青山展の最終日前日。

プロモ・アルテ・プロジェクトギャラリーの前を日比野克彦が通った。
「ああああ、ヒビノだぁ〜!」
と舞い上がってお客さんに報告していたら、あっちからもう一度戻ってきた。

ちょうど師匠がいたので「見てくれないかなあ」とつぶやいていたら
「ああいう人を呼びたかったら表に見せる作品ちがうのにしないと」
と言われて納得してしまった。

今回は初めて見る知人たちがみつけやすいように、わかりやすい作品をウインドウに並べたので、この時だけはちょっと後悔。
でも今では、なんで走って追いかけてでも引っ張って来なかったのだろう、と、行動力の無さの方を後悔しています。怖がられたと思うけど。

プロモ・アルテのある通りはギャラリーが多く、通称ギャラリー通りと言います。小さいギャラリーが多いのと、土地柄?で大物というよりはこれからの作家の展示が多く、芸大生とかギャラリー好きの人がよく通ります。
なんでヒビノが通ったのかなあ?大学で教えるほど偉くなっても若者チェックしてアンテナ張ってるのかなあ。実は神戸のルミナリエが始まったばかりの頃、人ごみの中でヒビノを見かけたことがあり、こんなとこまでチェックに来るのかあ、と感心したのでした。いっつもアンテナ張ってるんだなあ、きっと。

作品を見てもらったわけじゃないけど、そういう人が通る所でできたことがなんだか気持ちを高めてくれました。それに、お客さん誰も往復ともヒビノに気が付かなかったんだからね。気が付いた私はラッキーなの!!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中