Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

2020年11月

ビデオダンス!今度はロンドン

私のビデオダンス作品が国際フィルムダンスフェスティバルに選出されました!
今年はコロナの影響で上映会ができないため、12月1日から12日の間にテレビで放送されるそうです。
それはそれで嬉しいかも!


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【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

映画「ハイティーンブギ」 「愛・旅立ち」

流れでマッチ映画を続けて見てみました。
前回書いた通り「嵐を呼ぶ男」はとてもいい映画なんですが、残念ながらこちらの2本は・・・。
でもせっかく見たからちょっとだけコメント。

「ハイティーンブギ」は確か劇場に見に行ったはず。
何せマッチ初のキスシーン!ってどれだけ世の中(ティーンたちの間だけとも言う)が盛り上がったことか。
相手役の新人女優武田久美子がまた見たこともない漫画みたいな顔の美少女で話題になりました。
たしか週刊セブンティーンの記事では14歳の武田久美子が

「もちろん人生でもファーストキス。マッチに聞いたらマッチもだって言ってた」

なんていう内容のコメントしてたりしてましたっけねえ。(勘繰らない勘繰らない)

で。劇場で見たはずなんですが・・・

なんにも覚えてなかった・・・

衝撃なレベルで覚えてなかった・・・

キスシーンも記憶と全然違っていたし、何よりショックだったのがストーリーがあまりにゲスなことでした・・・

「嵐を呼ぶ男」ではめちゃくちゃ男前な役だったので私の中ですっかり株の上がっていたトシちゃんを、しばらく見たくなくなってしまったほどゲスなストーリー・・・

優等生のお嬢様に不良が恋をするっていう映画はざらにあるけど、この展開だけはダメだあ。

大人になった今見てもこれだけ嫌なので、多感だった私は記憶から消してしまったんですねきっと。

嫌だなと思いながら最後まで見たには見たんだけど、結局一番記憶に残るシーンは残り10分くらいの父役、小林桂樹がブランコを漕ぐシーンとなりました。

タイミングといいアングルといい・・・・・・ウケた(爆)

夫と大爆笑してしまった。

なぜここでブランコ漕ぐ〜〜〜〜〜?

そしてうっすら記憶がよみがえる。この笑いの記憶だけ脳みその奥〜〜〜の方にかすかにある。
やっぱ見たんだなあ昔。

そうだ。そういえば友達と、このブランコの小林桂樹につっこみ入れて教室で大爆笑してたの思い出した!そーだそーだ。書きながら笑えてきた。



さて、もう一本の映画は「愛・旅立ち」。
マッチと明菜ちゃん共演の話題作。
でもあの頃は名画座にばっかり行ってたから私は見に行かなかった。
今になって見てみました。そして感じたのは・・・

明菜ちゃんは大好き。

でも。

愚作〜〜〜〜〜〜〜〜。

よくまあ当時のトップアイドル同士の競演というのにこんな・・・・・・ワナワナ。
歴史に残るとんでも映画だあ。
でも何事も突き抜けるってすごいことですね。
あまりにもつっこみポイントが多いので複数人で見れば盛り上がること間違いなし。
逆におすすめしたいかも。
いやあ、この映画をストンとすっきり理解できる人がいたらすごいです。
芳一って誰?

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映画「嵐を呼ぶ男」 弟はかっちゃん

今度はマッチかい?
って。

浮気じゃありゃあせん。
少年隊35周年記念アルバム&DVDを新鮮に味わいたいんだものお。
プレゾンとか見るのは控えてんの。

マッチの「嵐を呼ぶ男」はここ数年ずっと見たいと思っていたのだ。

公開当時はものすごく宣伝されていた映画です。でも親世代のヒーロー石原裕次郎の作品のリメイクとあって、周りの大人がさんざ
「裕次郎はよかった。マッチじゃイメージが違う」
ってくさしまくっていたので劇場に行くことはありませんでした。

でも弟役でかっちゃんが出ているのを知ってしまったのだもの!
探したー。頑張ったー。
で、どうにかこうにか見ることができたんです!!!

