Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2020年01月

東海新幹線の英語アナウンスあっぱれ!

先日も書いた通り現在のステイタスでは国外に出る日数が限られているため
またもや弾丸帰国からの帰国。

帰国からの帰国って・・・

どっちがどっち!
(クッキーなのグロッキーなの???・・・何人わかるかな?)

ひっさしぶりに新幹線に乗りましたが、社内アナウンスの英語が変わってた〜。

前の不思議な、でも一応ちゃんとした?英語は確かクロード・チアリのお嬢さんだったんですよね。

現在は車掌さんのライブです。
しかもこってこてのジャパニーズな英語。

つまり、下手です。

「え?なに今の?」って夫の顔を見てしまったほどです。

すると夫
「そーなんだよ。最近JR開き直っちゃってさあ、変にうまくしゃべろうっての放棄しちゃったんだよ」

ここまでの私たちのやりとりをこうしてお見せすると
まるで
へたくそを悪く言っているように見えるかもしれませんが

逆です!

私たち、この方針に大賛成なんです。

だってさあ。
日本なんだし。
なまったアメリカ人のねちゃねちゃ英語だとか
フランス人の英語やインド人の英語なんかよりはるかに聞きやすい。

何言ってんだかわかれば用は済むんだからいいじゃない。
外国人観光客だってこの方がうれしいと思うの。
せっかく日本に来ているんだもの。

少なくとも私は国際線や外国の長距離列車なんかで聞く土地土地の訛りたっぷりの英語アナウンスにはほっこりさせられています。

日本人が話せば日本訛りになる。

当たり前じゃん。

それにライブなのがいいです。

昔の社内アナウンス好きだったなあ
車掌さんの個性があって。
鉄道少年がみんなマネしちゃってましたよねえ、中川家みたいに。

だんぜん今の新幹線のアナウンスのほうが好き。

一時期みたいに新幹線に頻繁に乗ることはできないけど、次が楽しみになりました。

あれを聞いて
「まったく日本人はいつまでたっても英語がうまくならなくて」
なんていう野暮な人がまだいるのかな。
いるかもしれないけど
負けずに貫いてくださいJRのみなさん!


【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
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やった〜!!今度はプエルトリコ

私のフィルムダンス 「天のはごろも〜涙」がプエルトリコの国際フィルムダンスフェスティバルに選ばれました。

プエルトリコ・・・

私はまだ行ったことがないけれど、作品がプエルトリコのみなさんに見ていただけることがうれしいです。

墨の芸術の魅力がこうしてちょっとずつ世界に広がっていきますように。
がんばるぞお。
lawrel - BAYAMON  INTERNATIONAL FILM FESTIVAL - 2020BAYAMON INTERNATIONAL FILM FESTIVAL - 2020
2020年1月29日〜2月2日
85 Calle de Barbosa, Bayamon
00961, Puerto Rico
Casa de la Cultura Benjamin Puebla.
Sede Principal


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テレビ怖い 少年隊夢が残念だったわけ

としちゃんのビッグ発言の件でもちょっと書いたけど
日本のテレビ番組の怖さを再認識。

少年隊が体操に挑戦している昔の映像を発見したの。
オリンピック金メダリスト森末慎二さん指導のもとで少年隊の3人がいろんな宙返りをするもの。

少年隊夢のヒガシプロデュースの回にこの時の映像がチラッと出てきたときには、バック宙は参加しながらも側宙は断ったシーンが放送されて

「この頃から無駄な努力をしない植草」

って編集されちゃっていた。
なんかその後のシーンのかっちゃんの表情に違和感があったりもして
「あれ?何か不自然」
と思いながら見てました。
それでも
バック宙は「ちゃんとできてたじゃん」ってめずらしくヒガシがフォローしてるのに「これおかしい、できるわけないんだから」とキャラを守っていたかっちゃん。

でも元映像では・・・

確かに側宙は「まだ」って断っている。でも代わりに前宙してるんですけど!
側宙より簡単ではあるみたいだけど
こっちも宙返りだよ。手ぇついてないよ。

しかも拒否して逃げるんじゃなくて代わりにこれやりますって言ってるの。
まったく逆の姿勢ではないですか。

そこを少年隊夢では完全カット。
テレビ怖いぃ。

私が感じた違和感も元の映像を見たら理由がわかりました。つながりのない表情を無理につなげてる。

少年隊夢はリアルタイムで見ていた頃にもなんかもやもやさせられることがあったのだよなあ。当時はビデオ撮って繰り返し見たわけでもないし、はっきり理由がわからなかったのだけど。けっこう発言の途中でぶつっと切れる感じも多かった。編集が雑だったのね・・・。今見るともっとずっといい番組になるポテンシャルがあった気がして惜しい。それになにより

よく見せる演出ならともかく人を貶める編集って本当に嫌だー!

