Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

英語

英語は一番になるのか?

前回は「下手な」日本人英語に応援メッセージを書きました。
せっかくだから?続き。

そらあ、偉そうなこと言っても私もずいぶん英語に助けられていますよ。

最近ずいぶんいろいろな人に会う機会が増えてきましたが、運よくというか悪くというか、
建築家さんとかお医者さんとか編集者なんていう方々は英語が堪能だったりするから結局スペイン語が上達しませんし・・・。

どっちがいい?
って聞いてくれるから
「じゃあスペイン語で!」
なんていうと付き合ってくれるんだけど、結局ちょっとつっこんだ説明をしたくなるとギブアップして甘えてしまいます。。。

スペイン語圏の人だけじゃなくて中国人とかルーマニア人とか出会いが広がっていますが、みんな結局自分の国の言葉を話しているときは嬉しそう。
世界中が英語だけ話せば便利、なんていう暴論はこういう景色を知らないから言えることなんだな、って感じています。そういうこと言ってる人たちって本当に日本語を失う覚悟があるんでしょうか。

ところで、
前に住んでいたアパートの上階にアメリカ人が住んでいました。
夏休みになると子供たちが孫を連れてやってきていました。

ある朝、散歩に行こうとすると建物の入り口でその方とお孫さんたちに遭遇。
そのおばあちゃんとはいつも
Hola〜とあいさつをしていたのですが
お孫ちゃんたちはアメリカ生まれのアメリカ育ちなのを知っていたので
Hello!
と声をかけました。

と・こ・ろ・が

無反応。

中学生くらいのお姉ちゃんはちょっと照れながら Hello と返してくれたのですが
まだ5歳くらいの弟くんは無言。

あれ?嫌われちゃった?それとも眠い?
なんて思っていると

「あ、この子、英語わかんないのよ」

えええええええ!

びっくり。
現在マイアミではスペイン語が主に使われていて、アメリカ人までがスペイン語で生活しているんだとか。Helloすらわからないってすごくない?

そして先月。
我が家の倉庫のリフォームに来ていたホンジュラス人の職人さんからも

「家族は今全員マイアミに住んでいるけどスペイン語だから困ってない」
と聞きました。

2000年にマイアミに行った時には英語だったけどなあ。。。ディズニーランドとユニバーサルスタジオの中にばかりいたからっていうだけでもないと思うなあ。その後急速に変わったんですよね。

アメリカの中ですらこんな感じなのに日本人全員がいつまでも英語コンプレックス持つ必要ってあるのかしら?

日本語をもっとちゃんと使える人が増えたほうがいいと思うけど。

私はもう少し中国語ができるようになりたいなあ。
スペイン語がましになってからやるとするといつになるんだろう。その頃まで旅を楽しませてくれる「よき中国」が残っているかしら?


【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
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東海新幹線の英語アナウンスあっぱれ!

先日も書いた通り現在のステイタスでは国外に出る日数が限られているため
またもや弾丸帰国からの帰国。

帰国からの帰国って・・・

どっちがどっち!
(クッキーなのグロッキーなの???・・・何人わかるかな?)

ひっさしぶりに新幹線に乗りましたが、社内アナウンスの英語が変わってた〜。

前の不思議な、でも一応ちゃんとした?英語は確かクロード・チアリのお嬢さんだったんですよね。

現在は車掌さんのライブです。
しかもこってこてのジャパニーズな英語。

つまり、下手です。

「え?なに今の?」って夫の顔を見てしまったほどです。

すると夫
「そーなんだよ。最近JR開き直っちゃってさあ、変にうまくしゃべろうっての放棄しちゃったんだよ」

ここまでの私たちのやりとりをこうしてお見せすると
まるで
へたくそを悪く言っているように見えるかもしれませんが

逆です!

