前回は「下手な」日本人英語に応援メッセージを書きました。
せっかくだから?続き。

そらあ、偉そうなこと言っても私もずいぶん英語に助けられていますよ。

最近ずいぶんいろいろな人に会う機会が増えてきましたが、運よくというか悪くというか、
建築家さんとかお医者さんとか編集者なんていう方々は英語が堪能だったりするから結局スペイン語が上達しませんし・・・。

どっちがいい?
って聞いてくれるから
「じゃあスペイン語で!」
なんていうと付き合ってくれるんだけど、結局ちょっとつっこんだ説明をしたくなるとギブアップして甘えてしまいます。。。

スペイン語圏の人だけじゃなくて中国人とかルーマニア人とか出会いが広がっていますが、みんな結局自分の国の言葉を話しているときは嬉しそう。
世界中が英語だけ話せば便利、なんていう暴論はこういう景色を知らないから言えることなんだな、って感じています。そういうこと言ってる人たちって本当に日本語を失う覚悟があるんでしょうか。

ところで、
前に住んでいたアパートの上階にアメリカ人が住んでいました。
夏休みになると子供たちが孫を連れてやってきていました。

ある朝、散歩に行こうとすると建物の入り口でその方とお孫さんたちに遭遇。
そのおばあちゃんとはいつも
Hola〜とあいさつをしていたのですが
お孫ちゃんたちはアメリカ生まれのアメリカ育ちなのを知っていたので
Hello!
と声をかけました。

と・こ・ろ・が

無反応。

中学生くらいのお姉ちゃんはちょっと照れながら Hello と返してくれたのですが
まだ5歳くらいの弟くんは無言。

あれ?嫌われちゃった?それとも眠い?
なんて思っていると

「あ、この子、英語わかんないのよ」

えええええええ!

びっくり。
現在マイアミではスペイン語が主に使われていて、アメリカ人までがスペイン語で生活しているんだとか。Helloすらわからないってすごくない?

そして先月。
我が家の倉庫のリフォームに来ていたホンジュラス人の職人さんからも

「家族は今全員マイアミに住んでいるけどスペイン語だから困ってない」
と聞きました。

2000年にマイアミに行った時には英語だったけどなあ。。。ディズニーランドとユニバーサルスタジオの中にばかりいたからっていうだけでもないと思うなあ。その後急速に変わったんですよね。

アメリカの中ですらこんな感じなのに日本人全員がいつまでも英語コンプレックス持つ必要ってあるのかしら?

日本語をもっとちゃんと使える人が増えたほうがいいと思うけど。

私はもう少し中国語ができるようになりたいなあ。
スペイン語がましになってからやるとするといつになるんだろう。その頃まで旅を楽しませてくれる「よき中国」が残っているかしら?


【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
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