Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2019年04月

プロのスリ(2)

先日は私の恥ずかし体験の話でしたが・・・

そのすぐ後、コロンビアにいたフランス人のマリちゃんからメッセージが。

「パソコンも電話もとられちゃったからあさって会う時連絡とれないかも。
約束の時間と場所で必ず待っててね。」

とのこと。
その連絡自体は誰かのを借りてしてくれたみたいなんですが、
その連絡の翌日彼女はコロンビアからスペインに向かう飛行機に。

約束の日、私は30分前に着いて待っていました。。。
でも約束の時間を20分過ぎても彼女は来ない。

いちかばちか電話にショートメールを送ってみたところ返信があり、なんと彼女が隣のカフェにいることが発覚。
無事に会うことはできました。
なんでSMSできたの?
と聞いたら
動顛してみんな取られたと思ってメッセージを送ってしまったけれど、
落ち着いて確認したら
かばんじゃなくて腹巻の中にスマホが入ってたの。とのこと。

まあそれはやれやれなんですけども・・・。

かばんのものはパソコン以外にもいろいろ盗まれたんだそうです。
もおおおおコロンビア二度と行かない!
と顔を真っ赤にしていましたが、自分自身はあれ以上気をつけようがないから起きたことは受け入れるしかないと、そこは妙に落ち着いていました。
フランス人のケ・セラ・セラ〜。

彼女が被害に合ったのは移動中の長距離バスの中で、確かに眠ってはいたのだけれども警戒していなかったわけではなく、カバンの上に両足を乗せていたのだそうです。その状態から気づかないうちにカバンを足の下から引き出して中身を抜き取った後何事もなかったように足の下にもどしてあったらしい。
完全にプロの仕事。
もうこれはどうしようもない、とのことでした。

機内持ち込み荷物にも鍵をかける私ですが、ちょっと面倒だなあ、と感じることも多かったこの頃、やっぱやらないと!と肝に銘じるできごとパート2でした。

皆様もくれぐれもお気をつけて。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

プロのスリ

同業者だったり俳優さんだったり
各分野のプロたちには脱帽しまくりの毎日ですが、
とうとういただけないプロたちの話・・・

先日会社員時代の後輩から問い合わせがありました。今度バルセロナに行くのでおすすめのレストランとかお土産とか見どころを教えてほしいというもの。
と同時に
初めてのスペインなので注意したほうがいいことも教えてください。治安とか
という質問もありました。

「アンダルシアに憧れて」みたいなアンダーグラウンドなイメージを持っている日本人はまだまだ多いのですが、現在のスペインは相当に平和です。
暴力的なイメージがない。
もちろん夜中に独り歩きして襲われるとかいう可能性がないわけではありませんが、それは世界中同じこと。
健全な時間に健全な行動をしている限りでは日本よりずっと平和な気分を楽しめます。

というわけで治安については「怖がらなくていいけどスリにだけは気を付けて」と返事をしました。

最近の日本ではわざわざテクニックを身につけなければいけないスリという稼業は、てっとり早くないということで、なり手が減少傾向という話を耳にしたことがありますが、ここスペインにはわんさかいる。現地の人も口をそろえて

スリにだけは気をつけなさい。

と言います。
観光客に限らず、そう言っているネイティブたち自身が「私も買い物の時にね」などとすられた経験談を聞かせてくれちゃう始末。

私もバルセロナの地下鉄でねらわれたことがありました。
けっこう空いていたのですが、私が奥に行けないように入り口をブロックして仕事をしやすくしようとしたのがわかったのです。
その時は特に地下鉄はスリのメッカだし、私も着いたばかりで警戒心のかたまりだったので、彼らの動きがおかしいと思って露骨にかばんの口を抑えて見せたところ去っていきました。

今でも警戒心がなくなったわけではありません。
しかし・・・とうとうやられました。

それはお昼過ぎのこと。
美容院が思いのほか早く終わって、いい天気だったので公園を周ってのんびりしてから家に向かいました。
見通しのよいまっすぐな道。小さいバッグでも斜め掛けばかりしていると重く感じるので、前後に人がいないのを確認して普通のショルダーバッグのように肩にかけて歩いていました。
本当に気持ちのいい日だったので上を向いて空をながめながら歩いていたら、
誰もいないはずなのに電車の中でぶつかるような感触をカバンに感じておや?っと思いました。
振り返るといつの間にか人が3人いる。
こんなに空いた道なのにずいぶん近くにいるな。
ちょうど追い抜かそうとした時ぶつかったのかな。
う〜ん。
でもなんか気になる。
う〜ん。
でもいきなりスリ扱いしたら気分が悪いだろうな。
う〜ん。
でもやっぱり確認はしなきゃ。
う〜ん。
でも実はまだねらっていただけだったのにカバンを開けたりしたら
ここぞとばかりに中身を取って逃げられるかもしれない。

