Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

柔道

暑いよ〜

まだ7月???
もうひと夏経験したかのような感覚・・・
これから夏本番とは。
う〜。
いま久々に仮名条幅を書いているんだけど、かわいてかわいて仕方がなーい!!
困ったなあ。
エアコン入れるともーっと乾いちゃうし。
うぐぐぐぐぐ。
・・・しかも途中で柔道見ちゃったしなあ。
まあよかったか。金メダルの瞬間見られたし。
一本が見たかったけどね。

柔道と言えば、見るたびイメージが変わっていくのでもやもやしませんか??
「待て」っていつからwaitに変わったのかなあ。
ジュリーとかいうのは、おすもうに近いものがあるからなんとか受け入れられるものの、帯から道着を出しっぱなしでびろびろのままやってる外人が圧倒的に多くてだらしなくて気分が悪いし。

なんてことを思っていたら誰かが、国際的になるってことは元からどんどん離れていくんですよ。って言ってた。
たとえばテニスと言えばウィンブルドンだけれども、テニスを生んだイギリスの先週はほとんど出てないとか。
サッカーもイギリスが生んだけど代名詞の国って言ったらいろいろ浮かんじゃうし。って。
たしかに。

そんなことを考えていたら書道も変わっちゃうのかなあ、ってちょっと気持ち悪くなった。
毎日展がパリでも公募するとか言ってたけど、いつか筆も「ふで」って呼ばれなくなっちゃったり、書道の良し悪しっていうかいい作品の基準がかわっちゃったりして。
墨が飛び散ったら減点!っとか?

まあいいや。
私はいつか自分が「どうだーっ!!」って言えるものが書けたらいいと思う。

おっとっと内村だ。
見なきゃ。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中

女子柔道3つ目の金。上野雅恵すごかったですね。

ただ、柔道を見ているといつも違和感を覚えるのは私だけでしょうか。
青い道着は見慣れてきましたが、時間短縮のために、はだけたまま試合を続けたり、これって「柔の道」からはずれてますよね。

それから、教育的指導。
昨日、上野もワザをしかける姿勢がない、と指導を受けてしまいましたが、あの時は逃げ腰じゃなかったし、間合いをはかっている積極的な時間だったと思います。

この「間」という感覚は、日本にはなくてはならないもので、書画でも、余白というのがとても大切な部分です。全部塗りつぶしてしまう西洋の柔道人には、試合中動かない時間が許せないんですね、きっと。
でも、できることなら、「マテ」とかの日本語だけじゃなくて、柔道が生まれた国のことももっと理解した上で世界に広がっていってほしいなあ、と思います。

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中

書に囲まれて

書のこと、日本のこと、真面目なことから始めよう!と思ってたのですが、後ろのテレビ画面に気もそぞろでムリ!!

柔道です。柔道。

8年前、柔ちゃんが気になって夜中にぼんやり見ていた柔道。でも、全然知らなかった小さくて細い男の子がおもしろいように一本勝ちを続けて金メダル。柔道っておもしろい!!と、にわかファンになりました。

その野村が3回目のオリンピック。

表情にはすっかり貫禄が。
何かを極めた人の顔って違うなあ。

あんまり気分が出ずにいたけど、最初に柔道を見せられちゃってまさにオリンピックモードに入っちゃった。
頑張れにっぽん!!

書家・美術家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆 
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