Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

感動

大成功〜!!

晴れたよ〜。
久しぶりに小学校の遠足前のような気分で数日を過ごしました。
天気予報を毎日チェック。
週末まで晴れのはずが、またまたはずれ、朝玄関を開けたら雨。
これは山の天気だ!と信じようとするも大阪に入っても現地周辺でもフロントガラスに雨のつぶが・・・・。
今朝の予報では午後の方が降水確率が高い。
え〜ん。早く雨天の決定してホールに入れて〜。
・・・と、願うも主催者からの変更が来ない。
仕方なく墨を作り始めるが、どんよりした屋外は寒い。
身体を動かしても心が晴れないよ〜。ああああ冷え切ってしょぼいパフォーマンスしかできなかったらどうしよう。それより途中で雨が降って中止なんてなったら・・・・・・・・
しばらくして到着したビデオ係りのコーイチさんが、どうもここらへんだけ変わった予報なんですよね。と新情報。ここだけはしり上がりに天気がよくなる予報が出ているらしい。気を取り直して筆を振って気をまぎらわす。前日土曜日は夕方からの日展の祝賀パーティーのために東京に行って、帰ってきてから墨の濃さを最後にもう一回実験してから寝たのでほとんど寝てない。寝不足は人をネガティブにするぅ〜。

・・・で。
晴れたんですよ。
第一部が始まる時間になったらきれいな晴れ。
私が出演する第二部の時間が繰り上がって3時10分ライブ開始。
快晴だーっ!
3曲目の「ラストダンスは私に」が始まって紙の下に敷いてあるビニールに乗ると、裸足に地面のアスファルトのザラッとした感触がした。
なんだか子供の頃の遠い記憶がよみがえり、ちょっと野生というか本能に響く感触があった。
で、音の聞こえ方も空間の感じられ方も練習とは違ったけれど、気持ちよく進めることができた。
しかも、たいして打ち合わせもしていないので、私が書き終わってはけてからも音が流れて終わるはずが、書き終わりと共に音楽がちょうど終了。
すごい練り上げた企画みたいじゃん。
その後、舞台(と想定した地面)から下げた作品を移動して展示しておいたら、たくさんの人が写真を撮っていったそうだから、結構よくできたのかな。

なんだか最終曲、次の出番まであっという間に時間がたってしまって、ストレッチはするも、頭の中で書くシュミレーションをあんまりすることもなく再度登場。
一画目に筆を落としたら、いい墨の量で、あとは心配なく筆が動いた。
やっぱり壁のない屋外はいい。
お客さんがいるからあんまりあばれることはできないけど、体力の心配もどこへやら、気分よく3文字目まで書けた。
帰るまで疲れも感じなかったし。
もちろん翌朝起きたら左のお尻が筋肉痛だけどね。
ま、これは正しく筋肉を使った証拠だから。これから1週間毎日筆を洗っていれば痛みもとれてヒップアップになるでしょう。

今回気分よく書けたのは、明るく元気なスタッフに恵まれ、書くことに専念できたおかげ。
リハーサルの時全員そろった時にはすごく心強かった。
本当に幸せでした。
それから、わざわざ神戸など、遠くから見に来てくれたみなさん。知らない土地でのパフォーマンスでみなさんの顔が見えたことはすごく力になりました。ありがとーーーーーーーーーーー!!
それから晴れを祈って晴れと断言してくれたテルコさんのお母さん。
隣の県まで威力を発揮してくれたベランダのてるてる坊主。
ありがとーーーーーーーーーーーーーー!!楽しかった☆

teruteru50












書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

人間万事塞翁が馬

いやはや悪いことばかりは続かないもので、気の持ちようだけじゃなくって、昨日日展初入選の電報がきました。その後も電報やお祝いが届いて実感。で、久々にお祝い気分ではめをはずして飲み食いしたら、今日は調子が悪くて横になっている・・・。そんなに食べすぎてないのになあ。
一喜一憂せず、気をひきしめて生きよう。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

がんばったよ〜!

