Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

プロのスリ(2)

先日は私の恥ずかし体験の話でしたが・・・

そのすぐ後、コロンビアにいたフランス人のマリちゃんからメッセージが。

「パソコンも電話もとられちゃったからあさって会う時連絡とれないかも。
約束の時間と場所で必ず待っててね。」

とのこと。
その連絡自体は誰かのを借りてしてくれたみたいなんですが、
その連絡の翌日彼女はコロンビアからスペインに向かう飛行機に。

約束の日、私は30分前に着いて待っていました。。。
でも約束の時間を20分過ぎても彼女は来ない。

いちかばちか電話にショートメールを送ってみたところ返信があり、なんと彼女が隣のカフェにいることが発覚。
無事に会うことはできました。
なんでSMSできたの?
と聞いたら
動顛してみんな取られたと思ってメッセージを送ってしまったけれど、
落ち着いて確認したら
かばんじゃなくて腹巻の中にスマホが入ってたの。とのこと。

まあそれはやれやれなんですけども・・・。

かばんのものはパソコン以外にもいろいろ盗まれたんだそうです。
もおおおおコロンビア二度と行かない!
と顔を真っ赤にしていましたが、自分自身はあれ以上気をつけようがないから起きたことは受け入れるしかないと、そこは妙に落ち着いていました。
フランス人のケ・セラ・セラ〜。

彼女が被害に合ったのは移動中の長距離バスの中で、確かに眠ってはいたのだけれども警戒していなかったわけではなく、カバンの上に両足を乗せていたのだそうです。その状態から気づかないうちにカバンを足の下から引き出して中身を抜き取った後何事もなかったように足の下にもどしてあったらしい。
完全にプロの仕事。
もうこれはどうしようもない、とのことでした。

機内持ち込み荷物にも鍵をかける私ですが、ちょっと面倒だなあ、と感じることも多かったこの頃、やっぱやらないと!と肝に銘じるできごとパート2でした。

皆様もくれぐれもお気をつけて。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

プロのスリ

同業者だったり俳優さんだったり
各分野のプロたちには脱帽しまくりの毎日ですが、
とうとういただけないプロたちの話・・・

先日会社員時代の後輩から問い合わせがありました。今度バルセロナに行くのでおすすめのレストランとかお土産とか見どころを教えてほしいというもの。
と同時に
初めてのスペインなので注意したほうがいいことも教えてください。治安とか
という質問もありました。

「アンダルシアに憧れて」みたいなアンダーグラウンドなイメージを持っている日本人はまだまだ多いのですが、現在のスペインは相当に平和です。
暴力的なイメージがない。
もちろん夜中に独り歩きして襲われるとかいう可能性がないわけではありませんが、それは世界中同じこと。
健全な時間に健全な行動をしている限りでは日本よりずっと平和な気分を楽しめます。

というわけで治安については「怖がらなくていいけどスリにだけは気を付けて」と返事をしました。

最近の日本ではわざわざテクニックを身につけなければいけないスリという稼業は、てっとり早くないということで、なり手が減少傾向という話を耳にしたことがありますが、ここスペインにはわんさかいる。現地の人も口をそろえて

スリにだけは気をつけなさい。

と言います。
観光客に限らず、そう言っているネイティブたち自身が「私も買い物の時にね」などとすられた経験談を聞かせてくれちゃう始末。

私もバルセロナの地下鉄でねらわれたことがありました。
けっこう空いていたのですが、私が奥に行けないように入り口をブロックして仕事をしやすくしようとしたのがわかったのです。
その時は特に地下鉄はスリのメッカだし、私も着いたばかりで警戒心のかたまりだったので、彼らの動きがおかしいと思って露骨にかばんの口を抑えて見せたところ去っていきました。

今でも警戒心がなくなったわけではありません。
しかし・・・とうとうやられました。

それはお昼過ぎのこと。
美容院が思いのほか早く終わって、いい天気だったので公園を周ってのんびりしてから家に向かいました。
見通しのよいまっすぐな道。小さいバッグでも斜め掛けばかりしていると重く感じるので、前後に人がいないのを確認して普通のショルダーバッグのように肩にかけて歩いていました。
本当に気持ちのいい日だったので上を向いて空をながめながら歩いていたら、
誰もいないはずなのに電車の中でぶつかるような感触をカバンに感じておや?っと思いました。
振り返るといつの間にか人が3人いる。
こんなに空いた道なのにずいぶん近くにいるな。
ちょうど追い抜かそうとした時ぶつかったのかな。
う〜ん。
でもなんか気になる。
う〜ん。
でもいきなりスリ扱いしたら気分が悪いだろうな。
う〜ん。
でもやっぱり確認はしなきゃ。
う〜ん。
でも実はまだねらっていただけだったのにカバンを開けたりしたら
ここぞとばかりに中身を取って逃げられるかもしれない。

