Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

展覧会

ヨーロッパで初個展 本日より

naturaleza sachiyo kaneko72


いよいよこの日が来ました。
ヨーロッパで初めての本格的個展です。
本日20時からオープニングパーティで月末まで。

まだまだ知り合いも少ないし、パーティに何人集まるかわからないけれど、少なくとも日本とメキシコそれぞれのギャラリーからディレクターが出席してくれるという素晴らしい応援もあり心強いです。

書という東洋の伝統芸術を西洋の版画技術で表現するシリーズと、そのものずばりの本物の書を同時に展示する企画。
展示作業中すでに通りがかりの人が何人ものぞいてくれたのがうれしかったです。

ヨーロッパで個展というのはスペインに来る前からの夢。
ちょうど去年の今頃展示の予定が決まってからひたすらこの日を目指してやってきました。
夢中で準備してきましたが、昨日までの緊張がうそのように、まるで他人事のような穏やかさでこの日の朝を迎えています。

知り合いとつながったきりほったらかしだったインスタも約2か月毎日投稿して1000人フォロワーさんが増えました。世界中からその人たちが来られるはずはないけれど、なんだか応援されている気がします。

Kinkoちゃん随筆をご覧のみなさまもどうぞ今回の個展の成功を祈ってやってください。

追記:好評につき11月14日まで期間延長になりました!!!

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

動き始めました〜

9月。
長いバケーションが終わって工房も合唱団も動き出しました。
初日はとにかく全員が全員とハグ&チュッチュのご挨拶から。
同時に「バケーションはどうだった?」との報告大会なので始まるまでが長いったら(笑)

ビーチで真っ黒になった肌を誇らしげに露出している面々に対し、私はともかく働く夏を過ごしました。

なんといっても10月はヨーロッパに来て初めての本格的な個展だもの!

表具して額装して写真撮りして・・・

作品ができあがってからもやることはてんこもり。

その間に、とうとうインスタを本格的に始めました。
今までどう扱っていいのかわからずにすっかり放置したままでしたが、この際「パソコンにある作品を全部見せてしまえー!」と毎日投稿してみました。
1か月で500人のフォロワーが増え、形になってきました。
素敵なアーティストさんたちとたくさん出会うこともできたので、毎日新しい投稿を見せてもらうのが楽しい。
アラビア文字の書家さんたちと結構盛り上がったりとか、
きのうはメキシコの画家さんとチャットになったりとか、
今日は突然西アフリカの人がフォローしてくれたりとか、
想像以上の広がりを見せています。

それでもまだあんまり日本に知られていないのが逆にちょっとおもしろかったりして。

インスタっていうのはいろんな作品が見られておもしろいところかと思っていたら、ある日、アートフェアの募集があって、それがすぐ近所で開催されると知り、気軽に応募してみたところ、ディレクターから直接電話があって、とんとん拍子に出展が決定。
個展に先だって、来週これまたスペインで初めてアートフェアに参加します。
本来アートフェアは画廊が出展するものなので、アーティストは現場を仕切る必要はないものなんですが、最近は画廊に食い込める一部のアーティスト以外にも機会を増やそうという動きが増えています。

日本独自の貸しギャラリー文化は、本来アートのプロの世界では邪道なんだけれど、日本では最初はそこから始めるしかありません。
しかし!
今回のフェアはその経験が生きるのだ。

何でもやっとくもんですねえ。

あと一週間。
準備最終段階です。
Sachiyo Kaneko Post SEP2023 2
















とにかく10月末までは駆け抜けなければ!
年末にはディナーショーが待っている!
おまけに今日、3Cloversも応募しちゃったもんね。
いろいろ楽しみだ〜〜〜〜〜〜〜〜

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Exposicion de grabados: artistas de taller

202212expo de taller Jose工房のアーティスト勢ぞろいのグループ展が始まります。オープニング16日20時。

初披露の白い作品を出品しています。

2000年の初個展から書の可能性を模索して、文字性を排除してどこまで書を表現できるか、というテーマで研究してきましたが、現在は逆に、書の原点の文字に立ち返り、洋の素材と取り合わせる試みをしています。

白い書

自分でも展覧会場で見るのは初めてのこと。
楽しみです。

Jose Rincon ギャラリー(マドリッド)にて1月10日まで

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表彰式 Certamen jovenes creadores 2022