かっちゃんが不良にだまされているシーンではめずらしくかっちゃんのダサいメイク顔が見られます。やっぱり美少年かっちゃんはまんまの顔が一番って再認識。
と同時に生来のおぼっちゃまの品が滲み出ちゃってるので、お芝居を超えて「早くこの子を救って」って思わされます。
作品を通してひたすら「兄さん」に憧れて応援する純粋な弟の姿がもう適役過ぎ。
でもってこの時すでにかっちゃんは医者役に突き進む運命が決まった・・・?

でもってでもってKinkoが勝手に名付けているかっちゃんの

シトラスボイス

には全編通してきゅんとさせられます。特に10代かっちゃんの声がこの呼称にマッチ!
この時代にいっぱい声優やってほしかったわあ。
甘さだけじゃなくて甘酸っぱい独特のあの感じ。わかる人いますかあ?
できることなら10代20代のかっちゃん出演作品を片っ端からDVDセットにしてほしい。
35周年記念作品も実現したから言ってみたらちょっとくらいは可能性があるんじゃないかとつぶやいてみる。

さて、最近若い人たちに悪く言われることが多いみたいですが、マッチの当時の魅力は否定できません。
私ですら劇場に何本か見に行ってるんだから。
まさに時代を作ったよね。
テレビで見るとたのきんはとっても普通の男の子たちで、そういう意味でスターのイメージを変えたとも言われています。銀幕のスターや新御三家とかの高級感はありません。

まだたのきんが三人でいろいろやっていた頃、近所の高校生くらいのお姉さんがしょっちゅうイベントに行ってはすごくいい写真を撮っていました。全国のファン相手にもんのすごい数焼き増ししてたっけ。当時は雑誌に「生写真売ります」って住所書いて交流するの普通だったからね。
お願いすると見本帳が送られてきて、遠足写真みたいに希望の写真の番号を書いて枚数分の金額と送料分の切手と一緒に送り返すの。
私も月間甲子園でどれだけ大輔さんの生写真を購入したことか(笑)
1枚100円が相場だったから結構な出費でしたよ・・・。
だからこそわかるけど、あのお姉さんの腕前は本当に大したもので、望遠レンズまで装備した本格撮影だったからアップの写真も多く、たのきんが幕間に素の表情でおしゃべりしている写真なんかも見せてもらいました。ファンがとらえた生写真の中の表情は今までテレビや雑誌で見ていたのとは全然違ってとても魅力的でしたっけ。みずみずしくてかわいかった。今でも覚えてるくらいだからね。たのきんのお兄さんたちをなるほど人気が出るわけだと初めて思ったっけ。

まだ物がわからない若者が上の世代を悪く言うっていうはいつの時代でもあることだから「おじん」「おばん」っていう言葉が生まれた時代の子供が今の若者の悪口を意識しても仕方ないけど。自分も「マッチより裕次郎の方が」なんていう大人に反発感じてたんだもの。

ジャニーさんがマッチは顔は普通だけど滲み出るパワーが並外れているって言っていただけのことはあります。
THE男の子。って感じが「嵐を呼ぶ男」にすごく合ってました。

マドンナに坂口良子。これはポイント高い。大好き〜〜〜♡
お母さんが白川由美。ドラムのレジェンドにフランキー堺っていうのがまたいい。
重厚さもあってしっかりしたいい映画でございました。

今度は逆に裕次郎のも見てやろうじゃないかと思っています。

ちなみにジャニーズがらみでは、マッチ映画にはもちろんたのきんのトシちゃんとよっちゃん。
そしておりも政男にあおい輝彦が出ています。

石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」は動画もたくさんあるし、アマゾンプライムでいつでも見られるみたいだけど、どうしてマッチのはこんなに流通していないのかなあ?
いい映画なだけにすごく残念です。


注)かっちゃんは少年隊の植草克秀です。シトラス=柑橘類

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