私たち、この方針に大賛成なんです。

だってさあ。
日本なんだし。
なまったアメリカ人のねちゃねちゃ英語だとか
フランス人の英語やインド人の英語なんかよりはるかに聞きやすい。

何言ってんだかわかれば用は済むんだからいいじゃない。
外国人観光客だってこの方がうれしいと思うの。
せっかく日本に来ているんだもの。

少なくとも私は国際線や外国の長距離列車なんかで聞く土地土地の訛りたっぷりの英語アナウンスにはほっこりさせられています。

日本人が話せば日本訛りになる。

当たり前じゃん。

それにライブなのがいいです。

昔の社内アナウンス好きだったなあ
車掌さんの個性があって。
鉄道少年がみんなマネしちゃってましたよねえ、中川家みたいに。

だんぜん今の新幹線のアナウンスのほうが好き。

一時期みたいに新幹線に頻繁に乗ることはできないけど、次が楽しみになりました。

あれを聞いて
「まったく日本人はいつまでたっても英語がうまくならなくて」
なんていう野暮な人がまだいるのかな。
いるかもしれないけど
負けずに貫いてくださいJRのみなさん!


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日本人の英語が下手なんじゃなーい!

以前に英語が世界の標準語みたいに扱われていることについてソフトとしての輸出っていう話をしました。
こんなのは私しか知らない新情報でもなんでもなくて
現代は言葉によって植民地化されている
なんていう意見もけっこう目にします。

たまたま英語が広まったんじゃありません。
語学学校が儲けているっていうだけの話でもありません。

情報操作になっちゃってます。

だって日本人が得る海外情報ってほとんどアメリカ経由でしょ?
だって英語しかわかんないんだもん。

それってアメリカが興味を持っていること
アメリカが考えていること
アメリカが知ってほしいこと
アメリカが・・・・・・・・・・・・

っていう情報です。

それは海外のほんの一部の情報であってそのものではない。

たった一回短い海外旅行をしただけだって

「あれ?聞いてたのと違うな」

って思うじゃないですか?思わない人いるのかな。

まして今こ〜〜〜〜〜〜〜んなにたくさんの日本人が海外に住んでいる。
その人たちから話を聞こうと思えば、もっと正確な且つ日本人に必要な情報が手に入るというのにマスコミも国も直接情報を集めようとしていない。
不思議で仕方がありません。

住んでる人がもっと発信すりゃいいじゃん。
という声もあるかもしれませんが、長く海外に住んでしまうと、

「まさかこんなことくらい今の世の中なら日本にいたって知ってるっしょ」

と感じてしまうところもあるし自分が困っているわけではないからわざわざ発信する必要が生まれません。

私自身が海外通だなんて思っていませんよ、ちっとも。
ほんのちょっと旅行の経験があってほんのちょっと住んだことがあるだけで
今いるところについてもわからないことばかりです。

それでも英米発信以外の本や記事に触れることで

あ〜こういうのは日本では見ることができないなあ。

と思うことが毎日のようにあるのです。

どんなに自分が世界を知らないか思い知らされているんです。

よかったな、楽しいな。
と思う反面、これを知らなかったかもしれないのか。怖い。とも。

いまだに日本人は英語コンプレックスを持って、というか持たされていますが
そろそろ疑問を持ちませんか?

全員英語を使いこなせる必要なんてありません。

もちろん身に着けたい人が頑張ることに水を差す気はありません。

問題は「英語コンプレックス」です。

日本人は英語が下手だと思い込まされすぎています。

そう。
思い込まされている。

だって、日本の教育やメディアってすごいですよ。
どんな田舎にいったって、80歳90歳のおばあちゃんだって、日本全国
サンキュー。
イエース。
なんて解説なしに冗談でいい合えるじゃないですか。
いくら文法がボロボロでも道を聞かれれば右とか左とかGo!とか言える。
ものすごい普及と浸透です。

それなのにいつまでたってもテレビに出てくるアメリカ人や外国通は
日本の問題は英語教育です。
もっと個性を。
もっと楽しく。

なんて言い続けています。

これって「誰かに言わされてない?」

もはやそう感じるようになりました。

日本に行ったことのある外国人にずいぶん会うことが増えましたが、英語が通じないと文句を言われたことはありません。むしろ、東京の真ん中しか体験しなかった人などは
あまりにも立派な英語ばかり返ってくるので驚いた。
と敬意を表されたことまであります。

私自身の実感としても
20年前に某有名英会話学校の講師をちょっとの間やった時のこと。
大学に教えに行ったら、当時の若者たちが自分たちの大学時代よりもはるかに、
少なくとも聞く話すについては力があって発音もよかったのに驚きました。
20年前ですよ!