La Real Academia de Bellas Artes にて版画の全国展がはじまりました。

2022-certamen jovenes creadores


おととしはコロナのためコンクールが中止。
去年はコンクールは復活して展覧会はあったもののやはりコロナのため表彰式やレセプションはなし。
というわけで入選は2回目ながら初めての表彰式。

久々の晴れがましい日でした。
20220913c
こんな立派な会場で一人一人に賞状を手渡してくださいます。

20220913a

「両手で賞状を受け取ったのはあなただけだった」
とアンヘレス先生にほめられちゃいました。

スペインのみなさんは右手で握手して左手で受け取ってすぐにくるっと振り返る。
それはそれで私の目には素敵でしたけど。


うれしさはみんな一緒で、私の番になったら写真撮ってね!撮ってね!とみんなでお願いしあってカメラを準備。おかげでこんな嬉しそうな写真も撮ってもらえました。

授賞式の後は一般のお客さんにも展覧会場が開かれ、このにぎやかさ。
20220913b

初日だけでもたくさんの方に作品を見ていただけました。

受賞者の中で日本人、というよりアジア人は私だけ。
今年は漢字の作品を出したのでけっこう目立ってます。(と私は思う)
興味を持つ人が増えたらいいな。

一段落したころレセプションが始まりました。

テーブルを飾るテーブルクロスや花の飾りがとってもおしゃれで
「え?これ私たちのためなんですか?」
なんて
どこの田舎から出てきた?みたいな質問をしてしまうほど感激。

立食だったけど一口サイズの食べ物が全部は試せなかったほどたくさん並び、それがいちいちおいしいったら!
このために来年がんばろうと思ってしまいました。

出品料もなければ会場費負担もなければこのおいしいパーティーも無料です。
なんて素敵な国なんだ!

下世話な感動はさておき、とにかくたくさんの方に見ていただきたい。
それが一番ののぞみです。

10月23日まで 詳細はこちら↓
https://realacademiabellasartessanfernando.com/es/actividades/exposiciones/certamen-de-arte-graficopara-jovenes-creadores-2022

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PONS 展

2022exposicion ponsグループ展始まります。
ポスターの作品はご指導いただいているホセ先生のもの。
あこがれのKnut Paniさん(メキシコ)とも一緒に展示がかないました。

私の今回の作品は新しい挑戦。

この作品をあっちでもこっちでもたくさんの人に見てもらいたい。

まずはここで初めてヴェールを脱ぐのだ!

278328020_320534533351816_3985297229794222467_n在スペイン日本国大使館のはす向かいの素敵な建物です。

【追記】好評につき5月20日まで会期が延長になりました。




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版画コンクール展示開始

2021_banner今日はスペインで初の授賞式。

初めて応募した国立の版画コンクールの初入選。

どんな式典になるのか楽しみでした!
式の後にはおいしいお料理が待っている♪
こないだ夏のバーゲンで買った新しいワンピースを着ていこう♡

めっちゃ楽しみにしていたのですが・・・。

コロナのため授賞式はなしになりました   なんてことだ。

昨年はコロナのためにコンクール自体がお休みになり、今年もコンクールはあれど展示については「追って連絡」という話でした。それが

9月9日に展示が始まるよ
9月8日には入賞者の授与式があるよ

との連絡があってとてもうれしい気持ちでした。なのに・・・
ワクチンの接種率があがったとか言ったってこれじゃあ・・・(涙)

展示は予定通り本日9月9日から。
お時間のある方はぜひお運びください。

Museo Casa de la Monedaにて9月9日〜11月7日
火〜金: 10.00 - 20.00
土、日 and Bank Holidays: 10.00 - 14.00

Este certamen, organizado junto con la Calcografia Nacional y la Real Academia de Bellas Artes de San Fernando, concede dos premios de arte grafico de entre todas las obras de arte presentadas a concurso, ademas de un tercero que reconoce la ilustracion grafica.

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入選!今度は版画

Certamen de arte grafico para jovenes creadores 2021
入選の知らせがきました。

版画作品を応募したのは日本でも海外でも初めてのことですが、展覧会とパンフレットに私の作品が並びます。

先日Jose先生から「出してみる?」
と言われた時は「私が?」
とびっくり。
版画はまだまだ始めて日が浅い。

それにタイトルにpara jovenesとあります。
若き創作者のためのコンテストということ。

日本人だから若く見られてるのかなあ?
せっかく薦めてくれたのに「年齢制限で認めてもらえませんでした」なんて報告したくないなあ。
年の話はしたくないけど仕方なく先生に
「私わかものじゃないんですけど本当に大丈夫ですか?」と質問。

すると先生
「創作者の心は一生若いからいいの!」

周りで作品を作っていた生徒さんたちも「そうそう」とうなづいてくれました。

出品票をもらい、募集要項をちゃんと読んでみたらスペインに住んでいれば国籍も年齢も問わないとのこと。しかも推薦がないと出せないかわりに出品料なし!!!

