Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

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【独学でスペイン語!】多読21 150万語までの本

スペイン語多読続けています。100万語達成の興奮から1か月。
150万語になりました!

mondrago3MONDRAGO全7巻 (8歳〜)

これまた本屋さんのおすすめ。
ラファエル氏のおすすめは毎回いかにも少年向け。
一瞬どうしよう?
と思うけれど「せっかくだし」と買ってみると毎回おもしろい。
自分では手に取らないタイプの本が加わるので重宝です。

ドラゴンにまたがって4人の少年少女が「6つの種」を集めるお話。
巻頭に前巻までのあらすじがあるので途中からでも読めますが、全巻が独立した話ではなく長い話を7巻に分けたものです。
作者はスペイン人。構文がすっきりしていて読みやすい。
本屋さんによっては6歳~8歳の設定ですが1冊1万語を超えるボリューム。
手触りのよい紙に案外クラシックで美しい挿絵がふんだんに入っています。イラストはアルゼンチンの作家だそうです。

lucesLuces en el canal(8歳〜)

障害を持つ少年が船に住む無職の老人と出会い・・・
ある日、物乞いが少年にビッグなプレゼント。
子供向けならそこで終わりそうな感じだが、そこから予想外の展開。
ハッピーエンドなのか、現代の悲劇なのか・・・
今のこんな時代が舞台でもこんな昔話みたいな話が生まれるんだあ、と違った感慨も残る不思議な作品。

La nina invisible の作者Puna(プニャ)さんが描く挿絵がめちゃくちゃハッピー。
最後までページをめくるのが楽しいです。

saltoEl Bandido Saltodemata(8歳〜)

全然違うひびきの名前になっちゃっていますが、有名な大どろぼうホッツエンプロッツです。

有名ではありますが私は初めて読みました。
歌うコーヒーミルが欲しい☆と子供みたいに思ってみました♪
2017年に出た新訳バージョンですが、続編はないそうです。

reyEl rey Arturo cabalga de nuevo, mas o menos(8歳〜)

コスパがいい。
286ページあるのにシリーズのほかの本と同じ8.7ユーロ。
アーサー王率いる仲間が「鍋」をみつける旅へ。鍋をみつけたらご褒美。
魔法使いやら怪物やらキャラがどんどん出てきて・・・
鍋というのは斬新ながら、ありそうな話なので万一ちょっとくらいぼうっと読み飛ばしても何ら問題のない展開。おかげで4万語超えを1冊辞書なしで読み切りました!

amanda1Amanda Black1&2巻(9歳〜)

すごく売れてるみたいで、アマゾンでもやたら出てくる。
今年始まったばかりなのにすでに2巻。11月には3巻が。
口コミもいい意見ばかり。
古代エジプトの神を崇めるカルトに仕える泥棒一家ブラック家の末裔。家業を継ぐことを決めてアジトに移り住みトレーニングが始まる・・・。
とだけ紹介するとスカッとかっこいい話みたいですがどっこい超残念。1冊14.95ユーロもしたのに(涙)。子供にはおもしろいのかな。

スペイン語多読150万語達成記念の本がこんな感想に・・・。だからというかそれでもというか、本屋さんに次の10冊を注文しました。
200万語はいつ達成できるかな。頑張ります!

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」スタイルです。その分レベルは欲張らない。
スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
くわしくは→独学でスペイン語:番外編 落ちこぼれを1年で大学に!伝説の教師

(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)
独学でスペイン語:多読18 100冊達成!!!100万語

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

【独学でスペイン語!】多読20 力試し!12歳に挑戦

trovadorEl trovador oscuro(12歳〜)

作者のCarlo Frabettiはイタリア、ボローニャ出身の「数学者」だそうです。
でもたくさん作品を書いていて'El bosque de los grumos'は既読でした。      独学でスペイン語!多読2 今度は8歳
翻訳ではなくスペイン語で執筆することが多いそうです。
(本の紹介は下に)

