Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2004年08月

女子柔道3つ目の金。上野雅恵すごかったですね。

ただ、柔道を見ているといつも違和感を覚えるのは私だけでしょうか。
青い道着は見慣れてきましたが、時間短縮のために、はだけたまま試合を続けたり、これって「柔の道」からはずれてますよね。

それから、教育的指導。
昨日、上野もワザをしかける姿勢がない、と指導を受けてしまいましたが、あの時は逃げ腰じゃなかったし、間合いをはかっている積極的な時間だったと思います。

この「間」という感覚は、日本にはなくてはならないもので、書画でも、余白というのがとても大切な部分です。全部塗りつぶしてしまう西洋の柔道人には、試合中動かない時間が許せないんですね、きっと。
でも、できることなら、「マテ」とかの日本語だけじゃなくて、柔道が生まれた国のことももっと理解した上で世界に広がっていってほしいなあ、と思います。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

鬼が笑う

HPを見て、私の好きな某社から筆文字素材の依頼がきました。
某社なんて言わなくてもいいですね。
さんざ盛り上がった「天才とバカの境目」の宝島社です。

「酉」の字を書きながら、汗かきながら年賀状っていうのもふ・し・ぎと思ってたのですが、昨日帰ったドイツ人からのお土産は、2005年のカレンダーでした。

もー売ってんの???

いやあ、こんなの作ってる人に「今日は何年のいつだ?」って聞いたら即答できるんでしょうか。会ってみたい。

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ほっ。

ドイツ人とアメリカ人が泊まりに来ていて、テレビを見ていない間に金が増えてるじゃありませんか。
勝つと楽しいなあ。
今回は野村のニュースがヤワラちゃんと同じくらいだし、なんだか嬉しいわ。

ゆうべはそばを中心のディナーでしたが、アメリカ人のラッセルさんが日本は初めてってことで、いろいろ食べさせてみました。
以外だったのは、若者だし、ファーストフードだし好きかなあ、と思ったのに二人ともなんだかんだ2個目を食べなかったのはたこ焼き。
ダメかな??と思ったけど、ウケたのはらっきょうでした。

その後は今年の我が家の一押し!「天才とバカの境目(別冊宝島)」で3時まで盛り上がりました。久々に学生気分で楽しかった。宝島さまさま。

ラッセルさんは初対面で、私のことは「書道の先生」としか知らなかったのですが、部屋に飾っておいた作品をとても気に入ってくれました。出しといてよかった。
もっと根掘り葉掘り聞かれるかと思ってたけど、「すごくいい!!」ってことでタイトルも聞かれなかった。日本人だと、ほぼ必ず興味を持ったことを示すために「何と書いてありますか」と聞かれてしまうけど、素直に好きだ!って感じてもらえるのが一番嬉しいです。やっぱり。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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書に囲まれて

書のこと、日本のこと、真面目なことから始めよう!と思ってたのですが、後ろのテレビ画面に気もそぞろでムリ!!

柔道です。柔道。

8年前、柔ちゃんが気になって夜中にぼんやり見ていた柔道。でも、全然知らなかった小さくて細い男の子がおもしろいように一本勝ちを続けて金メダル。柔道っておもしろい!!と、にわかファンになりました。

その野村が3回目のオリンピック。

表情にはすっかり貫禄が。
何かを極めた人の顔って違うなあ。

あんまり気分が出ずにいたけど、最初に柔道を見せられちゃってまさにオリンピックモードに入っちゃった。
頑張れにっぽん!!

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