Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

アート・芸術

ビデオダンス!今度はアメリカ!

Rogue Dancer - 2020 JPEG私のビデオダンス(フィルムダンス)作品がRogue Dancer Journal 主催のフィルムフェスティバルに選ばれました。

これはマンスリーのフェスティバルで
私の作品はBlack & Whiteのテーマのもと集められた15作品のうちの一つ。

今まで入選した国際ダンスフェスティバルと違ってスクリーン上映はなく、ネットでの上映会です。

たかがネット上映会とあなどるなかれ、日本の私のほかに、U.S.Aを始めカナダやアルゼンチン、レバノンといろんな国の作品が見られます。
もちろんクオリティはGood!
選出されたことが誇らしいです。

フィンランドの作家さんは、昨秋のバレンシアでのパネルディスカッションで同じセッションだった作家さんです。お互いにその時とは違う作品を出品しながら同じテーマの回に選ばれました。

イタリアの作家さんの作品は、2016年にカディスで見たビデオダンスフェスティバルFIVERで上映されていたもの。見た記憶がしっかりある作品。FIVERはフィルムの世界の人なら知る人ぞ知るクオリティの高いフェスティバルです。私はこのフェスティバルで初めてビデオダンス(フィルムダンス)の世界に触れ、感動のあまり自分も作品を作り出したのです。
そのカディスで作った作品の一つが今回入選の「The Legend of a Celestial Maiden〜Tear」
私を目覚めさせてくれた作品の一つとこうして一緒に並べてもらえるなんてなんとも感慨深いです。

アメリカの主催者に選ばれましたが今回は世界中からおうちで見られます。
FilmFes by Rogue Dancer Journal 2020年5月編BLACK&WHITEはコチラ
本日5月20日より6月1日までです。

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

NHK朝ドラ「エール」に土浦一高!

エールNHKの朝ドラ 「エール」

こちらはヒロインが入学する音楽学校。

実はこれ、私の母校の校舎なんです。
5月11日から15日までの「エール」第31話から35話まで登場したのだそう。

同級生からのメールで知りました。

その後、大学の友人からもメールが。
彼女はたまたまドラマを見ていたら、校舎が素敵だ!と思って、気になったので調べてみたら私の母校だとわかったんだって。
うれしいじゃないか!
きっと上手に撮影してくれたんですねえ!

この校舎は文化財になっていて、ちょっと(かなり?)前に映画「ハチ公物語」の授業シーンでも使われていました。
ほかにも使われてた気がするけど忘れちゃった。。。

私たちの頃すでにすべての授業は新校舎で行われていて、この旧本館は一高祭(文化祭)の時にしか使われていませんでした。

当時の土浦一高は部活にあまり力を入れていない、それどころかむしろ「部活する暇があるなら勉強しろ」という方針だったのですが、そうはいっても元気いっぱいな高校生。
すべてのエネルギーを爆発させるのが一高祭でした。

メイン会場の歌合戦や美人コンテスト、喫茶店といった催しに隠れ?実は大人気だったのがこの旧本館での「お化け屋敷」
連日、建物の外まで順番を待つお客さんが長蛇の列を作っちゃうのです。

そんなことは知らなかったのだけど、なんかおもしろそうだったので入学してすぐに同じクラスの女子3人と実行委員会に志願。

毎日熱心に働きました。

前の年の一高祭が終わるとすぐに翌年の準備に入るので、新入生が入る頃にはとっくに企画はできています。
だから私たち新入生の仕事は

幽霊役の白い着物を縫ったりだとか
近所の農家に藁をもらいに行ったりだとか。
段ボール箱を集めさせられたり。

で、当日は白い着物を着て幽霊役で参加。

会場内はテレビの学園ドラマで出てくるような机をかさねて通路を作るだけなんていうぬるいもんじゃなかったんですよね。
大工さん仕事。
通路は作っちゃうし、戸板返しまであったのです!

