やりましたーーーーー!!!

辞書がこわれました。
中学や高校の時は「やってる感」を出すために無駄にみんなページをパラパラして手垢で汚したもんですが、そんなポーズをしなくてもしっかり汚れました。

目標達成です。
100冊です。100万語です。

多読の目標を立てたときに読んでいた8歳向けの本が1ページに100語で100ページくらいだったので、100冊読めば達成するじゃん!
と100冊の目標をたてました。
この100冊には絵本や、8歳未満の本も含まれていますが、10歳向けも含む厚い本たちが十二分に語数をカバー。
しっかり100万語を超えました。(数え方は下に)

ここであらためて多読を扱っているブログetc.をさらってみました。
英語についてのサイトがほとんどですが、スペイン語にも応用できるはず。
特にこちらの研究会の説明がわかりやすかったので興味のある方はどうぞ。
英語多読研究会SSS
多読に取り組んでいる方々の間ではこの酒井先生の指導法が有名みたいです。

知らなかった!!!

知らなかったけどたどりついた結論は似てた!!!
語学の先生がすすめるレベルの「やさしい本」はサクサク読めるほど易しくないって話。
だって、やろうとしたもん。
シドニー・シェルダンもいっぱい読んだもん。
高校、大学でさんざん英語やった挙句取り組んだけど、大変だからやめちゃったもん。

しかし、「もっとやさしい本を」という考えは同じでも、酒井先生の多読のルールは
1)辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
2)分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
3)つまらなくなったら止める (1、2の原則で楽しく読めない本は読まない) 
だそうですが、ここまでに毎回書いてきたように

辞書を引いて構文もしっかり理解しながらたくさんよむ

これがKinko流多読です。

というのも、こちらの研究会が普及活動を始める前の20世紀にすでに、英語の上達にはシャワーのように音を聞け。たくさん読め。っていうのはよく言われていました。
そりゃそうですよね。最前のサイトにも夏目漱石の例まで出ているんですから。

私の場合、祖父母が早稲田大学の下宿屋をやっていて、ある時、英検1級をとった下宿人さんがいたそうで

「その人の部屋からは一日中英語が聞こえていた」

という話を物心ついたときから耳にタコができるほど聞かされていました。

それならば!
と、やりましたよ。
1日中ラジオつけっぱなしとかテープ流しっぱなしとかやってみましたよ。
でもです。
なんにもなりませんでした。

だって、意味のわからない言葉なんて雑音と同じだもん。

わかってる人がやるから意味が出るんだってつくづく思いました。

私の場合、聞き取りを劇的に伸ばした学習法は、ひたすらドラマを見ながらの書き起こしでした。2年くらいやったかな。地道〜〜〜〜〜〜〜。

読むのもこれと同じ。きっぱりそう思ってます!!!

子供と大人は学習条件が違いますし酒井先生の3ルールも特に1,2は受験生に必要なスキルだったりしますので、ご判断は読む方、利用する方がご随意に。

さてさて話をスペイン語学習にもどします・・・。

【多読をやってみて感じたこと】
文法をひと通り終えたところで8歳向けくらいの本をじっくり100冊以上読む。
この足踏みが負担なくしっかり力がつけてくれるんだろうな。

8歳向けを軸に読んできましたが、徹底的にこのレベルを読んでラクになったところでもう一回文法をおさらいしたら今度こそ本格的に定着しそうです。
このレベルを辞書なしで読める語彙力がつけば10歳以上の読書がかなりラクになるはず。多読のスピードもどんどん加速する〜!

8歳といえば日本では小学校3年生。
漢字の学習が本格的に始まる年齢です。
かけ算という算数の肝を身につけるのもこの時期。
学習のターニングポイントですよね。

そう考えると8歳あたりの本っていうのはつくづくあなどれないレベルなわけです。

自信をもって読もう、児童文学!

ここまでたくさん試行錯誤しました。
最初本を探し始めた頃は、言葉もわからなければ知り合いもいない土地で右も左もわかりませんでした。
本屋さんを探すのも大変なら店内でもうろうろ、おどおど。
本の裏表紙を見たところで概要の説明が理解できないから直観で買うしかなく。

しかも本屋さんによって品揃えがまったく違う。
品切れも平気でしてる。

タイミングよく在庫がある状態の、品ぞろえのいい本の売り場に遭遇しない限り、ほしい本に出会えません。

ならネットでさがすのかといえば「つくづくネットで本を探すのは大変」という結論に落ち着く。
ほしい本が決まっている時はいいけれど、探す時きちんとまとまった形で本のリストを見ることってできないんだから。
出版社のサイトですら系統だって全部が見られるサイトはなかなかありません。
他の学習者のブログも探してみたけれど、たくさん並べている人っていませんでした。

そういうわけで、最初は
「8歳向けは子供っぽい。早く上に進まなくちゃ!」
と勘違いしてしまいました。
そのころの実感はこちら独学でスペイン語!多読2 今度は8歳

実は「いい作品」がたくさんあるのに。
「いい作品」に出会えさえすれば、楽しみながら自然に力がつくのに。

ほんとーーーーーーーーーーーーーーーに大変だった。
読むのがじゃなくて、いい作品を探すのがです。
でも、もっと大勢の人にスペイン語を一緒にがんばってほしい!
ここまでの作品紹介がどなたかのお役にたてるなら本当にうれしいです。
少しでも快適に1冊でも多くの本に触れてほしいから。

今、本棚には100冊を超えるスペイン語の本が並んでいます。
スペインの図書館は1か月借りていられるそうなので、図書館の利用を勧めてくれた人もいましたが、1冊1冊買ってそろえてよかったです。
なんたってこうして並べて気分がいい!
やった!っていう達成感が自信につながります。
初めのころは、いちいち10ユーロ前後する値段を気にしながら買っていましたが、途中から考え方を変えました。

10ユーロを100冊といえば1000ユーロ。

一見すごい金額です。
でも。
語学のプライベートレッスンを1時間受けたら100ユーロなんて普通にかかります。
さて、たった10時間のプライベートレッスンでこんなに力がつくでしょうか?

