先日は私の恥ずかし体験の話でしたが・・・

そのすぐ後、コロンビアにいたフランス人のマリちゃんからメッセージが。

「パソコンも電話もとられちゃったからあさって会う時連絡とれないかも。
約束の時間と場所で必ず待っててね。」

とのこと。
その連絡自体は誰かのを借りてしてくれたみたいなんですが、
その連絡の翌日彼女はコロンビアからスペインに向かう飛行機に。

約束の日、私は30分前に着いて待っていました。。。
でも約束の時間を20分過ぎても彼女は来ない。

いちかばちか電話にショートメールを送ってみたところ返信があり、なんと彼女が隣のカフェにいることが発覚。
無事に会うことはできました。
なんでSMSできたの?
と聞いたら
動顛してみんな取られたと思ってメッセージを送ってしまったけれど、
落ち着いて確認したら
かばんじゃなくて腹巻の中にスマホが入ってたの。とのこと。

まあそれはやれやれなんですけども・・・。

かばんのものはパソコン以外にもいろいろ盗まれたんだそうです。
もおおおおコロンビア二度と行かない!
と顔を真っ赤にしていましたが、自分自身はあれ以上気をつけようがないから起きたことは受け入れるしかないと、そこは妙に落ち着いていました。
フランス人のケ・セラ・セラ〜。

彼女が被害に合ったのは移動中の長距離バスの中で、確かに眠ってはいたのだけれども警戒していなかったわけではなく、カバンの上に両足を乗せていたのだそうです。その状態から気づかないうちにカバンを足の下から引き出して中身を抜き取った後何事もなかったように足の下にもどしてあったらしい。
完全にプロの仕事。
もうこれはどうしようもない、とのことでした。

機内持ち込み荷物にも鍵をかける私ですが、ちょっと面倒だなあ、と感じることも多かったこの頃、やっぱやらないと!と肝に銘じるできごとパート2でした。

皆様もくれぐれもお気をつけて。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中