8歳を100冊ってずっと言っていながら突然の12歳向け。
だって〜。
私も人の子。
この道が正しい!と思いながらも検証してみたくなるじゃありませんか。
それに表紙がきれいだったから・・・・・・。

10歳向けは8歳が厚くなっただけという印象でしたが、10歳はまだ小学生。
中学生レベルはどうかな???
字がいっぱいだ。
挿絵がひとつもない。
でも
正直、読めます。

初めて本を買って6歳向けを読み始めた時のほうが大変でした。
構文をとらえるだけで大変でしたから。
文を書き出して図解してやっと理解していました。
単語も片っ端から辞書でした。
辞書を引きたくても動詞の原形が推測できず四苦八苦したり。
その時のもようはこちら 独学でスペイン語!多読1 子供向けからスタート!

その頃に比べたら、ずっとずっとラクです。多読の成果!!!

でも、12歳以上レベル。
読めるとはいっても自分にとっての「新出単語」が多すぎて、とても一度に定着することはのぞめません。次に同じレベルの本を読んでも同じ単語をまた調べることが続きそう。

この本は特にかもしれませんが、
辞書にない単語がけっこう出てきて辞書の限界も感じました。
(現在は白水社の現代スペイン語辞典改訂版4万7千語収録)

読み物としてどうしても読みたい場合に読むことは可能。
でも、力をつけるにはやさしいものを繰り返し
辞書なしで読める語彙を着実に増やさねば。

原点にもどって8歳続けます!

さて、 今回ご紹介した本。
El trovador oscuroは実在した詩人のお話です。

ダンテの「神曲」にも登場した詩人らしいけど、「神曲」を読んでいた時には知らなかったから完全スルーしたみたいでまったく記憶にありません。(もっとものを知らないと「神曲」の価値もわからないわけですね。トホホ

日本語で検索してもほとんどわからない人物なので、こうして触れられるのはスペイン語のおかげ。

舞台は12世紀。宮廷人と詩人との間で交わされる高貴なせりふ回しに最初は少々とまどいましたが、
「あのことをおっしゃっているのでしたら、そうですわね、あやまりますわ」
なんて、お蝶婦人やベルばらみたいに訳しながら悦に入っていました。

主人公の容貌については描写がないのに、美しいマドンナが出てきた瞬間から若き美男子に脳内変換。
なので、読む方によって全然違う感想になったりして(笑)

読めると言い切りましたが1週間かかりました。
主人公のアルナウト・ダニエルについてだけでなく、文中にさらっと出てくるニーベルンゲン伝説、イギリスの妖精シルキー、ギリシャ詩人のサッフォー、十字軍などなど調べては休憩。
半分興味で半分休憩です。
とても一気読みは無理でした。
いきなりの12歳 +しかも時代物 +しかも芸術論やら陰謀やら
脳疲労がはんぱなく、チョコもたくさん食べました。

つまりコスパは断然いいのです。
児童向けとほぼ同じ価格で濃い内容が何日も楽しめ、新しい言葉をたくさん覚えられる・・・。
さて。いつ12歳にもどってこられるかな?

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
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【独学でスペイン語!】多読19 101冊め ちびっこ吸血鬼

記念すべき101冊目は?

vampiroEl pequeno vampiro(10歳〜)

下水道掃除屋さんと一緒に買ってあって、実はあの後すぐ読み始めたのですが苦痛になって途中で放り出していました。

邦訳が出ているようなので調べてみたら、原作はドイツで、ドラキュラの話でも怖い話じゃなくて友情や恋愛のファンタジーだという。映画にもなっているようす。でも・・・

中の挿絵は暗い。表紙の絵も微妙に怖いけど、挿絵はもっと暗い。

冒頭はドラキュラという特殊なキャラクターゆえの特殊な用語がたくさん出てきて辞書と首っ引き。
そうして頑張っても物語の展開がものすごくゆっくりで全然話が見えてこない。
なんでドイツではこんなのが人気なんだよお。

ところが!

