Kinkoちゃん随筆

書に遊ぶKinkoちゃんの気ままな日常 ・・・現代アートから海外情報、最近なぜか少年隊まで⁈なブログ

8歳

【独学でスペイン語!】多読21 150万語までの本

スペイン語多読続けています。100万語達成の興奮から1か月。
150万語になりました!

mondrago3MONDRAGO全7巻 (8歳〜)

これまた本屋さんのおすすめ。
ラファエル氏のおすすめは毎回いかにも少年向け。
一瞬どうしよう?
と思うけれど「せっかくだし」と買ってみると毎回おもしろい。
自分では手に取らないタイプの本が加わるので重宝です。

ドラゴンにまたがって4人の少年少女が「6つの種」を集めるお話。
巻頭に前巻までのあらすじがあるので途中からでも読めますが、全巻が独立した話ではなく長い話を7巻に分けたものです。
作者はスペイン人。構文がすっきりしていて読みやすい。
本屋さんによっては6歳~8歳の設定ですが1冊1万語を超えるボリューム。
手触りのよい紙に案外クラシックで美しい挿絵がふんだんに入っています。イラストはアルゼンチンの作家だそうです。

lucesLuces en el canal(8歳〜)

障害を持つ少年が船に住む無職の老人と出会い・・・
ある日、物乞いが少年にビッグなプレゼント。
子供向けならそこで終わりそうな感じだが、そこから予想外の展開。
ハッピーエンドなのか、現代の悲劇なのか・・・
今のこんな時代が舞台でもこんな昔話みたいな話が生まれるんだあ、と違った感慨も残る不思議な作品。

La nina invisible の作者Puna(プニャ)さんが描く挿絵がめちゃくちゃハッピー。
最後までページをめくるのが楽しいです。

saltoEl Bandido Saltodemata(8歳〜)

全然違うひびきの名前になっちゃっていますが、有名な大どろぼうホッツエンプロッツです。

有名ではありますが私は初めて読みました。
歌うコーヒーミルが欲しい☆と子供みたいに思ってみました♪
2017年に出た新訳バージョンですが、続編はないそうです。

reyEl rey Arturo cabalga de nuevo, mas o menos(8歳〜)

コスパがいい。
286ページあるのにシリーズのほかの本と同じ8.7ユーロ。
アーサー王率いる仲間が「鍋」をみつける旅へ。鍋をみつけたらご褒美。
魔法使いやら怪物やらキャラがどんどん出てきて・・・
鍋というのは斬新ながら、ありそうな話なので万一ちょっとくらいぼうっと読み飛ばしても何ら問題のない展開。おかげで4万語超えを1冊辞書なしで読み切りました!

amanda1Amanda Black1&2巻(9歳〜)

すごく売れてるみたいで、アマゾンでもやたら出てくる。
今年始まったばかりなのにすでに2巻。11月には3巻が。
口コミもいい意見ばかり。
古代エジプトの神を崇めるカルトに仕える泥棒一家ブラック家の末裔。家業を継ぐことを決めてアジトに移り住みトレーニングが始まる・・・。
とだけ紹介するとスカッとかっこいい話みたいですがどっこい超残念。1冊14.95ユーロもしたのに(涙)。子供にはおもしろいのかな。

スペイン語多読150万語達成記念の本がこんな感想に・・・。だからというかそれでもというか、本屋さんに次の10冊を注文しました。
200万語はいつ達成できるかな。頑張ります!