日本人にだっていろいろな人がいる。
勉強?きら〜い。
っていう日本語ですらブロークンな人に話しかけて
ボロボロな英語が返って来たとしたって、それは英語の問題ではありません。

今日本のテレビを見る機会はすごく少ない私ですが、たまに何かを見るときに
いまだに「日本の英語教育は」って判を押したようなコメントを見ることがあって情けなくなってきます。

ついでにいうと英語の他にフランス語と中国語とスペイン語のクラスレッスンを受けたことがありますが、日本の学校の英語の授業のほうが劣っていると感じたことはありません。

ここまで来ると、繰り返しますが「誰か」がみんなに英語コンプレックスを植え付けようとしている。
もっと英語に集中させようとしている。
そんな気分になります。
英語を勉強する段階ですでに英語の文章や映画ばっかり見るわけだもの。

みんな!乗っかるなー!!!

その外側にも世界があることを忘れないで!

外のことまで考えるのは大変だとしてもせめてもっと日本の中のことを自分の目で見よう!

ちょっとカッカしちゃいましたね。
ふううう。クールダウン。

疲れたからチョコ食べて〜
まだ残っている積読を消化しようっと。
疲れちゃったから専門書はしばらく置いといて文学とまいろう。
今あるのはイタリアのとフランスのとアルゼンチンの。どれにしようかなあ。

もちろん翻訳の日本語で鑑賞よ!

そう。日本にはたくさん翻訳者の方がいらっしゃるのです。ありがたや!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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Duolingo(デュオリンゴ)に翻弄されている毎日

先日ドバっと単元が増えてやる気をなくしたDuolingo(デュオリンゴ)。
やる気はなくなったけどとにもかくにも何かはやらねば力がつかないので
うんざりしながら続けています。

今回の改訂(改悪!)で何がうんざりするかといえば
初歩のレベルの単元がものすごく増えたので今さらな問題を延々とやらされることが一つ。
一応スキップするテストはあるけれども、単元ごとスキップできる制度はなく、
レベル0からレベル5まであるうちの
レベル0からレベル1にあがるテスト、
レベル1からレベル2に上がるテスト・・・
と、ひとつずつクリアしないといけないので
それぞれ20問あるとすると100問正解しないとレベル5にならない。
これってスキップのレベルじゃないでしょ?
しかもレベルが区切られてはいるけど、出てくる問題のレベルもバリエーションもほぼ一緒なんだから。。。飽きる。

しかも
初歩のレッスンアプリだというのに
設問の答えがぶれまくっている。

今までも正解と認められる解答には癖がありました。
あんまりいい例文じゃないな、いい解答例じゃないな、と思いながらもとりあえずはDuolingo(デュオリンゴ)の癖に合わせて進んできたのだけれど、
今回の改悪では癖どころか対応不能なレベル。

自然な訳を心掛けたと言い訳されそうなスペイン語と英語の対訳のズレではあるけれども
時制や語順がめちゃくちゃでどう回答していいかわからない。

そこに法則があればなんとかなります。
ところが問題によって同じ単語の訳が違っている。
特に動詞は時制もからむからもう大変。
たとえば sing だとすると
問題によって「歌います」だったり「歌っています」だったり「歌うでしょう」だったり。

スペイン語から英語にするとき × だった文章が
英語からスペイン語にするときの問題文になっていたりする。

だからわかりきったレベルの単元でも間違いが続き(本当は間違っていないのに)
どよ〜んとした時間が流れる。

加えて南米でしか使われない単語が増えまくってすごい基礎単語のレベルのはずが全然わからなかったり。ものによっては辞書にないものまで。

あ〜あ〜
これが例えば学校で指定されたドリルだったりしたら
次の日通学路や休み時間に
「あれないよね〜」
「やんなっちゃうね〜」
なんてみんなでブーブー言って救われたりするんだろうけど。
(そもそもそんな教材を提供する先生がいたら問題ですけどね)

今の私のストレスはどこへぶつけたらいいんでしょう?