額屋さんにGO!

タピエスファンの店主さんの手でかっこいい額装ができました。
この作品が一瞬でも店内でタピエスの作品と並んだし。力をもらったー!

それを手で持ち帰ってまた自分の手で応募初日に搬入したのが1か月前。
よかったー。うれしい♪

国立美術館での展覧会は秋。楽しみです☆

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美しいにほんごアート展開催中

エイプリルフール!ではないのだ。

東京のギャラリーから展覧会開催の報告がきたときは信じられませんでした。

ヨーロッパでは現在デパートへ行くなど、ギャラリーへ行くなど
夢のまた夢。
今朝はマドリッドのセントロ(旧市街)=観光の中心地の現在の映像を見て震撼としたところです。
人の絶えることのない街に人がいなくなるとこんな景色になるのか・・・
昼間の映像だけにより不気味でパニック映画を見ているようでした。

連日スペインのコロナ事情をお伝えしていますが今日は日本のニュース。

ただいま阪急うめだ本店にて「美しいにほんごアート」展開催中です。
7階 コトコトステージ72にて 4月7日まで。
Kinkoの作品たくさん並べていただいてます。

オリンピック延期が決まって突然?感染者が急増している日本ですが、諸外国に比べたら微々たるもの。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の再利用に向けて消毒・検疫が終わったとのニュースもありました。
治られた方もたくさんいらっしゃるのですね!

日本はきっと大丈夫と信じたいです。

不謹慎に聞こえるかもしれませんが、スペインではすでに2週間も自宅待機。人々の生命維持に直結していない仕事はすべて休業。外出の取り締まりはさらに厳格化されました。今月中旬以降もいつ完全に解除されるかわかりません。
外出禁止のせいでヨーロッパ一円に家庭内暴力が増加しているとのニュースもあります。

動ける方には外歩きを満喫していただきたいのです。

もちろん拡散をそそのかしているわけではありません!!!
拡散後に身を置いているのですもの。

阪急ひらひらcut日本のみなさま
くれぐれも気を付けられた上で是非ともお楽しみください。

この折に作品を見てちょっとでもほっとしてくださる方がいらっしゃれば幸せです。





 「ひらひら・・・ひらり」
桜の舞うさまを書きました



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ART FAIR TOKYO2018

20180309_1
長い長い1か月が終わりました。
4か月くらいいたかのような濃い毎日。
めまぐるしくてブログもストップしていましたが
メインは11日に終わったアートフェア東京です。
ご来場くださった皆様ありがとうございました。
またここで新たな出会いがありました。
ずっと応援してくれている旧友たちに新しい展開を見せることもできました。
いろいろな意味で多くの実りをくれたアートフェア東京でした。

搬入から搬出まで含め、普段なかなか会えないギャラリストの働く姿を間近で見られたこともとても意義あるものでした。

ここで再び声を大にして言いたい。
メキシコ人はまじめに働くのだ!

日本のみなさん。
ラテンを誤解しすぎです。

搬入も搬出も休憩一切なし。
会期中も食事もおぼつかないほど熱心に仕事をしてくれました。

そんなギャラリーのみんなのためにも今後もっともっと多くの人に作品を見てほしいと思います。
私の作品も仲間の作品も。

私もますます頑張ろう!と決意を新たにすることができました。

でもまだまだ日本人とアートの間には溝がある・・・これも現実。

日本のみなさん!
アートを遠巻きに眺めてあーだこーだ批判するんじゃなくて
宝探しの気分でお気に入りを探してみませんか??

気に入らないものの悪口をいくらいったって誰にもいいことなんてありません。

でもたった一つでいいから好きなものに出会えたら
世界の色が変わることだってあるんです。

そもそも好きなものを探すっていう作業が楽しいじゃないですか。

日本人の顔がもっともっと明るくなったらいいなあ!

