Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

ヨーロッパ

貴重な一歩!ギャラリーに入った!!

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なななんと。

ギャラリーが作品を置いてくれることになりました(感涙)

いきなり個展ということではないけど、
いつでも見られるところにかけていただいてます。

キターーーーっ!!

まさかこんなに早く実現すると思わなかった・・・

ヨーロッパのギャラリーに自分の作品。
夢が叶った。
まだ販売には至っていないけど、
月面着陸並みに貴重な一歩です。私にとっては。

超うれしい出来事なのに、
はたまた超嬉しい出来事だから?
興奮し過ぎたのかな?
昨日は昼過ぎから寝込んでしまった・・・。

しっかりリセットして
次なる波に備えて制作だ!!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートを展開中

おはなしコンサートにもいいこと起きないかな?
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

外国人と暮らす(1)

今年は生まれてから一番外国語を使った。
そんな生易しいものじゃないな。ほぼ外国語のみだ。
しかも普段以上に書類上でもリアルでも今までの生活ではありえないほどたくさんの人とのやりとりが続く毎日。
特に1月から5月まではいつも2人以上は「同居」していて、何も話さないでいられる日なんてなかった。それも一日中。

二月の深夜、字幕つきで上映する(つまり音声は原語)映画館で「海街diary」を見たのが最初の休憩だった。
おだやかでもリアルな日常生活と、ちょっとノスタルジックな日本家屋と景色。
日本語オンリーの2時間。
おどろくほど疲れがとれたのを感じた。
ただ、そこから出た後目に入ったバルセロナの景色に、
居心地いいなあ、と感じたのも事実だった。
不思議とホームシックにはならない。

これは今に至るまで不思議で、
なぜだか何度も考えている。

絵画とか音楽とか、芸術を「鑑賞する」という概念は大人になってから自分で覚えたものだ。
家には何一つなかった。
唯一触れていたのは、ずっとブログでも紹介している「おはなしコンサート」のレコードと絵本。
0歳から世界の文学と素晴らしい絵に触れる機会をくれたのはこれだった。子ども向けの絵本なのに大学生の時ですら時々針を落としていたくらい聞いた。
わかっちゃいるのに絵本もめくってた。
同じ環境にあっても弟はほとんど興味を示さなかったのだから、生まれつき私にだけそういう嗜好があったということで、つくづく生まれながらの個性っていうのはあるものなんだな、なんて今頃思ったりもしている。
世界文学全集みたいなのが大抵の子の家にあったり(逆に私は持っていなくて図書館だったけど)テレビではカルピス劇場とかで世界文学が上質なアニメになっていたり、
むしろ現代よりもアメリカ一辺倒じゃなく世界を意識させてくれる時代だったようにも感じる。
そんな中でも「フランダースの犬」とか「母をたずねて三千里」とかヨーロッパや南米の作品に惹かれたっていうのも、すでに芽生えなのかな。
カルピス劇場ではないけど「アンデス少年ペペロの冒険」もいまだに無意識に口づさんでいたりする。再放送が少なくて話はよく覚えていないのにエル・ドラドの黄金の光景がふとフラッシュバックされることもよくあるし。

それともう一つは壁にかけていたカレンダー。
父の会社がカレンダーを作っていたので、毎年親戚全部の分をバラエティ豊かに持って帰って来た。
よりどりみどりなのに、結局私が毎年選ぶのは「泰西名画」なるシリーズ。
泰西ってなんだ?なんて疑問もないままに。
2か月ごとに1枚ヨーロッパの風景がキャンバス地のような質感の紙に高級印刷されているもの。だから一年に6枚に触れていることになる。
これも理由はなかった。
一回だけ違うのにしてみたら落ち着かなくて翌年からまた戻った。
通すと20年くらいはずっとこの18世紀ヨーロッパの風景画があるのが当たり前だった。
5年くらい前にベルギーの公園で、その絵の中にいるような感覚になって、ふわーっと思い出したっけ。美術館でも18-19世紀頃の風景画の部屋ではホッとする。

スペインの風景は植物が中央〜北ヨーロッパとは違うけれども、冬になって、紅葉して落ち葉になってからの枝ぶりと冷たい空気の感覚がヨーロッパを感じさせてくれるようになった。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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↑でも書いた「おはなしコンサート」↓
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

ヨーロッパ=スペインへの荷物

12月の末に送った荷物がようやく届き、バルセロナ到着から3週間にして初めて大きい下敷きと紙を広げ(だって大きいのはその荷物に入っていたのだもの)、今日は猛烈に書きました。

スペインへのEMSというのはとかく評判が悪いのですが、
2つ送ったうち、ひとつは2週間前に届き、
もう一つが税関でひっかかってinvoiceを書かされたり手間がかかってました。
が。
関税なしで無事到着。
1ヶ月くらいかかるかもしれないのは覚悟の上で
絶対必要なものだけはどうにかこうにかスーツケースで運んできたので
すごく困ったことにはなってないし、
まあまあの結果でしょうか。
税関はごちゃごちゃ言ったわりには開けてもいないようで
とてもきれいな姿で届きました。
郵便局のおじさんは20kgあるこの荷物を笑顔でエレベーターなしの2階に届けてくれたし。
2回も(同じ人でした)。

VAT(日本の消費税みたいなので、送料まで物品の価格に上乗せして計算されるひどいやつ)は
とられましたけどね。
イチかバチかEMSにしたので怖い金額にはなりませんでした。