などなど一瞬のうちにいろんな考えが浮かびました。
でもとにかく警戒しながら中身を確認しなければと結論。

するとなんとチャックが全開になっている。
美容院で支払いの後閉めたはず。公園でも開けてない。
う〜ん。もしかして閉め忘れた?開けた?う〜ん。はっきり覚えてない。
いやいや美容院のドアを出る前に閉めなきゃと思って出る前にもたもたしたよ。
うん。閉めた。
え?
本当に開けられたの?
30センチ以上あるチャックの上にチャック全体を覆う蓋があって、それをベルトで閉める構造のバッグ。スペインが決まった後にスリ対策も考えて開けにくい構造のを選んだそのカバンのチャックが道端で開けられた??
えええええ?
またまた色々な考えがよぎったけれども
とにかく財布とカードと身分証だ。

こんなに話をひっぱっておきながらなんではあるけれど、
財布もカードも身分証も全部ちゃんとありました。
財布の中も確認して現金も取られていないのを確認。

ただ、なんかバッグの中の空間が気になって仕方がありませんでした。

最近ぼんやりすることが多かったのでチャックを閉めたかどうか自分を信じ切れないながら、それでもやっぱり気持ち悪さはぬぐえないまま。

で、その2日後。
またまた晴天。バッグはおとといのまま何もいじってない。
それをそのまま持って出かけた先であまりに太陽がまぶしくて・・・
やっとわかりました。
サングラスがなかった。

家に帰って念のため探してみたけれど間違いない。

ショックだ・・・・・。

これなら現金とられた方がよかった・・・・・。

すごい気に入ってたのに。まだ新しいのに。ケースもおろしたてのに替えたばかりなのに。
ううううううう。

財布はチャックを全開しないと取れないよう必ず一番奥に入れるようにしていたから取られなかったんです。
手前に入れていたサングラスのケースは堅い箱型じゃなくてやわらかい革の袋になったタイプだから感触が薄めの長財布に似ていた。。。
それで満足して仕事を終わろうとしていたところだったのかまだ奥の財布をねらっていたのかはわかりません。

でも、あまりに大胆で巧妙で。。。
だって、いくら斜めがけをしていなかったといってもチャックのタブ?取っ手?は私の前側から後ろに開けないといけなかったんですよ!しかも蓋のベルトを開けた後にです。

かばんを閉めるのは当然のこと
私がベルトやカバンの蓋に手をかけていないことなんて本当に少ないんです。

いやあ油断できない。

「スリ=人ごみ」  じゃない!

しかも私がカバンを気にしてからも慌てるでもなく普通に追い越して自然に歩いていきました。この平然さ加減も含めてプロ。

基本的にはスペイン国内で起きるスリはスペイン人が犯人ではないと聞いたことがあります。
地下鉄でみかけた未遂のスリもそうでした。見た目からしてヨーロッパ人じゃなかった。
でも、今回のスリは町の人たちと同じ空気だった。
つくづく予想できません。

それからスペインの法律では200ユーロ以上とらないと罪にならないとかいう噂も聞きました。
少額だと警察も相手にしてくれないとか。
それで取った金額が多すぎると返すスリまでいるそうな。

スリが多すぎて相手しきれないのもあるでしょうし、甘いから温存されちゃってる土壌もあるのでしょうし、とにかく今後ますます気をつけねば。

・・・新紙幣発行でキャッシュ使おうよ!なんて書いた記事の次がこれとは・・・

追記)上のスリについての噂はアンダルシア在住30年の日本の方に教えていただいたのですが先日マドリッド在住スペイン人と話していた時に違う説明を聞きました。
スリをしても200ユーロか300ユーロの罰金をとられるだけで犯罪にならないんだよ。だから減らないんだ。
だそうです。場所によって違うのかもしれませんし、どちらが本当なのかわかりませんがスリが国中にたくさんいることだけは確かです。

