Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

シーナ・イーストン

おはなしコンサート2

Kinkoの特技と言えば・・・

なんでしょうね。
カラオケ〜。

っていうのは知られてるんだろうか?
結婚してからは長いこと賃貸に暮らした住宅事情の影響もあってずいぶん減りましたが、基本的に歌っていないときはないくらい歌を歌っていた人なんですよね。
受験勉強中も数学の問題解きながらずっと歌っている。
しかもはなうたじゃなく熱唱。

で、特技という意味では、歌唱力よりも夫などには覚えの早さで驚かれます。
でまたしっかり覚えている。
懐メロなんて見た日にゃぁ画面見てなくても一緒にぜ〜んぶ歌っていたりして驚かれるのです。
なんせ20代くらいまでに興味をもった歌は歌詞を全部覚えないと気が済まなかったもので。
ずっと好きだったシーナ・イーストンのアルバムももちろん英語ですが文法がわからない中学生の頃でさえ全部覚える力の入れようでした。
それに関しては覚えるのが早いというよりはこだわりの域でしたけれども。
いずれにしてもメロディだけじゃなくて歌詞をしっかり覚えてしまいます。

最初は驚かれることに驚きましたが、たしかに夫は何回も聞いたり歌ったりした歌でさえ、歌詞の中身なんてまったくわからないことに気付きました。
今度はこれが驚き。
内容を気にせず歌う???

ある時この話をヨーロッパのアーティストにしたら
「ああ、サチヨはなんでも絵として捉えてしまうのね」
と言われました。
そうよ。絵じゃないの??
歌を聞けば歌の情景が見えるし、そうやって覚えるのじゃないの??
自分にとって当たり前のことが当たり前じゃないってこの時初めてわかりました。

そしてそれをよくよく考えてみれば、毎日毎日レコードから流れる物語を聞いて曲とともに俳優さんの声色とともに情景を描いていた幼い日の体験。
そのクセなんじゃないだろうか。
と思うのです。

「おはなしコンサート」

本当に私にとって大切な体験だったのだと思います。
そしてまた聞きたい。CDにならないかな。

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共感してくれる人、興味を持ってくれる人がいてくれたらいいなあと思います。
復刊にご協力ください。
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書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

今度はマルコ

ハイジのスイス。ネロのベルギー。今度はとうとうマルコの目指したブエノスアイレスだあ。
地理音痴の私がなんでずっと南米にあこがれていたかと思えばマルコだったのか。

まったく世界地図を広げたこともないくらいの時期に世界中の物語に触れていたのだわ。
本もそうだしカルピス劇場は大きいなあ。

しかもよくできていたんだよね。
実際の景色を見てマンガの通り!って思うわけで、よくまああんなに現地の取材が(多分当時は行かずに)できていたものだと感心してしまいます。

つい先週日本を発つ直前にサンテレビで放送していた映画のハイジを見て、山の斜面の角度まで同じで驚いてしまいました。
あの映画はあまりにもアニメに似たところがあるから監督はむしろアニメを下敷きにしているのじゃないかと思うくらいですが、それにしても実写とアニメの違和感のなさに昔の背景を描いた方々を尊敬してしまったのでした。

アルゼンチンに関しては毎週マルコの口から「ブエノスアイレス」という言葉は出てもゴールまで出てこない土地なのでブエノスアイレスの街そのもののイメージっていうのはあんまりなかったけれども昨日は日曜日のドレーゴ広場で道端でタンゴのダンサーとギターを見て本場を感じました。
ブエノスアイレス自体は白人ぽい人ばかりで町もヨーロッパの都会なので、あんまり南米に来たっていう感慨は実のところありません。
ど真ん中の日本人顔の私にはみんなやさしいけどね。
見るからに遠くから来た人だから。
ホテルのカフェの店員さん、これがお人形のようにかわいい金髪の美女、に
you look like a doll!!
って言われちゃった。
日本人形なんだろうねえ。
私が彼女をたとえているのはもちろんセーラが抱えている方の人形です。

まだまだ歩けていないのでこれからいろいろ発見できたらいいなと思います。

それにしても遠くなんだなあ。
まったくの地球の裏側っていうのはブラジルだと思っていたらアルゼンチンだって今回知りました(汗)
おかげで気温の差に体を慣らす必要がないのは助かりました。

来る直前久しぶりにシーナイーストンのHOMEというアルバムを聴いていて最終曲のcarry a dream〜をくちづさんでいながら、その時はそれが映画版マルコのエンディングだったことを意識していなかった。
でもなんか私のどこかが反応していたんだろうなあ。ブエノスアイレスと聞けばマルコ。
映画は見てないけど感じるものがあるんだろう。
もちろんアニメの主題歌は今でも気がつけばくちづさんでいる一番のお気に入りなので、やっぱり来るべくして来た土地なのだ。
今度私の作品がマドリッドに行くらしい。
私もマルコとは順番が逆だけどスペイン行けるかなあ?????

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