8歳向けにもどって100万語を超え、再び開いてみたところ・・・

あら不思議。

すらすら読める♪

ちょうど中盤、物語が動き出したところでもあり、あっという間に最後まで読み終えてしまいました。

100万語達成の時には実感のなかった効果を100万語を超えてみたらしっかり実感♡

これは多読を続けにゃならん。

読破しつつも私は1冊で十分と思った当作ですが、続編も存在します。お好きな方にとっては多読の味方に!

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
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【独学でスペイン語!】多読16 スペインの新人発掘 

以前に紹介したPatio de lucesがおもしろかったので、マラガ市の児童文学賞受賞作を第一回から10年分読んでみました。8歳〜と12歳〜の2部門の作品が出版されていますが、今回は8歳の10冊。

selva

2010年 La bicicleta de Selva

表紙の絵からして期待させてくれます。
本全体がポエム。
作品は詩ではなく物語です。
説明なしにゆっくりひたってほしい1冊。

2011年 Fede quiere ser pirata
海賊になりたい4歳児Fedeのかなりやばい空想の世界。
たしかに子供の頃は周りにあるいろいろなものに疑問を持ったり考えたりしながらこんな風に忙しくしていることを思い出させてはくれるけれど、妊婦さんが読んだら産むのを躊躇しそうなひやひやの連続・・・。
果たして5歳の誕生日を迎えたFedeくんは。

palabra

2012年 Una terrible palabra de nueve letras

Fedeとは違ったタイプのちょっと困った難しい子が出てきたかと思うと・・・
裏表紙の内容紹介も読まずに読んでほしい。
冒頭から自分で戸惑って読んだほうが絶対おもしろい一冊。

2013年 Treinta y tres dias antes de conocerte
ううううう。
よくわからない。何なん?って思っているうちに終わってしまいました。

2014年 El club de los bichos
題名からゲテモノ好きの集まりの話かと思って中に気持ち悪い絵がないか確認してしまいました。
思春期の女の子のこわごわ、ひやひや、ドキドキの数日間の話。主人公のあだ名がゴキブリ。親友のニックネームがアリとクモ。だからこの3人がEl club de los bichos。

2015年 Cara de otro
基本的には問題を抱えた子供が悩み、乗り越えるといういい話。テンポもよくて読みやすい。
ところどころエピソードがえげつないのが残念。

2016年 Esmerarda y yo
年によって応募者が違うからレベルが違うのも仕方がないけど・・・。
この絵が好きと思える子供にならおもしろいのかな。
厚い上、挿絵は少なく字がぎっしり。わりきってしまえば多読には貢献してくれました。

gallimimus2017年 El gallimimus

タイトルの単語が辞書になく、本の中盤でようやくわかりました。
赤ちゃんが生まれるので夏休みにおばあちゃんの家にあずけられた男の子が文明にうとい不思議な女の子と出会い・・・。ありそうな話かと思いきや先が読めない。ドキドキあり、人情ありのいい話でした。

cazar2018年 Cazar un bosque, pescar un mar

動植物や虫などの名前が出てきて辞書は多めに出動。
タイトルの意味がわかった時、ものがたりが動き出します。祖父母と過ごすことになった夏休み。少年が自然のつながりや異国の文化へと心の目を開いていきます。やさしい人たちと澄んだ色のきれいな絵に囲まれながら気持ちのいい読書でした。

olga
2019年 El secreto de Olga

環境問題を扱いながらちっとも説教くさくなく、楽しい作品です。
ひときわ厚いのですが、80章に区切られていてポンポン読みやすい。ゴミの山をスマホ片手に旅している気がしない不思議なファンタジー。


こんなにあたりはずれがあると思わなかったけど、スペイン人の手による現代の作品を探すのがなかなか難しかったので、いい機会になりました。
少年少女向けの本のコーナーには、2014〜2016年のタイプの絵の入った本がたくさん並んでいます。本屋さんによっては「スペインにはこんなのしかないの?」と思ってしまうほど。
こうやって中身も知らずにまとめて取り寄せたりしなければ手に取ることはなかった。そんなタイプの作品に一応触れる経験ができたのも成果っていえるのかな?もういいけど。
マラガ市児童文学賞2021の作品ももう出版されているもようです。

