見ました見ましたThis is it!見たいなあと思いながらちょうどいい時間がなくて今頃になっちゃいましたがばっちり映画館の大スクリーンで見たよぉ。
一言で言ったら、よかった。
マイケルジャクソンは知ってはいても魅力がいまいちわかってなかった。
なんか日本ではものまねとかでちゃかされてるほうを目にする方が多かったし、ファンと言う人に会ったこともなくて、アメリカでホームステイしていたときにテレビでマイケルのステージが始まったらホストマザーが走ってきて「マイケール」と叫びながらかぶりついていたのがカルチャーショック・・・みたいな。そのホストマザーの友達の子供9歳がはまっていたのがマイケルのまねで、それは日本のものまねがただ「フー!」とか言ってるのとは違って本格的なダンスだったのも驚きでした。なのに当時そんな姿を見ても私にはピンとくるものがなかったのよね。幼かったというか。
This is it!は遅ればせながらマイケルの魅力をつきつけてくれました。リハとは思えない完成度。プロなら当たり前とはいえ、実際にまったく音をはずさないのも当たり前じゃないよね〜。リハだから音だけに集中しているわけでもないし本気で発声していないのだし。そしてダンサーさんもバンドさんもそれぞれどっか休憩があるのに、ほとんどでずっぱりでありながらきっちり踊っている50歳。並みの人間じゃなーい。本当に生きているうちにもっと味わいたかったです。スタッフと話し合いを重ねている姿もどちらも真摯で人としてのお手本のようでした。
This is it!ができた時、なんでも商売にすんだなあ、という批判も聞きました。中にはそれだけの関わりの人もいるかもしれません。でもね!作るべきだったと思う。それは亡くなったマイケルの思い出や追悼という意味ではなく、これからの輝かしい未来を持つ、このロンドン公演に出るはずだったダンサーや若きギタリストetcのために。映画中スタッフのせりふで「MJのステージはすべて最高じゃなきゃいけないんだ」という言葉がありますが、その言葉の通り、ものすごいハイレベルの人たちが難関をパスして、その上で情熱を傾けて長い間レッスンをしたのです。彼らの努力や可能性をなかったことにしてはいけない。本当に彼らの姿が世界に発信されたことはよかったと思いました。すごいんだもの。
とにかくお勧めです。是非是非大きい画面で見てください。


書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年培った書の古典をベースに現代に通じるアートの世界を展開中