我が家の周りでは普通にイノシシに出会います。
人を襲うニュースなどもローカルニュースではけっこう流れます。
ところが最近六甲山ではイノシシだけじゃなくて鹿が多くなり過ぎて困ったことになっています。
神様のお使いなんて言っていられなくなっちゃったのね。
で、これまでのところ駆除した鹿はほとんど破棄されてきたのだけれども、人の都合で増えてしまった鹿を困ったからってただ処分するだけっていうのはよくない!ということで「おいしくいただこうではないか!」という動きが増えてきました。
鹿の肉はヘルシーなんだけれども、独特の臭みのために敬遠されてきたのだそうです。
でもそれを克服したシェフたちが増えてきて、食べる人も増えそうな気配、そんなニュースが続いています。

デパートに行ったらあった!

わざわざ山深いレストランに行かなくてもレストランが屋台?みたいな形で出店してました!

骨付きのベーコンみたいな塊を購入。食べてみました。

感想は・・・まあ、食べれる。

うまい!とまでは正直言いにくい。
でもまんま食べると非常食みたいな気分だけれども、刻んでチャーハンにしたりマヨネーズでサンドイッチにしたりしたら普通に使えるかな。と思いました。
スライスで食べる分にはからし醤油がおいしかったです。
少しでも鹿がこの世に生まれたことに意味が見出せるなら協力はしようかな。
敬遠されてきたというわりに安く手に入るわけでもないから自分に理由付けがいります。

でも、兵庫県には動物園もあるんだし、殺して捨てちゃうくらいならライオンにあげたらいけないんだろうか。
残酷??って騒ぐ人がいるのかなあ。
捨てちゃうことの方が酷い気がするけど。動物園のエサ代が高いっていう話もよく聞くし。
考えるほど疑問が湧いちゃう問題です。

書道家 金子祥代 Kinkoちゃん随筆
http://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに現代に通じるアートの世界を展開中