さて、90冊まで来ました!多読の目標100冊まであとわずか。
私の独学スペイン語に、何か起きるかな。
この夏は多読マラソンだ!がんばりまーす。

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【独学でスペイン語!】多読15 下水掃除屋さん

独学でスペイン語勉強中。多読に挑戦です。

今回の本は、本屋さんが「くろ手団は名探偵」を勧めてくれた時に一緒に勧められていた本。
その時は
10歳向けだし。
絵がかわいくないし。
字がギュってつまってるし。
紙がテラっと光るツルツルのタイプだし。etc.etc.

ということで、すぐ脇によけちゃったんですが、次に行った時にも本屋さんはまた
「これおもしろいよ。子供の頃夢中になって読んだんだ」
と言ってる。

こんな小さな街の本屋さんがわざわざお店に常備してるってんだからおもしろいのかな?
たまには自分で選ばないタイプのを読むのもいいかな?
そんな感じで買っておいたのですが・・・

マジック・ツリーハウスの最後の3巻をグアアアアアアアっと一気に読んだ勢いで、同じ日に3分の2くらい読んでしまいました。翌朝読了。

klausそれが'KLAUS NOWAK, LIMPIADOR DE ALCANTARILLAS'

2007年のIBIという町の文学賞で優勝した作品で、スペイン人の作家によるものです。

表紙の絵からは、宇宙服かな?科学ものかな?なんて思わされ、書いたらネタバレになるかしら?なんて一瞬遠慮しましたが、そもそも本のタイトルになっちゃってますね。
下水掃除屋さんになった少年のお話です。

下水道が舞台になる話というのはGatos detectivesにもあるし、マジック・ツリーハウスにも出てきたし、なんたってジャン・バルジャンがとっくにいたし、めずらしいようでめずらしくないですが、そこで働く人が主人公。
地味に始まったはずが、気が付けばぐいぐい読まされていました。
少年が事件を解決するんだけれど、ミステリーってほどの謎解きじゃなく、やっぱり人が描かれているってことなのかな?
そこが10歳以上向けの醍醐味かもしれませんね。
この本も最後の一言に考えさせられます。

10歳以上向けですが、90ページの薄い本です。
レベルもマジック・ツリーハウスより読みやすかったかも。

意外と手ごろなシリーズかもしれません。
ただ、冒頭にも書きましたがツルツルの紙なので、夜中に電気の下で読むのは光っちゃって苦戦しました。

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
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【独学でスペイン語!】多読14 マジック・ツリーハウス18巻

独学でスペイン語勉強中。多読に挑戦です。

骨太な読書が続いたあとは・・・

7歳!

レベル下がってんじゃん!

いやいやそうおっしゃらないで。

たしかに薄いです。その上、半分くらいは絵!

でもです。

本屋さん曰く
「厚いけど、こっちの10歳向けのほうがやさしく読めるよ」

そう。私もそう推理しました。
なぜなら、このシリーズは7歳と8歳の兄妹があっちの時代、あっちの国へと行ってしまうアドベンチャーだからです。
恐竜のいる太古から月までいっちゃう。
つまり、いろんな分野のいろんな単語が出てくるということなのです。

というわけで、語彙を増やす学習目的で買ってみました。
1冊がこの分量でしかも7歳からでも読めるということは、浅く広くさまざまな単語に触れられるはず。

はたして・・・
第一巻恐竜の巻では10ページ目くらいから「爬虫類」とかプテラノドンとか出てきちゃってます。
pteranodonte以外にも辞書に載っていない単語がいっぱい!
現在使用しているのは白水社の現代スペイン語辞典で4万6千語収録されているものですが、そこに出てこない単語に会えるんです。
辞書に載っていたとしても、たとえば
「白亜紀」なんていうのは普通の小説には出てきませんよね。

でもご安心を。
やさしい文章の中に時々特別な単語が出てくるので子供が覚えるのと同じ感覚で出会える感じです。

世界各地がテーマになる中、日本は早くも5巻で登場。忍者の巻。

予想通り(?)忍者や侍についての記述には少々気になる間違いも・・・。
一応忍者はかっこいい感じになっているし、片目をつぶって楽しみましょう。

そうは言いながらけっこう知識も増えました。(私は7歳児レベルなのか?笑)

たとえば
クロマニョン人がちゃんとした毛皮の服を着ていた!