一応はここの解答はこうでは?って送るとしば〜らくしてから
その答え、採用しました。
って連絡がくるDuolingoですが、
すべてに対応されるわけでもないし、
今回はおかしい問題が多すぎていつ反映されるかわからない・・・

ストレスだーーーーーーー。

というわけで、このブログを読んでいるひとのほとんどの人がわけわからないであろう愚痴を吐き出してみました・・・

Duolingo(デュオリンゴ)体験記、独学で使ったテキスト、読み物、動画など随時追加しています。よろしければカテゴリー「スペイン語」をご覧ください

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外国人と暮らす(5)英語とアメリカ人

なんか英語とか国際語とか熱く語っちゃったけどぉ。。。。。

なんでかって言ったら、悔しい思いもいっぱいしたってことさ!!!

英語ネイティブには腹の立つこと多かったしね。

あああああ・・・ダメ子出現・・・でも吐き出させて〜〜


アメリカ人
スコットランド人
英語圏のカナダ人    
同居人では計6人ね。関係者ではもっといっぱい。
とにかく奴らは多いんだ。

スペイン全体からいうと英語を話す人はとても少ない。
もちろん世界全体でも。

でも、「国際」と名のつくところに彼らはいっぱいいる。

なんでかって?

英語使えるからさ。
観光地にも多いよね。

英語輸出戦略大当たり。

そこは賢かったよ。彼らはすごいビジネスを考えたよね。
ソフトを産業にして。
多くの人が誤解しているけど、今、英語が国際語的に使われているのは英語が優れた言語だからじゃないんだ。
イギリスがしかけたんだよ。

そのせいで、世界中どこにでも英語ネイティブが闊歩してる。
まあいいですよ。私だって外人の立場でいろんなところ行くから。

問題は彼らの横柄さ。その他もろもろ。

日本でもスペインでも英語メニューがないと怒る。
店員が英語を話さないとバカにした態度をとる。
おかしいでしょ!
勝手に他人の国に来てるくせに。

私もバカにされた。
頭悪くて私が言ってることわかんないくせに、
「Sachiyoは英語が苦手だからかわいそうに」
ときたもんだ。


あのォ。
この場にいる他の国の人たちみんなわかってますけど。何か?

そう。ここで感じるのはレベルの差なんだ。
人としての。

英語ネイティブは言葉の壁がないし、文書の作り方とかも自分たちのルールだからハードルが低いんだよね。同じ場に立つための。
だってパソコンひとつとったってアメリカさんの用語ばっかじゃない。
PCそのものがアメリカ人の発想なんだから仕様も何もかも使いやすいでしょうよ。そういうとこ苦労してないからプロジェクトのことだけ考えてればいいわけじゃん。アピールは得意だしさ。
だから他の国から来た人たちとは内容のレベルが違うんだよね。
平均的に見ると。


それなのに、常に上から目線。

裸の王様的な。

こういう悪口を書くと必ず、先入観はいけないよ、って釘を刺してくれる人がいるのだけれども、基本的に私はむしろ先入観なく入る方です。
だって、もったいないじゃない?
いい人かもしれないのに最初からドアを閉ざすのは。
それで思いっきり開け放った挙句に裏切られてんのよ。
だからこれは私の経験に基づく統計なの。

もちろんアメリカ人の友達もいます。
立派な人もいます。
でも
立派でない人も同じ土俵に立てちゃってる現状を憂えているんだ。

いろんな国の人に会っていて、同業者に限って言えば総じて英語が堪能です。
自分の専門の実力にプラスして外国語を職業レベルまで習得している人たちです。
そういう人たちは言葉を操るだけではなくて、
たいていは教養も伴っています。
でも、総じて謙虚。
というより「だから」謙虚。

外国語としての英語を話している同業たちの英語はとってもよくわかるし、私の話も聞こうとしてくれる。
間違えても絶対バカにしない。
なぜなら、英語が勝ち負けの基準じゃないから。
英語がうまいかどうかより、お互いの中身に興味があるんだから。

理解しあいたいなら、「相手にわかりやすく話す」ことや「相手の話をわかろうとする」ことは当たり前のことでしょう。
わかってなさそうならゆっくり話すとか、
別の言葉に言い換えるとか。

だから、ハリウッド映画を見ていっぱい汚いスラングを知っていたとしたって、そんなものは使わない。品格の問題もあるけど、それよりアメリカのスラングはあくまでもアメリカ内での流行語であって、みんなの標準語じゃないから。