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」スタイルです。その分レベルは欲張らない。
スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
くわしくは→独学でスペイン語:番外編 落ちこぼれを1年で大学に!伝説の教師

(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)
独学でスペイン語:多読18 100冊達成!!!100万語

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
長年古典で培った書の力をベースに世界各地で現代アートの世界を展開中
インスタはこちら☆https://www.instagram.com/sachiyo.kaneko/

【独学でスペイン語!】多読17 90冊〜

独学でスペイン語。目標100冊へのラストスパートです。

久しぶりに大きい本屋さんに行って本を手に取りながら選んできました。

1冊目。Cerote y Flan (7歳〜)
表紙が魅力的だったので買ってみたのですが・・・。最初のエピソードがあまりにも下品。サルの生態としてもありえない。群れからはぐれた子ライオンをライオンの世界に戻してあげるまで面倒を見るサイ。子ライオンに分別を教えようとするシーンが繰り返されますが、最後までしらけた気分で読むことになりました。

pancho2冊目。El mejor enemigo del mundo (8歳〜)

世界最高の敵???タイトルからそそられます。
2月28日に生まれるはずが3月1日になってしまったばっかりに・・・。え?どういうこと?どういうこと?
多読なんていう目的を忘れてゆっくり時間をかけて楽しみました。
ひょんな失敗から友達をなくした少年。元親友は誕生日が同じ。今年も悔しい誕生日が来る。
そんな彼に魔術師が手を貸そうとします。それが魔術ではなく知恵と友情。さてどうなる?
著者はエクアドル出身。

fp3冊目。Fray Perico y su borrico (8歳〜)

私が買ったのはなんと73版!
なんだ。
ちゃんとスペイン発のヒット作が存在するじゃないですか。
調べてみたら初版は1980年で2005年までに全9巻出ており、5か国語に翻訳されて10か国で販売されているらしいです。


無知で純粋すぎる修道士Pericoがひき起こす騒動の数々。
カラッと明るくテンポがいいので子供っぽいとかバカバカしいとか感じることなく気軽に読めます。
案外辞書を回数が多いし、辞書に載っていない表現もけっこうある上、2万5000語のボリューム。気軽なつもりがしっかり充実した多読。

タイトルにあるborriocoはロバ。
「ドン・キホーテ」「プラテーロとわたし」そしてこのFray Perico y su borrico。
スペインでヒットするにはロバ???

nina4冊目。La nina invisible (8歳〜)

「もののけ姫」???と思ってしまう表紙です。

2018年のPREMIO EL BARCO DE VAPOR受賞作。
SM出版のEL BARCO DE VAPORというのはトム・ソーヤにちなんで名づけられた児童文学シリーズだそう。
シリーズの名前を冠したPREMIO EL BARCO DE VAPORは1978年に生まれたスペインで最初の児童文学賞で、第2回の受賞作がFray Perico y su borricoなのだそうです。それから40年。
わずか2年で5版のこの作品も期待できる・・・?

勇気ある女の子が活躍する話は数あれど、女性作家が書くと時々手前勝手なところが目立って同性ながらけむたいことがあるけれど、これは作者が男性だから?さわやかでした。
原始時代っぽい設定で昔話風なのに軽やかだし、かといってうそっぽくなく主人公と一緒にドキドキ冒険しました。絵がまたいいです。お話の空気そのもの。
アルタミラの壁画は本当にこんな風にできたのかも?なんて夢がふくらみました。

5冊目。Los Protectores (8歳〜)

これも同じ賞の2016年受賞作。
EL BARCO DE VAPORシリーズの8歳向けの中でひときわ厚い251ページ。
量もさることながら8歳には内容がちょっときついのではないかな?
町のワルをやっつける話だけど、ワルがちょっとワル過ぎて冒頭からひいてしまいました。
複雑な心情表現や場面の説明がなく、10歳児のひとりごとが多いので文章はやさしいです。短い文が多いし。
映画みたいに次々に事件が続くので、ワルに抵抗がない方にはおもしろいのではないでしょうか。料金は同じなので単純に見ればコスパはいいです。

ivan6冊め。Las aventuras de Vania el forzudo (9歳〜)

明るい表紙の絵に誘われて手に取りました。
44版。これなら裏切られることはなさそうだ。
読み始めるといかにも童話という感じのオープニング。
こういうほうが読んでいてほっとするなあ。
作者はチェコ出身か。挿絵はコロンビア出身。
インターナショナルだな。チェコの作家の本って読んだことないな。どんどん楽しみが膨らみました。