などなど一瞬のうちにいろんな考えが浮かびました。
でもとにかく警戒しながら中身を確認しなければと結論。

するとなんとチャックが全開になっている。
美容院で支払いの後閉めたはず。公園でも開けてない。
う〜ん。もしかして閉め忘れた?開けた?う〜ん。はっきり覚えてない。
いやいや美容院のドアを出る前に閉めなきゃと思って出る前にもたもたしたよ。
うん。閉めた。
え?
本当に開けられたの?
30センチ以上あるチャックの上にチャック全体を覆う蓋があって、それをベルトで閉める構造のバッグ。スペインが決まった後にスリ対策も考えて開けにくい構造のを選んだそのカバンのチャックが道端で開けられた??
えええええ?
またまた色々な考えがよぎったけれども
とにかく財布とカードと身分証だ。

こんなに話をひっぱっておきながらなんではあるけれど、
財布もカードも身分証も全部ちゃんとありました。
財布の中も確認して現金も取られていないのを確認。

ただ、なんかバッグの中の空間が気になって仕方がありませんでした。

最近ぼんやりすることが多かったのでチャックを閉めたかどうか自分を信じ切れないながら、それでもやっぱり気持ち悪さはぬぐえないまま。

で、その2日後。
またまた晴天。バッグはおとといのまま何もいじってない。
それをそのまま持って出かけた先であまりに太陽がまぶしくて・・・
やっとわかりました。
サングラスがなかった。

家に帰って念のため探してみたけれど間違いない。

ショックだ・・・・・。

これなら現金とられた方がよかった・・・・・。

すごい気に入ってたのに。まだ新しいのに。ケースもおろしたてのに替えたばかりなのに。
ううううううう。

財布はチャックを全開しないと取れないよう必ず一番奥に入れるようにしていたから取られなかったんです。
手前に入れていたサングラスのケースは堅い箱型じゃなくてやわらかい革の袋になったタイプだから感触が薄めの長財布に似ていた。。。
それで満足して仕事を終わろうとしていたところだったのかまだ奥の財布をねらっていたのかはわかりません。

でも、あまりに大胆で巧妙で。。。
だって、いくら斜めがけをしていなかったといってもチャックのタブ?取っ手?は私の前側から後ろに開けないといけなかったんですよ!しかも蓋のベルトを開けた後にです。

かばんを閉めるのは当然のこと
私がベルトやカバンの蓋に手をかけていないことなんて本当に少ないんです。

いやあ油断できない。

「スリ=人ごみ」  じゃない!

しかも私がカバンを気にしてからも慌てるでもなく普通に追い越して自然に歩いていきました。この平然さ加減も含めてプロ。

基本的にはスペイン国内で起きるスリはスペイン人が犯人ではないと聞いたことがあります。
地下鉄でみかけた未遂のスリもそうでした。見た目からしてヨーロッパ人じゃなかった。
でも、今回のスリは町の人たちと同じ空気だった。
つくづく予想できません。

それからスペインの法律では200ユーロ以上とらないと罪にならないとかいう噂も聞きました。
少額だと警察も相手にしてくれないとか。
それで取った金額が多すぎると返すスリまでいるそうな。

スリが多すぎて相手しきれないのもあるでしょうし、甘いから温存されちゃってる土壌もあるのでしょうし、とにかく今後ますます気をつけねば。

・・・新紙幣発行でキャッシュ使おうよ!なんて書いた記事の次がこれとは・・・

追記)上のスリについての噂はアンダルシア在住30年の日本の方に教えていただいたのですが先日マドリッド在住スペイン人と話していた時に違う説明を聞きました。
スリをしても200ユーロか300ユーロの罰金をとられるだけで犯罪にならないんだよ。だから減らないんだ。
だそうです。場所によって違うのかもしれませんし、どちらが本当なのかわかりませんがスリが国中にたくさんいることだけは確かです。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
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梅子先生がお札の顔に!

うわあ、びっくりしました!

