とうとう最終回です。
みなさん見てましたか?
書道が全面的にフィーチャーされたドラマって今までなかったから、どうなのかなあ、と思いながら見始めましたが、主役の二人のキャラがナイスで引き込まれました。周りを固めている役者さんもいいキャスティングでしたよね。
それになんといっても、まじめに作られているのが好感持てました。というのも、ドラマとかで裏打ちもされていないしわしわの半紙が額に入っていたり、落書きみたいなただの筆文字がかけられているとがっかりするじゃありませんか。子供の頃の私は時代劇を見て読めなくったって殿様の後ろの屏風がかっこよくて憧れたりしたのに、これからはもうなんちゃってな扱いしかされないのか。テレビの人って書道に造詣の深い人なんて残ってないのか・・・なんて失望することが多かったのですよ。でもでも「とめはねっ!」は違います。ちゃんとした先生が書いてます。
ってかそもそもちゃんと見ようと思ったのは、いつも合宿やら何やらでお世話になっている若き実力派の枡田真美ちゃんが高校生の書いている風景の「手」の役をしたって話があったからなんだもの。「キャー高校生役〜?うらやましい☆」な〜んて会話もむなしく、さすがNHK、まっっったく手なんて映りませんでしたけど。鋒先だけで。でもラストシーンで望月のとなりで笑ってるらしいですよぉ。楽しみ。
生徒みんなと一つの番組の話題で盛り上がったのはこれが初めてじゃなかろうか。細い線で○とか二等辺三角形とかやってみたりしてね。○は意外と上手な子でも書けませんでしたねえ。
原作も中学生が貸してくれたので6巻まで読みました。日野ちゃんはじめ先輩たちが原作そっくりに実写になっているのもなんかおもしろかったな。話は全然変わっちゃってたけど。書道部のマドンナのくだりは私はテレビの方が好きだったわ☆
でもねー。
笑点の歌詞を知れたのが原作読んだ一番の収穫かもね〜。
もう一日中頭のなかをぐるぐるしちゃって困った困った。これは一生忘れないわ!

って、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!
最終回昨日じゃーーん!!!
よかったー。ビデオとっといてー。危なかったー。


書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年培った書の古典をベースに現代に通じるアートの世界を展開中