実は先月富士山に初登頂するという大きな出来事がありながら、今日のほうががんばったし疲れた気がするぅ〜。
久々の甲子園での観戦です。
準決勝第二試合 成田−東海大相模 
どっちも関東だしお客さんの入りは少なめかと思いきやとんでもなくて。
1時半開始の予定ということで念のため12時にチケット売り場に着いたら「本日の入場券は全て売り切れ」

う〜。

超猛暑のピーカンの中、飲み物用意してタオルやら着替えやら重い荷物をえっちらおっちら、これが無駄になるのか・・・。外野かなあ。
しかし並んでいる人たちがいる。
そうだ。第一試合で帰る人がいるんだ。
と、いうことでチケット買ってからのんびりランチ!なんて構想はふっとび、汗を流しながら行列することになったのでした。

夫の母校だし、友達の甥っ子が出てるしね。

ここは一肌脱ぎまして、腰をすえて待つことに。
約80分。
ここですでに熱中症になりそうな暑さ。
階段から人が降りてきたときは安堵。
会社から駆けつけた夫も間に合いました。
ダッシュで席探し。
行列していた時には思いも寄らぬほどいい席が空いていました。
今までの観戦の中で一番近かった。
うほ〜。ほんと近い。
でも今日は高く打ちあがったファウルがやたら飛んできて怖い怖い。
これも今までの中で一番でした。
大きい麦わら帽子でお日様ガードしていたためにボールを見失うので、恐怖がハンパない。
スリリングで試合から目がはなせないっていうのはよかったかもしれませんけど。
でもね・・・。
今日の成田はよくなかった。
なんだろう。精神的に今までと違う感じがしたなあ。負ける時ってそうなんですよねえ。
う〜ん。残念。
でも来て良かったとは思う。こういう意味で「身内」の試合を応援したのは初めてだし。
すべてを忘れて応援しました。
汗もかいた〜。
母校でもないのになんでこんなにがんばってるの私、みたいなくらい頑張っちゃった。
でもここまで成田はいい試合をしてきたので、純粋に応援したくなりました。いいチームでした。
2年生がドラマを作る場面が多かったから来年も強いといいねえ。その時はアルプスで応援したいわ☆

そうそう。
テレビで見ているときにも感じていたのだけど、「打ち上げ花火」の演奏をするとあまりいいことが起きてないような・・・。
テレビでは成田が演奏しているのに気づかなかったので、負けた相手チームが演奏することが多くてそう感じたのだけれども、今日は成田のアルプスから聞こえてきたのですよね。
ちょっと嫌な気がしたら案の定。
だって、あれって「空に消えてった打ち上げ花火」ですよ。
「君がいた夏は」ですよ。
めっちゃ悲しいじゃないですか。
いくらノリがいいっていったって、あんなに多くの高校に演奏されるのが前から理解できないんですけど。
まあ曲に罪はないにしても敢えてこの場面に使う必要はないよねえ。
と不思議でなりません。

それに、もっと高校生が新しい曲を開拓していってほしいなあ、とも思って。生まれる前の曲ばっかだから。この話題は私が高校生のときにすでに週間ベースボールとかに書かれていたことではあるんだけど、今でもそう思う。もともとは高校野球がどんどん新しい応援スタイルを作っていたのをプロ野球がマネをしていたのに、いつの間にか高校生がプロ野球のマネをするだけになってしまったって。学校ごとの個性の違いも小さくなってきたし。全国から集まってる感じしませんものねえ。
負けちゃった腹いせにグチッいるわけじゃないけどさあ。
とにかくこの夏は成田のおかげで盛り上がった。ありがとう!

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中



忙しい夏です

暑中お見舞い申し上げます。

梅雨もよく降るし長いし大変でしたが、明けてからの暑さも半端じゃなかったですね。
エアコンを直したので、例年よりは快適に過ごしておりますが。
今日は午前中はどしゃぶりでしたが、やんで蝉が鳴き始めました。
蝉も多く感じてしまう。
毎年そうなのかな。

さてさて、日曜日は名古屋に行って鼓動の演奏を初体験。
前から興味があったのですが、玉三郎演出の選抜チームによる「打男」は予想よりよかったです。
歌もなく、主に太鼓。
それでも変化に富んで楽しい90分でした。
演者たちの肉体もすごかった。
なまじのスポーツ選手よりすごい。
身体全体を使って演奏し、理屈じゃなく身体に響いてくる音色には書に通じるものを感じましたが、書道家さんであんなに素晴らしい肉体を持った人には会ったことがありません。
当たり前といえば当たり前かもしれないけど、そこまでの書道家がいたらかっこよ過ぎる。
もっと書道ファンが増えそうです。

