夏が近づくと、Kinkoたちの教室ではうちわに字を書いて作品にします。
教室のある会館の中の喫茶店が常設展になっていて、夏の恒例になっています。
これも毎年やっているとレベルが上がってきて、今年は随分見ごたえのある作品ができました。
それぞれが、夏の言葉を選んで表現を考えます。
宗クンもさっそく参加することになりました。
夏がテーマと言ってもわからないので、夏の言葉が並んでいるプリントを見て、気に入った言葉をどんどん書きました。
積乱雲 入道雲 海水浴・・・・
たくさんたくさん書いて、さぁ、次はいよいようちわに本番です。
が、同じ字を何度も書いていくことはまだできない宗クン。
その時、その瞬間ひらめいたものが出てきます。
さあ、なんだろう。
さっきの入道雲だったらいいな・・・
「閑古鳥」
・・・え?
えーーーーーーーーーーーっ?!
すごい味のある作品になったんですよ。
びっくりするくらい。
で、でも喫茶店に飾るのに・・・。
いや、逆説的にでも関連付けることができたのは才能か。
運よく?後半がかすれて見えにくいから、釈文なしで展示と行こう。
記念すべき作品第一号です。