ところがだ。

英語ネイティブは
わざとやってんじゃねーか?っていうほどわかんない英語を話します。

特にアメリカ人。
周りが外国人ばかりだとむしろいつもより早口になってない?
くらいな。

同じことを説明するのにやたらと言葉数を使って、それを短い時間に押し込めるみたいな話し方。
いっぱいしゃべるよりポイント言ってくんない?
って感じ。

ダラダラしゃべったわりにポイント無しで、聞き損ってことも多い。

発音だって聞き取りにくいのにさ。
とにかく言葉数並べることで競ってるような感じ。
しかも、そろいもそろって、相手の作品とかに興味なしだったな〜。
明日どこのレストラン行く?
とかそんなんばっか。
(そのくせパエリア専門店に行ってサラダとステーキでお腹いっぱいになってパエリア残す。みたいな暴挙。一緒に食べに行ってもちっとも楽しくない。バカ舌だし。)
ま、それはいいとして、相手にわかるように話そう。
っていう発想ゼロ。
想像力がなさすぎて驚くことが多い多い。

相手が外国人の時くらいスラング抜きでABCニュースみたいに発音しようと思わないのかね。せめて。
基本的にアメリカ人は田舎出身者ばっかなんだから君たちの英語がなまってんだぜい!
いばれる英語じゃないっていうんだよ。

な・の・に
わかんない方がバカ。みたいな勝ち誇った態度とっちゃってさ。

いいですか。
他の国のみんなはコミュニケーションとれてんですよ〜!

アメリカ人に集中ついでに
あんたたちどこへ行ってもうるさいんだよー!!!
ほんっとにどんだけ田舎もんなんだ。
レストランだろうが道端だろうが、無駄に大声でしゃべってうるさい。
聞きたくなくても聞こえてくる話は恐ろしく内容なくてつまんないし。
品がなくて周りの空気変えちゃうしね。
ほんと環境汚染レベル。
これについては私個人の感想というより、
アメリカ人以外とは盛り上がれるレベルの世界の共通認識です。

他の国の英語ネイティブは声の大きさは人それぞれだったけど、
自己中な点では共通してた・・・

ルール違反はそろって英語ネイティブだった。
ここはスペイン。
でも、スペイン語がわからない人のために英語で注意書きがしてあったり、
レジデンスからの説明や指示もみんな英語。
ほぼ彼らのために。

それなのに!

英語ネイティブに限って読んでない。
じゃあ英訳いらないじゃん。
他の国の人はググってでもわかろうとするからさ。
くらいなレベル。

しかもしかも、台所とか汚す!
夜更かしして五月蠅い。
あああああ。きりがない。。。。。。。

すっかり悪口全開になっちゃったけど、
これが英語ネイティブの現実、ある意味。

英語の上達に励む人を止めたりはしないし、
もっともっと優秀な日本人が世界で戦えるようになったらいいと思うけど、
心の準備のお手伝いになればと思います。
英語の勉強をすることと
アメリカ人に染まることは違うからね。

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「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

外国人と暮らす(4)国際語って2

そう、ここでタイトルに戻るけど、

国際語って英語じゃないです。

英語はひとつの道具だけれども、それを持っていても何でもできる道具じゃありません。

和歌の訳の時にも少し書きましたが、英語はできるのに、本人の経験不足で意味がわからなくて適切な表現が浮かばない、ということだってあるんです。
英語の特性で訳せなかった、みたいなことを書きましたけれども、
たーーーーくさんの英語話者にあたってみれば、マシな訳も出てくるだろうし、実はピンポイントの単語が存在するのかもしれない。