先輩方がお客さんをおどかそうと考えた小道具には、

   暗闇でぴとっと頬に冷たいものが・・・

のコンセプトで天井から吊るしたこんにゃく板をブーン!!!なんていう仕掛けもあったんですが、これは

「くさーい!!!」

というブーイングの嵐で途中から泣く泣くやめることになってたっけ。

準備からの充実感と、先輩方から聞いていた以上の大盛況に触れ、4人とも

高校3年間はお化け屋敷に捧げるぞ!!!

とやる気まんまんだったのですが・・・・・・
翌年からお化け屋敷ができなくなっちゃったのでした。

古い建物だからって逆に気安くトンテンカントンテンカンやっちゃうわ
こんにゃくまみれにするわ
大量のお客さんが入るわで
かなり建物に不親切な使い方してましたからねえ。

今思い起こせば文化財に格上げされたのがその後くらいだったのかなあ。
大事にしようってことになったのね。
その後私たち卒業生も寄付したりしてすっかりきれいになりました。

この旧本館は見学することもできます。詳しくは土浦一高のホームページ

見に行くのは遠いという方はこちらに動画があります。
ここをこんにゃくまみれにしていたのかとあきれてしまうかも

現在の土浦一高のようすはこちら。国が指定したSGH=スーパーグローバルハイスクールなんだそうな。
コンピュータ室とかあって今どきに変身しているけど制服が変わってなーい

NHKの朝ドラ=朝の連続テレビ小説は「花子とアン」にどはまりしたのを最後に見ていないのですが、その中で花子を慕い、支え続ける幼馴染を演じていた窪田正孝くんがとても好きでした。それからずっと大好き。
その窪田正孝くんが主役かあ。
「エール」は大成功に違いない。
関係ないけど本当の奥方の水川あさみちゃんも大好き♪

窪田正孝くん演じる主人公のモデルは古関裕而先生。
まいったなあ。ぴんときちゃうよ。
なんたって「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」って馴染みありまくり。

しかも古関裕而先生の奥さんの名前が金子と書いてきんこ?
ちょっと。ちょっとちょっとですよ。
拙Kinkoちゃん随筆のKinkoは小学1年生が金子先生の名前を「きんこ」と読んじゃうことからついたニックネームですからね。
やばい。
この朝ドラ「エール」。何とかして見る手段を講じねば。

コロナのせいで撮影ができないってことかな?6月27日から一時放送休止だそうですが、最後までいいドラマができるといいですね。
関係者のみなさんがゆっくり骨休めして撮影再開後ますますいい仕事になりますように。

2020年6月7日追記:土浦一高の先輩からメッセージをいただいたのをきっかけにブログを拝見し、旧本館は1976年にすでに文化財だったのを知る(ってか思い出す)。タハハ。
「坂の上の雲」とかほかの朝ドラでも撮影に使われていたのだそうです。先輩のブログはこちら→Mellow な日々


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美しいにほんごアート展開催中

エイプリルフール!ではないのだ。

東京のギャラリーから展覧会開催の報告がきたときは信じられませんでした。

ヨーロッパでは現在デパートへ行くなど、ギャラリーへ行くなど
夢のまた夢。
今朝はマドリッドのセントロ(旧市街)=観光の中心地の現在の映像を見て震撼としたところです。
人の絶えることのない街に人がいなくなるとこんな景色になるのか・・・
昼間の映像だけにより不気味でパニック映画を見ているようでした。

連日スペインのコロナ事情をお伝えしていますが今日は日本のニュース。

ただいま阪急うめだ本店にて「美しいにほんごアート」展開催中です。
7階 コトコトステージ72にて 4月7日まで。
Kinkoの作品たくさん並べていただいてます。

オリンピック延期が決まって突然?感染者が急増している日本ですが、諸外国に比べたら微々たるもの。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の再利用に向けて消毒・検疫が終わったとのニュースもありました。
治られた方もたくさんいらっしゃるのですね!

