スペイン語独学中。読書づけの昨今です。
3年ぶりに受験生みたいに本にかじりついて文字通り多読中。

ぼちぼち本を読み始めたのが3年前。
最初はずいぶん時間がかかりましたが、最近は8歳向けなら1日で読めるようになりました。
2冊読んだ日もあります。

プチ二コラ」以降なかなか自分のレベルに合っていて、しかも楽しめる本に出会えず、キャンディキャンディとかキャプテン翼を見たりしていましたが、やっぱり読書のほうが力がつくのを実感しています。多読を目指してよかった。

昨年末のGatos Detectives読破ではずみがつきました。
50冊っていうのは数字だけでなく何か節目になるのではないでしょうか。
急に読むのが楽になりました。

ちょっと調べてみたら、英語学習の世界では多読の効果が出る目安は100万語だとか。
スペイン語の多読でも似たようなもんですよね、きっと。
8歳向けの本の1ページには100語くらいあるとすると100ページで1万語。
100冊読めばいい計算になります。
あれ?
案外いけそうですね。今年の夏の間に達成できるかも!!

ちょうどいい本がこれからもみつかるといいなあ。

では、最近読んだ本をご紹介します。
やっとスペイン人作家の作品をまとめて読むことができました。

♪ Casita Bajo Tierra(7〜9歳)
casita bajo本屋さんの店頭にたまたま1冊あったので手にとったら豪華な装丁にときめいて思わず買っちゃった絵本。

題字にも葉っぱの間のキイチゴの実にも金色が光っています。

小さなウサギさんたちが、わーっと張り切って失敗してわーん!って感じで子供っぽいかな、と思ったんですが、どうしても本棚に全部並べたくなっちゃって残りの3冊もそろえてしまいました。casita
本棚に高級感♡

子供っぽい内容のはずなんですが、スペイン人作家の個性とでもいうのでしょうか。同じ動作を表す単語でも今まで読んだ翻訳ものとは違う単語が使われていて、けっこう辞書を引くはめになりました。

大事件が起きるわけでもなく、淡々と読んでいたのに、読み終わってから時々、ウサギさんたちの家=大きなナラの木のある原っぱの風景がふわっと脳裏に広がることがあります。
本の働きって不思議ですね。

♪ Patio de luces(8歳〜)
1patio
これはおもしろかったです。

表紙から想像したのと全く違う展開でした。
どうなるの?どうなるの?とどんどん惹きこまれます。

おじいちゃんがポルテロ(管理人)として働くアパートに金曜日になると預けられる孫娘。住人の洗濯物を眺めながらどんな人なのか空想、いや、もはや妄想にふけります。

強い思い込みから住人さんに失礼な態度をとるのだけれど・・・

時にウソまでつくかと思えば急に素直に鳥の声に聞き入ってうっとりしたり、子供のリアルが描かれています。でもこのタイプのキャラって案外あたらしい。

表紙にもある通りマラガ市の文学賞2020 infantil部門の受賞作ですが、まったく子供におもねた感じのない、大人にもおすすめのお話です。

♪ Mi abuelo tenia un hotel(8歳〜)
1abuelo
おじいちゃんつながりになりましたが、こちらはおじいちゃんの昔話です。

おばあちゃんとのロマンチックな出会いから二人で始めたホテルのこだわりや、お客さんとのあれこれ。
こちらも子供向けの受賞作なのにまったく子供っぽくありません。

むしろ20代のOLさんとかの好物じゃ?
少なくとも私はこういうの好きだったっけなあ。

これからもスペイン語は独学。多読でがんばります!!!

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
くわしくは→独学でスペイン語:番外編 落ちこぼれを1年で大学に!伝説の教師

(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)
独学でスペイン語:多読18 100冊達成!!!100万語

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/