でもファンの方の情熱ですね。編集前を見せていただけてよかった。
編集前がこうして日の目を見ることがあればちょっとでも「本当」に気づく人が増えますね。

よいものの姿こそどんどん見られる世の中を希望します。

文句言いながらも繰り返し見ちゃうんだけどねえ。
今となってはこの時期のニッキの風貌も一皮むけた感じで好きだし。

「き・か・せ・て少年隊」を今やったらどうなるのかなあ。


注)ニッキは少年隊の錦織一清、かっちゃんは植草克秀、ヒガシは東山紀之です

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Endless SHOCK ドキュメンタリー

少年隊シリーズを書き始めた最初の最初の時に書いた通り、
偶然見た33分探偵(剛くん)からのつながりで光一くん→内君→ニッキ→少年隊
と、たどった結果がこの「どっぷり」なわけですが、
最初見た光一くんの情熱大陸(?)以外にNHKのドキュメンタリーがあったのを発見。
テーマは同じくEndless SHOCKに賭ける光一くんの姿なんですが、情熱大陸(?)が光一くんにフォーカスした内容だったのに対し、もっとジャニーズ全体のミュージカルとの関わりを描いています。

よって。

かっちゃんとヒガシが出てくる〜♡

大人になった少年隊がどんなに立派な指導者になっているか伝わってきます。

主役、座長ってもんの在り方を伝えたヒガシ。これこそが松方さんやらその他大勢の先輩方からヒガシが見込まれて託されたものだもんね。

脇のみんなにも自信や自覚を伝えるかっちゃん。「渡る世間は鬼ばかり」しかないくせに、なんて悪口を言っているつもりになっている人に言いたい。これこそが百戦錬磨の名優ばかりに囲まれて役者かっちゃんが身につけたものですよね。

それにしてもこの頃のかっちゃんの美貌ったら・・・

加えて内くんを励ます姿が素敵すぎる・・・

ガハハハハ笑いからの
「誰でも怖いよ」
セクスィ〜〜〜ヴォイス♥

Endless SHOCKには関わっていませんが、こんなに弱弱しかった内くんを、その後主役を張るまでに育て上げた演出家錦織一清の力はここで力説するまでもありません。

ブラック企業のブラックな上司とか
とんでも教師とかばかりニュースになるけどさ

役職つけばいい上司や教師になるんじゃないのさ。

まずは部下や生徒だった時に汗かいた人じゃなくっちゃ。

努力して結果出した人は偉ぶらなくたっていい指導者になる。
いいお手本がここにあると思います!

そんなことも踏まえて興味を持たれた方はDVDご覧ください。
かっちゃん出演のEndless SHOCK 2012は新品入手可能です。

注)かっちゃんは少年隊の植草克秀、ヒガシは東山紀之、ニッキや錦織一清です。

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ニッキ出演???らくだ

らくだニッキ!
って一瞬思っちゃいました。

大人ニッキそっくりでしょう?

誰だかわからない?

答え!
若山富三郎先生です。

なぜかおすすめで出てきたので見てみたら・・・
そっくりじゃないですか?
AIが同じ顔と認識して薦めてきたのかな?

そうなのよねえ。
こういう役者さんに見慣れていたからニッキが出てきたとき正直ちょっと昔の顔に見えちゃったんだよねえ。ニッキファンさん怒らないで〜。たぶんニッキマニアさんたちは大人だからきっと大方のファンさんたちはそんなこともわかった上でお好きなんだと思います。