日本はきっと大丈夫と信じたいです。

不謹慎に聞こえるかもしれませんが、スペインではすでに2週間も自宅待機。人々の生命維持に直結していない仕事はすべて休業。外出の取り締まりはさらに厳格化されました。今月中旬以降もいつ完全に解除されるかわかりません。
外出禁止のせいでヨーロッパ一円に家庭内暴力が増加しているとのニュースもあります。

動ける方には外歩きを満喫していただきたいのです。

もちろん拡散をそそのかしているわけではありません!!!
拡散後に身を置いているのですもの。

阪急ひらひらcut日本のみなさま
くれぐれも気を付けられた上で是非ともお楽しみください。

この折に作品を見てちょっとでもほっとしてくださる方がいらっしゃれば幸せです。





 「ひらひら・・・ひらり」
桜の舞うさまを書きました



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アートフェア東京から2年か〜

3月19日から予定されていた今年のアートフェア東京はとうとう自粛のため中止になってしまいましたね。
参加予定だったみなさんの心痛は察するに余りあり。
コロナの影響の大きさを実感するとともに、またも運命を感じてしまいます。

私の周辺のコロナ事情については、日本の一部の方が危惧されているような「差別」めいたことは見聞きしていませんのでご安心くださいね。
少なくともマドリッドでは私が店に入ったからといってChino(中国人)!とかコロナ!とか罵声を浴びせる人や、そそくさと席を立つ人はいません。
むしろ反応のなさにもうちょっと警戒しないと危なくないかい?とこちらが心配してしまうほどです。
そんな無警戒だからかスペイン国内でもここにきて感染者が日に日に増えてきました・・・。

昨年ご報告した通り、我がギャラリーは方針転換のため参加をやめていましたので、影響はありませんでした。

そんな折、私を?私の作品を?紹介してくださっているブログ記事の存在を教えて下さる方がありました。
ありがとうございます!!!
2年もたっていますけれど、せっかくなのでご紹介します。
lux magazine

他の作家さんも紹介されていますので興味のある方はこちらをどうぞ。
https://ameblo.jp/usagitorio/entry-12362241167.html

このところ腕の故障や転居の連続で創作ができずにいる私。
ちょっと元気が出ました。
あの時見た岡田くん(V6)の目力の記憶もよみがえってきたわ〜。
その時のKinkoちゃん随筆はこちら

早く作品作りたいよお!
いっぱいいっぱい作りたい。
まだ我慢の日が続くけれど・・・がんばる!!!

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やった〜!!今度はプエルトリコ

私のフィルムダンス 「天のはごろも〜涙」がプエルトリコの国際フィルムダンスフェスティバルに選ばれました。

プエルトリコ・・・

私はまだ行ったことがないけれど、作品がプエルトリコのみなさんに見ていただけることがうれしいです。

墨の芸術の魅力がこうしてちょっとずつ世界に広がっていきますように。
がんばるぞお。
lawrel - BAYAMON  INTERNATIONAL FILM FESTIVAL - 2020BAYAMON INTERNATIONAL FILM FESTIVAL - 2020
2020年1月29日〜2月2日
85 Calle de Barbosa, Bayamon
00961, Puerto Rico
Casa de la Cultura Benjamin Puebla.
Sede Principal


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本当のりっぱな芸術家になりたかったら

2020年。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

ミヒャエル・エンデの「魔法のカクテル」(川西芙沙訳)の中で
主人公の一人、歌手になることを夢見る牡猫のモーリッツにミアばあちゃんが言ったことば
『いつかほんとうにりっぱな芸術家になりたかったら、人生の山も谷も経験しなくちゃだめだよ。それを知っているものだけが、みんなの心をなごませられるんだよ。』

芸術ってなんだろう。
最近流行りの現代アートは刺激の強さや型破りならぬタブー破りばかりがもてはやされている。
シニカルな態度や批判精神こそが芸術家のとるべき態度のように語られることも多い。

でも。
私たちはジャーナリストじゃない。

斜に構えることより「みんなの心をなごます」ことの方がずっと難しい。

ただの芸術家でなく「りっぱな芸術家」は「みんなの心をなごませられる」

何年もモヤモヤしていた気持ちにエンデが光をくれました。

私は何を作りたいのか。

今年も、いえ、今年はさらに
答えの輪郭をはっきりさせていけたらと思います。


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運命ってあるんだなあ

4年前の今頃は初めてのスペイン行き、初めてのアーティストインレジデンス参加を前に、わくわくどきどきしながらビザや作品の準備に追われていたのでした。

その、初めての経験を与えてくれたレジデンスから残念な報せが届きました。
世界中からの350人ものアーティストにチャンスを与えてきたレジデンスが、活動を停止するというのです。