本屋さんとも仲良くなれました。
本を紹介してくれるだけでなく、ソニーやカメラについて質問されたりして無料の会話レッスンです。
「スペイン語100冊読んだよ〜」って言ったら「おめでとう!」ってまたおまけしてくれちゃったし♡
職場や学校がない私にとって、スペインに住んでいるとはいってもなかなかおしゃべりしてくれる知り合いなんてできません。
ネットや大型書店にはない副産物です。

さて、50冊の時になんだかすっと効果を感じた多読ですが、100冊終えた段階で劇的な変化を感じたかというと、実は正直その感覚がありません。
まだひたすら辞書を引きまくって汗をかいて読んでいる感覚が続いています。

でも、効果を検証したかったので、100冊達成は「プチ・二コラ」でフィニッシュすることにしました。

検証の結果は・・・

「プチ・ニコラ」シリーズと出会ったとき、10ページ読むのに1時間かかりました。多い日でも1日かかって100ページがやっと。
その時のようすはこちら独学でスペイン語!多読3「プチ・ニコラ」10歳〜

しかーし!記念すべき100冊目は1冊を1日で読みました!!!
’El Pequeno Nicolas El chiste’ 320ページ!

知らず知らずにスピードアップ。成果があったのは間違いないです。

【購入】
このブログにたどり着いた方のほとんどは日本に住んでいると思うので、「紹介されたって買えないよ!」と思われるかもしれませんが、書籍は関税なしで購入できます。(・・・のはず)

ちなみに私は旅先でいつも本屋さんをのぞきます。
ほしい本がありすぎて本屋さんから家に送ってもらったことも。
スペイン語圏にご旅行の際はぜひ現地の本屋さんで探してみてください♪
観光ルートにない体験としても是非。☆

スペインの大型書店といえばFnacやcasadelibroというチェーンがありますが、デパートのEl corte inglesの大型店舗の書籍売り場もけっこう充実しています。
店舗ごとに違うのでどのチェーンがいいとはいいにくいですが、チェーンの名前を知っているだけでも計画を立てるのには役に立つと思います。
私はあまりにも何も知らなかったので本当に手探りで時間がかかりました。

それから美術館の中の本屋さんに案外素敵な作品があります。
セレクトショップ的感覚で寄ってみるのもおすすめです。

子供向けの本の専門店や、中古本のお店もけっこうあるので探検してもいいかもしれません。
いいお店をみつけたら是非私にも教えてください♪

【気に入っている出版社】
●Loqueleo● と ●SM(El BARCO DE VAPORシリーズ)●
紙質がよい2社。
電気の下でもテカらず、よく開くので辞書が引きやすい。

なるべく絵が美しい作品を選ぶようにしているので、その点でも紙質は重視。

この2社それぞれのシリーズの違いは・・・
El BARCO DE VAPORは6歳、7歳、8歳、9歳、10歳〜とこまかく設定。
Loqueloeは4歳 6歳、8歳、10歳、12歳〜

同じ8歳設定でもEl Barco de vaporのほうが字が小さい上ページも多く、レベルも高い気がします。
辞書をより多く引いているイメージ。
1ページにたくさん字がつまっている分価格はお得になります。
しかも8歳ですら300ページ近い作品があり、それでも同価格!

目にはLoqueleoシリーズのほうが断然やさしいし、余白が多くてほっとします。
でもそのせいで同じ分量の作品なら厚くなるわけで・・・
200ページを超えてくるとおさえているのが大変。
厚くなると読みにくいのは洋書あるあるなので、慣れるしかないか・・・。

【本の語数の数え方】
人によってはこだわって、あるいは気分転換に読んだ本の語数を本当に1語1語数える方もあるようですが、私はとてもとても。
その時間があったら1ページでも多く読むなり目を休ませるなりしたいです。

では、どうやって100万語と言っているかというと・・・

端から端まで字がつまっているページを抽出して(気になる方はページ数を増やせば確実性が増します)1ページに何語あるかを割り出します。
絵や空白の部分が何ページ分あるかをまとめて全体のページ数から引けば、その作品の使用語数がかなり正確にでるはずです。
同じ出版社の同じシリーズなら1ページの語数は同じなのでそろえて読むとラク!

こうしてブログに多読の目標を公表してしまったからには、100万語が嘘になってはいけない!と思い、空白部分を多めに計算して1冊ごとの語数を少なめに見積もって累計しました。

50冊を越えて100冊の目標をたててから達成まで1か月。
(読書とブログ更新のタイミングは少しずれてます)
100冊の目標をたてちゃったから100冊を区切りにしましたが、実はとっくに100万語を超えていました。後半50冊で70万語あったので1か月で70万語。
このスピードだと1年で840万語。
続けたら早くなるはずだから1年あれば1000万語読めちゃう
生活、仕事、健康を考慮して少しペースダウンする予定ですが
すでに次の10冊が本棚で私を待っています。
楽しみー☆

独学でスペイン語:番外編 落ちこぼれを1年で大学に!伝説の教師

独学で教材を探すのは大変なので、せっかくみつけた他の教材も紹介しています。興味のある方はカテゴリー「スペイン語」をご活用ください
(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/