スペイン語多読600万語ついに達成!!!!
'El si de las ninas'
Leandro Fernandez de Moratinによる戯曲。初演はマドリッドで1806年1月。大ヒットしたお芝居だそう。59歳の紳士と婚約させられてしまった16歳の少女フランシスカ。でも彼女には同世代の恋人がいて。。。
スペインの古典文学。
去年読んだチリの'Bluebells' の中で、だれでもが知っている体で引用されていたので気になって読んでみました。
夏目漱石や芥川龍之介が読み継がれているように、スペイン語圏の子供たちが代々読んでいる作品のようです。
装丁も子供向けで字が大きくて読みやすい。我々スペイン語学習者にもぴったり。
・Manolito Gafotas 5巻 'Manolito on the road'
短編集から脱皮?
全3話のみの異色作。でも一番読みやすいです。子供たちのごたごた話ではなく家族内の話中心。トラック運転手であるパパさんの仕事に同行するManolito。スペイン語学習の大人にはばっちい下ネタが多すぎる3巻4巻は飛ばしてこちらをおすすめ。
ジャパンウィークで着物quimonoを買う話なんかも出てくる嬉しい巻。
そして、いよいよ600万語達成はアガサ・レーズン!
・Agatha Raisin y la turista impertinente (シリーズ第6巻)
ジェームズを追ってキプロス島へ。素敵なビーチにエキゾチックな建造物に・・・
ロマンチックな舞台はそろっているのに、アガサの気持ちは沈んだまま。
共感しちゃってつらくなっちゃいましたが、やっぱり最後まで読むのを止められない!
・Agatha Raisin y el manantial de la muerte(シリーズ第7巻)
2月に出たばかりの新刊!
Cotswoldsに戻ってきました。私までホッとしちゃうのはなぜでしょう?
前巻に引き続きモテモテのアガサ。
エステに通ってクリーム塗って、年下とのアバンチュールは大変!
でも、ジェームズとの今後は???
初めてアガサ・レーズンに触れてから1年ちょっと。
最初は本当に大変だったなあ。
多読の目標をかかげて根性で読み切っていました。
今でも辞書は要ります。
でも辞書を引く回数は格段に減りました。
今は根性不要。
これは本を読む多読のおかげだけではないですが・・・。
2年前はまだ、スペイン語多読200万語を超えたばかり。大人向けの本に挑戦し始めたところでした。
同じ頃、まだパンデミック中ながら人と会う機会を増やしましたが、とても会話が盛り上がるどころではなく、「もの静かな日本人」のまま日が過ぎました。
指示や連絡事項を聞き取るだけでもへとへと。
アガサ・レーズンを読み始めた1年前くらいの頃もまだまだ。。。
でも、その後、ただその場にいるだけではなく、個々に話さなければいけない場面がダーッと訪れました。
合唱団の業務連絡およびメンバーのグループチャットで怒涛のように流れてくるスペイン語に目を通さなくてはならなくなりました。
さらには、仕事面でもスペイン語でのやり取りの場ができました。
そういう文書の語数を足したら多読としては何万語上乗せになるかな?
返事をしなくてはいけないこともあるので、DEEP L翻訳を駆使していますが、少しずつ翻訳機を介さずに読んだり、自力で作文することが増えてきました。
しゃべらなくてはいけない時は、相変わらず時制も人称もブロークンなままですが、少しは複雑なことも説明できるようになってきました。
資格が目的ではなくOJT(On the job training)の状態なので、理解するにも伝えるにもとにかく必要なのは語彙力!
これからも多読で力をつけていくのが私には必要な道かなと思っています。
アガサ・レーズン何巻目になったら辞書を持たずに電車で読めるかな〜。
【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/
'El si de las ninas'
Leandro Fernandez de Moratinによる戯曲。初演はマドリッドで1806年1月。大ヒットしたお芝居だそう。59歳の紳士と婚約させられてしまった16歳の少女フランシスカ。でも彼女には同世代の恋人がいて。。。
スペインの古典文学。
去年読んだチリの'Bluebells' の中で、だれでもが知っている体で引用されていたので気になって読んでみました。
夏目漱石や芥川龍之介が読み継がれているように、スペイン語圏の子供たちが代々読んでいる作品のようです。
装丁も子供向けで字が大きくて読みやすい。我々スペイン語学習者にもぴったり。
・Manolito Gafotas 5巻 'Manolito on the road'
短編集から脱皮?
全3話のみの異色作。でも一番読みやすいです。子供たちのごたごた話ではなく家族内の話中心。トラック運転手であるパパさんの仕事に同行するManolito。スペイン語学習の大人にはばっちい下ネタが多すぎる3巻4巻は飛ばしてこちらをおすすめ。
ジャパンウィークで着物quimonoを買う話なんかも出てくる嬉しい巻。
そして、いよいよ600万語達成はアガサ・レーズン!
・Agatha Raisin y la turista impertinente (シリーズ第6巻)
ジェームズを追ってキプロス島へ。素敵なビーチにエキゾチックな建造物に・・・
ロマンチックな舞台はそろっているのに、アガサの気持ちは沈んだまま。
共感しちゃってつらくなっちゃいましたが、やっぱり最後まで読むのを止められない!
・Agatha Raisin y el manantial de la muerte(シリーズ第7巻)
2月に出たばかりの新刊!
Cotswoldsに戻ってきました。私までホッとしちゃうのはなぜでしょう?
前巻に引き続きモテモテのアガサ。
エステに通ってクリーム塗って、年下とのアバンチュールは大変!
でも、ジェームズとの今後は???
初めてアガサ・レーズンに触れてから1年ちょっと。
最初は本当に大変だったなあ。
多読の目標をかかげて根性で読み切っていました。
今でも辞書は要ります。
でも辞書を引く回数は格段に減りました。
今は根性不要。
これは本を読む多読のおかげだけではないですが・・・。
2年前はまだ、スペイン語多読200万語を超えたばかり。大人向けの本に挑戦し始めたところでした。
同じ頃、まだパンデミック中ながら人と会う機会を増やしましたが、とても会話が盛り上がるどころではなく、「もの静かな日本人」のまま日が過ぎました。
指示や連絡事項を聞き取るだけでもへとへと。
アガサ・レーズンを読み始めた1年前くらいの頃もまだまだ。。。
でも、その後、ただその場にいるだけではなく、個々に話さなければいけない場面がダーッと訪れました。
合唱団の業務連絡およびメンバーのグループチャットで怒涛のように流れてくるスペイン語に目を通さなくてはならなくなりました。
さらには、仕事面でもスペイン語でのやり取りの場ができました。
そういう文書の語数を足したら多読としては何万語上乗せになるかな?
返事をしなくてはいけないこともあるので、DEEP L翻訳を駆使していますが、少しずつ翻訳機を介さずに読んだり、自力で作文することが増えてきました。
しゃべらなくてはいけない時は、相変わらず時制も人称もブロークンなままですが、少しは複雑なことも説明できるようになってきました。
資格が目的ではなくOJT(On the job training)の状態なので、理解するにも伝えるにもとにかく必要なのは語彙力!
これからも多読で力をつけていくのが私には必要な道かなと思っています。
アガサ・レーズン何巻目になったら辞書を持たずに電車で読めるかな〜。
【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
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