初体験なるはレコーディングでしたぁ。
だれが?
ってKinkoがよぉ〜(!)

実は〜。前回Ritzがピアノを弾いて編曲も完成しましたが、それはカラオケで。
今回は歌を入れたのです。
そう。
これで曲が完結!

あれはおととしのこと。
ある日突然電話がかかってきて「詞を書いてよぉ」
と。
何言ってんだぁ?
と思いながら話を聞いてみると、曲を完成させたいんだけど、どうしても詞が書けない。ずーっと書いてくれる人を探してたんだけど。で、こないだ皆で会った時にさ、ネタ帳持ち歩ってるって言ってたからさ。これだ!っと思って・・・
てな抜擢だったらしい。
って、Kinkoのネタ帳は書のためのメモとかアイディアを書きとめてるんだけどもぉ。
詞なんて書けるくらいならとっくに自作の詩文書作品書いてるよぉ。
Kinkoの動揺はともかく、
「とにかくこんな曲なんだけどさ、歌ってみるねぇ。
タタタタタ〜タタ〜♪
あーっ!!!!Kinko相手だと歌うの恥ずかしくなぁ〜い!!!タタ〜タタ〜」
そりゃねえ、13の時からの付き合いだものねえ。
んでも、「恥ずかしくなぁい」ことがお役に立てるなら・・・
てな訳で・・・
つまり、初体験はレコーディングの前に作詞なのね〜。
中学高校の頃は替え歌作るの得意だったから、字数合わすの得意かも???なんて密かに頭をかすめたけど困った困った。
ウエディングを意識した内容に、という指示があったのに、聞いても聞いても失恋の言葉ばかりうかんじゃうし。
決まるまでは稽古してても語呂合わせをしている毎日。
ううう。
書の作品が書けない。
道を歩いてても語呂合わせ。
作詞用のネタ帳も一冊終わろうとしている。
何種類も送ったけどイメージ違うって言うしぃ・・・
もうできないよぉ。苦しい・・・
そんなあきらめモードのある日、教室帰りのバスに揺られて六甲山を登り始めた暗闇のなか、あ、これ!!
あの山道のくねくねがいいのか、暗い景色がいいのか、わずかバス停一個分の間にできちゃったのでした。
いいかどうかわかんないけど、Kinko的には今までで一番完成度高い!はず。
最後のつもりでFAXしたのが一年前。
しばらく連絡がなかったので、気に入らなかったかな?
Kinkoの作詞はなしかなぁ。残念!
なんて思っていたら、実は採用されており・・・
「海好きだからさ〜、これのつもりで練習してた〜」
とのこと。
で、相変わらず横浜と神戸でfax連絡ばかりの2人の曲作りが始まったのでした。
作曲家Ritzと作詞家Kinkoの誕生だぁ。