忍者のこともあるので鵜呑みはダメ。すぐ調べました。
するとかなり精巧にできた針で本格的な服を作っていたのがわかりました。
しかもおしゃれ。

ほかにもきっかけをもらっていろいろ調べ、収穫たくさんです。

casa原作はアメリカのMary Pope Osborne
でアメリカ版の劇画タッチの挿絵です。

スペイン語版はスペイン人によるイラスト。
私はこちらのやさしいタッチのほうが断然好きです。
妹アニーの無鉄砲が子供ながらの先走りとほほえましく見られるのもこの絵のおかげな気がします。


そんなほのぼのした絵とたっぷりの余白。
本業の方で余白を常に意識している私ですが、
こんなところで余白に感謝。

多読はいいけど目が悪くなりそー!と思っていたこの頃。
余白に癒されました。

心にも頭にもやさしい余白。
中の絵も全部カラーで、しかも構図がいい。
読むのに疲れた時など、ボーっと景色の絵を眺めているのが心地よかったです。

このシリーズも見開きのすべてに絵があり、解釈の手伝いもしてくれます。

日本語版「マジック・ツリーハウス」あるいは原語の英語を併用すれば、
人によってはかなり早い段階から使える便利なテキストになるのでは?

原作と日本語版は40冊を超えていますが
今のところスペイン語版は18巻で完結しています。
18巻でも少なくはないですが、18巻の終わりにそこまでの世界観がみごとにつながるさわやかな結末が待っているので私にはちょうどいい終わり方に思えました。

Serie La CASA MAGICA DEL ARBORの一冊はざっと見たところ5000語くらいでしょうか。
その量のおかげもありますが、やっぱりシリーズものは多読の味方です。

設定がわかっているし、作者の言い回しが同じなので
あとの巻になるほど読むのが早くなります。

スペイン語版18冊。一気に読み、思ったよりずっと早く累計80冊まできました。
私のスペイン語独学。ひとまずの目標は100冊。
多読でがんばりまーす!

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【独学でスペイン語!】多読13 誰もがクジラを愛してる???

ballena'Las ballenas cautivas'(8歳〜)
知り合いの息子さんが貸してくれました。
その子はもう11歳なので、お母さんが「急がなくていいわよ。」と言ってくれたのをいいことに積読になっていたもの。

だって!「8歳から」と書いてあるのに、今まで読んだ8歳向けより小さい字がびっしり並んでるし、絵もしぶすぎてなんだか難しそうなんだもの。

それでも、とうとう他の本をみんな読んでしまったので挑んでみました。

最初の数ページはものすごく辞書を引かないといけなかったし辛いかな〜?と思ったのですが、ぐっとこらえて・・・

エスキモーの家族がクジラを発見。
真冬の海に裸の上半身をつっこんでまでみつけたクジラなのにおじいちゃんは捕らないで助けるという。
なんで?

エスキモーの命への向き合い方とか、おじいちゃんを尊敬する孫のYakの姿とか、「いい話だな」と思って読み進める気になったのですが、意外な展開が待っていました。

実話をもとに作られたストーリーと書いてあるので「実話、クジラ救出」とか日本語でググってみたら同じ映画の記事がズラッと並びました。

「誰もがクジラを愛してる」(2012)

宣伝とか口コミを見ると、この話にそっくり。
もしかしてこのLas ballenas cautivasが原作?と思いましたが、
「誰もがクジラを愛してる」の原題はThe big miracleで、Tom RoseのThe big miracleという小説が原作なんだそうです。

