Precious Links神戸展でお会いした方からお手紙が届きました。

宛名が丁寧にしっかりした字で書いてあって、それだけで嬉しくなりました。

見ると、会場で一緒にお写真を撮った、なりたての高校の先生です。

じっくり時間をかけて作品を見てくださり、ちょうどすいていたので、色々お話したのを思い出しました。

お手紙には、この個展で書に対する考えや気持ちが変わったこと。
自由に創作することの難しさを実感していることなどが書いてありました。
そして、まだ一ヶ月しかたっていませんが、その間に、勤務先の高校の文化祭で作品を発表し、新しい試みをしたというのです。

私もまだまだ卵ですが、卵なりのちょっとした一歩がこうして少し風を動かしたことを感じると、嬉しいとともに気の引き締まる思いです。

でも、若い書の仲間がまた一人増えたことが何よりも嬉しい。
そして・・・
あなたの生徒たちにまたあなたの思いが伝わるといいですね。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中