さて、そんな身体はないけれども、私もパフォーマンスをすることになりました。
屋外でのライブとのことで、あんまりこじんまりしてもつまらないのでちょっとは頑張ったものにしたいんですけどねえ。心配なのは私の体力です(汗)
演奏するのはmitatakeというデュオ+ピアノのトリオなんですが、そのmitatakeが西日本を回るツアーに入ったので、おととい大阪で演奏を聞いてきました。フラミンゴという小さい小さいライブハウスだったのですが、すごくいい音で、純粋に楽しいライブでした。音楽とアートのパフォーマンスのためにギャラリストさんがピックアップしてくださったので初対面でしたが、mitatakeのmitaさんとtakeさんがまたいい青年で、コラボが楽しみになりました。

本番は11月。
それまでに構想と稽古と準備がありますが、なにより本番でよれよれにならないように少しは運動しなくっちゃ。
でもぉ。
この気候で運動は大変だぁ・・・。
やりすぎてバテないようにがんばります。
ほどほどにがんばるのってとっても難しいんだけどぉ。
でもいいライブにしたいもの!
頑張ります。
たくさんお客さんが来るといいなあ。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

セレモニー

今日、神戸大学農学部の学生ホールに作品が入り、午前の授業が終わった学生たちを集めてお披露目がありました。
100cm×265cmの大作です。
農学部のスローガン「あなたのユメ×神大農力=∞(無限大)」と書いてあります。
エネルギーいっぱいの作品・・・のつもりです。
生の墨の作品をたくさんの若者に見てもらえるのはすごくうれしい。っていうか若者ばっかりじゃん。こんな書作品めずらしいですよ。うれしい!!

こんなに大きい作品を入れるのは大学側にとってもなかなかないことだし(慣れてる人っていうのもそんなにいませんね)展示場所が作品を制作する前に予定していた所と変わったりして、大きさのことや壁の状態や、色々心配がありましたが、どうにか無事に展示されました。
末永くたくさんの学生と出会えますように。

学部長さんを始め、関わってくださった皆様。ありがとうございました。

成功した卒業生

9月です。飛ぶように月日が流れています。
飛ぶようにと言えば、高校を卒業してずいぶんがたちました。
今でも高校生やれそうな気分なのに(笑)
昨日2年生の時の担任で、3年間国語を習った先生からお電話をいただきました。年賀状は続いていますが、お話するのは教育実習の時以来です。今は引退されて、同窓会のお手伝いなどをされているということで、次号の会報で各界で成功、活躍している卒業生からのページになななんと、私が載ることになったので、知ってるやつだし、ってことで連絡係を引き受けてくださったとのこと。
なかなか会えない先生の声がこうして聞けるなんて電話って便利だなあ、なんて的はずれな時代錯誤な感慨にひたってしまいました。
「インクの魔法」についても「とてもいい」と褒めてくれて感激。だって国語の先生だもの。しかも、その洞察力??で私の進路を変えてしまった張本人。「本人は理系を志望していますが、この子はちょと変わった感覚を持っているから文系のほうがいいような気がするんですよね。」と、国語の時間の私の回答のあれこれから感じとってくれ、生まれて初めて私に文系の可能性をみつけて勧めてくれた人物なのです。で、その気になって文系人生歩んできましたが、実に正しかったと満足しています。
で、その先生が「本当にいい本だ。なんといってもあっちこっちに祥代が出てくるんだよね。不器用でさ。色んな思いをした人じゃないと書けない感じで。全体にやさしくて、いいよ、これ」と笑っているんです。「変わってないんだなあ私」と成長していない自分に照れましたが、なんとも嬉しく聞いてしまいました。
まだまだ成功や活躍なんて胸を張っていえるほどじゃないけど、なんと言っても110年を越す伝統校。(今一番有名な卒業生は甲子園の名将木内監督かな。母校の土浦一高は全然甲子園に行けないのに)たくさんの卒業生に書や「インクの魔法」を知ってもらうチャンス。嬉しいです。教育実習のときの生徒たちも気づいてくれるといいなあ。あああ、こうやって考えると楽しい。柳生博も読んでくれるかなあ。うふふ。