同じ出来事をもとに作られたのは間違いないと思いますが、
ペルー出身のCarlos Villanes Cairoが1991年に書いた’Las ballenas cautivas’のほうはというと、Miracleという描き方はされていません。
クジラを食すエスキモーを非難するグリーンピースは出てこないし
クジラ救出大作戦をエキサイティングに描くというよりは、自然への畏怖を伝えるおじいちゃんと孫のシーンのほうに軸足がある気がしました。

でも最後のシーンのエスキモーの家族の言葉はどうとらえたらいいんだろう。

自分の海域ですらない北極のクジラを3頭助けるために軍まで動員して国をあげてのお祭り騒ぎをしたアメリカの不自然さを含め、いろいろ考えさせられる本でした。

まだ米ソ間がピリピリしているようすも書かれていたりして8歳の子にわかるの?と思いますが、私が借りた2011年出版の本の表紙には37版とあります。賢い子がいっぱいいるのね。

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【独学でスペイン語!】多読12 エクアドルの物語

2019年キト。

南米大陸で初めてパフォーマンスをしました。

長距離フライトだし、着いたら空気は薄いし、ミネラルウォーターだし、それだけでも体がきついのに、事前にたのんでおいた人材も時間も確保されていないわ、チーム内もややこしいわで、
いまだに腕と肩に後遺症が残るくらい一人で作業を背負うことになりました。

本当に苦しい体験だったけど、思い出されるのはいいことばかり。

パフォーマンスの成功はもちろんのこと

現地で出会ったおばちゃまと
赤道をまたいだり、お寿司を食べたり、楽しかった〜♪

その辺のドタバタは臨場感たっぷりに書いていたので
興味のある方はぜひコチラ

さて、そのキトでは胸躍るお土産がたくさん買えました。

でも買ったのはチョコやケーナだけじゃなーい!

ちゃんと本も買いました。

本屋さんで子供向けの売り場にいた店員さんに相談しました。
おすすめの本はありますか?といったら、最初は外国のものばかり見せられました。
「エクアドルに来た記念にエクアドルの作家のものがいいんです!」

困った顔をした店員さん。
しばらく考えてこの2冊をすすめてくれました。

IMG_20190927_150608’Los dias raros’(右)は絵本。

絵もエクアドルのアーティスト。
子供の売り場にありましたが文も絵も大人っぽいです。
文はとても少ないので帰ってきてすぐ読みましたが・・・わからない。

これはスペイン語力の問題ではなくて世界観の問題かな。いまだにわかりません。時々開いて考えようと思っています。

'Cuentos y tradiciones orales del Ecuador'(左)は
エクアドルの8つの地域に伝わる11の物語が収められています。
最初に地域の歴史や文化の説明があり、その後その地域の物語を楽しむという構成です。
物語好きの方だけでなく、
エクアドルについて研究している学生さんとかにも便利そうな本です。

表紙のようなカラーの挿絵が時々あって、ほかのページにはピラミッドの石に彫られているような鳥や魚の意匠があって南米の雰囲気を漂わせています。
文字も細かすぎるほどではなく、150ページというボリュームはすぐ読めるんじゃないかと思って買ったんですが・・・。
これも何度か挑んではあきらめるを繰り返していました。

やっと読めたー。
薄い本だけどちょっと時間がかかりました。

南米ならではのお話はもちろん、
「寿限無」のエクアドル版みたいな笑い話や
「王様の耳はロバの耳」そっくりな話
7つの頭を持つヘビを退治なんて話もヤマタノオロチみたいだな、なんて思いながら読みましたが、
地獄とか神さまとか非日常な世界の話で魔法まで使われちゃったりすると、きちんと単語と構文を理解しないと全然わからなくなっちゃいます。
でもわかった時に結構感動があったなあ。

スペイン語を始めなかったら触れられなかった世界だと思うので、スペイン語をやっててよかったなと思います。
他の国の昔話も読んでみたくなりました。

これからもスペイン語がんばるぞー!

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【独学でスペイン語!】多読11 ドン・キホーテ

終わったーーーーーーーーっ!!!
すごい達成感。
「ドン・キホーテ」をスペイン語で読みましたーーーーー!