さてさて、
ほっとしたのも束の間。
再びトラブル発生。

9日間ほど夫が出張でスイスにいるので時差なく連絡ができていますが、
そのスイスから送ってくれた荷物がとどかなくて大騒ぎ。

私が現在いるところの大家さん(?とでもいっておきます)が受け取りを拒否してペンディング状態とのこと。
FEDEXが言うには 差出人の名前がホテルになっているらしいのです。
夫から荷物が届くことは言ってあったのにおかしいな、と思ったらそういうことでした。
ホテルに送ってくれるよう頼んだら自分のところの名前だけ書いたようで。

そういうことか、と思ったら実はもっとすごくて、
大家さん曰く
「FEDEXは
『ホテルの部屋にあなた(=大家さん)が忘れた荷物です』
と言ったんだもの!」

つくづくヨーロッパに荷物を送るのは大変だ、と思った一コマでした。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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はやっ?!そして おそっ!

あけましておめでとうって書いてから2ヶ月とは。
明日は3月ですものね。
驚きです。
今年から毎週水曜日に昼から一日教室で過ごすということがなくなりました。
これは1997年9月から初めてのことなのです。
生活が変わると慣れるのにすごく時間がかかるたちなのですけれども、今回は違いました。
なんて充実した毎日。
前より忙しく過ごしていますが、おだやかに時間が流れています。
教えることは好きなんだけど、やっぱり時間や色んな関係が長い間すごく悩ましかったから一度自分の世界に集中したかったんです。
今は作品の締め切りに追われる状況もできるかぎり減らして、とにかく気が向いた時に気が向いただけやる時間を楽しみたいなと思っています。

この2ヶ月の唯一の悩みは爪でした。もはや3ヶ月か。
年末のヨーロッパ滞在は寒さとの闘いと同時に乾燥とのたたかい。
何故か今回お肌のトラブルはなかったのですが、爪は毎日ペリペリ指でむいているような状態。
どっかから剥いちゃダメ!って言われそうだけど、放っておくと割れたところがあっちこっちにひっかかって服は傷めるわ、ひっかかって剥けたらもっと怖いむけかたになっちゃう。
タイツはいたりするのも恐怖だものね。
デンセンの頻度はハンパじゃない上、そもそもはくのが大変。
ちょっときついゴムと格闘しただけで爪の方が割れちゃう。
きついジーンズにもやられちゃうよねえ。
ほんとうに爪の意味っていうのはなくならないと気がつかないものだけど、ほとんどの爪の先がやわやわボロボロだと、ビンのふたを開けたくっても指に力が入らないの!
しかも中蓋っていうの?内蓋?あのぴっちり密封のためのプラスチックの蓋。あんなのがあるたびにハサミの出動だもの。
ボタンをつけたりするのだって、最後に糸を留める時にキュキュッと爪で抑えられないから結び目ができないぃ。
こんなに色んなところで困ると思わなかったわよ。
みかん食べろなんてとんでもない!
それなのに夏みかんみたいのがどどーんと溜まっちゃった時にはみんな包丁で処理して、食べるとこがちっちゃくなってました。
あんまり支障が多いので、割れ爪を修正する接着剤みたいのでパウダーつけて爪を分厚く補強してやっとまともな生活が送れるようになったけど、それ自体が何日かするとベリッてむけちゃうんだからうんざりでした。
さすがに普段ネイルケアするような優雅な時間をとってない私も、毎日何回も何回もクリーム塗ってグリグリマッサージして、滅多にあけることのない食器洗い機を毎日まわして水仕事を減らし、よーやく爪らしい見た目が帰ってきました。そんでもまだ指の何本かは二枚爪だけど。
しかも、その間に墨が入ってとれないよ。
ああ、この薄い爪がうらめしい。
こんなのなんにも悩まない人って世の中にいるんだものねえ。
3月はニューヨーク。
せいぜいクリーム塗って大事にしてあげよう。

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あけましておめでとうございます!!2011

今日は初めて狂言を見てきました。
やっぱ日本を知らないと。
野村万斎いい声出してました。
昨年末は11月末から12月末まで1ヶ月ヨーロッパで過ごしました。
海外滞在最長記録第2位!
一ヶ月か。
帰ってきちゃうと夢のような感覚で、
「こないだもさ」
と話すと
「こらこら、それは11月だったでしょ?」
なんてつっこまれるような状態で日本から日本に記憶がつながっていたりします。

今回はアムステルダム、ブルージュ、ゲント、パリ。そしてスイスで17日。
スイス内も北から南から色んなところに行き、たーっくさんの人と会いました。
西洋人と会った密度では過去最高かなあ。
それぞれの方とちゃんとお話したしね。
クリスマスの時期はパーティーも多かったし。

そこではどんだけ?っていうくらい日本について質問攻めでした。
ちゃんと答えられてよかった・・・
特にここ1,2年に読んだ本が役立ってセーフ!と秘かにホッとしていたことも数知れず。
でも、何事も人に教えると自分の頭も整理されるし、何が欠けているかもよくわかる。
今年はさらにさらに日本を勉強したいと思っています。
すでに読みきれていない本が山になって待っているのですが。

充実したヨーロッパ研修??(かんっぜんな個人旅行ですが)の宿題を山ほど抱えて今はどこから手をつけたらよいやら思案しているところですが、早くペースをつかみたいところです。

今年のテーマはずばり「充電」
飛躍の前にじっくりしゃがみこんでためを作りたい。
そんな気分で一年が過ごせたらいいなと思います。

今年もKinkoをよろしくお願い申し上げます。

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