力持ちが出てくるみたいなのでもしや?と思いながら読みましたが、やっぱりこれは有名なお話でした。
邦訳は「大力のワーニャ」
Vaniaがワーニャとは気がつかなかった・・・。
Otfried Preussler というスペルを見てもまったくピンとこなかったのですが、作者はオトフリート・プロイスラー。「大どろぼうホッツェンプロッツ」で有名な作家です。ドイツで活躍し、ドイツ文学の扱いなんですね。
単なる力持ちの話にしては本が厚いなと思ったら壮大なストーリーが待っていました。
9歳以上設定だから?昔話だから?ちゃんとした文学だから?
とにかくたくさん辞書をひきました・・・。
でもそれが嫌じゃなかったのは物語の力でしょうか。

おもしろかったけどさすがに疲れたー。

目が本の上をなでるだけになってふらふらして布団に入る日が続いてしまいました。

語学はつくづく根性だ!
いよいよ多読の目標100冊読破目前。がんばります!

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
スペイン語は独学なのでKinko流多読です。
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(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)
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【独学でスペイン語!】多読16 スペインの新人発掘 

以前に紹介したPatio de lucesがおもしろかったので、マラガ市の児童文学賞受賞作を第一回から10年分読んでみました。8歳〜と12歳〜の2部門の作品が出版されていますが、今回は8歳の10冊。

selva

2010年 La bicicleta de Selva

表紙の絵からして期待させてくれます。
本全体がポエム。
作品は詩ではなく物語です。
説明なしにゆっくりひたってほしい1冊。

2011年 Fede quiere ser pirata
海賊になりたい4歳児Fedeのかなりやばい空想の世界。
たしかに子供の頃は周りにあるいろいろなものに疑問を持ったり考えたりしながらこんな風に忙しくしていることを思い出させてはくれるけれど、妊婦さんが読んだら産むのを躊躇しそうなひやひやの連続・・・。
果たして5歳の誕生日を迎えたFedeくんは。

palabra

2012年 Una terrible palabra de nueve letras

Fedeとは違ったタイプのちょっと困った難しい子が出てきたかと思うと・・・
裏表紙の内容紹介も読まずに読んでほしい。
冒頭から自分で戸惑って読んだほうが絶対おもしろい一冊。

2013年 Treinta y tres dias antes de conocerte
ううううう。
よくわからない。何なん?って思っているうちに終わってしまいました。

2014年 El club de los bichos
題名からゲテモノ好きの集まりの話かと思って中に気持ち悪い絵がないか確認してしまいました。
思春期の女の子のこわごわ、ひやひや、ドキドキの数日間の話。主人公のあだ名がゴキブリ。親友のニックネームがアリとクモ。だからこの3人がEl club de los bichos。

2015年 Cara de otro
基本的には問題を抱えた子供が悩み、乗り越えるといういい話。テンポもよくて読みやすい。
ところどころエピソードがえげつないのが残念。

2016年 Esmerarda y yo
年によって応募者が違うからレベルが違うのも仕方がないけど・・・。
この絵が好きと思える子供にならおもしろいのかな。
厚い上、挿絵は少なく字がぎっしり。わりきってしまえば多読には貢献してくれました。

gallimimus2017年 El gallimimus

タイトルの単語が辞書になく、本の中盤でようやくわかりました。
赤ちゃんが生まれるので夏休みにおばあちゃんの家にあずけられた男の子が文明にうとい不思議な女の子と出会い・・・。ありそうな話かと思いきや先が読めない。ドキドキあり、人情ありのいい話でした。

cazar2018年 Cazar un bosque, pescar un mar

動植物や虫などの名前が出てきて辞書は多めに出動。
タイトルの意味がわかった時、ものがたりが動き出します。祖父母と過ごすことになった夏休み。少年が自然のつながりや異国の文化へと心の目を開いていきます。やさしい人たちと澄んだ色のきれいな絵に囲まれながら気持ちのいい読書でした。

olga
2019年 El secreto de Olga

環境問題を扱いながらちっとも説教くさくなく、楽しい作品です。
ひときわ厚いのですが、80章に区切られていてポンポン読みやすい。ゴミの山をスマホ片手に旅している気がしない不思議なファンタジー。