とはいっても、もちろんこちらです。

don「スペイン語で読むやさしいドン・キホーテ」

前にご紹介した絵本「QUIJOTE」が5年眠っていたと申しましたが実はこちらも同じくらい眠らせてました。

同じくNHK出版の「やさしく読めるスペイン語の昔話」と「続・やさしく読めるスペイン語の昔話」同様、対訳と注釈がついていて辞書をひかずに読めるというつくりになっています。

しかしこちらはやさしくなかった・・・。

何度か挑もうとしたのですが、最初からつまづきました。
時代劇ですからね。
いくら対訳で右ページに意味が書いてあるといっても、2行目にいきなりhidalgo(=郷士)なんていう初級では、というか現代の生活では触れることのない単語が出てきてくじけました。

こまかーーーーーい字がぎっしりでとても終わりそうになく、たまに思い出しては「日本語訳だけでも」なんて開いてみるのですが、
だめだ。
と閉じるの繰り返し。

それがです。

すらすら読めちゃったーーーーーっ!

やっぱり50冊の壁を越えたからじゃないかしら。

たった二日で読めました。

幸四郎さんの「ラ・マンチャの男」を観劇したこともあるのに、いまいちイメージがつかめないでいたドン・キホーテ。でも、もう大丈夫。わかったぞお!

この本自体に色はなく、ゴヤの版画のようなしぶい挿絵が入っていて重々しいのですが、読んでいると、先日ご紹介した絵本「QUIJOTE」の色鮮やかなイメージが頭に浮かびました。

同時に、絵本では簡略化されすぎていて唐突だったシーンも「ああ、こういうことだったのか」と補うことで理解が深まりました。

読み終わってみれば、このぎっしりの文字数と重々しい装丁にむしろ誇らしさを感じさせてもらえます。

スペイン語を学ぶからには一度は読んでみたい「ドン・キホーテ」。

初級〜中級のスペイン語におさえられていますが、もっと堪能な方が読んでも読みごたえのある内容ではないでしょうか。
この本を作った方々の心意気を感じる良書です。

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スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
くわしくは→独学でスペイン語:番外編 落ちこぼれを1年で大学に!伝説の教師

(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)
独学でスペイン語:多読18 100冊達成!!!100万語

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

【独学でスペイン語!】多読10 オーディオブック

独学でスペイン語学習。
語学学習といえば本来はこういうのが浮かびますよね。
本文が収録されたCDつきで、耳で覚え、発音の練習ができるシリーズです。
中学、高校時代は英語の教科書のテープを買ってさんざんリピートしたっけ。

どんなもんかなと思って初級と中級を1冊ずつ購入しました。

実はとっくに買ってあったのですが、CDを聞くことができなかったので使えずにいて、それを口実に積読になっていました。

lazarillo de tormes「ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯」

16世紀に書かれたと思われるスペインのピカレスク文学の最古の作品だそうです。
ピカレスクっていうのはヒーローを礼賛するのではなく、ピカロ=悪い人が主人公の話のこと。

使用人として何人もの主人に仕える半生を描いた作品なのですが、仕える主人仕える主人にひどい目にあわされる内容なので、CDをリピートして聞いたり、ましてや反復して覚える気にはなりませんでした。

don juan tenorio「ドン・フアン・テノリオ」

ドンファンってDon Juanだったんですね!
女ったらしの代名詞だからイタリア発祥?かと思っていたらスペインだったとは。

イタリアに渡るとドン・ジョヴァンニか。

どっちも直観でとりあえず買ってみたのですが、原作について調べたりしてちょっとだけ賢くなりました。

スペインの文学の翻訳はとても少ないので、スペインの古典文学に興味を持たれた方はこのシリーズであらすじに触れて概観するのもいいかもしれません。

古典文学をやさしい表現で理解しやすく書き直してあり、本文は50ページほどですが、後ろに練習問題と、文中のちょっと難しめの単語の一覧があり、英、仏、独、伊、葡の訳がついています。

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
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