IMG_3516a
私はこんな感じで明るい顔に(笑)
久々にお会いしたコロッケさん。じっくり作品をご覧くださいました。

おいしいものを食べ、好きな人たちに会い、ゆったりしたお風呂で足をのばして
このままダラーっとしてしまいそうではありますが
気をひきしめてがんばるぞ。
そのための勇気と活力もみんなにもらった日本滞在でした。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

ヨーロッパ国際フィルムフェスティバル入選

Europa film festival
やったー!!
久々に入選のニュース!

ヨーロッパ国際フィルムフェスティバル公式入選の連絡がありました。

作品はもちろん「天のはごろも
書作の動きにフォーカスしたダンス作品です。

これで3回目。
もうビギナーズラックとは言わせないぞお。

そして
書はダンス。

これも裏付けられたかな。書は動きも含めた芸術なんだと思えます。

残念なことに書だけでなくダンスも日本ではあまり芸術として浸透していませんね・・・。
かつては少年隊も流行ったし安室ちゃんやら三浦大知やらと現れているけど今日の話はダンスそのものが主役のダンスの話。

ヒップホップが授業で取り上げられたとしてもそれは所詮カラオケ感覚なわけで、おそらくは美的に追求したり鑑賞したりする人が増えるとは思われず、ましてや日本舞踊や舞踏には関心が増すどころか古いと思わせる要因にすらなるんじゃないかと思われ・・・
確かにいろんなダンスは存在するんだけれども意味合いが違うというか位置付けが違うというか。
だから何度もこのブログで書いている
「書はダンスだ」
というフレーズもあんまり理解されてないんだろうなあ・・・
と思いつつも、だからこそ書く意味があるのかな、とも思っています。

でも日本が全然ダメかといったらその逆で
海外で評価されているすごい日本人ダンサーってたくさんいるのですよね。
日本発信の舞踏も海外でのほうが認知されているし評価も高いです。

もともと私がフィルムダンスに関心を持つきっかけになったFIVERにも、その年の入選作品に日本人の作品がひとつ含まれていて、他とは一線を画したいい作品で印象に残っています。
FIVERを上映していた美術館で出会った三東瑠璃さんも国際ダンスフェスティバルに選出されて出演のため来ていたのですが、これまたすごかった。過去形じゃなくて次から次へと活躍中です。
ありがたいことに瑠璃さんのダンスは目の前で拝見。
もうこれは

超人

でした。
動きが唯一無二なのに加えて音楽や衣装のチョイスも出演ダンサーの中で格段にセンスがよかったです。
これからも頑張ってね!!

エビケンだとか田中泯とか勅使河原三郎クラスに有名になった人だけじゃなくて
結構がんばっている実力派ダンサーは日本でも生まれているんだけど
日本は評価の土壌、活躍の場が非常に少ない・・・

おもしろいんだけどなあダンス。

人間の根源的な一番古い芸術のひとつですよね。
だから本当は言葉の壁を超えて共有しやすいものの一つでありうるのだけど。

なんというか
説明できないものを「感じる」っていう鑑賞をしてくれる人が少ないのですよねえ。
日本には。

で、これと同じ理由で抽象絵画や彫刻も流行らないというか・・・

でもってこの悲しい現実には書も含まれており・・・。

筆で字が書いてあるってだけで書と呼んで、いいものも悪いものも一緒くたにされたり
いい書を見ても「読めな〜い」ってだけで切り捨てられたり。
古典的な書ですらそんな扱い。
前衛書なら言わずもがな・・・(ため息)

書はフォントじゃないんだよ。

何度も書はダンスだって言っていますが、
誰かが字を書けば即ダンスじゃないです。

いい書を書くにはいい動きが必要なのです。
どっちかだけはないのです。

すべて含めて一つの作品とでもいうか。

これはどの世界でもいえるのだと思います。
お茶やお花でもたぶんいい先生の所作は美しいのではないかな。
表現を実現するための理にかなった動きをしているはず。
小手先でちょっと見栄えをよくして通用するものではないはずです。

だから
私のフィルムダンスは絶対にほかの人とモチーフが被らないという強みがあって素人作品ながらもこうして認めてくれる人がいるという側面は否めませんが
それでもやっぱり私の動きを認めてくれている、ということに対して
ものすごく感激するのです。

ダンスたりうる書の動きは一日にしてならず

なのだ。

1月からこのグッドニュース。
こいつぁ春から縁起がいいわい!

いやいや棚ボタじゃないわい!

おはなしコンサートの春も来ないかな
「おはなしコンサート」(童音社)復刊にご協力ください。

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