200日。
きつい時もあったけどあっという間だったな。

旅先でも寝込んでいる日でもとにかく20問ほどは解く毎日。

PCはなるべく本当は触りたくないから
Duolingo前はPC完全オフの日っていうのが結構しょっちゅうあったのが
今はできない。
それだけは困っていますが、
Duolingoさんも進化し続けていて
私が指摘した誤解答も何度か「直しました。ご指摘ありがとう」のメールが来たり
ある日突然現れたLabコーナーの読解問題が今ではset4まで出現。
もうちょっとは頑張ろうと思わせてくれます。

こないだ行ったギャラリーのオープニングで
おしゃべりしていたら
少しは考える前に単語が口をつくっていう瞬間があったし。
前進を自覚できた。
相手の方が親切で頭がよくて初心者にも答えやすい会話を誘導してくれた
というすばらしい条件付きのおしゃべりだったけど。

まだまだスペイン語習得には遠いです。。。。。

全問解いて金のふくろうさんをもらってからは
新しい文は滅多に出てこない=ひたすら復習
なので
最近は子供向けの本を読み始めました。

6歳向けです。タハハ

6歳でもネイティブの場合、文法は使いこなせちゃうので十分な難易度です。
さすがに幼児向けの本は
内容が楽しめないし。
でも、内容も幼稚くなくて、挿絵もマンガチックじゃない美しい読み物シリーズをみつけたのでしばらく続けてみようかなあと思っています。

テレビドラマも見始めました。
去年の今頃はテレビがあるアパートにいたので
見られそうなのを探していたのだけれども
にぎやかなドタバタしかみつからなくてあきらめていました。
スペイン語力の問題以前につまんない!

でも過去のテレビ番組が公式に無料でネット配信されているのを知って
コツコツ探した結果ようやくみつけました。

Cuentame como paso

NHKでやっていたフルハウスなどの枠のように
家族の日常を描いたもので、子供から大人までだれでも楽しめるお話。
なので汚い言い回しもないし流行り言葉を使わないので学習に最適!
な気がしています。

1969年から始まるこのドラマ。
子供たちが地べたに絵をかいて遊んでいる姿とか
洗濯機が
ミシンが
一つずつ届いてはお母さんとお婆ちゃんの生活が変わっていく様子とか
お姉ちゃんがパスポートをとって外国に行くっていうことが
わずかロンドンまでの旅だというのに大騒ぎだったり
日本の昭和とおんなじ。

登場するファッションや音楽を通しても
昔はヨーロッパっていうのは遠い遠いところだと思っていたのに
こんなに流行はリンクしていたのか〜と思ったり。

今ではスペインに来て日本人が驚くのは道端のキス、という人が多いけれど
1969年には
そんなカップルを
通りすがりのおばちゃまたちが顔をしかめて見ていたり、
公園で抱き合っているカップルが警察に注意されたり

日本の感覚ときわめて近かった様子。
それには道徳観だけでなくフランコ独裁政権の影響も大きかったようでもありますが、
独裁が終わって自由を手に入れてからの反動はすごかったんだな、
なんて変化のスピードに驚き。
半面、普通の生活はあんまり変わっていないんだなあ、
なんて日本との違いを痛感したり。
この「変わらない」は美徳だと思うので見ていて心地がいい。

冷凍食品やコンビニで空腹を満たして
部屋はロボットが掃除して
買い物はみんな宅急便に届けてもらって
浮いた時間と体力で
何か素敵なことをするかと思いきや生まれているのは心の闇。ストレス。
って。。。
日本残念すぎ。

ともかく今はこの「変わらない」をガヤに惑わされずに実践できるのがありがたい

Duolingoの話からずいぶん遠くまで来ちゃったけど
この環境も英語が少しはできたからきっかけが得られたわけだから
スペイン語でもっと世界を広げられたらもっと人生が豊かになるはず。
続けよう!

Duolingo(デュオリンゴ)体験記、独学で使ったテキスト、読み物、動画など随時追加しています。よろしければカテゴリー「スペイン語」をご覧ください
(残念ながらこのブログではスペイン語特有のエニェとかアクセントとかが正しく表示できません。悪しからずご了承ください)
独学でスペイン語:番外編 落ちこぼれを1年で大学に!伝説の教師

【Kinkoちゃん随筆】 書家・美術家 金子祥代 https://www.kinkochan.com/
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