201608052

移動移動の連続からようやく解放されて、
やっと腰を落ち着けられそうになってきました。
さらに少しばかり台所の収納が増えたので、米、みそ、米酢さらには昆布と
日本の食材をどさっと買ってきました。
そして久々に小豆も。
黒ゴマとか小豆はどこにでもあるわけではありませんが、
健康管理に気をつける方々のお店には売っています。
腎臓強化、つまりはスタミナをつけるために毎日食べるようにしていたのが、
カディス(アンダルシアの小さい町)滞在中の3か月は町が小さいだけに
そういう特殊な商品を扱う店がなく、切らしていました。

やっと都会にもどって、店を発見。
黒砂糖とともに買ってきました。砂糖もできればてんさい糖にしたいところだけど
さすがにそこまでは仕方ない。毎日暑いしよしとしよう。

さて、ただいまさっそくゆでていますが・・・

写真にある通り、名前はスペインでも「あずき」です。
ちゃんと複数になってsがついていますが、あずきです。

下には、アレルギーの人用に、日本でいうところの
「ごま、大豆、グルテン、ドライフルーツと同じ工場で作っています」みたいな表記があって、
それから
野菜に添えたり、シリアルと合わせて召し上がれます。
との説明。
う〜ん。
まあ、ありっちゃありか。

さて調理法。
そこには
小豆を洗い、昆布ひとかけらと6−8時間ひたしておきます。
小豆1に対して2の水で45分から60分ゆっくりゆでます。

うそ〜〜〜っ?!

こんなの硬くて臭くて食べらんないじゃん。

マジか。

健康志向のスペイン人はわざわざ高い小豆を買って
こんなまずさを我慢してんのか。

私の小豆、まだまだゆだりません。
こっちの小豆は日本のより皮が硬くて灰汁も強いので
私の場合3回は水を替えてゆでます。
日本でここまでしたら色も風味もなくなっちゃいますが、
1−2回は多めにしとかないととてもとても。

そしてやわらかくなったらたーっぷり砂糖を入れて(もちろん隠し味の塩もね。)
毎日スイーツを我慢せずに健康維持ができる魔法の食材にしあげるのだ!
って、おなじみのあんこですけど。

こちらに来ていろんな国の方々にあんこをふるまいましたが、
この甘い豆、
みんな大好きです。

ちゃんとした作り方、食べ方教えてあげたいよ。

この会社の人、最初に誰に使い方を聞いちゃったんでしょうね?

いや?もしかして私の知らない世界?
砂糖を入れなければ硬くならないから味を気にしなければ食べられるとかいう話?
でも絶対まずいよね。それは間違いないな。実験・・・・やめとこ。もったいないもったいない。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

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