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メキシコのメロンパン: コンチャ

IMG_20180503_151701smallbこれはメロンパンではありません。

コンチャ です。

実は限りなく同じものです。
いや、同じ。

メキシコのギャラリーのボスは初めて日本に来た時
コンチャがあるコンチャがあるってよろこんで食べてました。
試しに一つではなく
見かけるたんびに買っては食べる。
京都のメロンパン専門店では感動が大きかったらしく
あれはうまかった!
と何人に話していたことか。
確かに専門店があるっていうだけでも驚きますしね。
しかもおいしいし。私もよく京都で買いましたっけ。

コンチャというのは貝のことだそうです。
唯一日本のメロンパンと違うのはこの筋が直線じゃないところでしょうか。
このデザインがコンチャとよぶ由来だそう。
んでまたところ変わってアルゼンチンに行くと、この単語はパンの名前じゃなくて卑猥な隠語になるんだぜい、という雑学とセットで聞かされました。

で、メキシコ人には
「日本にもコンチャがあるんだ。メロンパンっていうんだよ。
メロンの味なんかしないのに」
と嬉しそうにこれまた何回もあっちこっちで言ってます。

メロンの件は何度か説明を試みましたが複雑だしあんまり興味がなさそうなんだけれど
メロンもパンもスペイン語と同じだからうれしいみたい。

パンもポルトガルから日本に来たんだねえ。
ポルトガル語ではPao。スペインではPan。やっぱりお隣なんですねえ。
(残念ながらlivedoor blogではpaoのaの上の〜の記号が表示されません)
((ついでながら breadという単語なんて知らなくても世界には「パン」という日本語を言っちゃったほうが通じる人がずっと多いということだ!!日本人よ。英語コンプレックスを捨てよう!))

メキシコの主食はトルティーヤ、というのは有名ですが
もちろんパンもよく食べる。
こんな大きなパン屋さんも(これでも半分も写ってないんです!)。
IMG_20180503_151653smallb
おいしいパン屋さんの前には焼き立てを求めて朝7時とかでも行列ができたりします。

今の日本では
「朝いちばん早いのは
パン屋〜のおじさん!」
なんて歌われてもピンと来ないけれど。

お豆腐屋さんの早起きすらも連想できないかもね もはや・・・

この写真の手前上から2段目にはダダーっとコンチャが。
そのくらい人気のコンチャ。
もちろんスーパーのパンコーナーにもあるし、コンビニには6個入りの大手メーカーの(ヤマザキパン的な)袋なんかも売っています。

で、もちろんメキシコのコンチャもメロンの味はしません!
当たり前だ・・・

子供の頃あれ?
って思ったんだよなあ。

私が子供の頃、菓子パンといえばアンパン、ジャムパン、チョコパンにクリームパンだったんだけど、ある時期からうっすら緑色をしたメロンパンが出現して興奮したんだなあ。形はラグビーボールみたいだった。
それにはちゃんとメロンの風味がしたのです。
あの頃メロンといえば高級品。
めったに食べられないわけ。
テレビドラマのお金持ちの子供のおやつにはメロンっていうね。
だからメロン風味のメロンパンは大変に魅力的だったわけですよ。
たとえいかにも添加物な「風味」であっても。
その頃のメロンパンはみどりのクッキー部分はクッキーというよりしっとりしていて、それもまた新しく感じた気がする。

それがいつの頃からか「サンライズ」だったはずのまんまるのパンの袋に「メロンパン」と書かれることが多くなって、売り場も丸いのの方が幅をきかすようになって、いつしかもともとのメロンパンは姿を見ることもなくなってしまいました・・・
そう。
あれ?
って感じてたのはこの頃なんです。メロンパンってメロンの味のあの緑のパンだったのにって。

で、いつの間にか今のメロンパンがどんどんおいしくなって
別に昔のメロンパンを恋しがる必要もなくなって名前なんてどうでもよくなっちゃったんだけど。

どうもアンパンマンのせいらしいですね。
やなせたかしが混同していて
メロンパンナちゃんの顔としてサンライズを描いちゃったから
多くの人があの顔のパンをメロンパンと思い込んじゃったっていう話。
これも絶対本当かどうかはわからないけど時期的にも結構ありそうなんで私はそうかも?と思っています。

だって横から見たら水平線から顔を出したおひさまの形だし
色も黄色いし、何より子供の頃はじめて見たあの丸いパンには「サンライズ」って書いてあったし。

ちょっと気になってネット検索もしてみたら東西で呼び方違うんだとかいう説なんかもあったけど子供の頃の私は東にいたし。。。
とはいっても私が触れたメロンパンからのサンライズっていうのもたまたま私が住んでいたエリアでの流れだっただけかもしれないから本当のところはわかりません。メロンパンと呼ばれ始めたころの丸いメロンパンにも、色は黄色ながらもうっすらメロンの風味がついていたりもしたし。

むしろいつから定番がバニラっぽくなったんだろ?

