この間、今また流行っている細木数子が言っていました。

女は月を見ると心がグジャグジャになって、感傷的になって後に悲劇が起こるのだとか。

でも、私は月を見るのが大好きで・・・

今日はいろいろ歩き回って、いろいろ考えて頭も体もヘットヘトになって、帰りがけのスーパーではちょっとだからとカゴを持たずに買い物してたら、ボーっとしたまま両手いっぱいに野菜抱えてて。案の定レジで抱えてたマイタケ落としちゃって、拾ったら牛乳1Lパックをバーン!落としちゃって、そしたら後から来たおばちゃんが・・・・・・やっとのことで支払いを終えて外に出た。ああ、今日はこうして終わるのかぁ、と肩を落としていたその時、前の家の屋根からキラリと金の光が。

ちょっと進んで見上げると、そこにはまんまるな月がぽっかり。
雲もなく、本当に明るい美しい月が空の真ん中にあって。

美しさが心を打つ、といいますが、本当に心臓がドキっと動いた気がしました。
真っ黒な空に輝いている光を見ながら、吸い込まれるような気分になって、かぐや姫が月に帰る話を思いついた人も同じように吸い込まれたんだなあ、なんて、家へ向かう足が軽くなりました。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中