la_maquina_de_bailar

マドリッドは基本的に英語が通じないので
そろそろスペイン語のおさらいを始めようかと思っています。
でも全然学生気分になれない・・・

とりあえずテレビを毎日必ず見ることにして
少しずつ単語をひろうしかないなあ。という感じ。

せっかく1月から7月までテレビなし生活でのびのびやっていたんだけど、
今月からはテレビつけてます。
おかげで、内村の金も錦織銅も獲得の瞬間をリアルタイムで見られたので
今月っていうのはいいタイミングだった。

ニュースとかドキュメンタリーは無理なので、
映画かドラマ、子供番組がいいなあ、と思うのだけれども、
そうなるとアメリカものばかりで見る気がしなくて困っています。
下品。つまんない。

で、今のところ必ず見ているのはドラえもん(笑)
ほっとするわ・・・
やっと時間とチャンネルを把握しました。
ジャイアンがヒガンテ、出木杉くんがデキグス、とか
そもそもドラえもんがドライモンになってる。ほ〜ら、ちゃんとスペイン語で見てるよ。

今日はたまたまスペインの映画をやっていたので見てみました。
’La Maquina de bailar’
直訳は「踊りの機械」
ダンスダンスレボルーションの話でした。

スーパーで働くぱっとしない青年が、
毎日ゲーセンでダンスダンスレボルーションするのだけを楽しみに生きている。
ひょんなことから大会に出ることになり・・・

その後の展開はご想像の通りの単純な内容でしたが、
時々ダンスダンスレボルーションで流れる曲が日本語だったり、
ダンスダンスレボルーション自体がなつかしかったりして
最後まで見ちゃいました。

KONAMIの社員があんまりいい感じに描かれていませんが、
KONAMIの名前が何度も出てきて宣伝みたい。オタクさんたちの間では知られているんだろうか。

スペインで優勝した後に
「では東洋のチャンピオン、ヤス ハシモトと戦ってもらいまーす。」
と紹介されて出てきた俳優が見るからに韓国人な上に、日本語もめちゃくちゃ。
応援団には少林寺の僧が着いてくる、っていうはちゃめちゃな設定。
ということはKONAMIは全然制作にからんでないのかな。

テレビドラマを見ていても、
よく日本といいながらアジアがごちゃごちゃになっている設定をみかけます。
21世紀でもまだこんな感じなんだなあ。

私はどこの国に行ってもほぼ100パーセント日本人と最初からわかって大事にされるのに慣れてきたけれどスペインだけは違います。
スーパーでもデパートでも中国人と呼ばれる。タクシーでもそうだった。
う〜ん。
なんでかな。
(間違われるだけならいいけど、
中国人と間違えられると無愛想にされることが多いっていうのが困る)
美容院ではタイ?って聞かれちゃった。初めてだー。

そのくらい日本人が少ないってことなんだなあ。
どこに行っても100均がわりの中国人の店はたくさんあるし、
中華料理店もたくさん。
中国人観光客もけっこうみかける。
次は韓国人の団体と個人旅行者。
たしかに日本人が少ない。

だからってなんで私が日本人に見られないのか、、、は別の課題として、
日本に何かしらの憧れみたいなものは持ってくれている割に情報がないんだなあ、
というのが実感しているところ。

ここマドリッドでゼロから開拓してどこまでコミュニケーションとっていけるか。
少しでも「日本」を伝えられたらいいけど。

う〜ん。
今はまったくイメージわかなーい。
結局メキシコにいた時のスペイン語まですら思い出す自信がない。。。ふー。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

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