場です。
今回のニッキはなんだかしっとり落ち着いた話し方でした〜。

テーマがダンス映画!ですから当然ラインナップには「ウエストサイドストーリー」も。
「僕はジェット団のリフっていう役をやらしてもらったんですけど」・・・からの
「じゃあシャーク団は?」
ということで今回も「ウエクサ」が登場。

ウエストサイドストーリー観劇の時にも書きましたが、この作品はアレンジが許されないっていう話もしていました。
振り付けも全く変えちゃダメ。
ウエストサイドストーリーといえば必ずポスターなどで使われる象徴的な足上げポーズがあります。
Y字バランスの。
今まで何気なく見ていたのですが、言われてみれば左足をあげている。
これって振付師ジェローム・ロビンスが左利きだったからなんだそうで・・・
なのにいつでもどこでもシャーク団をやることになった役者さんはみんなこれをやらないとならない。ターンでもなんでも左利き仕様なんだそうです。
かっちゃんも苦労したんだねえ。
ニッキを見るたびバレリーナを連想しちゃう私ですが、実は少年隊はウエストサイドストーリーの時まで「バレエ」としてのお稽古をしていなかったのだそう。
ファイナルステージのDVDを見るたびうっとりしているかっちゃんの「優雅さ」も、3人の最高のシンクロも、この時のお勉強の成果なのかな?

この日の「たまむすび」は「月刊ニッキ」にかぎらずジャニーズ特集。
ということでジャニーズ発祥の話も。
初代ジャニーズはジャニーさんが監督をしていた野球チームのメンバー。
練習終わりにみんなで見に行った映画「ウエストサイドストーリー」に感動して自分たちでやりたくなっちゃった。それでデビューっていう話。

もちろん偶然うまくいったってことではなくて、以前ジャニーさんが蜷川さんと対談していたラジオでは、ジャニーさんの子供時代喜多川家はアメリカにいて(たしかお父さんが教会の神父さんだったかなんだったか・・・気になったので今ザっとWikipediaを見たら真言宗別院があったんですね)アメリカで公演することになった日本のスターたちのお世話をしていたっていう話をしていました。
だから子供の時からジャニーさんは芸能界にも触れていれば美空ひばりなんかとも親交があったんですね。
この対談はジャニーさんの人柄がすごくよく出ているし、厳しい蜷川さんとやさしいジャニーさんの対比で教育関係者にも参考になりそうな話だし、戦争中生き延びた運命的なできごとだとか、おもしろい放送でしたので、みつけられたら是非お聞きになってみてください。

ニッキさんによると、劇団四季で長いこと活躍されている初代ジャニーズの飯野おさみさんは、アメリカにジャズダンスの修行に行っていた時に、劇団四季が「ウエストサイドストーリー」の上演権を手に入れたという情報を聞きつけて帰国したのだとか。すごい行動力!
それで本当にリフ役を手に入れちゃったんだし。。。

なんだか今日も月刊ニッキを聞いていろいろ考えさせられました。

ためになる月刊ニッキでもありますが、ニッキらしさが爆発しているのは冒頭?
なつかしい童謡「あさいちばんはやいのは」について。

あさ一番はやいのは パン屋〜〜〜のおじさん!

なぜか時々頭の中を流れてきますが、
1番がパン屋さんでそれからお豆腐屋さん牛乳屋さんまでしか印象になかった・・・
次が新聞屋さんで

「朝いちばん遅いのはぼくんちのにいさん」だったのね。

ちっちゃいニッキはこの5番まで知っていて
「たたこうが ゆすろうが ぐうぐう寝てる」というフレーズを

「たた子」と「ゆす郎」もぐうぐう寝てると思っていたんだそうです。

やばい。そうにしか聞こえなくなっちゃうかも。
たた子〜が ゆす郎が♪ ぐうぐ〜う 寝・て・る!

注)月刊ニッキは毎月第一水曜日放送。
ニッキは少年隊の錦織一清。ウエクサ、かっちゃんは植草克秀です。

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