ちょっと昔の顔ったって往年のスターの顔ですよ。
つまりは正統派。
ほら。こっちもそっくり〜。川崎敬三
こちらは1971年の川崎敬三。

ちなみに最初のスクショの若山富三郎は1978年のドラマ「放蕩かっぽれ節」のもの。
落語の「らくだ」をドラマ化したもののようです。


若山富三郎先生、このドラマの時48歳。すでにしっかり二重顎。
でも素敵。

少年隊にはこんな風になってほしい。

ま、すでになっているとも言える。だって三人とも素敵な大人の顔だもの。

でもってもっと言うなら、ここに出てくるクレージーキャッツのみなさんみたいにこんな形で集結してほしい。
なんならこの「らくだ」のリバイバルを少年隊で、なんてどうでしょう。
だってプロデューサー石井ふく子ですよお。
ありそうじゃない?
少年隊三人とも時代劇似合うし←みんなちゃんと二枚目だから。

う〜ん。
だれをどの役にしようかなあ。

このドラマを発見したおかげで今月の月刊ニッキお休みの穴埋めになりました。

ご存じの方も多いかもしれませんが「らくだ」は有名な落語です。
ある意味とても斬新な話。

私が落語を聞きながら想像していたキャラクターは若山富三郎とか渥美清じゃなかったけど。
らくだ役の犬塚弘はなんだかなるほどって思いましたが。
イメージと違っていたとはいえ名優を集めての山田太一作品ですからもちろんこれはこれであり。おもしろい。

タイガー&ドラゴンの中の作中劇「猫の皿」と同じくらいいいかなあ。
あ、どっちもTBSなんだ。
さすが。

TBSが作らなくても、いっそニッキ演出舞台で三人で落語作品なんてどうかしらん?

ところで気づかぬうちに年を越してしまったけれど年末に「ちょっといい話」の2回目があったんですね。
前回と違ってミキサーになれそうなほど曲のアレンジ提案のためのテープ編集をしていた話とか、演出家への芽生えに焦点をあてたご自分の話をされていました。
傍から見ると突然の転身のように見えても、実はこうして本人も気づかぬうちからじっくり耕されてきたものが実を結んでいるんですよねえ。
最後にほんのチラっとだけ演出家でなく俳優錦織一清さんとしてのコメント。
「たまに石井ふく子先生が呼んでくれるんで助かってますけど」なんて謙遜した言い方でしたが、もっともっと演じて行きたいという心の火をしっかり感じました。

ついでにレコードデビュー日で少年隊がフィーチャーされた番組「バリカタ」も聞けました。
Twitterで予告したらニッキファンさんからの反応がバババババってついたとか。
ネットとニッキファンって相性いいんだなあって最近感じてる。
リアクションがつきまくったTwitterを想像したら笑ってしまった。熱いの伝わってくるよ。
読まれたファンの方のメッセージとかも「毎度毎度少年隊ファンは上手いよなあ」
なんて思いながら聞いてました。
いろいろ見てたらニッキファンって2種類いる気がしているんだけどニッキとセンスで共鳴しあっている方のファンさんたちグループのファンだわ私(笑)。心の中で何度も座布団あげてます。

「バリカタ」はめっちゃ少年隊持ち上げて盛り上げていたパーソナリティーが「おしゃべりデート」のかっちゃんの声をしきりに錦織さん錦織さんって間違ったまま誰も修正せずに終わってしまったのが残念でした・・・。浜村淳ならこんなミスしないわ!絶対。

今年はもっと話題になるといいですねえ。
過去の作品もいいけど「今」にどんどん興味をそそられている私です。


注)ニッキは少年隊の錦織一清、かっちゃんは植草克秀、ヒガシは東山紀之です

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本当のりっぱな芸術家になりたかったら

2020年。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

ミヒャエル・エンデの「魔法のカクテル」(川西芙沙訳)の中で
主人公の一人、歌手になることを夢見る牡猫のモーリッツにミアばあちゃんが言ったことば
『いつかほんとうにりっぱな芸術家になりたかったら、人生の山も谷も経験しなくちゃだめだよ。それを知っているものだけが、みんなの心をなごませられるんだよ。』

芸術ってなんだろう。
最近流行りの現代アートは刺激の強さや型破りならぬタブー破りばかりがもてはやされている。
シニカルな態度や批判精神こそが芸術家のとるべき態度のように語られることも多い。

でも。
私たちはジャーナリストじゃない。

斜に構えることより「みんなの心をなごます」ことの方がずっと難しい。

ただの芸術家でなく「りっぱな芸術家」は「みんなの心をなごませられる」

何年もモヤモヤしていた気持ちにエンデが光をくれました。

私は何を作りたいのか。

今年も、いえ、今年はさらに
答えの輪郭をはっきりさせていけたらと思います。


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