でも、それは英語を使う人が、もとの言葉をきっちり理解できないことには始まらない話なんです。

訳の例をあげると「インクの魔法」のスペイン語訳をしてくれた男の子も、何か所か誤訳をしました。
翻訳力はかなり高いセミプロなんだけど。

その誤訳を指摘してくれたのはアダルト〜なお姉さま。

誤訳を指摘されても彼は最後まで理解できなかった。

つまり、訳する技術の問題ではなくて、
大人の男女の心の機微がまだ理解できてないっていう話だったんです。
もう26歳なんだけど・・・


恋愛経験に限らないですよね。

先日も、賃貸契約書の一部が理解できなかったので、コピー屋さんでプリントして、コピー屋さん(英語が上手なおじさん)にちょっと教えて。ってお願いしたところ、ちょうど私の前にいた「私英語できます」っていう女の子が「どれどれ」と目を通した後ヒステリックに叫びだしました。
「こういう法律のことは弁護士に聞くべきよ!弁護士に聞きなさい弁護士!」

うそ〜。たった数行のために弁護士に何万も払うんかい〜。
はっきし言ってGoogleの珍妙な訳でもだいたいのことはわかってんだぜ、私にだって。

その後、手のあいたコピー屋さんに見せると、
「ああ、ちょっとした法律用語があって君にはわかりにくいと思うけど、一般的な契約書だから心配ないよ。『・・・・・・』って感じのこと言ってる。不法滞在とかしなければなんも関係ない話」

とのこと。
念のため契約当日に大家さんのお嬢さんにも聞いてみると、やはりいたってシンプルな内容でした。
「英語できます」ちゃんは契約書っていうものに触れた経験がなかったので専門用語に過剰反応ってだけのことだったんです。

英語ができるくせに意味がわかんない人の話が続きましたが
逆もしかり。

たとえば、ミュージシャン同士だったら言葉がわからなくてもセッションできちゃうし、スポーツ選手たちが海外で一緒にプレーできちゃうのも、語学以前にルールを知ってるからです。

私の場合にしても、もし私の英語が今より数段うまくても
「ピカソって誰?」
なんて感じだったらおしまいじゃん?もう同業者に相手にされません。

逆に価値がわかる者同士なら、ちょっとくらい拙いいいまわしでも共感しあえるわけです。

国際語っていうのは「教養」なんだ!!

あるいは、そんな専門分野の話じゃなくたって、
こないだ私が鍵があけられなくて締め出された時にはスペイン語しかわからない人たちに助けてもらいました。
その人たちの人柄。人間力のおかげです。

だからねえ。
英語の授業時間増やすくらいなら、

箸がちゃんと持てる子を増やしましょう。

きれいな日本語を話せる子を増やしましょう。

いっくら英語が話せたって、そんなことすらできない日本人には値打ちを感じてもらえないんです。

英語話せる「だけ」の人なんて世界中にごろごろいるんだから。

で、まずは人として受け入れてもらえた上で、共通の話題で盛り上がる。

この順番じゃないんですか?

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外国人と暮らす(3)国際語って

ここまでなんで私が外国人と暮らしたの?って???な人も多いと思いますので説明しますと・・・

あんまり知られていませんが、アーティストインレジデンスっていうのが世界各地にあるんです。奨学金付で、制作、滞在費などすべてサポートしたうえ、デビューのきっかけまで、っていうファーストクラスのものから、滞在を希望しさえすれば有料で、アパートみたいな感覚で住まわせてあげるよっていうのまで様々なんですが、多くの場合、同時期に各国から芸術家が集まって、シェアハウスみたいな共同生活をして、刺激しあいながら創作活動をする。
っていう場所です。

そこで今年5月まで私が生活を共にしたアーティストは入れ替わり立ち替わり

イタリア、アメリカ、カナダ、モロッコ、ウガンダ、スペイン、パレスティナ、トルコ、スーダン、シンガポール
10か国。13名。 

コラボしたのは現地に住んでいるルーマニア、メキシコ、スペイン人
私と同じ視覚芸術のほかに、建築、写真、音楽、パフォーマンス、文学と専門は様々。

作品鑑賞、あるいはワークショップに参加してくれた形で、上記のほかに
中国、台湾、フランス、チリ、ブラジル、エクアドルなどの人たちと出会いました。
普通に日本で生活していると一生会えそうにない国の人たちもたくさん。

だからせっかくスペインに初めて来て、初めて生活できるというのに、
英語ばっか使っててスペイン語はまったく上達してない。

でも、考えてみてください。

これだけいろいろな国の人たちが来ていたけど、自分の国の土着の言語を使っていない人ってメキシコ人とカナダ人だけなんだよ。
他の国の人はみんな自国語の他に英語を使っているんです。
英語ネイティブは少数派なんです。いくら国際語運動していたってさ、
スペイン語圏と中国語圏たしたら足元にも及ばない数の人しか使ってない言語なわけです。

ここ、忘れてる人多くないですか?