こんなにあたりはずれがあると思わなかったけど、スペイン人の手による現代の作品を探すのがなかなか難しかったので、いい機会になりました。
少年少女向けの本のコーナーには、2014〜2016年のタイプの絵の入った本がたくさん並んでいます。本屋さんによっては「スペインにはこんなのしかないの?」と思ってしまうほど。
こうやって中身も知らずにまとめて取り寄せたりしなければ手に取ることはなかった。そんなタイプの作品に一応触れる経験ができたのも成果っていえるのかな?もういいけど。
マラガ市児童文学賞2021の作品ももう出版されているもようです。

さて、90冊まで来ました!多読の目標100冊まであとわずか。
私の独学スペイン語に、何か起きるかな。
この夏は多読マラソンだ!がんばりまーす。

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【独学でスペイン語!】多読8 50冊超えました!!!

スペイン語独学中。読書づけの昨今です。
3年ぶりに受験生みたいに本にかじりついて文字通り多読中。

ぼちぼち本を読み始めたのが3年前。
最初はずいぶん時間がかかりましたが、最近は8歳向けなら1日で読めるようになりました。
2冊読んだ日もあります。

プチ二コラ」以降なかなか自分のレベルに合っていて、しかも楽しめる本に出会えず、キャンディキャンディとかキャプテン翼を見たりしていましたが、やっぱり読書のほうが力がつくのを実感しています。多読を目指してよかった。

昨年末のGatos Detectives読破ではずみがつきました。
50冊っていうのは数字だけでなく何か節目になるのではないでしょうか。
急に読むのが楽になりました。

ちょっと調べてみたら、英語学習の世界では多読の効果が出る目安は100万語だとか。
スペイン語の多読でも似たようなもんですよね、きっと。
8歳向けの本の1ページには100語くらいあるとすると100ページで1万語。
100冊読めばいい計算になります。
あれ?
案外いけそうですね。今年の夏の間に達成できるかも!!

ちょうどいい本がこれからもみつかるといいなあ。

では、最近読んだ本をご紹介します。
やっとスペイン人作家の作品をまとめて読むことができました。

♪ Casita Bajo Tierra(7〜9歳)
casita bajo本屋さんの店頭にたまたま1冊あったので手にとったら豪華な装丁にときめいて思わず買っちゃった絵本。

題字にも葉っぱの間のキイチゴの実にも金色が光っています。

小さなウサギさんたちが、わーっと張り切って失敗してわーん!って感じで子供っぽいかな、と思ったんですが、どうしても本棚に全部並べたくなっちゃって残りの3冊もそろえてしまいました。casita
本棚に高級感♡

子供っぽい内容のはずなんですが、スペイン人作家の個性とでもいうのでしょうか。同じ動作を表す単語でも今まで読んだ翻訳ものとは違う単語が使われていて、けっこう辞書を引くはめになりました。

大事件が起きるわけでもなく、淡々と読んでいたのに、読み終わってから時々、ウサギさんたちの家=大きなナラの木のある原っぱの風景がふわっと脳裏に広がることがあります。
本の働きって不思議ですね。

