2019年最初のニッキさん登場です。
今回のニッキはなんだかしっとり落ち着いた話し方でした〜。

テーマがダンス映画!ですから当然ラインナップには「ウエストサイドストーリー」も。
「僕はジェット団のリフっていう役をやらしてもらったんですけど」・・・からの
「じゃあシャーク団は?」
ということで今回も「ウエクサ」が登場。

ウエストサイドストーリー観劇の時にも書きましたが、この作品はアレンジが許されないっていう話もしていました。
振り付けも全く変えちゃダメ。
ウエストサイドストーリーといえば必ずポスターなどで使われる象徴的な足上げポーズがあります。
Y字バランスの。
今まで何気なく見ていたのですが、言われてみれば左足をあげている。
これって振付師ジェローム・ロビンスが左利きだったからなんだそうで・・・
なのにいつでもどこでもシャーク団をやることになった役者さんはみんなこれをやらないとならない。ターンでもなんでも左利き仕様なんだそうです。
かっちゃんも苦労したんだねえ。
ニッキを見るたびバレリーナを連想しちゃう私ですが、実は少年隊はウエストサイドストーリーの時まで「バレエ」としてのお稽古をしていなかったのだそう。
ファイナルステージのDVDを見るたびうっとりしているかっちゃんの「優雅さ」も、3人の最高のシンクロも、この時のお勉強の成果なのかな?

この日の「たまむすび」は「月刊ニッキ」にかぎらずジャニーズ特集。
ということでジャニーズ発祥の話も。
初代ジャニーズはジャニーさんが監督をしていた野球チームのメンバー。
練習終わりにみんなで見に行った映画「ウエストサイドストーリー」に感動して自分たちでやりたくなっちゃった。それでデビューっていう話。

もちろん偶然うまくいったってことではなくて、以前ジャニーさんが蜷川さんと対談していたラジオでは、ジャニーさんの子供時代喜多川家はアメリカにいて(たしかお父さんが教会の神父さんだったかなんだったか・・・気になったので今ザっとWikipediaを見たら真言宗別院があったんですね)アメリカで公演することになった日本のスターたちのお世話をしていたっていう話をしていました。
だから子供の時からジャニーさんは芸能界にも触れていれば美空ひばりなんかとも親交があったんですね。
この対談はジャニーさんの人柄がすごくよく出ているし、厳しい蜷川さんとやさしいジャニーさんの対比で教育関係者にも参考になりそうな話だし、戦争中生き延びた運命的なできごとだとか、おもしろい放送でしたので、みつけられたら是非お聞きになってみてください。

ニッキさんによると、劇団四季で長いこと活躍されている初代ジャニーズの飯野おさみさんは、アメリカにジャズダンスの修行に行っていた時に、劇団四季が「ウエストサイドストーリー」の上演権を手に入れたという情報を聞きつけて帰国したのだとか。すごい行動力!
それで本当にリフ役を手に入れちゃったんだし。。。

なんだか今日も月刊ニッキを聞いていろいろ考えさせられました。

ためになる月刊ニッキでもありますが、ニッキらしさが爆発しているのは冒頭?
なつかしい童謡「あさいちばんはやいのは」について。

あさ一番はやいのは パン屋〜〜〜のおじさん!

なぜか時々頭の中を流れてきますが、
1番がパン屋さんでそれからお豆腐屋さん牛乳屋さんまでしか印象になかった・・・
次が新聞屋さんで

「朝いちばん遅いのはぼくんちのにいさん」だったのね。

ちっちゃいニッキはこの5番まで知っていて
「たたこうが ゆすろうが ぐうぐう寝てる」というフレーズを

「たた子」と「ゆす郎」もぐうぐう寝てると思っていたんだそうです。

やばい。そうにしか聞こえなくなっちゃうかも。
たた子〜が ゆす郎が♪ ぐうぐ〜う 寝・て・る!

注)月刊ニッキは毎月第一水曜日放送。
ニッキは少年隊の錦織一清。ウエクサ、かっちゃんは植草克秀です。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中