Wikipediaにメロンパンは「日本発祥の菓子パン」とどうどうと書かれていますが
メキシコでこれだけ浸透しているとなるとそれも疑問に思えたりして。
探したらポルトガルにあったりしてね。

と、こ〜んなに長くなる、しかもはっきりしないメロンパンの名前の由来をメキシコ人に理解させるのは無理だー。
という結論に至る。
次に会ったら「メロンの味なんかしないのにメロンパン」っていう話はまた出そうな気がするけれど・・・

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メキシコでの食卓

IMG_20180524_172025b
わたくし疲れてます。
6年ぶりのメキシコ、
超超チョーーーーハードです。
こちらのブログの記事もちょうど1か月ぶり。
いやああああああ、それどころじゃなかった。
Duolingoの連続記録も終わった。
とにかくとにかく過酷な毎日。ハードスケジュールと体調管理の綱渡り・・・

・・・というか実際しっかりダウンしました。1度ならず・・・

スケジュールがなかなかはっきりしなかったり
突然変更になったり
自分でコントロールできないっていうのは本当につらい。

でも!

それでも報われるのがメキシコなのねん♪

予想をはるかに超えた体験がいっぱいできました。
詳しくは落ち着いたら書きたいと思います。

さてさて滞在中のアパートはとっても優雅な空間なのですが
今日の今日まで仕事して寝るだけで・・・トホホ。なんて残念。

やっとのんびりできるぞー!

ということで、本日のランチはこれだ!
IMG_20180526_115444


グルテンフリーは続けてます。
でも!
こんな疲れた時には
体に悪そーなものがとっても食べたくなってしまうのよん〜。

いいのさいいのさ
過酷すぎてまたもやズボンぶかぶかだもんねー。

アボカドとノパル(サボテン)でバランスとります。栄養満点だい!

結局ただ疲れたとしか書いてない本日のブログでした・・・

ちなみに写真のサッポロ一番もカップヌードルもマルちゃんも
み〜んなメキシコの定番商品です。

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羽生君 宇野君ありがとーーーー!!!

2018年2月17日。
たった今
ついに日本男子フィギュアがオリンピックにて金メダルと銀メダルを獲得。
歴史的瞬間!!!

起きててよかった。

眠かった。。。
だって朝3時過ぎからスタンバって6時に終了したんです。
ただいまフランスにいるので。

始まるはずの時間になってもスキーばっかり映しているから諦めて寝そうになった瞬間にネイサン・チェンの演技に画面が変わったのでがばっと起きたら、そこから2時間近くおあずけになり、
限界だーーーーー
と思った瞬間に再開。金博洋が映ったので、おおおいよいよここからとばかりに目が覚めた。

でもなんだかすべりが不安定。
不安は的中して上位選手ばかりなのにことごとく不自然な失敗をしていましたよね全員。

氷の状態がよくなかったのかな。結構ヒヤリとするシーンが多かった。
でも!
羽生君、宇野君、よく耐えた。

そりゃあせっかくのこれまた歴史的偉業である66年ぶりの2大会連続金メダルはパーフェクトで飾ってほしかったけど、本人の責任じゃないからしょうがないよね。

ん?

いやいやあああ本人の責任じゃないのが悔しいね。
ほんっと残念だ。

今回滑走順が結構よかったというか、ハビエルと宇野くんの前に羽生君のミスがあって可能性を残す、というハラハラドキドキの展開になったけれど、
実況は最終滑走者の宇野くんで興奮がピークになりました。
フランスのテレビ局も日本の1,2フィニッシュを意識してくれていたみたいで

リトルジャポネ ウイ〜!!
リトルジャポネ ビア〜ン!!