♪ Patio de luces(8歳〜)
1patio
これはおもしろかったです。

表紙から想像したのと全く違う展開でした。
どうなるの?どうなるの?とどんどん惹きこまれます。

おじいちゃんがポルテロ(管理人)として働くアパートに金曜日になると預けられる孫娘。住人の洗濯物を眺めながらどんな人なのか空想、いや、もはや妄想にふけります。

強い思い込みから住人さんに失礼な態度をとるのだけれど・・・

時にウソまでつくかと思えば急に素直に鳥の声に聞き入ってうっとりしたり、子供のリアルが描かれています。でもこのタイプのキャラって案外あたらしい。

表紙にもある通りマラガ市の文学賞2020 infantil部門の受賞作ですが、まったく子供におもねた感じのない、大人にもおすすめのお話です。

♪ Mi abuelo tenia un hotel(8歳〜)
1abuelo
おじいちゃんつながりになりましたが、こちらはおじいちゃんの昔話です。

おばあちゃんとのロマンチックな出会いから二人で始めたホテルのこだわりや、お客さんとのあれこれ。
こちらも子供向けの受賞作なのにまったく子供っぽくありません。

むしろ20代のOLさんとかの好物じゃ?
少なくとも私はこういうの好きだったっけなあ。

これからもスペイン語は独学。多読でがんばります!!!

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
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【独学でスペイン語!】多読5 Agencia Detectives Num.2

スペイン語独学中。
ひきつづき8歳レベルの本を読んでいます。

なんたって字が大きい。余白が多い。

しかも1冊が100ページくらいだと苦し〜〜〜〜〜!と思わないうちに終われるのが助かります。
同じ苦労なら少しでも快適に行こう!

Gatos Detectivesみたいに大人も楽しめる内容のが他にもないかと探していました。(以前8歳向けをまとめた記事はこちら

そして、出会ったのがこのシリーズ。
Agencia de Detectives Num.2
たまたまスーパーでみつけました。
真空パックされちゃっていて立ち読みができず、読みごたえがなかったらどうしよう?読みにくい作りだったらどうしよう?と思いながらも直観を信じて購入。

開いてほっとしました。
手触りのいい紙に色味をおさえたやさしいカラーの挿絵。
しかもすべてのページに大なり小なりのイラストがあり絵本のようです。
勉強感なし。子供の気分で冒険だ。

挿絵のペンに「MIYAZAKI」とあることからイラストレーターはジブリファン?と思いました。
キャラクターが日本人にもとっつきやすいやさしい顔です。

主人公はオリバー少年と少女ティリルと犬のハチ(原語ではAtto=8)
町で2つめになる探偵事務所をかまえて町の事件を解決しています。
ほのぼのした雰囲気ですがスマホやパソコンを使う現代のお話です。

作者のヨルン・リエル・ホルストはなんと元警察の上級調査官。
ストーリーはやさしい文体でありながら科学的に裏付けられた豆知識も織り込まれての謎解きになっています。
出版社の紹介している推薦文の表現を借りれば「実際的で教育的な事件」を扱った推理ものなので過剰な警察用語や不穏な言葉は出てきません。身の回りの単語を覚えるのにとてもいい教材になると思います。
このレベルの本を辞書なしですらすら読めるようになったら、もう日常会話で困ることはないのではないでしょうか。

このまま8歳まっしぐらでたくさん読むぞお!

ありがたいことに、このシリーズは世界で200万冊も売れている人気作品で、すでに25巻まであるそうです。スペイン語では12巻プラス番外編(捜査マニュアル)が出版されています。

推理もの+シリーズもの+長編っていう多読をスムーズに実現する要素満載。
これは助かる!