バルセロナは今、混乱しています。

私が滞在していた時は「スペインから独立したい」という声を聞くことはあっても具体的なことは何も起きていませんでした。

私がバルセロナを離れて数か月後、独立とは違う理由でしたが、観光のメッカ、ランブラス通りでテロがあったあたりから妙な流れが始まりました。
その後住民投票で独立の決議があり
最近では毎週、多いときは週に何度も日本大使館からバルセロナの毎日のデモの場所と日程が流れてくるほどです。

観光で成り立っている街だというのに、訪問客が減っているとの発表もありました。

そりゃあそうでしょう。
お行儀のいいデモばかりではないし、便乗した暴動も起きるわけだから。

4年前にこんな状況だったら私だって、いくら滞在アーティストに選ばれたって参加に二の足を踏んでいました。

そんな状況の中、存続が困難になってしまったレジデンス。
本当に悲しいことですが、
同時に「運命」っていうことを思ってしまいました。

だって本当にあと半年後だったら私が参加していたかどうか。

あの時参加していなければ出会えなかった人たちも多いし、何より現在この国にいません。
この国に住んでみて得たものを数えたら、あの時たまたま募集があって、運よくその募集に気が付いて応募して選んでくれて、さらに運よく私の都合もついてここにやって来られたことの奇跡を思わずにいられません。

だってスペインなんて興味を持ったことすらなかったのだからそれまで。

これからもそんな運命の声が聞こえる自分でいたいと思う。
「その時」は自分でもわかっていないのだけれど。

最後に、レジデンスの関係者にもう一度心から感謝を。

そして活動停止のお報せの中、過去の活動を振り返ったアーカイブの中で、Sachiyo KanekoのDiamant広場でのパフォーマンスを代表的な活動の一つとして紹介してくれたことをうれしく、また誇りに思います。

これからも、運命にいただいた種を大事に育てていこうと思います。

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千年の謎・・・久々にヒガシ

バレンシアで国際フィルムダンスミーティングに出席した際、デンマークで活動中のブラジル人監督Juliaさんとおしゃべりしていた時のこと。

私の書とパフォーマンスにとても興味をもってくれた彼女。
墨からの連想で「Pillow book」という映画の話になりました。

肌に墨をのせるシーンが印象的でとても官能的なのだそうです。

逆にそれを聞いちゃったが故にどうも抵抗があってまだ見ていないのですが、メキシコのサンマルコス祭に出演した時の主催者スタッフにもバルセロナで共演したバイオリニストのPavel夫妻にもものすごく勧められていた映画です。

この映画、実は清少納言の「枕草子」がもとになっています。

そんな関係で紫式部と「源氏物語」の話になりました。

世界最古の恋愛小説が日本の、しかも女性に書かれたということですごく興味を持ってくれたJuliaさん。
映画になってない?
というので探してみました。英語の字幕つき。

そしたら生田斗真くん主演の「千年の謎」の英語字幕つきをみつけたので私も初めて鑑賞してみました。

もちろんヒガシ関連で若きヒガシが主演したドラマ「源氏物語」も映画「千年の謎」も存在は知っていましたよ。若きヒガシの光源氏姿はまさしく光源氏そのもの
ただ恋のお相手の女優さんたちがちょいと薹が立っていてちょっと見ただけで見るのをやめちゃってた。
「千年の謎」もちらっと見た時に、今時な風貌の女優さんばかりで口調や所作も今どきの早口で世界観がぶちこわしだったのでやっぱりやめちゃってたのです。
なんと言っても私、大学の時に源氏物語の授業をとっていて与謝野晶子訳も田辺聖子訳も読み比べ、「あさきゆめみし」も所有しておるのです。加えて時代劇好きですからね。

