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この夏にやったドリルたち。
スペイン産なので問題文もスペイン語だったりはしますが、
Nuevo SUENAと
Nuevo Espanol en Marcha
のシリーズは
読解問題や前置詞の穴埋め、動詞の活用変化などいろいろな種類の問題が混ざっているので問題ごとに気分が変わって続けやすいです。

あ、なるほどこういう場面で使うのか。

とネイティブ作ならではの場面設定や単元の組み方にも時々はっとさせられました。

一見SUENAのほうが余白が多くて字も大きく、易しいのかな?という印象を受けます。
単元ごとに単元の目標が書いてあり、それを意識しながら問題を解くことができるのも独学の人にはいいかもしれません。難しそうじゃない紙面の雰囲気も気分が楽。

ですが、解いてみるとMARCHAのほうが出題の意図が明確な問題が多くてすっきり進めます。

読解問題は、MARCHAが特にですが、問題のために作られた架空の話ばかりでなく、実際のスペインの統計だったり記事だったりが多いので一石二鳥な気がしました。

念のため書いておくと、写真のMARCHAの2についてはオレンジのnivel basicoに含まれる内容と9割方同じです。nivel basicoはDELEのA1A2レベル2冊分をカバーしています。私の場合は解き終わった時に自信がなかったので敢えて2を買っておさらいしました。書き込まずに使っていればいらなかったんですけど。

写真左下の3冊は文法項目ごとのドリルのシリーズ。
practica la conjugacion(動詞の活用)
ser y estar(serとestarの使い分け)
los tiempos de pasado(いろいろな過去形)
ほかにもいろいろあって、接続法のも買ってあったりはしますが、今のところはここまで終了。
ser y estar
los tiempos de pasado
の2冊は文脈が必要な内容なので、読解も含むバラエティに富んだ出題。
なので、逆にいうとやらなくてもよかったかな、という気もしました。そこは人それぞれの必要度に合わせてでしょうか。

この3冊の中ではpractica la conjugacionはよかったなと思っています。
最初見たときには、現在形の次に接続法現在、命令という、高度な項目がすぐに並んでいて、それから線過去、点過去と続き、接続法過去、それから未来、過去未来、完了という斬新な並び方に拒絶反応をしてしまって買ってから1年ほったらかしていました。

とにかく活用が覚えられない身としては、接続法なんていらないよ。
そんなにいろいろいっぺんに覚えられないよー。
と。

出てくる動詞も実はそんなに多くはないのですが、
日本の先生が選ぶ語彙と違っているために、初めて見る単語が多く、なおさら大変に見えていました。

でも、今になって冷静に取り組んでみると、

なんということでしょう!

なんて理にかなっているの♪

こんなドリルを待っていた!
目からうろこの体験をしました。

もちろん、こう思えるのは一通り文法項目を概観した後だからの話なので、スペイン語を始めたての方にいきなり接続法を最初に覚えなさいとすすめるつもりは毛頭ありません。

でも、逆に言うと、こういうまとめた学習法があるのがわかっていれば、こわがらずにもっとさっさと先にすすんだのになあ、と悔しいくらいの気分でした。

それと、接続法については、こわいこわいと思っている人は多いと思うのですけれども、
スペイン産の問題集では早いうちからバンバン出てきます。

無理無理〜と思っていた時には
いろいろな方の体験ブログを読んで

そっか。DELEっていう英検みたいな世界共通の試験があるのかあ〜。
A2っていうのが高校入試の英語くらいなものみたいね。
じゃ、私、とりあえずはそんくらいできればいっかな。

と思ったのです。
で、実際にそのレベルを使いこなすにはB1っていうレベルくらいの範囲を勉強しておけばいいんじゃないか。
そんなふうに目標を設定してみました。
DELEのレベルは
A1、A2 は初級。
B1、B2 は中級。
C1、C2 は上級。
だそうです。

初級には接続法は必要なくてB1でようやく接続法現在が必要になるっていう情報をゲットして
ものすごく気が楽になっていました。
だから
いいや、いいや、接続法なんてパス!

となるべくやることを減らそうともくろんでいたんです。

なのに、スペイン産のドリルには、DELE A2(=初級)の段階で接続法がバシバシでてくる。

なにこれ〜〜〜〜

何度か心が折れかけました。いや、折れた。

でもですねえ。活用がちょっとわかってきて見分けがつくようになってきたらですねえ。
まああああ、よく使われているんですよね接続法って。
この夏読んでいる子供向けの本の中にもアニメの中にも。
しかも、接続法現在どころか接続法過去が頻出。

ネイティブにはこの感覚があるから初級の中にも放りこんでくるんですね。

活用を覚えるにも2段階のステップを踏まないといけないし
スペルもすごく長くなるので、本当に最初は日本人には無理ーーーー
という気になります。
だから日本人の先生が作る問題集では、接続法は初級の問題集には入れなかったり、入っていても最後の最後だったりします。

それはそれでわかるんですが、
なんか工夫のしようがある気もしてきたこのごろです。

拒絶反応もっちゃったらもったいないなあって。
(持ってた私が言います)

以上、スペインで入手したスペイン産のドリルをご紹介してみました。
スペイン産ではありますが、確かどこかのスペイン物を扱っているサイトで紹介していたものもありましたし、アマゾンの時代なので日本からでも入手可能であろうと思って敢えてのご紹介です。
日本産の問題集も数冊やっていますが
形を変えて、文法項目ごとじゃなく混ぜて実践的に練習できたのはとてもよかった気がしています。

ただ、とにもかくにも字が小さいのが困りもの。
小さいっていうことならば日本産のもそうなんですが、西洋人が作る本って余白がないんですよ。
行間もつめつめで。
とにかく辞書をずっと読んでいるかのような感覚で問題解いてました。

それがきつそうだから実はこちらで買った最初のドリルは、海外から越してきた外国人の子供向けのドリルだったのですが、子供向けだと宿題だのなんだのっていう学校内の話題ばかりで相当につまらなくって。
写真もイラストもオールカラーで違う意味で疲れるし。
そんなこともご参考になりましたら・・・

次回は日本の問題集をご紹介します。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中