実際に飽きることなく一気に13冊続けて読みました。
最初は2日かかって1冊だったのが1日で1冊になり、最後の頃は1.5冊くらいと、こんなわずかなうちにもスピードアップ。
日常的な動作や道具が繰り返し出てくるので後の巻になるほど辞書を引く回数が少なくなりました。

detectives
この文章量で1冊12ユーロは決して安くはないですが、豊富な挿絵が文章の理解を助けてくれるので文の構造にこだわった精読が一人でしっかりできます。使い方によっては速読にも便利。

絵本仕立ての装丁はそれだけで気持ちがあがりますし、紙質もあいまって辞書を引いている間も本が閉じません。小さいようで大きなメリットです。

これも「できることなら日本の子供たちに広く紹介したい!スペイン語が上達した暁には私が翻訳を・・・」なんて空想するも・・・これ「も」スペインの作品ではなく・・・

ノルウェーの作品なんですよねえ。
同作家の大人向け推理小説はいくつか邦訳が出ているようなので、いつかこの子供向けシリーズも日本語版が出るといいですね。
少なくともノルウェー語、スペイン語を勉強している方にまずはおすすめ。

捜査のイロハを子供たちが実践しながら理解できるよう編集された番外編Manualでは、さらに単語を覚えることができます。

ノルウェーの文学って私、触れたことあったっけ?
調べてみたらイプセンがいました。「人形の家」の。
それから「ソフィの世界(ヨースタイン・ゴルデル)」もノルウェーでしたね。
ノルウェー大使館広報によれば、ノルウェー語は世界で最も翻訳されている15言語のひとつだそうです。
しかも近年児童文学が充実しているそうな。
これは多読の鉱脈をみつけたかなあ?スペイン語訳がたくさん出ているといいな。

スペイン語独学の道はながーい!
もしご紹介した教材に何か感想持たれた方や、他にもこんなのがあるよという方は是非コメントお寄せください。これからも独学でスペイン語、がんばりまーす♪

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【独学でスペイン語!】多読4 Gatos Detectives

今日ご紹介するのは Gatos Detectives

100年前の麗しきパリの街を舞台に4匹の猫さんが大活躍するお話です。
もうこれを聞いただけでわくわくしませんか?

Kinkoの超〜〜〜〜〜〜〜〜おすすめ。

子供向け作品ではありますが、全然子供チックじゃありません。
ドタバタがありながら品がある。

los gatos detectives
◯◯おしゃれ

◯◯粋

◯◯そしてわくわく。


ルパン三世を初めて見たときのような?

1冊目を読み始めた段階で「これは!」と感じたので残りの5巻をまとめて注文し、一気に読んでしまいました。

主役の4匹はそのままに6冊のどれから読んでも問題ない独立した内容で、しかも一気に読んでも飽きないくらい違う展開が待っています。
探偵猫さんが、飼い主やほかの大好きなやさしい人たちを助けるために陰ながら事件を解決するのですが、人間たちは誰もそれが猫たちの力とは知りません。

猫さんたちは犯人のことを「恥知らず」と呼びます。エサのためでも、もちろんお金のためでもなく正義のために頑張るのです。

猫たちが「あいつには借りがあるからな。まず借りを返さなきゃ」

なんて言ったり 

「終わりよければすべてよし」

なんてしめくくったり

日本の昔話だったかな?なんて感じちゃいますね。普遍性のある名作じゃないでしょうか。

2013年発表の作品のようですが、まだ邦訳は出ていない模様です。

うううう 残念!

どうしてイタリアの作品なんだろう。
これがスペイン語原作だったらどうにかこうにか翻訳して紹介する道を模索したいくらいです。
でも原作から直接訳せないとなるとそういうわけにいきません。

もはやスペイン語の学習という概念を超えて、せめてイタリア語、スペイン語を学んでいる方にだけでも読んでいただきたい!