それでも今回は英訳を見ながらだったのもあって前に気になってたことをあんまり感じずに鑑賞できました。

そしたら思ってた以上にヒガシが登場。
(というかこっちが主役じゃない?斗真くんの方が劇中劇みたい)
しかもなかなかにいいではないか。
角川の「千年の謎」は吉永小百合が紫式部役だった東映映画「千年の恋」と同じく源氏物語そのものの実写ではなく、源氏物語誕生の背景と重ねて作られているので、ヒガシの役は藤原道長。紫式部が仕えた中宮彰子のお父さんです。

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

この有名な歌を詠んじゃうところまで昇りつめたしたたか者ですが、そのしたたかぶりを、熟したヒガシが実によく演じています。

すごみまで感じる。

最近ヒガシのキーワードって「すごみ」なのかなあと思っていたのですが、まさにこのお芝居でまた裏付けられた感じ。

少年隊を見ていると、器用なかっちゃんとニッキに比べて不器用さが目立つヒガシ。
ダンスや歌でも全身でリズムを感じて乗っている二人に対して頭で覚えて懸命に形にしようとしているように見えます。

そんなことを思って見ているといつも思い出すのがある時の合宿での話。
(書家ってどこの書道会でもいっぱい合宿するんですよお。色んな先生方が集まって書いている姿を拝見できる貴重な勉強の場なのです)

長年育ててもらった創玄書道会で、現代のスターに石飛博光先生がいます。
(ちなみに「千年の謎」の題字はその創玄書道会の若手ホープまみちゃん作。
うらやましい!!!
あ、過去形で書いちゃいましたが私まだ創玄書道会の審査会員です)
石飛先生の作品はだれもがほっとする明るいやさしさを持った書で大変に人気があります。
しかもどんなお題でもさらさらさらっとあっという間に石飛流に仕上げてしまう天才。
その石飛先生が
「僕は器用なんだよ。それに比べて鷗亭先生はすごい不器用だった。弟子の僕から見ても『先生なんでこんなのできないんだろう』って思うくらい不器用なの。でも、その先生がくじけずにじっくり取り組んで仕上げた作品はものすごいんだなあ。とてもとても真似できないすごい作品なんだ。器用な人にはあれはできない。」
とおっしゃったことがありました。

これは鷗亭先生の作品を知っている私にはすごく合点がいったし、自分が不器用なので「がんばろう!」と思わせてくれた有難いエピソードでありました。

で、ご本人も自覚している通り、ヒガシは本当に不器用。ヒップホップだとかジャズとかに軽〜く乗る、みたいなのは見ていて気の毒なくらい苦手。ミュージカル的な動きでもニッキのようなパーフェクトな形にはなりません。
それでもというかだからこそというか、ヒガシ独自の世界を作り上げ、それが多くの人に「ダンスのヒガシ」と思わせている。
そこまでの努力がすごみとなって惹きつけているのかな
と感じ始めたこの頃です。

熟したヒガシのお芝居としては、NHKドラマ「七つの会議」のヒガシもよかった!
上司から「売りは顔だけ」みたいに言われる役どころですが、二枚目の物語でなく、苦悩している等身大な感じのサラリーマンの姿がすごくよかった。
職業をテーマにしたドラマや映画は実際その業界につとめている人からは違和感を感じられることが多いですが、このドラマはわが夫=サラリーマンもぐいぐい惹きこまれて「眠い〜」と言いながら一気見してしまうほどでした。
少年隊ファンじゃなくてもおすすめのドラマです。

ちょっとだけ話を「千年の謎」にもどしますと、書の関係者、書のファンにとっては藤原行成の扱いに不満が残るかもしれません。ヒガシ扮する道長に書の才をほめられてはいますが、やっぱり若きハンサムにクールな役どころで演じてもらいたかったです・・・。レッドクリフの金城武みたいな感じが理想だなあ。
この映画の製作には毎日書道会が関係しているのだから公認なのか?
・・・いやあ。筆跡と役者さんのイメージ違うなあ私的には・・・。この役者さん自体は嫌いじゃないんですけどね、ブルーハーツ甲本ヒロトの弟さんです。