Sanpo magazine

雨が続きますね。まだ梅雨なのかしら?それでもベランダには朝顔が咲き始めました。まだ数はすくないけど、一つでも開くと気持ちがパッと明るくなります。
さて、”Sanpo magazine"という雑誌の2009年夏・秋号(800円)が発売になりました。
「インクの魔法」の書評が載ってます。
おかげさまで「インクの魔法」を出版したおかげで色々インタビューを受けたり、新聞や雑誌で新刊紹介などをしていただいてますが、「書評」の形では初めてです。全く見ず知らずのライターさんが本を読んだだけで書いてくださいました。またまたプロの仕事に恐れ入っています。見ず知らずとはいっても、入稿した後、京都での個展を見に来てくださったのであれこれお話しました。若くてかわいい女の子。と言った感じで「インクの魔法」を読んでほしいなあ、とまさに思っているタイプ。「インクの魔法」を取り上げたのはたまたまイトヘンさんでの個展を見てくださった編集長さんなんですが、よくぞこのライターさんを選んでくださいました。でもって、こんな素晴しい書評ができあがって感激です。熱い思いを語ってそれを伝えていただくのも嬉しいですが、純粋に作品だけを通して何かを感じてもらったのをこうして見られることは違った嬉しさがありました。しかも、伝えたかったことが書いてある。うれしいです。
こうして「インクの魔法」がたんぽぽみたいに風に乗っていろんなところに思いを運んでくれたら嬉しいなあ。そこでだれかの思いとつながって新しい花がさいたらいいなあ。
「インクの魔法」を作ってよかった。個展をやってよかった。よかったよかった。
やる前は不安でいっぱいになるけど、こうやって幸せを運んでくれるのはやったからだものね。
sanpo magazineをすぐ買いに行きたいというかたはコチラ
木更津啓ちゃんのほかの作品も見たい、という方はコチラ

Waaaaaaaaaaaaaaao!

たった今すごいものが来た!!
あの大スター篠田桃紅・・・こういう時は何て呼べばいいのかな。
普段は有名すぎて「篠田桃紅」だよね。
でも、先生かな?さんかな?
とにかくやっぱ「 」=カギカッコがついちゃうよね。
あ、いや、来たのはまさか「篠田桃紅」さんご本人じゃないですよ。
は・が・き
ご本人からハガキが届いたんです。
手書きの。
信じれば叶うもんだなあ。
気持ちって大事だなあ。
梅雨のじめじめ気分もふっとんだー。
家宝が増えたぁ。
それより何より心が強くなるね。
未来に希望が持てるね。
ありがとうございました!!

当たったかも

先日の占い師さんの話で実は一番嬉しかった言葉
「3月に、将来あなたをひきあげてくれる人との出会いがある」
って。
とは言っても今月あんまりでかけないしな・・・
しめきりいっぱいあるし。
どっから?
って半信半疑だったけど。
言われたことだけでもちょっと嬉しかったし、理由もなく毎日に希望があるよね。
って
でもでも。
昨日
「キターーーーーーっ!!」
って一瞬舞い上がった。
まだどうなるかわからないけど。
Kinkoちゃんのらくがき館のお問い合わせフォームにBIGなお問い合わせが!!
これがKinkoの新しい道へのスイッチになるのかな。
かなかな。
いやあ、楽しいな。

インクの魔法は楽しい小説です

みなさん。
「インクの魔法」読んでくださってますか??
今日、やっぱりなような、びっくりなような反応が。
まだ読んでいらっしゃらない方とお話していたところ、Kinkoが書道の先生だから、専門書だと思って手にとらなかったと。

「インクの魔法」は絵本です。

大人も楽しめる絵本☆

そのために小説4つ書きました。
書道がわからなくても全然問題ない!
だれでも楽しめる絵本です。
まだ買ってないというあなた!
是非是非本屋さんへ。
アマゾンでも他のネットショップでも買えますよ〜。
随筆内キーワード検索
Message
Archives