振り返れば今年もグループ展に個展にパフォーマンスにパリデビューといろんなことがありました。
資料の整理をしていて思い出した展示もあるくらい年の前半はとても遠く感じられます。

秋に義父が亡くなりました。
もう少し義父とは何かできる気がしていたので早くてとまどいました。
その日の朝も機嫌よくおしゃべりしていたらしいので、誰にとっても突然のことでした。
その晩、もうきちんと布団に寝かされた姿に会ったのですが、
その顔があまりにも高貴な顔で驚きました。
半眼のその顔は、まるで悟りを開いた高名な僧の像のようで
別の次元の存在に感じられました。
最近の流れで次の日にはきれいにお化粧されて見慣れた顔になっていたけれども、
その必要はあるのだろうか。
まるで旅立った魂をこの世の欲の中にまた連れ戻す不遜なことにも感じられました。
お別れをする側の人間にも未練をひきずらせる行為なのではないか、とも。
大晦日に書く話じゃないのかな。
このへんにしよう。
こんなこともあって今年はこれより前のことは遠い記憶になってしまったのかもしれませんが、去年までとはまた違った世界をいろいろ経験した長い長い一年だったのだと思います。

お別れもあれば新しい出会いもありました。

今年お世話になったみなさんに心からの感謝を申し上げます。
このブログを読んでくださっている方々もいつもありがとうございます。
みなさまにとって来年がよい一年になりますようお祈り申し上げます。

PS:余談ですが、10日ほど前ダスキンさんが
  「今年は今日で最後ですね」
  と言うので
  「そうですね。お世話になりました。良い年をお迎えください」
  と言ったら
  「あ、いや、まだこれからクリスマスありますけど」
  と戸惑われてしまいました・・・
  これって?

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

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