Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

ポルトガル

南蛮漬け

IMG_20170613_173601

暑い暑い暑〜〜〜〜〜〜い!!!
先週から日中最高気温が40度越えの毎日。

伝統建築だと家の中は涼しいなあ♥と喜んでいられたのは35度くらいまでの日でしょうか。
建物の外と中の温度は全く違って
つい先週まで扇風機もいらなかったのですが
とうとう買いました。
2台。

それでもさすがに暑くて凍らせたペットボトルを扇風機の前に置いてどうにか耐えています。
(これ、意外と本当に風が涼しくなる!)

予報によれば、あと1週間すると一旦落ち着くみたいですが、
とにかくあと1週間は耐えねばならない。

思考も想像も創造も無理!

元気に生きることだけに集中しなければならない!

と、堂々と言い訳をして、家事だけしている毎日です。

というわけで、食生活は充実している(笑)
今日は南蛮漬け。
せっかく本場ポルトガルで食べてきたからね〜。
久々に作ったけど
やっぱりおんなじ味だわよ。
よくも日本人は忠実に習って何百年も受け継いできたもんだ。

20170619南蛮漬け

せっかくなので魚は切り身で鮭にしてみました。

暑い日には酢が最高!
で、サイドメニューはひじきにレバーの一汁三菜です。
貧血対策バッチリ。
これでせめてスペイン語の勉強くらいはできる元気を確保したいもの。

と、どうしてこんなに超日常な些末な話を書いているかというと、
1時をまわらないと温度が下がってこないから時間を潰しているんだよお。
なんせそれまでは暑くて暑くて難しいことできないの。

で、もう少ししたら水風呂に入って寝る支度をするんです。

まあ何がありがたいって、この建物はエアコン禁止で室外機がないので、夜中になったらきちんと気温が下がります。
だから羽毛布団にくるまってしっかり眠れる。

夜になったら朝までしっかり眠る。
こんな当たり前ができる夏は何十年ぶりなんです私。
小学校卒業以来ないかも。

そう。

実は私にとっては超特別な生活を体験中。

明日は何食べようかな。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

おはなしコンサート(童音社)応援中
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

旅日記:ポルトガル(4) 子供たち

(つづき)

なつかしい感じと言えばこれも。

1 子供たち

子供たちです。

これはポルトガルに限ったことではなく、スペインでも感じることですが、子供がとっても子供らしい。
いい意味で無邪気。
日本で無邪気っていうと、なんだか空気読まずに好き勝手、みたいな感じになってきちゃってるけど、
本当の無邪気がここにはあるな、と。
ま、日本とアメリカ以外ならどこにでもあんのかもしれないけど。

やっぱり子供たちはゲーム機持ってるより、
こうしておもちゃの剣と盾を持ってる方が健全だよお。
どっちも戦闘ものだとしてもさ。

(これも誤解のないよう補足しておくと、もちろんスペインでもポルトガルでも、ゲームがないわけでも買えないわけでもありません。)

私がいた時ちょうどBRAGA ROMANAというお祭りの最中だったので、
男の子たちは剣のおもちゃとかを買ってもらって
女の子たちは老いも若きも花の冠をつけていて、
ローマの衣装をつけて歩いている人も結構いて盛り上がっていました。

すごくかわいい花飾りなんかをしている子がいると
思わず
かわいい!って言ってあげちゃうんだけど、
そんな時には
さらにかわいい顔の微笑み返しが。
ここには「はにかみ」はあっても「恐怖の表情」はない。

お子さんの写真撮ってもいいですか。

というと、親御さんたちも
「どうぞ、どうぞ」
と喜んでくれる。

こんな自然なやり取りが、特別に感じてしまう我々を悲しく思います。
知らない人に声をかけられると
身を固くする子供ばかりの日本は悲しい。

ちょっと前まではこんなじゃなかったのに。

一番上の写真の特別は、ゲーム機がないだけじゃないのです、実は。
子供だけで遊んでいる。

近くに親がいなかったっていうこと。

私が子供の頃には当たり前だった光景。

日本のどこが安全で平和だっていうんだろう。

気づいている人もたくさんいるはずと思いたいけれど、
病んだ日本をきれいなところへ大きく舵を切って流れを変える力はあらわれるんだろうか。

日本から遠く離れて日本の闇から解放されているのに、
幸せな光景を目のあたりにしてはそんなことを思うのは悲しいけど、
ま、これも愛国心です。
ノスタルジーで終わるのは残念すぎると思うから。