みたいに
ジャンプやらスピンやらが決まる度に相当盛り上がってくれました。
(なぜかプティじゃなくてリトルって言ってたな)

で、演技終盤では
これは日本の金と銀があるかもしれません!
っていうのを何度か繰り返して興奮してた。

ありがとうございまーす。

そしてこれも何かの縁でしょうか。
羽生君のオリンピック金メダルは2回ともフランスで観戦。

んでさらにはこれこそはご縁だわね。
日本の金銀についでの銅はスペイン!

関係あるかどうかわかんないけど
すっかり有名になった弓弦羽神社にお参り行って来よっと!
いつだ?

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ビルバオなのに少年隊

ビルバオにはかなり期待していたんだけど。

ま、街は小さいし、見るものもあんまりない。
街並みという点ではバルセロナとかマドリッドとか見ていれば新鮮味がないし、
アンダルシアのようにエキゾチックでもないし。

なんかネガティブな書き方をしているのは
まあ、雨のせいね。

もともとバスク地方は雨が多い地域。
でも、天気予報によれば行くまでも晴れだったし、帰る日から晴れ。
私の3泊4日の最初の3日が雨という残念な展開に。
こんな時に天気予報当たらなくていいのに。
ドンピシャで当たって、雷も激しいわ風は強いわで大変だったのです。

流しのタクシーいないし。
これはかなりびっくり。
スペインではタクシーに困ったことがなかったから。
タクシー事情は大変いい国だと思っていたの。
すぐ拾える。悪い運ちゃんがいない。安い。チップ強制されない。

というわけで、冷たい雨の中を歩くはめに。

ジャケットもかばんもびしょ濡れ。
もちろん靴とジーンズはぐっしょぐしょさ。
あー寒かった。

さっさとホテルに戻って熱い湯船につかるのが毎日の一番の楽しみとなってしまい、
湯上りには汗を拭きふき少年隊。
という
旅先っぽくない毎晩。

しかしなんでこんなにはまってるかね〜?
トシちゃんとかSMAP、嵐みたいに動画上がってなくてあっという間に全部見られちゃう感じなんだけどねえ。シブがきより少ないくらい?トシちゃんとかシブがきはもはやジャニーズじゃないから削除が少ないのかもだけど。

とにかく繰り返し見られんのよ。
トシちゃんもシブがきもズルっと関連動画で流れちゃった時には「なつかし〜」とは思えたが・・・
繰り返せない・・・たまにでいい。
ただ、今見ると下手だ下手だと言われていた彼らも、さすがに生歌時代を生き抜いていただけあって実は音をはずしていないし、今のジャニーズより声も出ていれば結構しっかり踊っている。
あの頃はジャニーズ内での比較じゃなくて、他の本物の「歌手」と比べられての評価だったわけだから辛かったわけよね。
マッチだってねえ、後輩たちと混じって歌ってると、さすがにピンでやってきただけありますな。
って感じで声が人一倍出てるもんねえ。
レコ大も当時はふざけんなと思ったけど今見るとそんなひどくないし。
紅白のトリの時だけはフォローのしようがないけど。

ま、どの世界も黎明期を支えた人たちはすごいのだ。
器用に先輩の真似をしても、絶対に先輩を超えることはない。

(本当の黎明期はジャニーズだろフォーリーブスだろ、ってつっこみが入るかもしれないけど、郷ひろみも麻世もアイドルではなくて新人歌手とか若手であって、「アイドル」っていう概念を日本に定着させたのはトシちゃんと聖子ちゃんからですからね。アイドルっていう言葉は前からあったけど意味というか存在が変わったっていうか)

な〜んて評価はしつつも、あくまでもアイドル枠としてはうまいっていう彼らと少年隊は一線を画すわけで、何度見てもおもしろいんす。

日によって若くてはじけんばかりの映像が見たい時と
かっちゃんの「みせ〜るよおお」が聞きたくて「愛と沈黙」をひたすら繰り返す時があったりするけど。「情熱の一夜」の「心のこ、えがあ」モードの日もあるな。
とにかく少年隊の動画見だすと止まんなくなっちゃって寝不足になったりしている。
さすがにはまりすぎで自粛しないとと思ったりもしているこの頃。