スペインの子供向けの本で子供っぽくない雰囲気のものを探すと世界名作シリーズみたいになっちゃうんですよねえ。それでよければものすごくおしゃれな装丁のシリーズがいくつか存在します。本棚にずらっとそろえてみたい気はする。
内容がわかる分、学習に便利なところもありますが、今の私はできれば知らない話に触れてみたい。

今後もそういう本を探してみたいと思います。

Gatos Detectivesは本屋さんでは8歳から10歳くらいの子供のコーナーにありましたがアマゾンでは7歳からとなっています。
すべての巻が10章からなっていて、1章ごとに素敵な挿絵が2つずつ。
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これは多読の苦しさを緩和してくれます。

いくらおもしろい作品でも時々は辞書を引くのがつらくなる瞬間が訪れますよね。
それを救ってくれます。

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イラストのないページにもこんな感じの演出が。
昼バージョンと夜バージョン交互でリズムをつけて応援してくれます。

私はだいたい1日1章、乗ってくると3章から4章くらい読んでしまいました。

さて、今日はクリスマスイブなのでもう一つ♪
papanoel https://kinkochan.blog.jp/
こちらもイタリアの作品です。
クリスマスのインテリアとしてもおしゃれ。

一見クラシックな雰囲気ですが、お話の舞台はまさに現在。
サンタさんが再就職先を探さないといけないなんて!

イラストは現代的な大人のテイストです。読みながら眺めているとじわじわかわいさが増す不思議な魅力。色もおしゃれでファンタジーに浸らせてくれます。

これは完全な絵本なので全ページにわたってふんだんにイラストが入っていますが、小さめの文字でなかなかに読む分量もあり、まさに大人の学習者におあつらえ向きの作品ではないでしょうか。

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【独学でスペイン語!】多読2 今度は8歳

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8歳向けの本たち。

先日の仮説は正しかった!
小学校就学前に文法っていうのは習得しちゃっているんだな。

6歳向けの本と8歳向けの本に文法的なレベルの差は感じないです。

字が少し小さくなって1ページあたりの単語が増えて、ページが少々増えるだけという感触。

100ページを超えるものもありましたが、続きが知りたくてわくわくして辞書を引くのもおっくうじゃない。
13日に特訓終了!って書いたのですが、ここでやめたらまたゼロにもどってしまいそうな気がして予定を変更。9月いっぱいスペイン語に捧げることにしました。
結局毎日12時間くらいはお勉強。
でも文法ドリルの12時間とは気分が全然ちがーう。
子供向けの本なので、本文の文字が大きいから目の疲れも感じません。
肩こりもない。
勉強という名のもとに楽しい時間を過ごしています。

この5冊の中で一番おもしろかったのは真ん中の
「La bicicleta es mia(その自転車ぼくの)」。
今まで読んだ中で唯一のスペイン人作家。

次は「Agu Trot」。
Agu Trotは日本語訳も出ているみたいですね。
それもそのはず
作者は「チャーリーとチョコレート工場」を書いたロアルド・ダール。
超有名な作家のようで・・・。
この作家だけ表紙の名前が本のタイトルより目立ったデザイン。
それほど有名ってことですね。後から知りました。
せっかくだからこの作家の作品を追いかけようかなあ、とちょっと思いました。
でも検討の末却下。
おもしろいはおもしろいけど何か舌にほんのちょっと嫌な味が残るっていうのか。
写真の中のもう一冊のキツネの話と合わせて2冊読んだだけの印象なんですが
映画の「チャーリー・・・」もそういうところあったし・・・。

作品によっていろいろありますが基本的には
難しすぎず長すぎず、いい感じで楽しみました。

それでも8歳っていうのはちょっと難しい年ごろなのかな?
写真の中のタコの絵がある本などは、天才バカボンみたいなナンセンスな話が色々並んでいるんだけれど、理解はできても私が使うことは絶対にない表現のオンパレード。
言葉遊びにいたっては初級の外国人学習者には不要どころか混乱のもと。
読みながらいちいち
たしかにこのくらいの年の男の子がはまりそうだなー。
とは思いました。
この手の作品はピンポイントでこの年頃に集中していそうなので選ぶ時に慎重にならなければ。
ということで
8歳向けは終了することに。

いよいよ10歳向けへステップアップ。
楽しみ〜。

注)「多読なのに辞書?」って思われるかもしれませんが「精読でなるべくたくさん読む」っていうのに挑戦中です。その分レベルは欲張らない。
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