それにしてもこの「千年の謎」を予備知識なしに外国人が見たら光源氏は単なる好色の乱暴者に見えてしまわないかちょっと不安です。

注)ヒガシは少年隊の東山紀之。かっちゃんは植草克秀ニッキは錦織一清です。

追記)Juliaさんはデンマーク人のご主人とともに「千年の謎」を楽しく鑑賞してくれたそうです。すごく気に入ってくれました〜♪ 美しい!おもしろい!いい作品を紹介してくれた。と連絡が来ました。
特に六条御息所の霊的なアクションに興味を持ったところから、黒澤明の「羅生門」の話にまでおしゃべりが広がったのはさすが映画監督。

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正統派の美・・・バレンシアより

かれこれ1か月たってしまいますがエクアドルでのやりとり。

共演した新進ダンサーNORIHIKOくんには現地に入る前の打ち合わせの段階から、なんだかんだで少年隊の話をいっぱいしたんです。

演出のアイディアを説明するのにプレゾン見せて
こんな風なダイナミックさを出したいのよ〜。
みたいに説明したりだとか。

最初は、山P世代の彼には「古っ!」って言われて終わっちゃうかもしれんなあ、なんて少しは懸念しつつ、そうは言ってもいいものは時代なんて関係なくいいはずさ。と見せてみたの。
そしたら真面目に見てくれて、実際装置の面で時代を感じるにしても今でも通じる良さがあるといってちゃんと向き合ってくれました。
が、彼は反骨精神もあるし何かと好みが個性的なのでジャニーズみたいな王道キラキラ路線には基本的にアンチ。
それでもかまわず合間合間にイケメンを礼賛する私。
なので最初は半分あきれつつつきあってくれていたのですが
コミュニケーションがたくさん取れてお互いがわかってきた頃

Kinkoさんって正統派の美が好きなんですね。

って。

そーだよお。
私はまっすぐ美しい物が好きなんだよお。

もちろん前衛的な活動は大賛成だし過去の踏襲でなく新しいものを作ろうと思っています。

でも、新しい物を作るとか、オリジナルを作るとかするためには、基本がわかってないとできないわけです。

はずしっていうのは王道を知っているからできるわけ。

と、いうわけで反骨NORIHIKO氏にも
少年隊は正統派の美の一例として認識されたのでした。
ふっふっふ。
いろんな番組でいろんな芸能人に囲まれているシチュエーションでもやっぱり3人はきれいだな、って何度思ったかしれないものね。

それでもやっぱりかっちゃんが秀逸に見えてしまう私。
まあ好みの問題だから仕方ないわねえ。だからこそ3タイプ分の人を惹きつけることができるわけだものねえ。

週刊セブンティーンで初めて少年隊を見た時も第一印象はまず「全員きれい」
でした。
「おっ!ジャニーズも本物の美形をやっと出してきたか」
って思った中でも特別に見えたのはかっちゃんだったなあ。

夫も「顔はかっちゃんでしょ」
って申しております。
・・・この夫は「昔っからかっちゃんだけ踊りが違って見えんだよなあ。素人目にはやっぱヒガシがよく見えちゃうんだよ」
と言っちゃってたふとどきもの(かっちゃんファン側からの発言)ですが、それでも「顔はかっちゃん」と。
あとお芝居も。
夫「かっちゃんは表情があるからね」

マイケルも好きな夫はトシちゃんデビューの時には「踊るかっこいいお兄さん」が出てきたと思ったといい、マイケルを解説しながら実演するヒガシを見ては「すげー!」を連発するのですが、啓蒙の結果今ではニッキのすごさを知り、プレゾンファイナルでかっちゃんの優雅な仕上がりを堪能しております。

ジャニーズのイケメンランキングみたいのにかっちゃんの名前が出ないのがおかしい!!!
まあ、ああいうのは少年隊など知らない(さらには大人の魅力もわかんない)若いもんが作っているので仕方ないけど、動画のおかげでニッキ再評価の波を実感する今、過去の写真を見て若きかっちゃんの美しさが世代を超えて再評価される日を楽しみにしています。アラフォーかっちゃんの男っぷりも尋常じゃないけどねえ。

で、またかっちゃんかっちゃん言ってますが、基本は箱推し。
違うタイプの美が3人そろったことこそが何より美しいと思う。
そして3人の「今」がとても好き。
そろっての「今の」パフォーマンスがつくづく見たい・・・

今週はビデオダンスフェスティバルで毎日ダンス鑑賞および、制作者やダンサーと会っているわけですが、ビデオダンスはステージダンスよりも内容が多様でいろいろな可能性を感じます。見ていて本当に楽しい。
楽しいだけじゃなくていろいろ考えさせられています。
若くてキレキレなだけがダンスじゃないということが本当によくわかる。

日本では「美」とか「ダンス」といったものがステレオタイプで語られがちだけれど、
それを覆すことがこれからの少年隊にならできるのではないかしら?なんて期待してしまう。
基礎があって演出家もいるなんて!