そうそう、ビルバオについてあんまりいい話がないままだけど、
最終日は晴れてきれいでした。
ホテルが空港側のはずれたところにあったので、ようやく最後に路面電車で反対側の旧市街に行ってみたらいい雰囲気でした。川沿いの緑を見ながらの路面電車の時間も気持ちいい。
食べ物はおいしかったです。はずれがなかった。
バールでタパスをつまみ食いしてはしごするのもいいし、
ランチのMenu del dia(日替わり定食)も13ユーロくらいが多くてリーズナブル。

最終日に私が食べたMenu del diaは
まずシーフードのパエリア
メインが仔牛のサーロインステーキ
デザートがアイスクリーム。
で、ワインと水はボトルでドンって置いてあって飲み放題。
パエリアもステーキもアイスも一品で頼んだみたいな量で
採算とれるのかしら?
っていうくらいの内容とボリュームでした。
このお店に関しては
この値段にもかかわらず布のテーブルクロスもお客さんごとに交換しているし。

ただし日曜日が旅程に入る方はお気をつけくださーい。
タパスしか選択肢がないかもです。
デパートもスーパーもお休みでーす。
雨具の用意もお忘れなく。

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注)かっちゃんはもちろん少年隊の植草克秀です。

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日記 ニッキ

楽しい旅だったとはいえ、
夜ほどにぎやかだから耳栓をしてもなかなか眠れず睡眠不足。
そこへもってきて深夜の冷蔵庫掃除で本格的にへとへと。

でも朝にはガス屋さんの点検が入っていたのでスタンバイ。
安全靴を脱いでもらうわけにいかないので
こんな時には養生をして部屋を汚さないようにしている。

11時と2時に別種類の点検が来て
スペイン語でがんばる。
=つまり疲れる。

でも、それでも頑張って
サンダルの修理のためにASHの店舗に行ったら
返品交換と間違われてはねつけられそうになり、
どうにかこうにか修理依頼とわかってもらったけれど、
「Bossがいないとできません。いる時に来てください。」
と帰された。

こんな日に限って外は真夏のような日差しがギラギラ。

うんざりしつつも翌日出直し。
念のため電話をかけてBossがいることを確認して出向き、
修理依頼はできた。

が、ホッとしたのもつかの間。
帰宅途中、もうすぐ家、っていうところで
大砲みたいな音がバンバン鳴っている。
人の雄たけびみたいなのも聞こえて、
向こうに人が群れている。

それを眺めているカフェの店員さんがいたので聞いてみると
今日はタクシーのストなんだ。
とのこと。
危ないから行かない方がいいよ。
と言われて、
そこの広場を渡ればすぐ家なのに迂回。
2~3ブロック迂回ったって日本の1ブロックよりずっと長いんだよお。

あ〜あ〜疲れた。

こんな私に
ささやかなご褒美なのかどうなのか、
久々にYoutubeを見たら少年隊の動画が増えていた。。。

これで本当にバランスとれてるんでしょうか?

まあでもいいメドレーだったわよ♥
30代の3人のビジュアルも動きも最高の時の。

このメドレーですべてが吹き飛ぶくらいじゃないとファンではないのかな〜?
でも、ここ数日のタイトル「旅日記」の変換で「ニッキ」が最初に出てきたよ(笑)

あ、ここでまたわかんない人がいるかもしれないので書いておくと、
ニッキは錦織一清ですよ。少年隊の。

さてさて。
ここまで書いて来たら気分が落ち着いてきた。
もう一回動画見ていい夢見よーっと。

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旅日記:ポルトガル(6)日常に帰る?

1 衣装

わずか3泊とはいえ、
予想外に素敵な時間と空間に身を置くことができましたが・・・

最終日。
買ったばかりのサンダルがブチっと。
安物じゃないよ!
ASHだよ!

それがまだ10回も履いていないのに
なんということだ。
ケガはしなかったものの
雨用のサンダルに履き替えるまでビロンビロンさせながら歩くはめになったよ。

それでも、空港バスが発車した時に雨が降り出したのを見た時は
運がいいと思った。
昼間ブラガ一番の観光名所Bom Jesusに行った時には晴れたんだから。
何十年ぶりかに野生のクワガタにも会えたし。

空港バスは時間通りに空港に着いて、
搭乗まで2時間。
ちょっと長いけどさすがに疲れたから
夕食をとってひとやすみ。
いよいよ帰れる、と
搭乗ゲートに行ったら1時間以上遅れるとの表示。
うわああああ。

結果的には2時間遅れての離陸で、
家に着いたのは午前1時半。

なのにさらなる試練が。

玄関を開けようとしたら電気がつかない。
どうにか鍵穴をみつけて中に入ったらブレーカーが上がっていた・・・

悪夢だ。

冷凍庫全滅。
あさりなんて口をあけちゃってる(涙)

冷凍庫の底は色々混じった液体がこぼれんばかりになっていた・・・

帰って来たとき楽なように調理しておいたものも
肉もアイスもみんなゴミ箱に直行だ。

人間万事塞翁が馬

って。
何回体験すればいいんだよお。
次にいいことあるのはいつなんだああああ?