日本の情報源がネットばかりだとキャッシュレスだなんだとそんな話ばっかり目にしますけれど
お札が新しくなるんですねえ。
令和ばんざい!
・・・新元号とは関係なく予定されていたらしいですけれど。

いやあそれにしても女性といえば顔すらわからない紫式部だとか
これまた文体は古文でしょ。みたいな樋口一葉とか
とにかく古典。昔の人っていうイメージしかなかったけれども
とうとうこんな身近な存在が紙幣に!

そりゃあ梅子先生も今の人じゃありません。
樋口一葉より8歳も年上です。

でも!
津田塾大学は今も生きている。

いやあ嬉しい。

何と言ったってわが母校。入るの難しい(少なくとも私はまあまあ汗かきました)のに知名度が低い。
もともと学生数が少ないうえに地味な仕事に就く人が多いし表に名前が出てこない。

受かった時も近所のおばさんに「どこ受かったの?」
と聞かれたので合格校を並べたら
「まあ!○○大学に合格したの?!おめでとう!」
と滑り止めの方の名前を言われてしまったり。

そもそも実親が知らなかったから滑り止めに行かされそうな空気だったし・・・うっ!アホな家なのがバレる・・・。
別の近所のおばさん=美人で頭がよくて近所中の自慢だったお姉さんのお母さんが
「Kinkoちゃんすごいのね。うちの娘も行きたがってたのよ。でもダメだったの」
と言ってくれてようやく認められたのでした。。。涙涙。(おばちゃんありがとう!)

大学に入ってからもいろいろあったなあ。

そんな大学知らねーよ。とバカにされるなんていうのはザラだし
国立と間違われたり共学と間違われたりなんていうのもザラでした。

校風が女子大学だというのに「質実剛健」だから私自身も最も国立に近く最も共学に近い私立女子大と紹介していたけれど。

その「質実剛健」が気に入って志望したんですけどね。
だって早稲田実業と一緒なんだも〜ん!
(青春時代の頭の中は早実一色でしたから私♡大輔さんの記事とかミーハーの話の時にも書きましたね)

学生時代、いろんな大学の学生が集まった時に

塾と名の付く大学は慶應義塾と津田塾だけ という話になって
「あ〜どっちも教科書に出てくんじゃん。」なんて他大学の学生が盛り上げてくれました。

しか〜し
慶応の学生たちは
「教科書ったって諭吉先生は本文で習うんだぞ。津田梅子は欄外のちっちゃい字だろ。ぜ〜んぜん違う。」
と、こうですからね・・・。

ま、返す言葉はありませんよ。
学校の規模もちっちゃいし。

でもね。
梅子先生の肖像画を見ながら授業を受けた者にとってはね

梅子先生は立派っす!

これを機会に梅子先生の生涯が世間にもっと知られるとうれしいです。

大学ができたのは1900年。
その時代に女性が大学を作るっていうことがどんなにすごいことか。
その前に数え8歳で渡米です。男性で初めて海を渡ったのがジョン万次郎なら女性では岩倉使節団の梅子先生たちなんです。

在学中、ある名物教授の授業を受けていた時、その先生がおっしゃいました。
「津田梅子はすごいですよ。
大河ドラマや朝ドラになってもちっともおかしくない。
ただねえ・・・
ドラマにしにくいんだろうなあ。
ずばり。
ロマンスがない。」

卒業生ではなく東大から来ていた男性エリート教授のほめ言葉がとってもうれしかった半面、
ロマンス・・・たしかに・・・

と思った記憶が今でも残っています。

梅子先生が独身のままの生涯でいらしたので、質実剛健な津田塾生と言えども代々伝わるジンクスが存在しました。
梅子先生のお墓は大学の敷地内にあります。
そこをお参りすると一生結婚できないっていう言い伝え。。。
卒業式に、友人たちと「今日が最後だけど記念に行く?行かない?」なんて話したっけなあ。
・・・行きませんでした。
そのメンバーは全員結婚しました〜。

梅子先生は両家の子女なので縁談の話が全く持ち上がらなかったわけではないようなのですが、アメリカで育ってしまった梅子先生には当時の日本の男性はあまりに古臭く見えてしまったようなのですよねえ。だって100年以上たってもいまだに仕事と家庭の両立についてあーだこーださわいでる国ですもんねえ。