なんか、小学生から英語必修とか聞いてるとさ、
時代錯誤を感じちゃうんですよ。まだ言う?って。
だって、日本国内では日本語があれば十分な上、
世界では日本語を学んでいる人がどんどん増えています。
彼らは私たちと会ったらむしろ日本語を話したいのです。

それに、今では海外旅行だって、英語が通じない国にも簡単に行けちゃいます。むしろそういうところに行く人が増えて、この狂乱がおかしいって気づいてほしい。
だからといって、すべての国の言葉を覚える必要ないですよね。
旅行レベルなら、ジェスチャーだけだって大抵のことは通じるでしょ?
人間が根本的に必要としていることはどこの国の人だって同じ。

食べる。寝る。トイレ。

これができれば生きていられるわけ。とりあえず。
この「概念」を持たない「人間」ってあり得ます?
値段は数字かけば会話になるし、
駅や空港だって名前さえ書けばタクシーが連れてってくれます。
もうちょーっと複雑なことでも、ケータイでググるなり、指差し○○語の本使うなりで、なんとかなるじゃないですか。
そういう意味で、1週間程度の旅行をするだけのために国民全員が英語を修得する必要ないんですよ。
翻訳の機械だってどんどん良くなっちゃうんだから。

確かに前回書いたように文学を機械で訳すことはできません。
人間がやっても難しいものです。
だから芸術なんです。
だけど、それを国民全員ができる必要ないでしょう?

プロとして英語を使うには楽しいだけの英語じゃ話になりません。論文読み書きしたりビジネス文書やり取りできなきゃ意味ないんです。
その文書の文法がめちゃくちゃだったら信用してもらえないし。
だから学校はその入口を示さないといけないと思うんです。どの子が将来そういう本物を必要とするかわからないのだから。
だけど、必要がないとわかった人は深める必要はない。今までと一緒。

楽しく英語!とか話せる英語!
とか浮かれて規制の教育を批判している人がたくさんいるけど、
よく見れば、批判してる人って自分が苦手だった人じゃないのかな?
規制の教育で十分身に付けてしまった人なんていくらでもいるんです。
少なくとも私はたくさん会ってきました。
あんたネイティブか?なんでそこまでわかんねん?みたいな同級生ゴロゴロいました。

英語に限らず、苦手な人はどの教科でもいるじゃないですか。
なんで英語だけ騒ぐんだろうな、と思うんです。

英語が苦手でも、韓国語なら得意かもしれない。
同じ時間と労力を、他の言語なり、あるいは専門に向けた方が実り多くないですか?
(つづく)

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外国人と暮らす(2)英語の話

なんだかいまだに国際人=英語。
外国=アメリカ

って思ってますよね。日本人って。
いまだに、というよりも、より一層アメリカにむいちゃってるみたい。
ヒップホップ必修とかも含めて。

確かにいろんなところで英語を共通語としていろんな国の人と話せるのは便利ではある。「説明する」という機能性にはまあ優れている言語とも。

でも、それはあくまでも、手順を説明したり、ざっくり理解するには便利というだけにすぎません。どう考えても情緒面では物足りない言語だと痛感します。

中国語とスペイン語をかじっていますが、こみいったことはまだまだなレベルです。でも、彼らの話す音が耳に心地よいし、人柄にも影響している気がします。人柄が言葉になってる、が本当なのかもしれません。
フランス語圏の人やイタリア人とも同居しましたが、それぞれの言葉に魅力を感じています。
言葉は文化そのものだなあ、ともしみじみ感じます。

バルセロナでは、ある回の書のワークショップで和歌を書きました。
参加者はスペイン人とフランス人。
書く前にまず、和歌の内容を説明しなくてはなりません。
字も知らない初心者に31文字も書く大仕事をさせるモチベーションとしても、しっかり世界観を伝える必要があります。

