NHKの少年ドラマシリーズで、「赤い月」っていうのがあって、話は全然記憶にないのに、その不気味な雰囲気だけが妙に印象に残っています。

月って、たまにすごい大きかったり、赤かったりする時がありますよね。そうするとなんだか吸い込まれそうに感じます。でもどうしても見入ってしまう。そして、やっぱり「赤い月」を思いだすんですよね。

このごろ旅行や風邪で夜のウォーキングを休んでいたので、すっかり月を見ることがありませんでした。台風も多かったし。
雲峰山や泰山で月を見ることができたら美しかっただろうなあ。やっぱり、月には「きれい」より「美しい」が似合います。そろそろ虫の声を聞きながら、月とお散歩始めよう。早く美しい月に会いたいなあ。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中