でも最近では大河「花燃ゆ」の最終回に知花くららが梅子先生役で出てきたりなんかして、質実剛健を地で行っちゃってる梅子先生を美しく演出してくれました。

そこまで美人にしていいならさ〜
この際ロマンスはフィクションでいいではないか。
足しちゃってドラマか映画作らないかしらね誰か。
おもしろいストーリーになるよお。
どうせフィクションなんだからそこのとこは思いっきりうっとりするような演出で(笑)。

女性進出の象徴として津田梅子が新しいお札の顔に選ばれたっていう理由を聞くと今頃???という感覚しか覚えませんけれど、
来年は津田塾大学創立120周年。
それに合わせたかのような新紙幣への採用決定です。素直に喜ぼう。
きっとまた寄付金のご案内来るんだろうなあ(もう来てるか)。
5000円札ばっかりで現金で送ったろうかしらん?
あ、ダメか。
実際に発行されるのは5年くらい先の話とか。

早く実物が見たいな〜!

さあ、日本のみなさん。
キャッシュレスなんて言ってないでどんどん現金使いましょう!

ちなみに日本より早くカード社会になったヨーロッパですが
最近はスーパーやカフェやいろいろなところで現金を使っている姿を一時期より多く見かけるようになりました。
お釣りの計算も早くて正確。
・・・豆情報でした・・・。

あ、ついでに書いておくと梅子先生は朝ドラの梅ちゃん先生とは何の関係もありません。

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少年隊ファンのみなさまに感謝♡もちろんKinkoファンにも

何ページかご覧になった方はおわかりと思いますが
まあああああこのブログはとりとめなく思いつくまま書いとります。

もともとは墨の仕事や芸術について書いたりして少しでも作品への興味を持ってくれる人が増えたらな、なんていう淡い期待から始めたブログなのですが今ではすっかり少年隊から靴からスペイン語なんていう記事が充実しちゃっているのは御覧の通り・・・。

このブログには拍手っていう機能があるのはお気づきでしょうか?
フェイスブックの「いいね!」みたいなものです。
私が設定したわけではなくてある時期からライブドアさんが勝手にくっつけたシステム。
こういうのは気にし出すと精神的によくないですからね〜、無視しようと思っていたんですが、先日、久しぶりに誤字脱字チェックでいくつか記事を読み返していたところ。。。

びっくり!

なんと「少年隊に感謝(3)ニッキ再発見」という記事の拍手が100を超えておりました。

いやはや〜〜〜。
いつ超えていたのかしら。
気づくの遅くてごめんなさいですが、
ニッキファンのみなさま。
ありがとうございます!!!
そして同時にさすがニッキファン。

気になって他の少年隊の記事についても見てみたら
次に多いのは「少年隊に感謝(4)かっちゃん」で50強。

ヒガシについて一番語った「まさかのヒガシ」は10拍手でした。

拙ブログにはリアクションを形にしてくれる人はそもそも少ないのでヒガシへの反応が特別少ないってことじゃないんですよ多分。
ニッキファン、かっちゃんファンのみなさんが熱心なのきっと。

いやあああ。
そんな熱心なファンの方々からしたら同時代を生きていただけのにわかファンの感想文なんてしゃらくさいことも多いかと思いますが、読んでくださってありがとうございます。
こんな経験があるとますます「少年隊応援しちゃおう!」と思っちゃうじゃないですか。
また来てくださいね〜。

見てくださる方がいるんだと思うとブログ以外まで頑張ろう。って思えちゃうなあ。

人間ってそんなもんです。特に私は。

少年隊ファンの方だけじゃなく
どんな理由であってもKinkoを応援してくださっているすべての皆様へ届けこの想い。
いつもブログを見てくださっているみなさ〜ん!
ありがとうございまーーーーーーーーーーーす!!!

本職については最近地味にTumblr(タンブラー)で真面目な解説のみのブログを始めてみました。
英語版ですがざっと写真をご覧になるだけでも。。。
どれどれと思っていただけましたらこちらをクリックしてください。

注)Tumblrの画面にいくとcookieについてあーだこーだありますが一番下の「承諾」をクリックすると登録していなくても閲覧できます。Tumblrは成人向けコンテンツ全面禁止に踏み切ったSNSですので安心してご覧いただければ。

遅ればせながらInstagram(インスタグラム)も公開に踏み切ってみました。
コチラ。作品いろいろ並べています。
インスタのおもしろみなるものがちょっとだけわかった気がするこの頃・・・。なんでも気づくの遅いけど気づいたからにはやってみまーす。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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