で、「少年隊に感謝」ってタイトルつけながら何が感謝だよーって話ですが・・・

あらためて3人のすごさがわかった時に、
少年の頃に3人がマイケルジャクソンの振付師に指導されている風景を見たのですよ。
(少年に見えたけど実は20歳前後でした。)

汗だくになってさ。

で、その激しいレッスン風景を見た後に
その後の20代30代の成長した姿を見ると感慨深いものがあって。

何かの番組で昔の映像が流れる時には必ずデビュー当時のものが使われるんだけれども、その時はまだまだなわけで「少年隊夢」の頃の完成度ったらすごいのよ。
ビジュアルもまだ美しいし。
まだっていうより第三のピークっていうくらい美しい。

そんな成長を見ていると
「同じ時代に私は何をしていたんだろう?」
って思えてきちゃってね〜。

そっか〜。
1日8時間レッスンするとこんだけになるんだ〜。
なんて。

そりゃまあ振り返れば私も没入すると時間を忘れるほうなので
たしかに何かはやってたんだわよ。

受験勉強もしたし。

書だって中学生の頃には稽古に行けば6時間書いてた。
それこそ休憩なんて考えもしなかった。

一日中歌を歌っていた頃は3年後には初見の楽譜で歌えるようになった。
(伝わりにくいと思いますが楽器ができない人間としてはすごいのです!)

30代の頃は夜の10時から朝の5時まで書きっぱなしっていうのが当たり前だった。(プラス昼間もやってたから15時間という日も)

そんなことがあるからこそ今スペインにもいられるわけではある。
でも話の最初に出た通り
頭おもーーーーーーーっていう時には落ち込んじゃったりするわけです。
たくさんレッスンしてても彼らのように一流!なんて思えないし、まだまだ。

それに創作となると、ルーティーンではどうしようもない部分もあって、
「やらなくちゃ」でできる話じゃなくて。
降りてくる瞬間っていつだかわかんないのよ
困ったことに。

でもね。
でもです。
降りて来たんです。
体が自然に動いてくれたの。

今年一番の作品ができました。

締め切りが近づくばかりで焦りがありつつも形にできないでいたんだけど
少年隊見まくって現実逃避して
かつ、彼らの努力に触発されて
私の全身が動いてくれたのです。

そう。
だからありがとうなの。
頑張り続けてくれてありがとう。
これからもがんばってね!少年隊。
50代の3人がアダルトな魅力でステージやってくれる日を待ってます。

私もがんばる〜!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートを展開中

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?