いくら相手がスペイン人とフランス人でも、私が話せない以上仕方がないので英語メインのレッスンです。私が指導するのを知っていて参加希望した人たちなので、英語はわかる人たち主体なのですけれども、和歌の訳をするとなったら別次元です。だって現代日本語にだって完全には訳せないんだから。
それで、準備の時に、滞在中だったスコットランド人に相談したのです。
・・・が

火のように燃えたぎる恋心。
とか、
絶え間なく流れる水のような静かでも確かな愛
とか
そういう恋心を訳す単語は「う〜ん。ない!」
って言われちゃった・・・
強いて言うなら
I fell in love deeply.とか?とぬかす。
アホか。

これは英語そのものの問題ではなく、彼女という人間の経験不足から来るだけかもしれない。
彼女が来る前に滞在していたアメリカ人小説家ならもう少しはマシなことを言ったかもしれない。
でも、彼に俳句の訳を校正してもらった時も、
ああそうやっていうのか英語では〜。と英語の勉強にはなったけど、文学的な魅力は消えちゃうのね〜。状況説明だけで美しくもなんともない!
と拍子抜けしていたんだよね。

だから、まあ完璧な訳はできないけどしょうがないか。
イメージだけわかるように外側から説明していこう。
と、平安の姫様たちの絵巻の画像を見せながら、その時代の恋愛模様。
文字の、そして和歌の果たした役割。
っていうのを説明して、
いざ、本日作品化に挑戦する和歌の解説へ・・・

そ・し・た・ら〜

まあ簡単だったの。
ラテンのご婦人たちにはバッチリ伝わっちゃったのです。
で、みんな「あーーー英語では言えませんねえ。でも。私たちはわかります。フランス語でもいいますよ。炎のような思いとか。」
スペイン人たちもamorの話題にのりのり。

さすがラテン系。
感情の機微がわかるわかる。で、彼女たちの言葉で言われると、文法がわからない私にも「愛の言葉」の情感が伝わってくるんだな。ロマンチックでした。

で、ここまでコケにすると英語好きの方々は
シェークスピアを知らないのか!
って怒り出すと思います。
そりゃあ、私も津田塾なんで〜。
原語にも触れましたけどぉ。

そりゃまあ哲学的な部分とか、お話のぐいぐいひっぱる感じとか、
評価するところはたくさんあると思いますよ。
でもねえ。
今考えてみるとォ。
明治の先人の訳が素晴らしかったんじゃないのかなあ、と思うんです。
日本人がこれほどまでにシェークスピア文学を評価するようになったのには。
美しい訳だったんですよ。訳自体が芸術だった時代。

すんごい有名なセリフとかも英語の原文を知ると
さっぱりしてんな〜。
って思いません?
まあ昔ながらの正統派のイギリス英語の響きは確かに美しいから、我々が学校英語から想像する音よりははるかに美しかったんでしょうけどね、もともと。でも、シェークスピアみたいな古典的ないいまわし、現代英語ネイティブは使わないじゃん。

ましてや英語を話す人が世界中で増えると同時に下卑た現代アメリカ英語が広がっていくでしょう。
勉強と称してアメリカのテレビや映画を見る人が増えるし。
ほんっと残念だよ。
ま、アメリカ人の悪口はまた今度。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

電話苦手

メキシコのギャラリーオーナーから電話がありました。
時差があるから時間を決めてあったので、頭すっきりさせて待ってたんだけど・・・

はあ〜っ

電話で話すのって難しい。

あちらの声が大きくてわれてしまって聞こえないところがある上、衛生中継みたいな時間差があって、次のことを話し始めたらさっきの言葉にリアクションがあったりしてすごく難しかった。
返事がないから聞こえないのかと思ってもう一回言っていたら突然返事があったりして。
かと思うと妙な間があいちゃったりして。
長く英語を勉強してきたとはいえ、電話は圧倒的に経験不足。
うー。
どうしようもなくレベルの低い会話をしてしまった。

うー。
パフォーマンスの内容が全然つめられなかったぁ。

ひとつだけ収穫があるとすれば、この個展及びパフォーマンスが現実だっていう実感ができたことかな。
ひとつだけど大きいね。

前に進もう。

スペイン語もがんばるぞー。

書道家 金子祥代 http://www.kinkochan.com/
長年個展で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中
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