捨ててスッキリしたものの中に、パソコンがあります。

初代「Kinkoちゃんのらくがき館」を始めるために買ったプリウスです。
そう。
買ったと同時にHPをスタートして、まさに体で覚えたパソコンあれこれでした。
中でも最初にぶつかった壁はカタカナ語。
インターネット用語ってなんで日本語じゃないの?。
日本語で言われたってわかんないことが多いのに、英語どころか英語とも違うわけわかんないカタカナ語も多いし。
わざとやってない?
って恨んでるのはKinkoだけだったのでしょうか?

でもって〜。
随分パソコン歴も長くなってきたKinkoですが、久々に初体験。
「パソコンを捨てる」
ってやつです。

最初に買ったパソコンで愛着あるし。
すぐにかたまってはKinkoをキレさせたWindows Me。
でも、買った時はミレニアムエディションっていう名前に未来を感じて、すごくワクワクしたなあ。
プリウスの姿もすごく気に入ってたのでした。

で、なかなか捨てたんなかったっていうのはあったんだけど、それより何より、「パソコン捨てるのって怖い」っていうのがあって。
大した情報なんか入ってないけど、気持ち悪いし、色々対策するのも面倒でほったらかしになってたのでした。
でも、電気屋さんも引き取ってくれないんですね。
ゴミにも出せないし。
で、メーカーに手続きをしたのですが、結局一番気になる、データの完全抹消はやってくれないんだって。個人の責任ですって。
で、メーカーに相談したり、詳しい人に聞いたりして、一番安くて確実なのはHDDをはずして物理的に壊しちゃうことだよって。

で、HDDってのが何の略で、どんな形かもわからないKinkoの前にまた大きな壁が立ちふさがりました。なんでみんなわかってるの前提で話すのー???
だったら聞かないよぉ。
くさりながらも、一念発起して、どうにかネジ回し一本でHDDを取り出し、指示通り「ハンマーで殴る」をやったのでした。
実際はトンカチでしたけど。

やってみれば、なんて単純な、原始的な作業。
カタカナ語の異次元の世界の終わりのなんてアナログなこと・・・
文字通り「破壊」するなんて。私が。
うっすら汗をうかべながら、すごく不思議な気分にひたったのでした。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中