わざわざバレンシアまで来た目的は少年隊の再評価ではないですが、なんというか少年隊を見たり考えたりしていると人生や芸術全般の考えまで深まるというか、とっても有難い存在になっています。

と、同時に、今回のバレンシアで私の作品(ビデオダンス)を見てくれたいろんな国からのアーティストたちが
見る前はダンサーでもない映像関係者でもない私に
「じゃあ、あなたは何者?」
と疑問符でいっぱいになるのに、見終わった後
「なんで書家がダンス?」
と、日本でなら必ず聞かれるあるいは揶揄される疑問は抱かないこの環境がありがたい!本当に幸せな1週間でした。
これからも新しい表現を探してがんばるぞ!

・・・行ったり来たりの独り言になっちゃったので(いつものことか)バレンシアで出会ったイケメンの写真をご紹介します。。。???(笑)

IMG_20191016_203005a

←イケメンぶりよりジャケットのほうが気になっちゃいますね。。。
日本人でこれが似合うのは錦織一清さましか浮かばない・・・最近はすっかりニッキのおとぼけ顔にはまってしまっている私

公園ですれ違いざまあまりのかわいらしさに撮ってしまった坊や↓

IMG_20191015_145315a

中性的な魅力のロシア娘たちもご紹介しましょう。食事中 一服しに行っただけなのにカメラを向けたら一瞬でアート!左は舞踏ダンサーで右が映画監督。IMG_20191017_221205a






注)かっちゃんは少年隊の植草克秀ニッキは錦織一清ヒガシは東山紀之。

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問題のビデオできました

ドロドロ劇に巻き込まれ・・・

すっかりKinkoの底意地の悪さも露呈しちゃったかのような先日のブログでございました。
失礼いたしました。

何があろうとブチギレた私にも非があるわけで・・・
とにもかくにもいろんな意味で力をつけたいと思います。
これに懲りずにみなさま。
今後ともKinkoを応援してくださいますように。

さてさてその問題のステージのビデオの編集が完成しました。
お忙しいとは存じますが見てやってください。コチラ

なんだ大騒ぎしたわりには
前半=ひたすら立ってる
後半=ひたすら座ってる
ってお怒りになる諸兄もいらっしゃるかもしれませんがそこはひとつ。。。

Kinkoのシーンが多いのは断じて私のわがままじゃありません!!!
カメラマンの判断。元映像の偏り。もうこれは今からどうしようもありません。。。

大変にご迷惑をかけてしまった在エクアドル日本大使館からは、とてもあたたかいメッセージが届きました。
主催者のみなさんも今ではドタバタの実際を完全に理解して滞在終了まであたたかい対応をしてくれました。
お手伝いしてくれた仲間、そして現地のスタッフさんたちには本当に感謝。
なんだかんだで
最後は来てよかったエクアドル。
この一言。
次はキトだけじゃなくガラパゴスにだって行っちゃうぞ。

・・・足りない私がここで毒を吐いた報いでしょうか。
エクアドル出国時、まだ大筆の入った箱を検査されるはめになり、別室に連れていかれて箱をグサッと開けられ、使っている写真まで見せて説明して検査官はみんな納得して笑っているのに警察が「持ってけ」と指示を出したので、まだ乾いていない大筆をどっかに持ってかれて検査されるという憂き目にあいました・・・・・・・。梱包大変だったのに・・・・・。検査後は雑にテープを巻かれてはい終了。一緒に入れてあったお土産のチョコレートの箱もグシャッとつぶれてしまいました(涙)

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