1 子供
やっぱり子供はこういうのがいいなあ。

(つづく)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

旅日記:ポルトガル(3)キンコンカンコン

(つづき)
そして
我々に馴染みのポルトガルと言えばこれもびっくりでした。
1 鐘

どこの教会からも

キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

って、聞こえてくるじゃありませんか。

学校用のメロディじゃなかったのね。

BRAGAは祈りの街と呼ばれる教会の多い街。
1時間ごとにこれが聞こえてきました。
あっちこっちから。

1 路面電車

そうすると、こんなレトロなデザインや色合いも昭和の路面電車を思わされ・・・

(この路面電車はブラガじゃなくてポルト市内を走っています。)

なんだかハウステンボスやらパルケエスパーニャにいる時よりも
アットホームな気分になってしまうのでした。

関係ないけど、すでにパルケエスパーニャで踊ってましたっていう人に二人会った。
私が初めて見たフラメンコはパルケエスパーニャだった。。。

(つづく)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

旅日記:ポルトガル(2)なつかしい味

(つづき)

そしてなんといっても食べ物です。

ホテルで「ここの名物を食べたいなら、ここに行きなさい。」と勧められたレストランに行ってみました。「この近くの島でとれるバカラオという魚を使った料理がおすすめ」というので言われるままに注文。出てきたのがこれ。
1 南蛮漬け
一見素敵な西洋料理だが・・・

なんのことはない、南蛮漬けじゃん!!!
ここにきて日本料理に会うなんて!?
そうよね〜。南蛮って南蛮だもんね〜。
とは言いながら、南蛮=西洋って思っててどこだかイメージがなかったなあ。

そりゃあ、長崎は出島に出入りしていたのがオランダとポルトガル。
っていうのは歴史オンチの私でも知っていたけれどぉ〜。
蘭学っていう言葉があっても葡学ってないし。
医術とかだけじゃなくカステラも何もかもオランダから教わったイメージがあってポルトガルは宣教師の絵しか浮かばなかったわ〜。
たしかに宣教師っぽい顔の男性にいっぱいすれ違いましたが。

そっかー。
ポルトガルに教わったんだー。
そっかそっかー。
パンをブレッドじゃなくてパンっていうのもポルトガルから来たからだし。
天ぷらもカステラもポルトガルからなのね〜〜。
かるたも金平糖もポルトガルかあ。

なんだか歴史の教科書に急に色が付いた感じです。

写真のバカラオ料理は、南蛮漬けに近いのではなくて、まんま日本の南蛮漬けの味。
魚が小鯵じゃなくてバカラオの切り身ってだけで、我々がよく知っている三杯酢の味そのものです。
まあ、油はオリーブオイルだけどそんなに油が主張していなくてやさしかった。
バカラオバカラオってすんごいめずらしい魚みたいに勧められたから
そうなのかと思い込んじゃったけど、なんのことはない「タラ」のことなので、これまたすんなり食べやすい。
ホテルの人やレストランの人には
「まあ!初めて食べました。おいしいですね!」
という期待されたコメントができず、失望させてしまったけれど、
私の中では違った意味での感動が湧き上がっていたのでした。

この南蛮漬けに限らず、他のレストランも3軒ほど行って豚や鳥、それから炊き込みご飯も食べてみたけれど、
どれも塩梅がちょうどいい。

ボリュームもいい感じで出てくるし、お値段もお手頃。

これは長期滞在でも困らないぞお。

ほかにもこんなのが。
看板には「ボロ」?
あ、違うボーロだ。
1 ぼうろ
そう。
赤ちゃんに食べさせるやつ。
結構大きくなってからも好きだった〜。

ほらほら。
一番右のは卵ボーロですよね。
1 ボウロ
せっかくなので食べてみたら
期待を裏切らず、知ってる味でした。

他にも、ケーキ屋さんに並んでいるケーキの見た目も大きさも
お味も日本のケーキ屋さんと見まごうばかり。
なのにお値段は半分くらい。
なんて素敵な国なんでしょう!

そして。
食い倒れてもチップの心配も要りません!

(つづく)

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

旅日記:ポルトガル(1)21か国目

1 上映
カディスで制作したビデオ「天のはごろも〜涙」が上映作品に選ばれたので、BRAGAに行ってきました。なんといっても初制作のビデオ。
大きい画面ではどんな感じかな、という研究も兼ねて足を運んでみました。

実は応募の段階でもBRAGAという土地は全く知らず、今回調べてみたら、ポルトガル第3の都市とのこと。マドリッドからはポルトまで飛行機で1時間。ポルトからブラガは電車で1時間と、ずいぶん近いらしい。

今年に入ってから旅らしい旅もしてないし。よ〜し行ってみよう!