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旅日記:ポルトガル(5)BRAGA ROMANA祭

(つづき)

1 少女 衣装
せっかくBRAGA ROMANAにぶつかったので
少々紹介を。(ホテルのおじさんから聞いただけなので細かいことは違うとこもあるかもしれませんが)
西暦0年を忘れないためのお祭りだそうで、
町中ローマの衣装を着た人であふれて、当時の暮らしを再現したりしています。
パピルスに文字をかいたり、
薪の火で煮込みをしたり。

古代ローマ帝国とポルトガル北部というのはイメージ的に結びつかなかったけど、
ローマってこんなに大きかったのね。
ブラガはアウグストゥスに支配された頃
イベリア半島の要所だったのだそうです。
1isyo

他の国に支配されること自体はめでたいことではないけれども、
ローマのおかげで水道、下水が整ったり、
政治システムが近代化したり
生活が向上したので
今でもこうして当時をしのぶってことらしい。


他の国に支配されたことのない日本にはない感覚です。

まあ理屈はともかく、
華やいだ楽しい雰囲気ただようお祭りでした。
1祭り


私も調子に乗って花飾りなど。。。
1 クッキー娘
乙女な気分になりますなあ。
頭に花の環なんて幼き日にシロツメクサを編んで以来・・・。

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シロツメクサの頃毎日聞いたおはなしコンサート
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旅日記:ポルトガル(4) 子供たち

(つづき)

なつかしい感じと言えばこれも。

1 子供たち

子供たちです。

これはポルトガルに限ったことではなく、スペインでも感じることですが、子供がとっても子供らしい。
いい意味で無邪気。
日本で無邪気っていうと、なんだか空気読まずに好き勝手、みたいな感じになってきちゃってるけど、
本当の無邪気がここにはあるな、と。
ま、日本とアメリカ以外ならどこにでもあんのかもしれないけど。

やっぱり子供たちはゲーム機持ってるより、
こうしておもちゃの剣と盾を持ってる方が健全だよお。
どっちも戦闘ものだとしてもさ。

(これも誤解のないよう補足しておくと、もちろんスペインでもポルトガルでも、ゲームがないわけでも買えないわけでもありません。)

私がいた時ちょうどBRAGA ROMANAというお祭りの最中だったので、
男の子たちは剣のおもちゃとかを買ってもらって
女の子たちは老いも若きも花の冠をつけていて、
ローマの衣装をつけて歩いている人も結構いて盛り上がっていました。

すごくかわいい花飾りなんかをしている子がいると
思わず
かわいい!って言ってあげちゃうんだけど、
そんな時には
さらにかわいい顔の微笑み返しが。
ここには「はにかみ」はあっても「恐怖の表情」はない。

お子さんの写真撮ってもいいですか。

というと、親御さんたちも
「どうぞ、どうぞ」
と喜んでくれる。

こんな自然なやり取りが、特別に感じてしまう我々を悲しく思います。
知らない人に声をかけられると
身を固くする子供ばかりの日本は悲しい。

ちょっと前まではこんなじゃなかったのに。

一番上の写真の特別は、ゲーム機がないだけじゃないのです、実は。
子供だけで遊んでいる。

近くに親がいなかったっていうこと。

私が子供の頃には当たり前だった光景。

日本のどこが安全で平和だっていうんだろう。

気づいている人もたくさんいるはずと思いたいけれど、
病んだ日本をきれいなところへ大きく舵を切って流れを変える力はあらわれるんだろうか。

日本から遠く離れて日本の闇から解放されているのに、
幸せな光景を目のあたりにしてはそんなことを思うのは悲しいけど、
ま、これも愛国心です。
ノスタルジーで終わるのは残念すぎると思うから。

1 子供
やっぱり子供はこういうのがいいなあ。

(つづく)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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