奈良がいいな、と思うことの一つには何かとリーズナブル、と言うこともあります。

ホテルもそのうちの一つ。今回、部屋も広く、大浴場まであってたった5000円。
疲れちゃったし、大浴場を楽しみにしていました。

でもねぇ。
案の定でございます。

ガヤガヤ、キャーキャー。
12,3歳くらいの少女が3人。
嫌な予感。

そのまま湯船に片足をつっこむ。かろうじて一人が、「体洗わないと」と言ったのでホッとしたのもつかの間。湯船にいきなり桶をつっこむと、立ったままばしゃっと一回下半身にお湯をかけて湯舟に入ってしまいました。
ちょっとはなれてたから浴びなかったけどヒドイ!
長い髪もどっぷりお湯につかっています。
髪だけは、近くに来たので注意しましたが、それ以上は親と一緒だったから言いにくくて我慢。

結局ゆっくりできなかった。

最近どこへ行っても、ひどいよね。
子供だけじゃないけどね。
だからなおさらキツイっす。

前なんて、140cmくらいはあろうかという男の子がおチンチンを揺らしながら駆け込んできて、体を洗わずに湯船に飛び込んだ・・・
それも母親が一緒で、どうしても一緒に入りたくて連れてきたみたいだけど、まわりの中学生くらいの女の子たちは青ざめてた。私も不快だったけど、思春期には相当キツイよね。

愕然としたのは、そこの宿の人が注意しなかったこと。しかも、その時はかなりプレミアムな旅館です。
フロントにも言ったんだけど、「お客様のご希望であれば」とか言っちゃって。
他のお客様の権利は?くつろぎは?

温泉や大浴場は好きな人も多いし、日本ならではだし、これからも楽しめればと思うけど、みんなの気配りあってこその文化だからねえ。

ホントに子供の頃銭湯で「おっかないおばあちゃん」とかがいた光景がなつかしい。
今やおばあちゃんまでヒドイかったりするし。

ガイドブックで予習をしてきた外国人の方がずっと真面目に日本式の入り方をしてくれたりします。注意も素直に聞いてくれます。

今まではそれぞれの常識にまかせてきたと思うけど、最近では、シャワーだけの家も多いし、親ですらルールをよく知らない場合も多いものね。

残念だけど、入浴の注意や、入り方のマニュアルを学校で教えたり、浴場に貼ってもらわないといけないと思うなあ。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中