ということで、記念すべき?21か国目の訪問国はポルトガルへ。

ポルトガルについては、スペイン以上に全く知識もイメージもなかった。

イベリア半島ってなんだか私には今まですごく遠いところだったんですよね。
でも、縁あってスペインに来てみたらいいとこで、そしてそのスペインにいる人たちが、ポルトガル旅行はいい、いい。って言うんです。
それで少し興味は湧いていたけど、こんなに早く行くことになるとは思っていなかったなあ。

結果から言うとポルトガル、
めっちゃいいとこです。
もし急にどっかに移住しなきゃいけないっていうことになったら、ポルトガルって実は一番馴染みやすいんじゃなかろうか。

ポルトガル語を勉強している日本人はそんなに多くないと思うけど、実は(というか私が知らなかっただけかもしれないけど)国際的なポルトガル。英語とフランス語を小学校から習っているとのこと。毎日どっちかには触れているから全員3か国語話せるよ。とタクシーの運ちゃんが胸を張っていたほどにはみんながトライリンガル並みにうまいわけではないけれど、ポルトガル語なしでもどうにかなっちゃいます。みんないい人だし。

それから何かと目に優しい感じ。
スペインと似ている。限りなく似ている
・・・はずなのに、
なんか全体に垢ぬけている。。。
特に日本人にはすっと入ってくる感じ。
何を見てもどこを見ても明るい感じがします。
物価も安いし、ヨーロッパの田舎と言われるスペインよりさらに田舎を勝手に想像していたら全く裏切られました。
洋服屋さんとか雑貨屋さんも、なんかしゃれた感じがあって、それで値段が安いんだから最高ではないか!

パトカーまでこんなにかわいい!
1 パトカー

(つづく)

あ、でも↑のパトカーは観光用とか交通整理用で、取り締まり用は↓
1 パトカー―

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

おはなしコンサート(童音社)にポルトガルのお話はなかったなあ。だからイメージなかったのかな??
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

書はダンスだ!国際ダンスフィルムフェスティバル入選

やったー!!

去年カディスで制作したビデオがポルトガルで上映されることになりました。

海外でパフォーマンスすると、私が書いている姿はダンスのようだ。
と言われます。

そう。
リズムがあって、
全身の動きで線を生み出すわけだからダンスのよう、じゃなくてダンスそのものなんだ!
その呼吸と運動から生まれる線が紙に残った
軌道が書。

その信念のもと、パフォーマンスの際も、見せんがために振付のような動きをして不自然に書くのではなく、
あくまでも書本来の動きのみで勝負しようと思っています。

書作の動作そのものの美しさを伝えたい。

そのために作ったビデオです。
https://vimeo.com/182475185

それが、正式にダンスフェスティバルで選ばれました。
BlogPaint
ポルトガルで作品が見られることも初めて。
二重に嬉しいです。

この結果をメールで知ったのが4月1日だったので、
まさかエイプリルフール??
なんて気分になってしまいましたが、
ちゃんと3月のうちに公式発表されていたので一安心。
4月21日と5月27日にポルトガルのBragaで上映されます。
映画館みたいに大画面に映されて大勢が見るっていうこと。
自撮りだから自分の顔をアップにするしかなかったシーンもあるのに・・・きゃーっ!(汗)

そうなんです。
出演だけじゃなくて、撮影も編集も全部一人で手掛けたのです。
初監督作品が個展会場以外でいろんな国の作品と一緒に上映されるなんて!

ここ数か月少年隊にはまってダンスにくぎ付けになっているこの状態も
これを予感してのことだったのかな〜。
見ても見ても飽きない。何回見てんのかな?

とにかく人生、
思って思って思っていれば叶う。
みたいな体験のひとつかもしれないなあ。
(ついでにかっちゃんに会えないかな。ハハハ)

こうしてダンスをいっぱい見て
いろんな呼吸やリズムに触れて
私の線にさらなるふくらみが生まれたら嬉しいなあ。

今年も色んなコンテンポラリーダンスや
時にはクラシックを見に行けたらいいなあ。
ダンスのライブは夏にフラメンコを見て以来だから
そろそろ何か探そうかなあ。

とにかくよかった!

次に向かって頑張るぞ!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

注)最近は少年隊の話題が出ても大先輩扱いで錦織さん、植草さん、東山さんっていう呼び方をされることが多いので念のため書いておくと
錦織一清=ニッキ。植草克秀=かっちゃん。東山紀之=ヒガシ。
こんな説明が要る時代が来るなんて・・・(汗)

おはなしコンサートも思っていればいつか・・・
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。
復刊.comは基本的には書籍の復刊活動だけど少年隊のVHSもなんとかならないかしら?
随筆内キーワード検索
Message
Archives